ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

笹ヶ峰キノコキャンプ、でも有効活用されない観光地

2018-10-29 08:36:08 | アウトドア
秋になり、笹ヶ峰で恒例のキノコキャンプを

昼集合なので朝、ゆっくりと自宅を出たら、早速高速道路で事故渋滞。
普段、運転しない人が運転すれば事故も増えます。やっぱり朝、早い方が逆に安心(九州、四国からのトラックを除いて。だいたい、皆さん眠気に襲われる時間帯なので)
天気は好転予想ながら雨。

安曇野あたりでようやく晴れ間、虹も北アルプスにかかっていて綺麗。

いつもの姨捨SAからは善光寺平、雲の中の妙高方面。
国道18号から笹ヶ峰林道に入ると猛烈な雨。
ところが、笹ヶ峰に近づくと、天気が回復


いつものミズナラの古木も。


なにか、童話の挿絵のような、笹ヶ峰牧場。
やっぱり”笹ヶ峰マジック”
晴れ間が出た笹ヶ峰でキノコ探索




今年はキノコの出がいつもと違い、勝手が違っていますが、でも、キノコを見つけると皆さん、素敵な笑顔

あとはダム周辺を散策。




そしてまたキノコ




先日、福井県武生の知人から頂いたお菓子を食べながら


そしてキノコずくしの夜の開始

今日、採ったキノコに、参加者が海谷で採ったキノコ、事前にTさんが採ったキノコなど、沢山



そして夜更けて、大人の火遊び

今年は台風が多く、キャンプ場周辺には倒れた木々が沢山。焚き火には事欠きませんが、いかんせん、新鮮な倒木なので中々燃え上がりません。

でも、焚き火はかまっちやダメ、とのTさんのお言葉通り、逆にほおっておいたら燃え上がりました!
月夜も綺麗、と言うことは寒い夜!
朝、起きると


霜が。


朝、それぞれに、そしてキノコ汁の残りに色々と手を加えて最高のブレックファースト

用事のある人達を見送ってから笹ヶ峰牧場を散策

”冬ワラビ”


笹ヶ峰神社には不思議な巨木

二つの木が、くっついているように

そして記念撮影

東京の実家による我々は途中で失礼して、途中、笹ヶ峰を写真でパチリと。

実家への途中、秋限定の釜めし

午後、登戸の父親のお墓経由名古屋へ
車の中で突然、カメムシの臭いが。

そのたびにモソモソと。
何匹も出てきました。自然の中から都会へ連れられてきて、ポイっと捨てられるのも可哀想な気もしますが。

ところで、妙高笹ヶ峰は本当に素晴らしい、そして日本離れした風景です。しかし妙高市も含めて地元はまったく宣伝していません。少しは宣伝していますが、どこかのコンサルタントに頼んだようないい加減なもの。
やっぱり、ソフトよりハード、つまり、建物建てたり、道路を作ることには興味あるけれども(土建屋さんにはお金落ちますが)、どうやって上手く使うかということには興味ない!というか外部の訳のわからない連中に任せっきり。
田舎が都会のめざとい連中にだまされている構造、そのもの。
せっかくの”資源”が有効活用されていません。
残念ですね。
もっと地元の知恵を、そして一度、地元を離れて地元の良さのわかる若い人達を上手く活用すれば、と。
いつまでも、昔ながらの年寄り連中に任せず、若い人達に任せるようにしたら良いのに。
まあ、あまり宣伝しすぎて来てもらっては困る(国の)外国人が増えても困りますが。
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晩秋のお気に入りの山登り、そして吟田川で

2018-10-24 18:24:47 | 

半年前からの約束で山登り。
思い切って会社を休んでウィークデーに。直前に仕事上のトラブルもあり、山行が危ぶまれましたが、気分転換に。

高速道路のトイレもハロウィン🎃

姨捨SAからは妙高方面は雲の中。
でも近づくと


そして笹ヶ峰林道へ入ると


多彩な光の色の中を。
笹ヶ峰牧場に近づくと

焼山が。
朝の笹ヶ峰牧場は朝陽のあたたかい色合いの日の光で最高






ウィークデーなのに駐車場には多くの車

笹ヶ峰は紅葉が最高


素敵な日の光の中をユルユルと。



黒沢橋までくると紅葉も終わりに

登っては休み、秋の色を楽しみながら、そして色々と話をしながら。

後立山も木陰から

富士見平を越えて展望台

髙谷池ヒュッテは増設工事中

10月末にしてはポカポカとしていて、⛄も可哀想な姿に

楽しみながら小屋に。
小屋の管理人さん、手作りのボード

四角い板を削っての手作り
夕飯は今夜の楽しみ

鹿肉のロースト


ナムル

そして🐙タコ焼きセット!

この山小屋を愛するサポーターのなにか変?な応援文

今日はシェフと一緒に登山



まずは乾杯

そして上越の銘酒の一つ”吟田川”を抱えて再度パチリ📸

いろんな食べ物
鹿肉、猪肉肉。でも今回のメインディッシュは

🐙タコ焼き


夜遅くまでいろんな話で盛り上がったそうで(また、覚えていません😭)
翌朝は雨上がり



増築工事、早く完成すると良いですね

素敵な朝食をとって下山





紅葉も朝の光に輝いています




笹ヶ峰では今年最後の明星荘さん


同行の知人から素敵な温泉に行きませんか?とのことで、小布施の山田温泉近くの七味温泉へ


狸がいます

紅葉の中の露天風呂


本当に素敵な温泉



ウィークデーなのにものすごい数の観光客、それも懐かしい日本人だけ!

仕事では色々と嫌なこと、沢山ありますが、素敵な仲間達との山、最高。

過ぎゆく日本の秋を

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また1年

2018-10-22 10:05:42 | アウトドア
愛知県豊田市旧小原村には日本でも有数の”四季桜”

春と秋(初冬)の年2回開花。
秋の桜は小ぶりでピンク色



例年、11月に桜祭り。
紅葉と桜という不思議なコラボレーション。
まだ、10月なので桜は咲き始め。

紅葉もようやく

近くの西運寺もまだ新緑のもみじ


桜も咲き始め



まもなく、もみじの赤色と桜のピンク色が見事に

ちなみに一昨年の写真


また、一つ、歳をとりました
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日日是好日、歳を重ねてようやく。

2018-10-14 19:06:45 | 映画


土曜日は前から観たかった映画。
そんなに人気は出るとは思いませんでしたが樹木希林さんが亡くなったこともあり映画館は混んでいました。

映画は表千家の茶道ですが、裏千家の先生の嫁さんと。

”日日是好日”

若いときには新たな分野へ乗り出すこと、大切なこと、でも歳を重ねてくると、毎日毎日が大切、そして毎年同じことができることのありがたみが身にしみて感じます。

映画も静かに、時の重なりが素敵です。もちろん、樹木希林さんをはじめとして黒木華さん、多部未華子さんなどの若手も実力派で素晴らしい映画。

日日是好日、これからも大事にしていきたい、そんな素敵な言葉。

日曜日は知人の尺八の演奏会で福井県武生へ

朝早めに着いて、武生の町中を。

まず、菊まつり






菊まつり、いったい何十年ぶりかな?
子どもの時に親に連れていかれて見ていらい。
その時もその年の大河ドラマをモチーフにしていたような?

外には

武生は佐々木小次郎の産まれたところ、そういえば紫式部も。

外には皆さんが大事に育てた菊。





どの菊も見事。
記念の写真


昼まで武生の町中をぶらぶらと。

上越高田に雁木がありますが、ここも雁木のような町並み

武生はいわさきちひろさんの産まれたところのようです。

実は、東京都杉並区の実家の近くには共産党の議員の松本善明さんがいらっしゃいましたが、その奥様がいわさきちひろさんでした。


武生の町中、お寺が沢山。
それも色々な宗派



昔の建物が幼稚園



武生はタンスでも有名


趣がある裏通り


お昼は以前、知人に教えてもらった越前蕎麦のお店


辛み大根の辛みがとても美味しい越前蕎麦

美味しくいただきました!

近くには、児童漫画家のかこさとしさんの展示館



外には

実際にやってみると、子どもの時には簡単だったはずの遊び、歳をとると結構シンドイ😅

そういえば、朝早く歩いていると結構、多くの外国人、それも南米系の人達。企業の工場も多くある武生の町、ポルトガル語の注意書き。

昼から知人の演奏会



今回は琴が中心で尺八の知人は裏方?

知人から能にゆかりのあるお菓子をいただきました。
日本の伝統に浸って名古屋へ

途中、今晩のつまみのへしこ

そしてのどぐろ。

素敵な日本の伝統にいそしんだこの週末。

天気も良く、清々しく。

コメント (2)
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演劇のような素晴らしい映画

2018-10-10 21:02:58 | 映画

大杉漣さんの最初にして最後の制作した映画
音楽はなく、強いて言えば讃美歌だけ
役者同士のぶつかり合い
素晴らしい映画。

この映画を死刑反対の映画、とコメントする人達がいますが、それは見当違い、非常に偏った考えの人達の意見

そんなことより、100人いれば100通りの生き方があり、どこかで歯車が狂って本人の意図しない”死”に直面する人達の生きざまを、迫真の演技で描かれています。
大杉漣さんの演じる教誨師は、そんな人達の壮絶な生き方に直面して、心を揺さぶられていく、でも、なんとかしたい、その複雑な気持ちを優しく、厳しく演じています。
人は産まれれば、その瞬間から死に向かって生きていくことになります。
人はいつかは必ず死にます、でも、それがいつかはわかりません。でも死刑囚は、それが普通の人よりも早く、そして身近に感じていると。

今年これまで観た映画で、最高の映画のひとつ。

本当に大杉漣と言う素晴らしい俳優を失った、そして、もっと大杉漣さんの映画を観たかった。

そんな気持ちの映画
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