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「浮気するメス」「血縁者との交尾」「卵の数の調整」

2024年04月17日 | 生命科学
🌸したたかに操り、選ぶメス3

浮気するメスの下心
 ☆オスの遺伝的資質や子育て能力などに差異がある
 *メスがより質の良いオスを選ぶことは自然淘汰上利益のある
 *メスの関心が少数の特定のオスに向く
 ☆アオガラのメスの約10%が夫の子以外のオスの子を産んでいる
 *原因のひとつはオスが近隣のよその妻に手を出すこと
 *もうひとつはメスの婚外生殖
  (メスも良質のオスの子をと婚外生殖を望む)
 *メスの婚外生殖はより質のいいオスの資質を
 *我が子に取り込もうとするメスの生殖術

気になる血縁者との生殖
 ☆メスには避けなければならないオスがいる
 *病原菌に感染しているオスや近親者等
 ☆病原菌に感染しているオスは体色や羽毛で
 *健康色で外観を観察することで可能
 ☆近親交配の弊害を生じる兄弟姉妹などの近親者の避ける方法
 *多くの哺乳類では同じ家族で育った個体
 *互いの間での生殖を阻止するいろいろな仕組みが発達している
 ☆チンパンジーなどある種の動物
 *メスが群れを離れることで近親交配が避けられている
 ☆ライオン等の動物、子供が性成熟に達すると
 *親がオスの子を追い出す動物も多い
 ☆メスの発情を抑止する生理的メカニズムが働いて
 *近親交配を避けている動物もいる
 *ウズラは、相手の顔や顔の周辺の羽毛の特徴の手掛かりにし
 *近親者との生殖を避ける
 ☆シジュウカラのヒナは巣の中で幼鳥期を過ごす間
 *オスもメスも毎日欠かさず父親の特徴のあるさえずりを聞いて育つ
 *メスが成長して性成熟を遂げると
 *メスはヒナのときに聞いて記憶している父親のさえずりを参照する
 *メスは昔聞いた父親のさえずりに似たさえずりのオスを避ける

メスの賢い産卵数の調節
 ☆メスはオスを選び、交尾をした後、産卵または出産をする
 ☆子を卵で産み出す動物、メスには注意すべきことがある
 ①産卵数をいくつにするか
 *そのときの餌や捕食者の多寡などでの考慮が必要
 *餌が少ない繁殖期に多くの卵を産むことは得策ではない
 ➁重要な要因は、親の子に対する給餌能力
 ☆シジュウカラの巣当たりのヒナ数
 *産卵数と給餌能力の両方を考慮した場合
 *最適なヒナ数は8~12羽
 *多くの動物のメスが直面する課題
 ☆アオムシコマユバチもその一種
 *ハチはモンシロチョウの幼虫のアオムシに寄生する
 *メスはアオムシを見つけると
 *それに産卵管を差し込み、卵を産み付ける
 *卵はその後アオムシの体内で孵化し
 *アオムシの体液などを餌にして育つ
 *アオムシが最後の幼虫になり
 *蛹になるというときに、アオムシの体壁を突き破って出てくる
 ☆問題は、1匹のアオムシ当たりの産卵数
 *アオムシコマユバチのメスの対処方法
 *メスはアオムシがたくさんいる場合
 (産み残しがないことが想定される場合は少なめに)
 (産み残しが起こる可能性が高い場合は多めに)生む
 *メスは状況に応じて産卵数を適応的に調節している
                       (敬称略)
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⛳出典、『本能―遺伝子に刻まれた驚異の知恵』




「浮気するメス」「血縁者との交尾」「卵の数の調整」
(ネットより画像引用)

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1 コメント

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Unknown (osa-michi2016)
2024-04-17 08:31:17
興味深く読みました。

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