慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「偏見もつなの教育」偏見を強めている

2023年02月18日 | 生活
🌸「差別と偏見」の迷宮9

「偏見をもつな」という教育が偏見を強める
 ☆わたしたちは「善」と「悪」を損得として計算している
 ☆きれいごとをいったり、よいことをすると
 *「道徳の貯金箱」がプラスになり
 *次は少しくらいヒドいことをしてもいいと思う
 ☆他人から批判された言動をしたときは
 *「貯金箱」がマイナスになるので
 *次は「よいこと」をして挽回しようと思う
 ☆「道徳」とは一筋縄ではいかない
 ☆心理学で古典的な「シロクマの実験」
 *「シロクマのことを5分間考えずにいられるか」の賭け
 *受けて立ったが、有り金すべてを失うことになった
 *別のことで気をまぎらわしたり、注意をそらしたりしても
 *「考えてはいけない」動物の姿が浮かんでくる

イギリスの心理学者は教育にも当てはまる事を実証した
 ☆実験の被験者はイギリスの大学生
 *スキンヘツドの男の写真を見て5分間で
 *この人物の典型的な1日を想像して書くようにと告げた
 ☆被験者半数には心理学の知見を与えた
 *他人への印象や評価はステレオタイプによる
 *バイアスに常に影響されている
 *偏見を抑制するよう暗に求めた
 ☆被験者の残りの対照群には、こうした説明はしなかった
 ☆学生たちが書いた文章
 *「差別をしないように」との指導を受けたグループ
 *暴力など偏見を感じさせる表現が少なくなく教育の効果が確認された
 ☆被験者に別のスキンヘツドの男の写真を見せ典型的な1日を想像させた
 *どちらのグループにも特別な指示はなく、思ったことを自由に書かせた
 *「教育」なしの対照群では、1回目と2回目の偏見のレベルは同じ
 *「教育」されたグループでは、2回目の偏見のレベルが大きく上がった
 ☆スキンヘッドの応募者との面接で別室に案内した
 *部屋には椅子が8つ並んでいる
 *偏見が強いほど、無意識に物理的な距離を取ろうとするだろう
 ☆ステレオタイプについての「教育」を受けたグループ
 *そうでないグループよりも遠くの椅子に座った
 ☆イギリスの心理学者の予測通り教育にも当てはまっていた

「偏見をもつな」といわれると、偏見を考えてしまう
 ☆偏見を意識によって抑制するのだが。意志力を消耗させる
 *作業が終わったとたん、抑え込んでいた偏見が表に出てしまう
 *「思考抑制のリバウンド効果」と呼ばれている
 ☆偏見をもたないよう教育すると、偏見が強くなってしまうなら
 *差別について教えるのをやめた方がいいのか?
 *もちろんそんなことはないが
 ☆教育は、差別や偏見を過剰に意識させる効果もともなう
 ☆アメリカでは、「肌の色で差別してはならない」教育
 *小学校から徹底して行なわれる
 ☆10歳にならないうちに、子どもたちは極端な反応を示す
 *大人のなかに子どもが1人だけ、男の子のなかに女の子が1人だけ
 *いる絵を見せると生徒はそれがどのような集団かをすぐに説明できる
 *白人のなかに黒人が1人だけいる絵を見せると、黙り込んでしまう
 *子供は「人種」について言及してはならないと教えられているから
 ☆これで、人種差別はなくなるのだろうか?
 ☆「カラー/ジェンダーブラインド」
 *リベラルな社会の黄金律になっている
 *これを徹底するとすべてが「自己責任」になる
 *「黒人」「女」などの属性を考慮してはならないからだ

近年のマイノリティの側からの声
 ☆ブラインド戦略
 *マジョリティに都合のいい責任逃れだとの批判の声があがる
 *社会のなかでどの属性から目をそらしてはならないというのだ
 *個人としてはちがいがないにもかかわらず
 *集団としてのちがいは重視しなくてはならなくなる
 ☆人種問題では、肌の色で差別してはならないが
 *「社会的構築物としての人種」で対応を変えるべきだ
 ☆学校や会社では、女子学生や女性社員を「個人」として評価する一方
 *「女性ジェンダー」への配慮が求められることになるだろう
 *「差別のないよりよい社会」をつくるうえで
 *「政治的正しさ」は必要だと思うが
 ☆「道徳の貯金箱」や「思考抑制のリバウンド効果」を考えると
 *こんな複雑なことがうまくできるだろうか?
                      (敬称略)                                     
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⛳出典、『バカと無知』




「偏見もつなの教育」偏見を強めている
(ネットより画像引用)
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12億トン分の荷物が運べない時代に

2023年02月18日 | 企業
🌸物流業界に起きること(1)

 ☆ドライバー不足で12億トン分の荷物が運べない時代に

複雑な「物流クライシス」
 ☆日本国内のトラック輸送が″破綻の危機″に瀕している
 *需要が輸送能力をオーバーしている
 ☆物流は「経済の血液」とも称されている
 *物流の機能不全は、日本経済にとり致命傷となる
 ☆しかし、運送業を成長産業だととらえるのは早計だ
 *製造業が海外に拠点をシフトさせたこともあって
 *国内貨物輸送量、生産年齢人口の減少とともに下落傾向だ
 ☆2019年度約47億トン、30年度約45億トンと推計している

15年でドライバ3割減
 ☆需要が減少傾向なのに、輸送能力が追い付かない理由
 *需要の減少以上にドライバーが減っているから
 ☆総貨物輸送量のうち9割は自動車が運搬している
 *内7割がトラックやライトバンといった営業用貨物自動車
 ☆運転手不足で、目の前の注文をさばけなくなっている
 ☆ドライバー数の将来見通し
 *2015年の約77万人、30年は3割減少見込み
 ☆近年、輸送需要大きく押し上げているのは宅配便の配送だ
 *宅配便の取扱個数は年々増加しており
 *2020年度は約48億個に及んでいる
 *高齢者の一人暮らしが増えるので宅配便しばらくは伸び続けそう
 ☆宅配便「着荷主」の中心が個人が多く、配送時に留守のことも多い
 *どうしても手間暇がかかり、多くのドライバーが必要となる
 ☆少子高齢化でドライバーのなり手自体は減っている
 *宅配にたくさんのドライバーを取られると
 *宅配以外のドライバーまで確保しづらくなる

2030年10億トン以上分の荷物が運べない
 ☆宅配ドライバー不足は需要の伸びだけが要因ではない
 *輸送頻度の増加が不足を加速させている
 ☆荷主企業が消費者の要求にきめ細かく応えるべく
 *「必要時必要な量届けてほしい」との注文が多くなった
 *時間指定配送や当日配送といったサービスの高度化
 *輸送能力が追い付けなくなっている
 ☆輸送サービスの高度化
 *付加価値に対する企業の考え方の変化がある
 *商品を届ける上での「利便性」まで
 *付加価値向上を考える企業が増えた
 ☆運送業界は中小企業が多い
 *各社とも「発荷主」「着荷主」双方の注文に応えようと必死だ
 *対応できなければ他社に仕事を奪われるとの危機感は強く
 *厳しい条件の仕事であっても受注する傾向にある
 ☆報告書「ロジスティクスコンセプト2030」
 *2030年には約32億トンの需要に対し供給は約20億トン
 *約12億トンが運べない
 ☆多くの製造コストや宣伝費をかけた商品
 *3割以上が計画通りにユーザーの手元に届かないことになれば
 *荷主企業が受けるダメージは小さくない
                      (敬称略)                                     
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12億トン分の荷物が運べない時代に
(『未来の年表』記事より画像引用)
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米国株(メガグロース追い風、バリュー要注意)

2023年02月18日 | 
🌸2023年米国株の見通し

 ☆米国のインフレ落ち着くのか?金利上昇はどこで止まるのか?
 ☆「インフレと金利」の基調は23年も変わらないと予想する
 *23年もインフレと金利上昇は続くだろう
 (24年に落ち着いてくるのでは)
 ☆株式市場は将来を先取りして織り込む
 *22年に売られまくったグロース株
 *23年の終わりまでには戻してくるだろう
 ☆22年に売られたメガキャップグロース株に妙味がある
 *メガキャップ(巨大時価総額)

風に乗りやすい2社(MSFT・AMZN)
 ①マイクロソフト(MSFT)
 *注目銘柄を1社だけ挙げるとすれば、マイクロソフト
 ②アマゾン・ドットコム(AMZN)
 *風が吹き始めると帆が大きく強い推進力がある
 ③パロアルトネットワークス(PANW)
 *サイバー空間は広がりで、セキュリティー対策のニーズも高まる
 ④ホーム・デポ(HD)
 *日本でいえばケーヨーのようなホームセンター超大手
 *株価は21年末をピークに下げ基調

FTX問題の意外な余波
 ☆暗号資産交換所FTXが破綻した影響
 *暗号資産は一般の株式市場とは独立しており、直接の関係はない
 *投資元のベンチヤーキヤピタル(VC)も同様だ
 *老舗VCが金をつぎ込んできた未上場スタートアップ
 ☆これは、メガキャップのグロース銘柄にとつては追い風だ
                      (敬称略)                                     
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米国株(メガグロース追い風、バリュー要注意)
(『東洋経済』記事より画像引用)
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