隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.326 『ドラマ 「半沢直樹」』

2020年08月09日 | テレビ番組

隊長が観た「テレビ番組」を紹介するシリーズの第326回は、『ドラマ 「半沢直樹」』をお送りします。

 




恒例の、7月から始まった連続TVドラマを批評するコーナーの一本目は、『私の家政夫ナギサさん』⇒
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dbdc98578794798701b3a7c0c025d8f5


二本目が、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』⇒
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f0e1db14f36e044af2a50937e1c3e4b1


三本目は、『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』⇒
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ffc5742029d5e58c62663f8bc22d69af でした。


今日ご紹介する『半沢直樹』はTBS系列「日曜劇場」枠で、7月19日から スタートしました。放送時間は、毎週日曜日の21:00~21:54。


2013年の「7月期ドラマ」として放送され、最終回に42.2%の視聴率を出した『半沢直樹』の七年ぶりの復活です。


原作は、池井戸 潤の小説「ロスジェネの逆襲」、「銀翼のイカロス」、「半沢直樹3 ロスジェネの逆襲」、「半沢直樹4 銀翼のイカロス」。


池井戸潤さん原作のテレビドラマは、2015年10月期『下町ロケット』⇒
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8b99a86439ac984ccdb20e4e4af35564


2017年10月期『陸王』⇒
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/645fe7f787e663c6dbc3663fbebe34e0


2018年10月期『下町ロケット』⇒
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/01a38af83c7665f0cbe0864729965562


2019年7月期『ノーサイド・ゲーム』⇒
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b9973e410f9475f14b54985439097930 の四本を、取り上げています。


脚本は、丑尾健太郎、ほか。


主演は、2013年版『半沢直樹』と同じく、堺 雅人。


堺 雅人さんが主演した作品は、2010年12月公開映画 『武士の家計簿』⇒  
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c1727c5b28072705d7793137631eb822


2015年4月期ドラマ 『Dr.倫太郎』⇒
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e17e183c831bacfe94116e17ca47b177 の二本を、取り上げています。


共演者は、香川照之、北大路欣也、片岡愛之助、及川光博、上戸 彩、など、前作からの出演者に、賀来賢人、今田美桜、古田新太、井川 遥、尾上松也、市川猿之助、ほか豪華なキャストが加わりました。

 




あらすじ:東京中央銀行のバンカーとして活躍していた半沢直樹(堺雅人)。しかし、大和田常務(香川照之)の不正を暴き糾弾したことが原因となり、中野渡頭取(北大路欣也)から、子会社である東京セントラル証券へと、まさかの出向を命じられてしまいました。


こうして出向先の東京セントラル証券・営業企画部長となった半沢。扱う金融商品企画は、どれも銀行時代とは比べものにならないほど小さなものでした。それに加えて、親会社の銀行からは不良案件を押し付けられる始末。さらに、銀行からの出向組に対する、プロパー社員たちの不公平感は、根強いものがあり、反骨心と確執が渦巻いていました。


一方、大和田は、敵対していたはずの中野渡頭取派に華麗に転身、保身のために組織を利用し新たな地位を築いていました。さらに、大和田の忠実な部下である証券営業部長・伊佐山泰二(市川猿之助)もまた、“半沢潰し”を目論んでいたのでした。。。


第3話まで観た感想:このドラマも、当初は、「4月期ドラマ」として4月19日からの放送開始が告知されていました。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大によって収録が一時中断、一話も放送されることなく、収録再開を待ち、「7月期ドラマ」としてスタートしました。


しかし、物語では、新型コロナウィルス禍を感じさせる場面は、一切ありません。例えば、度々登場する焼肉屋、居酒屋、小料理屋、のシーンでは“密”の状態です。爽快なストーリーもあり、一時、コロナを忘れさせる効果がありますね。


前作でも、香川照之(市川中車)さん、片岡愛之助さん、と歌舞伎役者さんが重要な役どころを演じていましたが、今作では、さらに、尾上松也さん、市川猿之助さん、が加わりました。


これらの役者さんの、台詞回しと言い、顔芸と言い、分かり易い悪役と善玉と言い、勧善懲悪のストーリーと言い、まさに現代版歌舞伎物語ですね。


歌舞伎の演者は男性だけですが、このドラマも“男の物語”です。主要な役どころの女優さんは、半沢直樹の妻・花役の上戸 彩さん、半沢の部下・浜村瞳役の今田美桜さん、小料理屋の女将役の井川遥さん、くらいです。


これら女性陣の役どころは、男性の妻か、アシスタントか、癒しの女将役などですから。昨今は、働く女性が主役のドラマが主流ですが、『半沢直樹』は男中心で恋愛シーンも殆どない“昭和のドラマ”ですね。


最近のドラマでは、人気アーチストが主題歌を歌ってくれていますが、『半沢直樹』には、ミュージシャンによる主題歌もなく、“無骨なドラマ”を印象づけています。


尚、『半沢直樹』次回第4話は、「半沢の逆襲! ついに暴かれる真相!?」と題して、今日・8月9日(日)夜9時からの放送予定です。


さて、毎回観ている、7月期各局の連続TVドラマは以上の四本ですが、“ミツボシ☆☆☆評価”をすると;


☆三つが、『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』。「ヒューマンドラマ」と「サスペンスドラマ」の要素を持つ「医療ドラマ」ですが、さすがNHKのドラマ。ストーリーが練りに練られていて、ロケにも手抜きをしていない感があります。今後の展開が気になるドラマです。


☆二つ半が、『私の家政夫ナギサさん』。当初は、☆☆☆ドラマかと思いましたが、他三本の“強烈”なドラマと比べると、ホンワカし過ぎてしまい、☆半分評価を落としてしまいました。


同じく、☆二つ半の『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』。石原さとみさん始め、魅力的なキャストが揃っていて、ストーリーもテンポがあるのですが、スポンサーに調剤薬局チェーン店や製薬会社が名を連ねているのが気になります。


☆二つが、『半沢直樹』。おそらく、視聴率では四本の中で一番になるでしょう。面白く楽しめるドラマですが、少々時代錯誤的なドラマになっているので、☆☆としました。



==「テレビ番組」 バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~310 省略

Vol.311 2020/6/11  『チョイ住み in バルセロナ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5d832a12b1e412d4775dc604a1314916

Vol.312 2020/6/16  『COOL JAPAN 「外国人が母国に持ち帰りたいニッポンの食TOP10」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c424fb5d0754282ab404843f76f2d6c

Vol.313 2020/6/19  『ドラマ「珈琲屋の人々」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/24af02048477fbf7f1be8890065353ec

Vol.314 2020/6/23  『ドラマ「死役所」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f408b0c4b7e0d14d014836c374c5f963

Vol.315 2020/6/26  『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/61bcf3b06fa728d91f550d62b6c662a4

Vol.316 2020/6/30  『リモートドラマ Living』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/41a0764bdfb0c1eac9f063d90552642c

Vol.317 2020/7/3   『武田鉄矢の昭和は輝いていた』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/96b203101386acded3fecb246614466f

Vol.318 2020/7/8   『ジャンクSPORTS「豊ノ島引退に密着取材」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dc5f96ad214df046dccb110f36bc1f90

Vol.319 2020/7/11  『ドラマ「スイッチ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9d45ed8dc4fcb851e19150622258623

Vol.320 2020/7/17  『ファミリーヒストリー「柳葉敏郎」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bfced6b053f99fcdbea1b4ce08a155f6

Vol.321 2020/7/22  『ガイアの夜明け~コロナで気づいた理想と現実~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f2f9b964f87bc3a39430a56391c60ff

Vol.322 2020/7/26  『ドラマ「私の家政夫ナギサさん」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dbdc98578794798701b3a7c0c025d8f5

Vol.323 2020/7/29  『ファミリーヒストリー「鶴田真由」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4a3d296cdefeafa75f776baa0e283ce3

Vol.324 2020/8/3   『ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f0e1db14f36e044af2a50937e1c3e4b1

Vol.325 2020/8/6   『ドラマ「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ffc5742029d5e58c62663f8bc22d69af                                                                                       

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする