読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

韓国の手仕事

2018年11月26日 18時20分08秒 | ■読む
田代俊一郎著、晩聲社刊
日本文化へ大きな影響を与えた韓国文化を意識したのは学生時代に見た朝鮮青磁でした。全く興味も知識も持たず見た時に、端正な形と奥深い色合いに惹かれました。大分後になり、民藝運動の提唱者である柳宗悦さんの評伝を読み、柳さんが一方ならず韓国の生活雑記や衣服などに魅入られ膨大な骨董コレクションを作り上げたことを知りました。東京駒場の日本民藝館で、その一端に触れることが出来ました。
その一方で、現代の韓国に伝わる多彩な工芸品を知る機会は無かったので、本書を手に取りました。30の工芸品が制作方法のあらまし、制作者のお人柄の紹介を中心に簡潔に紹介されています。著者は新聞記者とのことで、短く簡潔ながら密度の高い文章です。白黒写真が数点ずつ掲載されているいますが、カラー図版で作品を多面的に紹介してあるともっと良かったのですが。

評価は4です。
======= 写真 ========
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プラチナタウン/テレビドラマ | トップ | TRUE DETECTIVE シーズン1/テ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■読む」カテゴリの最新記事