*ご注意*
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
眩惑 (7)
眩惑 (8)
有楽町駅に向かいながら霧島は岩永に尋ねる。
「いつからコッチ側に来たのです??」
「えぇ、先日よ。」
「わざわざ私の所へ来た様ですが、何か御用ですか??」
「久しぶりにコッチ側に来て一人でぶらぶらと旅して海のさざ波の音を聞いてたら貴方に逢いたくなって来ただけよ??」
「それもMGNに来るからどうしたものか知りたかったのです。貴女の目的をお聞きしましょうか。」
「そんなイケずな事を聞かないでよ。」
「そんなに言うのならこれ以上は聞きません。コッチ側に住んでいる様ですね。私は恵比寿へ帰りますがどこに居住しているのです??」
「うん、私も恵比寿よ。グランディアスて言う名前のマンションで最上階だから宜しくね。」
「そのマンションは、私が住んで居るマンションじゃないですか。抜目がない…」
「抜目ないなんて心細いから貴方の住んでるマンションの近くにしようとしたら不動産店の店員さんが一生懸命探してくれて見つけてくれたんだもん。」
「貴女に頼まれてイヤと言う男性はそう居ませんからね。最上階は何個も居住する部屋はない。」
「うん、お隣りさんは私達だけだから仲良くしましょうね。」
そう言うと歩きながら岩永は手を霧島に出す。
「私はほんと貴女には甘いとつくづく思いますよ。」
霧島は岩永と握手をし改札口を通り山手線の渋谷方面のホームへ向かう岩永も一緒に歩く。電車がホームに着き乗ると車内は思ったよりも空いていて岩永は席に座る。
「通勤も楽な方が良いと思ったの。貴方のマンションは駅から近いし何処へ出掛けるのも便利で楽しいかなと思い恵比寿にしました。ねぇ、今度、貴方と一緒に東京を散歩したいわ。」
「困りますよ??主人の許可もないのにほつき歩くとはお叱りを頂いてしまいますね。」
霧島はイタズラぽく岩永に笑うと岩永は嬉しいそうに霧島を見る。
「決まりね。今週は急遽で無理だから来週の土曜日でどうでしょ。江戸城てどこにあるの??城下街が見たいわ。」
「江戸城自体は幾度の大火と先の大戦の空襲で消失してしまい今、現在は皇居になり関係した建物がありお堀が遺っているだけです。一部は公園として一般に公開されていたり他目的で使われる大きな建物もありますね。城下街の景観は残っていません。」
「そうなの寂しいわねぇ。」
そう話していると電車は恵比寿に到着した。
「着きましたよ。」
「はい。」
そう言うと岩永は座席から立ち2人は電車から降りる。ホームを歩き改札口から出て恵比寿駅から徒歩数分で住んでいるマンションに着く。
霧島が住んで居るマンションは高層マンションで他のマンションよりも群を引いて天に突く様な高層マンションである。
「どこの部屋からも眺めが良いので私も気に入っております。隣がよく空いてましてね。」
「うん、住んでた方が海外転勤になり売ったと聞いて私は不動産から借りてるの。」
「このマンションは防犯と治安も良いですが防犯には気をつけてください。」
「大丈夫、その為に貴方の隣に来た訳だし。」
そう言うと霧島はマンションのエントランスに入るのにコード番号の入力とカードキーをスキャンし岩永と入って行く。
マンションのエントランスは広くまるでホテルの様な豪華なエントランスで受付のカウンターもある。
「22時を過ぎると受付の方はいらしゃりませんが、水道や電気配線の困った事があれば相談も出来ます。」
「凄い行き届いたマンションね。」
エレベーターに乗ろうとしエレベーターまで歩く岩永はエントランスをキョロキョロと珍しげに見渡す霧島は不思議になり岩永に尋ねる。
「初めての場所ではないでしょ??」
エレベーターに乗り霧島は最上階のボタンを押す。
「ん??だって私まだこのマンションに来たの今を数えてたったの3回だもん。」
「3回とは…」
岩永は指を数えながら答える。
「1回は部屋を見に来てマンションの賃貸契約して2回は家具を運搬して貰って3回目は今よ。部屋ね、家財道具も未開封で手付かずのままなのよ。だから貴方の部屋に泊まらせてください。」
「何を言うと思えば…‥」
「落ち着いて家具を設置しようとしたら用事の電話がかかってきて急遽で大変だったわ。貴方ならそんな心配ないし、だって私達は人間じゃないから困る事はないでしょ。」
「私の主人がもしこの事を知ったら激怒するのでお断り致します。」
「そんな事ないわ、困った女性を見捨てる方が怒るわよ。お酒を飲んでほろ酔いな私に何が出来ると言うの!?」
「貴女は人間ではないなら大半の事は出来るはずです。それはただの甘えです。」
「酷いわ‥いいもんマンションのエントランスで泣き叫ぶから。」
「貴女と言う人は今晩だけですよ。」
「うん、明日は半日のお勤めだからなんとかなると思うから今晩だけはお願いしますね。」
そう言うとエレベーターは最上階に着き2人はエレベーターから降りて霧島の部屋に向かった。
眩惑 (9)
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
眩惑 (7)
眩惑 (8)
有楽町駅に向かいながら霧島は岩永に尋ねる。
「いつからコッチ側に来たのです??」
「えぇ、先日よ。」
「わざわざ私の所へ来た様ですが、何か御用ですか??」
「久しぶりにコッチ側に来て一人でぶらぶらと旅して海のさざ波の音を聞いてたら貴方に逢いたくなって来ただけよ??」
「それもMGNに来るからどうしたものか知りたかったのです。貴女の目的をお聞きしましょうか。」
「そんなイケずな事を聞かないでよ。」
「そんなに言うのならこれ以上は聞きません。コッチ側に住んでいる様ですね。私は恵比寿へ帰りますがどこに居住しているのです??」
「うん、私も恵比寿よ。グランディアスて言う名前のマンションで最上階だから宜しくね。」
「そのマンションは、私が住んで居るマンションじゃないですか。抜目がない…」
「抜目ないなんて心細いから貴方の住んでるマンションの近くにしようとしたら不動産店の店員さんが一生懸命探してくれて見つけてくれたんだもん。」
「貴女に頼まれてイヤと言う男性はそう居ませんからね。最上階は何個も居住する部屋はない。」
「うん、お隣りさんは私達だけだから仲良くしましょうね。」
そう言うと歩きながら岩永は手を霧島に出す。
「私はほんと貴女には甘いとつくづく思いますよ。」
霧島は岩永と握手をし改札口を通り山手線の渋谷方面のホームへ向かう岩永も一緒に歩く。電車がホームに着き乗ると車内は思ったよりも空いていて岩永は席に座る。
「通勤も楽な方が良いと思ったの。貴方のマンションは駅から近いし何処へ出掛けるのも便利で楽しいかなと思い恵比寿にしました。ねぇ、今度、貴方と一緒に東京を散歩したいわ。」
「困りますよ??主人の許可もないのにほつき歩くとはお叱りを頂いてしまいますね。」
霧島はイタズラぽく岩永に笑うと岩永は嬉しいそうに霧島を見る。
「決まりね。今週は急遽で無理だから来週の土曜日でどうでしょ。江戸城てどこにあるの??城下街が見たいわ。」
「江戸城自体は幾度の大火と先の大戦の空襲で消失してしまい今、現在は皇居になり関係した建物がありお堀が遺っているだけです。一部は公園として一般に公開されていたり他目的で使われる大きな建物もありますね。城下街の景観は残っていません。」
「そうなの寂しいわねぇ。」
そう話していると電車は恵比寿に到着した。
「着きましたよ。」
「はい。」
そう言うと岩永は座席から立ち2人は電車から降りる。ホームを歩き改札口から出て恵比寿駅から徒歩数分で住んでいるマンションに着く。
霧島が住んで居るマンションは高層マンションで他のマンションよりも群を引いて天に突く様な高層マンションである。
「どこの部屋からも眺めが良いので私も気に入っております。隣がよく空いてましてね。」
「うん、住んでた方が海外転勤になり売ったと聞いて私は不動産から借りてるの。」
「このマンションは防犯と治安も良いですが防犯には気をつけてください。」
「大丈夫、その為に貴方の隣に来た訳だし。」
そう言うと霧島はマンションのエントランスに入るのにコード番号の入力とカードキーをスキャンし岩永と入って行く。
マンションのエントランスは広くまるでホテルの様な豪華なエントランスで受付のカウンターもある。
「22時を過ぎると受付の方はいらしゃりませんが、水道や電気配線の困った事があれば相談も出来ます。」
「凄い行き届いたマンションね。」
エレベーターに乗ろうとしエレベーターまで歩く岩永はエントランスをキョロキョロと珍しげに見渡す霧島は不思議になり岩永に尋ねる。
「初めての場所ではないでしょ??」
エレベーターに乗り霧島は最上階のボタンを押す。
「ん??だって私まだこのマンションに来たの今を数えてたったの3回だもん。」
「3回とは…」
岩永は指を数えながら答える。
「1回は部屋を見に来てマンションの賃貸契約して2回は家具を運搬して貰って3回目は今よ。部屋ね、家財道具も未開封で手付かずのままなのよ。だから貴方の部屋に泊まらせてください。」
「何を言うと思えば…‥」
「落ち着いて家具を設置しようとしたら用事の電話がかかってきて急遽で大変だったわ。貴方ならそんな心配ないし、だって私達は人間じゃないから困る事はないでしょ。」
「私の主人がもしこの事を知ったら激怒するのでお断り致します。」
「そんな事ないわ、困った女性を見捨てる方が怒るわよ。お酒を飲んでほろ酔いな私に何が出来ると言うの!?」
「貴女は人間ではないなら大半の事は出来るはずです。それはただの甘えです。」
「酷いわ‥いいもんマンションのエントランスで泣き叫ぶから。」
「貴女と言う人は今晩だけですよ。」
「うん、明日は半日のお勤めだからなんとかなると思うから今晩だけはお願いしますね。」
そう言うとエレベーターは最上階に着き2人はエレベーターから降りて霧島の部屋に向かった。
眩惑 (9)