1.
私達の住む「すずかけ街」の「すずかけ」は、言うまでもなくすずかけの木のことです。
スズカケノキ
すずかけ街には、何本ものすずかけの木があり、季節毎に姿を変えています。
すずかけの木の別名は「プラタナス」
昔、シューベルツの「風」という唄で、
「プラタナスの枯葉舞う 冬の道で
プラタナスの散る音に振り返る
帰っておいでよと 振り返っても
そこにはただ 風が ふいているだけ」
と歌われていました。
プラタナスの葉を揺らす風が、詞的な風なら風情もありますが、これが「ビル風」になってしまうと歌にもなりません。プラタナスの葉も一瞬にして舞い散ってしまいます。
やはりコンクリートの塊は、この街には似合わない。
2.
おゆみ野近郊で、「巨大マンション」というと、ちはら台の「パークシティちはら台」が思いつきます。
このパークシティちはら台と、私達の前に建とうとしている「(仮称)おゆみ野プロジェクト」を比べると、パークシティちはら台の方が、近隣住民への配慮を払っているように思えてなりません。
・最高で13階
・駐車場は、全て平置き
・緑が多く、スペースが十分に取られている
パークシティちはら台が建設された当時、北側にはまだ住宅街がなかったと記憶しています。それでも近隣への配慮が十分にされています。
これが、三井と双日の差でしょう。
自分たちの金儲けのために、近隣への配慮なく、容積率いっぱいでの建物を建てようとする双日の姿が浅ましく見えてきます。
(ただし、三井不動産にもマンション紛争の物件はありますが)
調停会議まであと5日。
そのときに双日の本当の姿が見えてくるでしょう。
双日(株)は、分譲マンションの新しいブランドを
「インプレスト/IMPREST」に統一しました。
「インプレスト/IMPREST」は、感動を意味するIMPRESSに最上級を表わす~ESTを加えた造語。マンションのあり方を<洗練性><快適性><革新性>の3つの視点から見つめ直し、すべてのお客様に“期待を超える感動”をお届けすることをコンセプトとするマンションです。』
というもの。
パークシティちはら台と比較すると、この「おゆみ野プロジェクト」の分譲マンションは、近隣の人に不安と、不快感を与えるだけで、双日の銭に対する執着心しかあらわれていないと思うよ。
おいら、銭は好きだけど、人を泣かせるような銭はいただかないよ。
すずかけの木=プラタナス
今日は戦いを忘れてこの歌を聞きます。
人は誰もただ一人旅に出て
人は誰もふるさとを振り返る
ちょっぴりさびしくて
振り返っても
そこにはただ風が
吹いているだけ
人は誰も 人生につまずいて
人は誰も 夢破れ振り返る
プラタナスの枯葉舞う冬の道で
プラタナスの散る音に振り返る
帰っておいでよと
振り返っても
そこにはただ風が
吹いているだけ
人は誰も 恋をした切なさに
人は誰も 耐えきれず振り返る
*)何かをもとめて
振り返っても
そこにはただ風が
吹いているだけ
振り返らずただ一人一歩ずつ
振り返らず
泣かないで歩くんだ