カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ

2024年05月06日 21時48分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBA世界Sバンタム級チャンピオン   WBC世界Sバンタム級1位
WBC世界Sバンタム級チャンピオン   
WBO世界Sバンタム級チャンピオン
IBF世界Sバンタム級チャンピオン

    井上 尚弥(大橋)        ルイス・ネリ(メキシコ) 
      26勝(23KO)              35勝(27KO)1敗

                 

もはや無敵の井上選手、ネリ選手は山中選手との2度のタイトルマッチで汚点
(ドーピング違反と体重超過)を残しヒールとしてこれ以上ないくらいの、
ヒール中のヒールである。それがないとしても観たい一戦である事は間違いがない。

観戦者が予想しない事をしでかすのではないかと言う期待(かな?)をさせる。
予想できない事以外では井上選手に一泡吹かせる事はできまいし・・・。
スタミナがイマイチで、ボディが弱いと見えたのだが、
どう考えても10ラウンドまでいくとは思えない。 

写真右側:黒色のグローブが井上選手。
写真左側:青色のグローブがネリ選手。

                 

1ラウンド:距離の探り合い。井上選手が左ジャブから大きな右を振って牽制。
ネリ選手のワンツー。井上選手は良く見ている。ネリ選手は右ジャブから左を
上下に。井上選手は右ストレートから左。ジリジリと前に出るネリ選手は大振り。
井上選手の右アッパーにネリ選手が左フックを合わせてダウンを奪う。

立ち上がった井上選手はネリ選手の攻撃をクリンチでしのぐ。 
ネリ選手は風車のように左右のフックを振り回す。井上選手は
フットワークでかわす。ネリ選手がコーナーに詰め連打すると 
井上選手は右アッパーを返す。ネリ選手の左ストレート。
  (井上選手:8-10:ネリ選手)

2ラウンド:お互いに出方をうかがう。井上選手は左ジャブからワンツー。
ネリ選手が前進。井上選手の左ジャブにネリ選手が左フック。ネリ選手は
右ジャブを下からフリッカー気味に出す。井上選手は右ボディストレート、 
左ジャブ、右ボディ。ネリ選手が左フックを大きく空振りすると井上選手が
左フックを合わせてダウンを奪い返す。立ち上がったネリ選手に井上選手は 
ワンツー、左ボディアッパー。ネリ選手はワンツー、井上選手の右ストレート。 
  (井上選手:10-8:ネリ選手)

3ラウンド:ネリ選手は右手を下からフリッカーで出すと井上選手が上から
叩き落としワンツー。ネリ選手は左のロングアッパー、大ぶりの左右フックは
空を切る。井上選手はフットワークを使い左ジャブ、右ストレート、左フック、
右アッパー、右ボディストレート。ネリ選手は左を振って飛び込む。井上選手の
右ストレート、右フック、ワンツー。ネリ選手は右アッパー。井上選手の 
右ストレート。井上選手がペースを取る。 
  (井上選手:10-9:ネリ選手)

4ラウンド:ネリ選手の左ジャブ、井上選手のワンツー。ネリ選手が左ストレートで
前進して左アッパー。井上選手はワンツー、左ボディ。ネリ選手はガードを上げて
前進。井上選手は右ストレート、左ボディ。さらに挑発するようなしぐさを見せ、
余裕があるのか楽しんでいるようなそぶり。ネリ選手が前進しワンツー、井上選手は
回りながら左ジャブ、右ストレートを上下に、左ボディ、右ストレート、左フック、
右ストレートと自在に当てる。 
  (井上選手:10-9:ネリ選手)

5ラウンド:井上選手は左ジャブ、ネリ選手が前進すると右ストレートを当てる。
ネリ選手の左ボディ、井上選手は右フックから左ボディ。ネリ選手の左ストレート。
井上選手はワンツー、左アッパー、右ボディ。ネリ選手はガードを固めて前進し
左ボディ。井上選手は左ジャブで翻弄、ネリ選手の左は届かないが距離を詰めて
左ボディでロープに詰める。井上選手は左フックをダブルで当てダウンを奪う。 
立ち上がったネリ選手に井上選手は左アッパー右ストレート、連打を浴びせる。 
  (井上選手:10-8:ネリ選手)

6ラウンド:ダメージのあるネリ選手に井上選手の左ジャブ、右ボディストレート、
ワンツー。ネリ選手は左ストレートを連発。井上選手は左フック、右ストレート、
右アッパー、右ストレート、ワンツー、コーナーへ詰めて右アッパーから 
右ストレートを当てるとネリ選手が腰から落ちた。1分22秒TKO勝利。

 井上選手の1ラウンドのダウンは生涯初めてだと思うけど、 
 慌てずに冷静に対処したと思った。普通、慌てるでしょ。
 本人がイメージトレーニングしてたと言ってたから、 
 ダウンする事も想定していたのだと思うけど、 
 8カウントまで立ち上がらなかった事と、ネリ選手の追撃をクリンチで
 かわした事が良かったと思う。それほどダメージはなかったと思うけど。

 すぐ2ラウンドでダウンを奪い返した事でネリ選手には余裕がなくなった。
 3ラウンドからは井上選手のペースになっていたと感じたし、
 パンチの強さや適応力の高さを知って5ラウンドのダウンで、
 力の差を感じたと思う。

 終わってみれば井上選手が強かったと言う事だが、
 ネリ選手は見せ場を作り、井上選手をダウンさせた男として名を遺した。

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コメント
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