カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~インディアン~

2020年08月08日 21時59分59秒 | 映画 / MOVIE

2001年の作品でタミル語の映画「ヴァッララス」のリメイク。
主演のサニー・デオルの父親のダルメンドラの制作。

タイトルはそのものずばりのインド人・・・。
何でインディアンなのかは最後に解った。

サニーはこう言うタフガイの役柄が多いな。
インドのブルース・ウィルスみたいな。

  <ストーリー> 

デリーにあるRAW(インド諜報局)。
テロリスト:ワジーム・カーン(ムケッシュ・リシ)が、
ムンバイに潜伏していると言う情報があり、
アザード(サニー・デオル)が逮捕に向かう。

警察副所長であるアザードは不正が大嫌いな熱血漢で、
賄賂を渡そうと政治家がオフィスを訪問すると、
ボコボコにしてしまうほどである。

庶民には人気があり、ある時、喧嘩の仲裁に入ったところ、
アザードを崇拝する4人の男達が悪者を懲らしめていた。
男達の財布にアザードの写真が入っていた事に驚く。

 通常インド人は自分の奥さんや子供、GF、
 家族の写真を入れている(笑)。

アザードはワジームを逮捕し難攻不落な刑務所に入れたが、
巧妙な手段で外にいる仲間たちに指令を出し、
暴動を起こさせる。

ワージムの元を訪れたアザードへ一本の電話が入る。
呼び出された場所に向かったアザードの前に現れたのは、
州警察長官スルヤプラタップ(ラージ・バッバー)だった。
長官はワジームを国外に脱出させる事を告げる。
上官には逆らえないアザードだが・・・・
不正は許してはいけないので長官を射殺する。
そこへアザードを崇拝する例の4人組がやってくる。
アザードは死体の処分を頼む。

翌日、ムンバイの海岸線で死体が上がった。
駆けつけたアザードと妻アンジャリ(シルパ・シェッティ)。
なんと!長官はアザードの義父だった・・・

ワジームは刑務所の看守を殴り倒し病院送りにし、
その服のポケットに暴動やテロを指示するメモを入れていた。
病院で手下がそのメモを取り出し事件を起こしていた。
それを見破ったアザードは、テロを食い止める。
そしてテロを指示したのがシャンカル
(ダニー・デンゾングパ)だと突き止める。

しかしシャンカルは州や学校、病院などあらゆる方面に、
出資している経済界の大物であった。
警察内での反対意見を熱弁で押し切りアザードは、
シャンカルを逮捕する。

一方、ジョギンダル(オーム・プリ)がアザードの前に現れ、
長官殺しの証拠を突きつける。(この人の役柄は何だろ?)
アザードの妻はアザードが父親を殺した事を知り家を出る。

シャンカルの裁判の日、アザードの部下が証人を連れて、
出廷しなかったためシャンカルは釈放されてしまう。
アザードが部下たちを探し出し事情を聞くと、
アザードの子供がシャンカルの手下に誘拐され、
証人との交換を要求してきた事をアザードの妻から聞き、
証人を開放してしまったが手下によって殺されてしまった。
そのため法廷に出廷できなかった事を聞く。

自宅に戻ったアザードだが家の中に入れてもらえなかった。
そしてアンジャリから離婚を要求されてしまう。

正義を曲げられないアザードはシャンカルと対決し、
シャンカルの息子を誤射と見せかけて射殺する。
そして妻に離婚届を渡すが、義母は長官がワジームの釈放の為に、
シャンカルから賄賂をもらっていた事を知っていたため、
アンジャリを叱責する。

シャンカルは市バスに爆弾を仕掛けワジームを釈放しなければ、
爆破させると脅迫してきたためアザードは刑務所に向かい、
ワジームをボコボコにした上で射殺する。

市民の命と引き換えにワジームの釈放を決めた警察上層部が、
刑務所に駆けつけるが・・・。アザードは全員の前で、
「自分は警察官ではない、インド人である。
 インドの為に法を守り任務に当たっている。」
と熱く語り支持を取り付ける。

そして爆弾を仕掛けたバスを特定し、
現れたシャンカルをバスに乗せて海へと走る。
アザードは間一髪でバスから飛び降り、
シャンカルを乗せたままバスは海中で爆発した。

市民を救ったアザードを警官たちと市民が出迎える。
アンジャリも子供達を連れて駆けつける。

 アザード、熱いっ!
 腕の一振りで敵4人位をぶっ飛ばすスーパーマンぶり。
 全く弱らないタフネスぶり。
 最後の強引かつ大胆なバスの運転には笑った。
 渋滞してる車の上を走って行くんだもん。
 さすがは無茶ぶりするインド映画。

コメント
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