カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~DON2~

2012年01月03日 22時36分59秒 | 映画 / MOVIE
2006年に公開されたDONの続編である。
そもそもは1978年にアミターブ・バッチャン主演で
公開された映画
のリメイク版であった。
前作は約30年の時代背景の違い、
原作と異なったストーリー展開、
シャー・ルク・カーンが演じた極悪非道な主人公DONの冷血さに
身震いしながらも引き込まれたのだった。

さて今回のDON2であるが、前作が良かっただけに、
どんなストーリー展開で楽しませてくれるのか期待していた。

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<ストーリー>

設定は前作の5年後。

ドン(シャー・ルク・カーン)は、アジアで天下を取り、
ヨーロッパへの進出を企てていたが、
ヨーロッパのマフィアは邪魔者のドンを殺害しようとした。



インターポールの捜査官のロマ(プリヤンカー・チョープラー)と、
上司マリク(オーム・プリー)はドンを逮捕する事ができないまま、
マリクはリタイヤする事になった。

ある日、ドンは自分の容疑を撤回するように要求し自首してくるが、
刑務所へ入れられる。

刑務所には、前作でドンとの戦いに負け逮捕された
ワルダーン(ボーマン・イーラーニー)がおり、
ドンを殺そうとするが失敗する。
ドンはワルダーンに共犯を持ちかけ、脱獄に成功する。

舞台はクアラルンプールとタイから、
そしてドイツへと飛ぶ。

  ドイツでのダンスパーティのシーンで、
 ドンがリティク・ローシャンの仮面を被ってロマと踊るシーンは、
  (実際には、リティク・ローシャン本人だったと思う。)
 オマケであろうが、なかなかカッコ良かった。

 脱獄したドンはドイツ中央銀行にあるユーロ紙幣の原盤を手に入れようと作戦を練る。
銀行の金庫を襲撃するためにハッカーのサミール(クナール・カプール)を仲間に入れる。
サミールが銀行の警備システムに入り込みコントロールしている間に、
銀行を爆破したドンは人質を取り、ユーロ紙幣原盤を盗み出す。

ここでワルダーンが裏切り、ユーロ紙幣原盤を横取りする。
タイミングよくサミールが電灯を消したため、
ドンはビルの外へ脱出する。

ワルダーンはマリクに電話をし、逃走用のヘリコプターを要求する。
サミールもドンを裏切って警察に電話をし、ドンは逮捕されてしまうが、
人質救出の為に警察と共に、脱出したルートを使ってビルの内部へと戻る。
ドンと警察はワルダーン一味を捕らえ、人質を開放する。

 ユーロ紙幣原盤は返却されたかに見えたが、
実はドンが偽物とすり替えており、本物はサミールの家に送られた。
裏切ったと思われたサミールはドンの命令に従っていたのだった。

こうしてドンはユーロ紙幣原盤を手に入れる。



 この映画を観てシャー・ルク・カーンが
トム・クルーズに見えたのは私だけだろうか?
前作で人間の血が通ってないような極悪非道さを見せた主人公であったが、
今作では別のキャラクターになってしまったように感じた。
仕方ないのかもしれないが、
「ミッション・インポッシブル」みたいなシーンもあった。

今後もシリーズ化されそうな感じがするが、
このキャラクターでいくのだろうか?

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コメント (5)
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