カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

アメーバ赤痢、その①。

2012年01月08日 22時00分59秒 | 病気 / SICK
本日の記事内容は・・・
病気の症状に伴う直接的な表現があるので、
お食事中の方はお食事の後にお読みください。


Amebic Dysentery (Epidemics)
クリエーター情報なし
Rosen Pub Group


 まず、アメーバ赤痢とは・・・・
寄生虫である赤痢アメーバ原虫(Entamoeba histolytica)によって、
引き起こされる。消化器伝染病である。
日本では感染症法において五類感染症に指定されている。

赤痢アメーバ原虫は大腸に寄生し、
糞便中にシスト(のうし)を排泄する。
このシストが口から入り胃を通って、
盲腸、大腸・直腸に辿り着き寄生する。
 いちごゼリー状の粘血便を一日に数回~数十回排出するのだ。

断続的な下痢になったり、腸内にガスがたまり、
痙攣性の腹痛を起こす。だいたいは発症しても軽症であるが、
衰弱により死亡することもある。
肝臓に転移すると、かなり危ないらしい。

 実は私・・・アメーバ赤痢だった。

潜伏期間は通常は2~4週間とされているが、
短いこともあり、長年にわたり無症状で経過し、
突然症状が現れることもあるらしい。

と言う事は・・・・・いつ私の体内に寄生したのかは不明であり、
 感染源も特定できないと言う事である。

世界中で約5億人がアメーバを保有しているとされており、
このうちの約5,000万人が赤痢アメーバ保有者であり、
毎年約10万人が死亡しているとされているそうだ。
日本でも2006年には700人を超えている。
(男性およそ600人、女性およそ100人)

原虫の大きさは30~40μm(マイクロ・メートル)
=0.03~0.04ミリメートルである。
通常の細菌の大きさを野球のボールとすると、
原虫の大きさは東京ドームほどの大きさになるそうだ。

 ちなみに志賀直哉博士によって発見された赤痢菌は、
   0.5×1.3μm(マイクロ・メートル)位の棒状の菌。

アーメダバード在住の友人はインドに来て早々に罹ったとの事。
さすが2年間で腸チフスを始め、
デング熱に2回も罹っただけの事はある。(笑)

しかも聞いてみれば、これが全くもってインド式治療で・・・
アメーバ原虫を死滅させる治療はしていないと思われた。
彼女の運命は、いかに

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コメント
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