カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

おやじファイト

2008年11月23日 20時35分59秒 | スポーツ / SPORTS
 
 

おやじファイトと言えば、新宿フェイス。
全席がリングサイドと言うこの雰囲気がいい。
観客と選手の距離が近い、天井が近い。
箱が小さいだけに、リングと観客席の一体感がある。
(コンサートで言えばライブハウスの様な感じかな。)

<おやじファイトとは

33歳以上のボクシング夢追人のための大会で、
下記の4つのカテゴリーに分かれている。
(2009年からはカテゴリー変更あり。)

 オープン戦 : 年齢、経験を考慮してマッチメイク。
 R-33  : 33歳~47歳未満の練習生及び元プロ選手。
 R-47  : 47歳以上の練習生及び元プロ選手。
 O F B  : 33歳以上で元プロA級ライセンスを所持していた選手、
            アマチュアでトップクラスの戦績を残した選手。

安全のためヘッドギアをつけ、グローブは14オンス、
(ヘビー級とライトヘビー級は16オンス)
2分3ラウンドで戦う。2ノックダウンシステム。

「安全第一を考え早目にストップする。」
「一発のカウンターより手数を重視する。」
「ロープにつまりガード一辺倒になった場合もダウンを取る。」
「試合後の  飲酒は厳禁。」

などの注意事項が試合前に伝達された。

            

今回はオープン戦がメインでR-33が9試合、
R-47が1試合、OFBのタイトルマッチが1試合、
全11試合は行われた。

来年から「なでしこファイト」と名打たれた女子の大会が始まる。
そのスパーリングが行われたが、
両者共に一生懸命パンチを振るっていた。

おやじ選手もそうだが、
終わった後の達成感、満足気な顔も印象的だった。
 えっ私 だから~やらないっていってるでしょ。
誰が見ても身体弱いんですからっ

               

今回のメインカードはOFBライト級タイトルマッチだった。
チャンピオンは谷田光貴選手(川島)。
         


なんでもあのK田ジムから挑戦状が叩きつけられたそうだ。
出場するのはK田の親父さんかと思ったのだが、
ボクシングの試合になるかどうか怪しいし、
親父さんがヘタにボコられても洒落にならない。
出場するのはフィリピン人トレーナーのスルピシオ選手と聞いて、
ちょっと安心した。

しかしこのスルピシオ選手、只者ではなかった。
アマチュアで110戦107勝(89KO)3敗、
プロでも25戦22勝(11KO)3敗であった。
ちなみに、谷田チャンピオンのプロ戦績が5勝6敗3分である。

選手紹介では、フィリピン人女性のダミ声の声援が響く。

試合が始まると、おやじファイトとは思えないほどに、
場内はシーンと静まり返った。

通常の試合であれば応援や歓声が飛び交うのに、
二人の間合いには殺気を感じた。

あわや!の危ないタイミングでパンチが交換される。

しかしおやじファイトのリングでは、
チャンピオンの試合運びの上手さと手数が上回った。
谷田選手が3-0の判定で防衛した。

負けが許されないK田ジム・・・
トレーナーは無事に帰れるのか  右側がスルピシオ選手。

  K田D毅選手(○印)も来場。

  皆さんの挑戦をお待ちしています 

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コメント (2)
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