カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

日本ライト級タイトルマッチ

2007年04月21日 23時07分59秒 | スポーツ / SPORTS
WBCライト級10位
WBAライト級14位
OPBFライト級1位          OPBFライト級9位
日本ライト級チャンピオン      日本ライト級1位
 長嶋 建吾(18古河)     石井 一太郎(横浜光)
  30勝15KO3敗2分          17勝15KO1敗1分

24歳の石井選手は、17勝のうち15KO
倒し屋と呼ばれるハードパンチャー。
しかしタイ人との対戦が多く、
2005年にフィリピンのOPBFランカーには勝ったものの、
日本ランカーとの対戦がない・・・。
(元ランカーには2勝。)

 (注)ランキングとは強い順でなく、
    タイトル挑戦権の優先順位である。

キャリアに勝る長嶋選手がアウトボクシングで判定勝利か?

                 

写真右側:黒いトランクスが石井選手。
写真左側:迷彩柄のトランクス、右を伸ばす長嶋選手。

          

1ラウンド:石井選手は左ジャブを細かく突きながら前に出るが、
長嶋選手がサイドステップでかわし、
左アッパー、左ストレートを当てる。
  (長嶋選手:10-9:石井選手)

2ラウンド:石井選手が距離をつめ、左右のボディ。
長嶋選手は多彩な右で距離を取る。
石井選手は左目をバッティングでカット。
  (長嶋選手:10-10:石井選手)

3ラウンド:石井選手は前進し左ボディブロー。
長嶋選手は右をフリッカージャブ、アッパー、フックと当て、
アウトボクシングではなくクリンチする。
長嶋選手も左目をバッティングでカット。
  (長嶋選手:10-10:石井選手)

4ラウンド:スピードに勝る長嶋選手は右ジャブから、
左ストレートを放つ。石井選手は距離をつめ、
左ボディブロー一本で攻撃。手数、ヒット数で石井選手。
  (長嶋選手:9-10:石井選手)

5ラウンド:長嶋選手は右を当ててはクリンチ、
石井選手のヒットはボディのみ。顔面への有効打はない。
  (長嶋選手:10-9:石井選手)

6ラウンド:長嶋選手が、ほぼ同じ攻撃でポイントを重ねる。
  (長嶋選手:10-9:石井選手)

7ラウンド:長嶋選手は右を打ってはクリンチに行くので、
ホールド気味のもみ合いが多い。石井選手がイラ立ち投げに行く。
さらに右の頭部をバッティングでカット。
  (長嶋選手:10-10:石井選手)

8ラウンド:長嶋選手はしつようにクリンチ、
身体を預けながら押して行くシーンが多くなった。
  (長嶋選手:10-10:石井選手)

9ラウンド:長嶋選手は足を使い出し、左をボディへ集める。
石井選手が追うがパンチは届かず。
  (長嶋選手:10-9:石井選手)

10ラウンド:石井選手は前に出るが、長嶋選手が右アッパー、
左ストレートを打ってはクリンチを繰り返す。
  (長嶋選手:10-9:石井選手)

私の採点では、99-95で長嶋選手の勝利。
公式採点は、ジャッジ浦谷99-93、
染谷が98-95、島川が99-95、
3-0の判定で長嶋選手が勝った。

長嶋選手の判定勝ちは予想通りだったが、
アウトボクシングに徹するかと思ったが、
意外にもクリンチが多く、
強いというより老獪で上手いと言う印象だった。

勝利者インタビューで「自分には後がない」と言っていたが、
(観ていて面白い試合かどうかは別にして)
負けないボクシングをしたと思う。

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コメント (2)
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