カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

日本スーパーライト級タイトルマッチ

2006年11月18日 22時59分59秒 | スポーツ / SPORTS
チャンピオン 木村 登勇(横浜光)
         29勝(14KO)5敗2分
                
           同級2位 飯田 幸司(ヨネクラ)
                   16戦11勝(3KO)4敗1分 

現在の日本ボクシング界で、
最も安定したチャンピオンは木村選手であろう。
現在12戦連勝、4連続KO防衛中。8回目の防衛戦。

チャレンジャー飯田選手は、
世界ランカーを倒して日本ランキング入りし、
今回は代役で挑戦権を得たラッキーボーイ。

写真:左側、飯田選手の出鼻に右ジャブを放つ、写真右側の木村選手。

             

1ラウンド:飯田選手はガードを固めて前進し懐に入ろうとするが、
      緊張のせいか硬さが観られる。
      木村選手がガードの隙間に右アッパーを突き上げ、
      返しの左ストレートもヒットする。
       (木村選手:10-9:飯田選手)

2ラウンド:木村選手の連打が、ことごとくヒットする。
      飯田選手は、前に出る事ができない。
      木村選手が連打で赤コーナーに追って行き、
      右ストレートで早くもダウンを奪う。
      立ち上がった飯田選手を、
      今度はニュートラルコーナーへ追い詰め連打。
      たまらず飯田選手は前のめりにダウン。
      なんとか立ち上がるが足に来ている。
      しかし木村選手の猛攻を必死でこらえる。
       (木村選手:10-7:飯田選手)

3ラウンド:ダメージの残っている飯田選手に、
      木村選手がたたみかけるが、
      頑張る飯田選手は倒れない。
       (木村選手:10-9:飯田選手)

4ラウンド:飯田選手が前進し頭をつけて左右のアッパーを
      放ち、木村選手をロープにつめる。
       (木村選手:9-10:飯田選手)

5ラウンド:ゴングと共に木村選手が連打で前に出る。
      飯田選手はこらえて、逆に前進するが、
      手数で飯田選手勝るも有効打は木村選手。
       (木村選手:10-9:飯田選手)

6ラウンド:前進する飯田選手と押されまいとする木村選手、
      もみ合いとクリンチが続くが、有効打で木村選手。
       (木村選手:10-9:飯田選手)

7ラウンド:クリンチの離れ際のパンチの応酬。
      木村選手の有効打、手数では飯田選手。
       (木村選手:10-10:飯田選手)

8ラウンド:木村選手は効いているわけではないが、
      疲れているのか?バッティングを嫌がっているのか、
      手数が減った。飯田選手の攻撃パターンは変わらない。
       (木村選手:9-10:飯田選手)

9ラウンド:木村選手は手数が出ない。
      飯田選手は頭をつけて左右のアッパーで攻める。
       (木村選手:9-10:飯田選手)

10ラウンド:ポイントで勝っている木村選手は、
       無理にKOしようとしない。
       飯田選手が前進し最後の頑張りを見せる。
       (木村選手:9-10:飯田選手)

2ラウンドのダウンにガックリ来る事もなく、
後半みごとに自分の持ち味を発揮し挽回した飯田選手。
予想を裏切り判定となった。

私の採点では96-93で木村選手。
公式採点は、97-94、96-93、97-92の
3-0で木村選手が8回目の防衛を果した。

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コメント (2)
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