カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

飛行機の話 【タイ航空】

2005年12月03日 19時52分59秒 | タイ / THAILAND
ふと気になったので数えてみた。
今までに飛行機に何回乗っただろうかと・・・。
すると、国際線、日本の国内線、外国の国内線を合わせて、
ちょうど50回だった。

   実は・・・私は飛行機が怖い。
    「えっ!こんなに乗っておいて!」と皆さんは言うだろうが、
   本当の話だ。事実、離着陸の時には神様に祈っている。

その中で、1時間程度のディレイ(遅延)を除いて、
トラブルにあったのは5回だ。

 ①インド国内のムンバイ ⇒ オーランガーバード
   ジェットエアー機が、雷雨のために着陸できず45分間空港上空を旋回
 ②インドのトリバンドラム ⇒ シンガポール
   シルク航空機(シンガポール航空の子会社)が9時間ディレイ。
 ③クアラルンプール ⇒ 成田
   マレーシア航空機が13時間ディレイ
 ④バンコク ⇒ インドのコルカタ(カルカッタ)
   タイ航空機が、天候不良のため着陸できずバンコクへ引き返す。
 ⑤シンガポール ⇒ 成田
   シンガポール航空が、オーバーブッキングの為
   次の便に振り替えられた。

5/50(10%)と言う数字が、
確率的に多いのか? 少ないのか? はわからないが、
今日は、この④の時の話をしようと思う。

        

この時私は、バンコク空港の待合室で話しかけられたインド人と、
カタコトながら会話をしていた。
これが、後になって私を助けてくれる事になった。
インド行きの飛行機が日本からの直行便でない場合、
日本人が乗っている事は非常に少ない。
だいたい90%以上がインド人である。

バンコクを離陸したタイ航空機は順調に飛行を続け、
深夜にコルカタ空港へ着陸する予定だった・・・。
深夜便と言う事もあって機内では乗客は、ほとんどが眠っていた。

そろそろ到着する頃だと思い、
目覚めた私の耳に飛び込んできたアナウンスは、
聞き間違いではないか? と思わせる内容だった。
(注:私はほとんど英語ができません。)

  「当機はまもなく、バンコク国際空港に到着します。」

・・・・聞き間違いだと思った・・・。

すると後方のシートで誰かが言った。
  「バンコク? コルカタじゃないのか?」

それに答える別の乗客。
  「天候不良だ。」

  「オー・マイ・ガッーーーー
どうなるんだ? 私達は・・・?

            

バンコクへ引き返し飛行機から降りた時に、
搭乗前に話をしていたインド人がいた。
「霧ですか?」と聞いたら、「わからない。そうかも?」
との事。こういう場合では、英語が判らない私は、
わかる人について行くのが正しい選択だと、
経験上そう思っている。

   このケースだとイミグレーションを出る時に、
   パスポートを渡す事も初めて知った。
   当然、正規の入出国ではないのでスタンプも押さない。

ホテルにチェックインした時間は、すでに午前4時を過ぎていた。
フライトはリスケジュールとなり、午後1時の出発になっていた。
朝は7時に起きて食欲はなかったが、朝食を取りに行った。
フロントにチェックアウト時間11:30と書いてあったので、
朝食後にバンコク在住のF氏にSOS電話をかけたり、
コルカタ空港に出迎えを頼んでいた
インドの旅行会社にメールを送ったりしていた。

そして11時にチェックアウトするためにフロントへ行ったら、
前出のインド人がいた。これはもう偶然ではない。
神様が私を守ってくださっている、と思った。
この時、私を入れて4人のグループになっていた。

そして一緒に行動をしたため、入口を間違えて拘束される事もなく、
挙動不審で逮捕され連行される事もなく、
そのままパスポートを没収されてしまう事もなく、
飛行機に乗り遅れる事もなく、インドへ行く事ができた。

         

この時にタイ航空が用意してくれたのが、写真のホテル。
空港から歩いていけるアマリ・エアポート・ホテルだった。
天候不良と言うのは航空会社の責任ではない。
にもかかわらず、1泊200US$クラスのホテルをあてがってくれた。

マレーシア航空とは大違いである。

                    excellent !  
コメント
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