カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【初・インドの道】 ~ムンバイ経由、オーランガバードへ~

2005年02月01日 20時54分00秒 | 西インド / WEST INDIA
悪夢のような運転手&かばん持ちから逃れて空港にいたが、
フライト時間の10分前になっても、セキュリティ・チェックのサインが付かない。
ディレイ(遅延)のアナウンスも表示もなかった。
しかし、なんたって英語がわからないのだから、
聞き逃したり見逃したりしている可能性もある。
乗り遅れるよりましだと思い搭乗ゲートへ行ってみた。みんなのんびりしていた。
そこでようやく、ディレイのアナウンスがあった。

コルカタからムンバイまでは、国内線のインディアン・エアラインに乗った。
結局1時間送れて離陸。インドでは、列車だけでなく飛行機も送れる。
2時間40分のフライトで、ムンバイには11:00到着。
次は18:45のオーランガーバード行きのジェット・エアーに乗る。
かなり待ち時間があるが、何が起こるかわからないので、空港から出なかった。
読書をして時間をつぶした。このときの文庫本が何だったか、覚えていない。
読み終わった本は、荷物を軽くするために捨ててしまった。

私はバックパックを機内持ち込みにしている。理由は荷物係を信用していないからだ。
9/11事件以降、危険物(アーミーナイフ)を携帯している私は、
荷物を預けざるを得なくなったのだが、
バックパックに目印として結んでいるバンダナが、なくなっていた事が数回あった。

ジェットエアーのチェックインの際に、バックパックをハンドバックだと言い張ったが、
認めてもらえなかった。エアーインディアでもインディアン・エアラインズでもOKだったのに。
なんてケチなんだろう、と思っていたら飛行機が小さかった。

         

ムンバからオーランガーバードまでの、フライト時間はたったの45分だ。
定刻通りに離陸したが、オーランガーバードまで後10分となったあたりから、
雲行きが怪しくなった。窓の外で稲妻が走り、大粒の雨がハッキリと見えた。
この旅、初めての雨だった。

オーランガーバード空港の上空で、飛行機は旋回を始めた。
雷雨のため着陸できない、というアナウンスがあった。
何と言う事だ。上空まで来ているのに・・・・。

・・・その旋回は、長かった。・・・フライト時間と同じ、45分間も続いた。
このまま着陸できず、ムンバイへ引き返したらどうしよう。
または、墜落したら・・・?そんな不安と恐怖を味わった。
一瞬小降りになったすきに着陸した時には、周りのインド人と一緒に思わす拍手した。

着陸後、また雨が激しくなってきた。時間もすでに、20:30を過ぎている。
一刻も早くホテルへ急がなければ・・・・。

このオーランガーバードでは、ホテルを予約していなかったので、
空港から「地球の歩き方」で目星をつけておいたホテルまでは、
プリペイド・タクシー(前払い制のタクシー)を利用した。
いろんなカウンターがあったのだが、
一番元気のいい、呼び込みのおばちゃんの車を利用することにした。

・・・ところがこのおばちゃん、なかなかタクシーを出そうとしないのである。
車を見てビックリした・・・。おばちゃんの車は、デラックスな観光バスだったのだ。
  (おいおい、プリペイド・タクシーじゃないじゃん。プリペイド・観光バスじゃん・・。)
バスいっぱいにお客を乗せるために、必死で呼び込んでいたのだ。
しかし、おばちゃんの呼び込みの甲斐もなく、乗客は私一人だった。

to be continue.
コメント (2)
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