ポスト・コロナは２年先？

＜スポーツ雑感 2020/4/28-2＞
ロイターの報道によれば、韓国で「生活の正常化に向けた2年間のガイドライン」が発表された。それによれば、「ウイルスは最長2年間続く可能性があり、その間は、元の生活には戻れないという現実を受け止める必要がある」としている。「ポスト・コロナ」はまだ遠く、「ライフ・ウイズ・コロナ」を覚悟しなければばらないということだ。「コロナに打ち勝った証として東京五輪を延期開催する」と決めた面々は、これをどう思うのか。

「ゴルフサバイバル」に続け？

＜スポーツ雑感 2020/4/28＞
若手女子プロゴルファーが戦うBS日テレ「ゴルフサバイバル」は、新型コロナウイルスの影響でプロ大会が中止になっているなか、おじさんゴルファーには数少ない楽しみだ。そこに、BS朝日の「女子ゴルフペアマッチ選手権」が始まった。大会方式はちがうものの、二番煎じ感たっぷりであまり面白くない。選手の背後に映りこむカメラマンの顔に見覚えがあったので、調べてみたら同じ制作会社だった。もう一工夫、がんばってほしい。

スポーツとコロナの共存？

＜スポーツ雑感 2020/4/23＞
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の提言は、理系の集まりの割（だと思う）には、その根拠が不明で、あまり納得できるものではない。ただ、「向こう1年間はこの流行と付き合っていかなくてはならない」という発言は、コロナ禍が始まってからすでに4か月がたっていることを思うと、真に受けとめなければならないだろう。「コロナ後」ではなく「コロナと共に」へと生活が変わる。スポーツは、どうコロナと共存していくのか。

東京五輪に新たな動き？

＜スポーツ雑感 2020/4/22＞
東京五輪の１年延期にかかる追加費用約3000億円をめぐって、IOCと日本の間でひと悶着あった。そもそも約3000億円の追加で済むのか疑問なのだが。その追加費用の負担を安倍総理が合意したと、IOCが公式サイトで、突然、公表した。それに対し、寝耳に水の日本側がクレームを伝え、「合意」が削られ、修正された。どこかマラソン会場の変更のときを思い起こさせる、IOCの勝手な動きだ。新しい動きの予兆ではないか。

楽観的な東京五輪の1年延期

＜スポーツ雑感 2020/4/8＞
スポーツイベントがないので、ほとんど書くことがない。それにしても、昨晩、「緊急事態宣言」が発令されたが、政府の認識は「緊急事態」からは、ほど遠いようだ。今朝のテレビで、安倍総理の「使い」である政治評論家の田崎史郎氏が「観光などに使えるクーポン券を、この夏休みに利用できるように」と言ったのには、本当に驚いた。そんなに簡単に収まるわけがない。こんな楽観論のうえに、東京五輪の1年延期が決まっているのだ。