12/27はマガ9の忘年会でした。「9」は「憲法9条」の「9」です。「来年は忘年会はないかもしれません」と主催者が重い事を言う。タカ派の安倍政権で「改憲」され9条がなくなるかもしれないからだそうです。そうはさせませんよ。みなで頑張りましょう。
India recorded 24,000 cases of rape last year, a figure that has increased by 25% in the past six years. nyti.ms/ZHmc4G
ギリシャの旅の記録を反芻している。さすがにギリシャの歴史は奥深いので、掘ればいくらでも出て来る、底なしな感じがする。
クレタ島のミノア文明を象徴するクノッソスの遺跡の規模は、ギリシャ本土にあるミケーネ文明を凌いでいる。しかしミノア文明は、紀元前12世紀頃からのミケーネ文明による侵略や、サントリーニ島の噴火によって致命的に破壊された。
デルフォイの神託を受けたクレタ島のミノス王は、ポセイドーンの呪いから生まれた、自身の妻パーシパエーと雄牛の子である牛頭人身の怪物ミノタウロスを閉じ込めるべく、自らの住む王宮を迷宮化した。これがラビュリントス、すなわちラビリンスの発祥であり、文字通り、迷える王宮、迷宮である。
牛を神として崇めたクノッソスでは、闘牛の際、牛ではなく、牛と戦った男女が殺された。当時クレタ島の庇護下にあったアテネからは9年毎に7人の少年、7人の少女が生け贄として送られ、3度目の生け贄に混じったアテネの英雄テーセウスが、迷宮ラビュリントスに侵入しミノタウロスを倒した。
クノッソスの祭りでは、牛の仮面を被った祭司が舞い踊り、その周りを駆け巡る何頭もの牛を、少年少女達が飛び越えるのがクライマックスだった。ローマに残るミトラの牛殺しのモチーフはクノッソスの牛殺しがモチーフであり、それがイスラームの影響下とあったスペインに闘牛として残ったのではないか?
クレタ島の博物館にあった古代のチェスの駒に相当するオブジェが、デルフォイの遺跡にあった「地球のへそ」を形取ったオブジェに良く似ていた。またメソポタミア起源のギルガメシュとイシュタルを描いたオブジェも発掘されており、クレタ島にはエジプトのみならずメソポタミアの影響があった。
ミノア人は平均身長が130-145センチ程度と、小柄だったと言う。ミノアという言葉は由来が不明だそうだが、これはもしかしたら小アジアMinor Asiaに由来する、アジアと「小ささ」という形容詞が混合した合成語なのかもしれない。
他のギリシャの島々とは異なり、古代ミノアには象は存在しなかった。しかしエジプトやシリアから輸入された印鑑には象牙が使われており、紀元前15世紀にミノア島で作られた牛と戦う男性のオブジェは象牙で出来ていた。
象と言えば、ハンニバルがローマを攻略する際、北アフリカから37頭の戦象を連れてスペインに渡り、アルプス山脈を越えてイタリア入りした話が有名だ。しかしこの象がアフリカ象かインド象かについては、未だ良く分かっていないという。
クノッソスにあるグリフォンの壁画は、高松塚古墳の朱雀や手塚治虫の火の鳥を思い起こさせた。紀元前33世紀にエジプトに登場したグリフォンは紀元前15世紀にクレタ島の王の間に描かれ、アケメネス朝ペルシャでの登場より約1000年早いと言う。en.wikipedia.org/wiki/File:Knos…
クノッソスの宮殿の柱は木製で、木を逆さまにして使用した逆三角形である。伊勢神宮の遷宮で使われる御柱は、逆さまにした木を小屋の天井から吊るし、地面すれすれの所で20年静止させて神を降ろして神木としたものを使用している、と聞いたことがあるけれど、何か関係があるかもしれない。
おそらくエンタシスとは、クノッソスの宮殿に見られる様に、木を逆さまにした逆十字の形の根っこの部分にやすりをかけて、中央を膨らませたものなのだろう。このエンタシスの構造が使われている寺院は地中海世界ですら少なく、それが見つかったエーゲ海の島々から象の骨が見つかっているのは興味深い。
ちなみにクレタ島のクノッソスの壁画は、8という数字に従って幾何学的にデザインされている。これは8という数字がエジプトにおける重要な数で、それを模倣することで呪術性のある壁画としたからだそう。おそらくオクターブやオクタゴン、オクトパスやオクテットなども関係しているだろう。
アメリカを代表する神話学者ジョーゼフ・キャンベルによる、鈴木大拙によるキリスト教に関する発言や、日本の神道、また雨を振らせようとコブラにキスをするビルマ人女性の映像やインドラ神の話など、素晴らしい内容。「神話の力 Vol.2神と人間」youtube.com/watch?v=60Cqo2…
私が19歳の時にホームステイしたアメリカ人ホストファミリーの父レアードはユニタリアンだったけれど、彼が日本の神道に対しての憧れを話してくれたのは、きっと彼が神話学者のジョーゼフ・キャンベルから影響を受けていたからだと思う。
神話学者のジョーゼフ・キャンベルはアスリートとしても有名で、若い頃はハーフマイル走の世界記録を持っていたと言う。この映像に出て来る彼も若々しくて、とても80歳過ぎの人とは思えなかった。
NHKでやっていたんですね。私は当時は、まだ子供だったので知りませんが(笑) @ttn18Gray 懐かしい! 以前これNHKで見ました!いい番組でした!
ぜひ見直してみてはいかがでしょうか?素晴らしい番組ですよ♪ @takeonomado YouTubeで見れるとは!20年以上前にLDで買いました、ジョージルーカス、スターウォーズの原点ですよね。LDプレイヤーが壊れてから見てなかった。
ホームステイは本当に素晴らしい制度だと思いますし、良い思い出が沢山あります。ぜひ若い人たちには、いろんな国でホームステイ体験をして頂きたいものです。 @sunaga_322 ホームステイやったんですね。いいなぁ
安部さんの作品にも宇宙的な世界観が現れていますが、キャンベルから少なからず影響を受けていたのかもしれませんね。 @nriambe @ttn18Gray 私も当時NHKで見てから本を買い、読んでいました。詳しい内容を覚えてないので、また読み返してみたいと思います。