ようやく、イタリアの財団に頼まれていた、アートプロジェクトの為の文章を仕上げた。いろいろとプレッシャーがある中での作業だったので、ここでふぅ、と一息。
文章を寄稿したのは、セルビア出身のDejan Kalujerovicというアーティストが行っているプロジェクト、「ユーロポリー」。「ユーロポリー」はゲーム「モノポリー」を模倣したもので、ヨーロッパに生まれたnon-EU CitizenがCitizenshipを取るまでを描いたゲーム。このゲームは9月よりヨーロッパ全土で発売の予定との事、ゲームとしての完成度にも期待したい所。このボードゲームは、かなり真面目な批評本とセット販売される予定で、それの寄稿メンバーにアジアから唯一、私が何故か(?)選ばれ、寄稿したという次第。ゲームそのものがヨーロッパの統一とNew Identityをテーマとしたものだったので、私は文章において、ヨーロッパすなわちEU圏におけるデカルト主義とモダニズム批判、そしてアジア統一の夢が引き起こした大東亜共栄圏と京都学派について簡単に書いてみた。コピーライトの件がまだ片付いていないのでWebに載せれるかどうかは分からないけれど、可能だったら載せてみます。
やっとこの仕事が片付いたので、今週末はのんびり過ごす。土曜日は友人と飲みにいって、日曜日は写真家の斉木さん達とPS1のオープニングに行ってきた。PS1では複数の展示が同時にオープンしたのだけれど、ヴォルフガング・ティルマンスの展示がダントツでよかった!今までの作品とは大変異なる、印画紙に直接光を当てることによってできる作品の大型パネルがメインの展示で、あたかもロスコの抽象画のような凄みをもって鎮座していた。久しぶりに凄い、と思える展示を見た気がする。さすがティルマンスだ。
会場にティルマンスがいたので、「斉木さん、挨拶して来ましょう!」と誘ったのだが、斉木さんは照れているのか、なかなか一緒に来ない。じゃあ、俺、行ってきますよ、と言って奥の展示室に入って行ったら、作品の前でティルマンスが彼氏とキスしていて、とても近づける雰囲気ではない。うーん、困った、と思ったら、事がひと段落着いたようなので、ティルマンスに挨拶してくる。話してみたら、本人本当に気さくな感じの人で、とっても良い雰囲気でした。ちゃっかり名刺まで渡してきた。ラッキ。
文章を寄稿したのは、セルビア出身のDejan Kalujerovicというアーティストが行っているプロジェクト、「ユーロポリー」。「ユーロポリー」はゲーム「モノポリー」を模倣したもので、ヨーロッパに生まれたnon-EU CitizenがCitizenshipを取るまでを描いたゲーム。このゲームは9月よりヨーロッパ全土で発売の予定との事、ゲームとしての完成度にも期待したい所。このボードゲームは、かなり真面目な批評本とセット販売される予定で、それの寄稿メンバーにアジアから唯一、私が何故か(?)選ばれ、寄稿したという次第。ゲームそのものがヨーロッパの統一とNew Identityをテーマとしたものだったので、私は文章において、ヨーロッパすなわちEU圏におけるデカルト主義とモダニズム批判、そしてアジア統一の夢が引き起こした大東亜共栄圏と京都学派について簡単に書いてみた。コピーライトの件がまだ片付いていないのでWebに載せれるかどうかは分からないけれど、可能だったら載せてみます。
やっとこの仕事が片付いたので、今週末はのんびり過ごす。土曜日は友人と飲みにいって、日曜日は写真家の斉木さん達とPS1のオープニングに行ってきた。PS1では複数の展示が同時にオープンしたのだけれど、ヴォルフガング・ティルマンスの展示がダントツでよかった!今までの作品とは大変異なる、印画紙に直接光を当てることによってできる作品の大型パネルがメインの展示で、あたかもロスコの抽象画のような凄みをもって鎮座していた。久しぶりに凄い、と思える展示を見た気がする。さすがティルマンスだ。
会場にティルマンスがいたので、「斉木さん、挨拶して来ましょう!」と誘ったのだが、斉木さんは照れているのか、なかなか一緒に来ない。じゃあ、俺、行ってきますよ、と言って奥の展示室に入って行ったら、作品の前でティルマンスが彼氏とキスしていて、とても近づける雰囲気ではない。うーん、困った、と思ったら、事がひと段落着いたようなので、ティルマンスに挨拶してくる。話してみたら、本人本当に気さくな感じの人で、とっても良い雰囲気でした。ちゃっかり名刺まで渡してきた。ラッキ。