霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

支障木

2016-10-16 22:37:58 | 環境
家の周辺と東の山に杉林がある。
原発事故が起きる以前はタラノメの宝庫で収穫作業が日課となっていた。

原発事故以後その楽しみを奪われてしまうと杉林は単に田畑の日当たりを悪くする支障木でしかなくなった。
杉材が家の新築等に活用されたのは昔のことで今は殆ど無価値に近い相場で取引されているらしい。



そんなことから「売却額よりも伐採料が高くてもいい」と業者に伐採を依頼したのは今年の春の事だった。
その後、お互いに「音沙汰無し」だったが、先日久し振りに連絡が付き「今年の冬に伐採する」との確約を得た。

防風林の役割を果たしているエグネ部分は残すが他はすべて伐採する。
その後にどんな風景が現れるか今から楽しみにしている。
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2 コメント

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Unknown (sunasan)
2016-10-17 17:34:30
こんな立派な木材が支障とは情けないですね。今日も国会でTPPに関する不毛な質疑が行われていましたが、長いスパンで見る政治家は居ないのでしょうか。林業は植えてから数十年で成木になる先の長い産業だそうですね。選挙のことばかり考えて来春には何の意味も持たない解散を考えている政権にはほとほと困ったものです。
Unknown (霜後桃源記)
2016-10-19 12:04:16
sunasanさん
コメントありがとうございます。
フラットな場所が少ない山間僻地なので杉林のままにしておくのは「勿体ない」という感覚です。

鹿児島に続いて新潟でも原発反対の知事が誕生したのは嬉しいニュースでした。
東京都民が原発にあまり関心を示さないのに不満を感じていました。

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