つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

移動 札幌から東京へ 4

2021年05月25日 | 東京へ行く
この日の宿は十和田湖畔
着くのが遅くなりそうなのでホテルに連絡をした

このホテル周りに何もないことが売りで、
その時居たのが三沢の外れで
夕飯を頼んでいなかったからホテルの人が心配してくれた
「十和田市を出ると、普段は開いている店がすっかり閉まっています
たべてこられるか、十和田市内で食事の用意をしておいでください」と、

青森県から十和田湖をぐるりと回るように行った
湖沿いの道は緑が美しく、奥入瀬渓流が車と並ぶように走る

この一本道でまあたあらそうなのという体験をした
あ、これはぞくぞくするのではなく、
最初は逆あおり運転かと思った
林の中の対面の細い道で数えるほどの車しか走っていないのに、制限速度を10キロほど下回るスピードで行くのだ
慣れないくねった道でゆっくりなのかなと、仕方がないこの道の先に目的地があるからついていくしかない

そのうち札幌ナンバーで嫌がらせをされているのかもしれないと考えた
20分も我慢しただろうか、娘がYouTuberかなあと言い出した
スピードは一定だが滝があるところにくるとわずかばかり遅くなる
蛇行するわけでも、他に何かするわけでもない
でも世界中に発信されてしまうかもしれないものに、下手に追い抜いてコメントでもつけられて写し込まれたら厄介だ
ひたすら忍の一時で追いかけた

それから10分ほどした頃、ようやくウインカーを出し端によって止まったため追い抜くことが出来た

湖の観光船乗り場に着いた時にはもう日が沈んでいて暗かった
それもあったが店屋が一軒も開いていなくて人気がなくて、
食堂も、土産物屋も、宿屋も、何もかも閉まっていた
連休明けのせいか、コロナのせいか、
それがなんとも言えずうら寂しかった





暗い中、これだけは見ていこうと「乙女の像」を探した





たどり着いた時は本当に真っ暗だった
札幌の中学校の修学旅行は大抵が青森から十和田あたりに来るので、娘に覚えているかと聞いたら、

真っ暗でわからない!




途中コンビニで弁当とビール、おつまみを買い込みホテルに到着した
周りになあんにもないホテルなんです
なあんにもないから
露天風呂がもうもうもうよかった!
もう開けっ広げで、広々とした空間に向けてお風呂がある
真っ暗な空に星が瞬いているのをいつまでもいつまでも見ていられた
朝風呂に入りに行ったら、これが湖に面していて朝霧が流れる様をゆっくりと眺めながら楽しめた

部屋からの風景
お風呂もこの並びになります




備え付けであったミルを使い旦那が朝コーヒーを入れようとしています


朝食をいただきに行ったダイニングルームも見事な眺めだった






定食スタイルで運んできてくれた朝食
せんべい汁にねぶた漬け、ポテトサラダにはいぶりがっこが入っていた
私、いぶりがっこあまり好きじゃないのだが、こうなるといい塩気で美味しく完食しました


サービスも行き届いていたし良いホテルだと思いましたが、
この晩利用していたのは一階フロアは私達だけ、二階のお部屋は10ほど使われていました

と言うのも、ドアに清掃消毒済みの封印がつけてあり間違っても開けないようにしてあったのです


十和田湖畔のプリンスホテル
こういう時だったから私達はとてもリーズナブルな費用で泊まれました
ありがとうございます
また是非利用したいと思います

頑張ってほしいです


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする