旦那の勤め先からのメールだった
その内容は、長男が財布を落とし警察に届けられた
中に保険証が入っていたので、
恥ずかしながらもうすぐ30になるが長男はまだ扶養家族
その保険証から旦那の勤め先に照会が入り、
そこから旦那あてに、息子に警察署へ取りに行くように伝えてくれと連絡があった
「ばあかが、!」で、早速電話をしたがつながらない!!
いやあ、ここからがひと騒動だった
まあ、電話を取れない状況というのはよくあることだからと、
ラインを流したが、これに既読がつかないのだ
初めは何か忙しいのだろうと思っていたが、時間が経つにつれて親馬鹿はイライラし始めて、
念のためにありとあらゆるわかっている限りのアドレスにメールを残し、
ありとあらゆる留守電にメッセージを入れた
一日目、二日目、…
あいつまた何かあって引きこもりしているんだろうか?
三日目、事故かな?熱でも出したんだろうか?
四日目…どうしたもんじゃろのう?生きているかな?
と知人に愚痴ったら、
「死んだらすぐ連絡が来るもんだから生きてるよ」と慰められ(?)
この日が金曜日だった 土日で連絡がつかなかったら大学に電話するか?
なんでもなかったらちょっと恥ずかしいが、もうほかにどうやったら息子と連絡がとれるのか
なあんにも手掛かりがなかった!!
土曜日の朝、休日の次女からいつもの通り他愛もないラインが届き、
その中に末っ子が静岡にサッカーを観に行くとあった
!
あ、それ、コンサドーレのJ1残留のやつで、長男も行くと言っていた!!
で、慌てて末っ子に連絡!!「お兄に会う?会うならすぐに電話するように言って!!」
そこから1時間せずに連絡が入った
携帯もどこかに置き忘れたらしく、それを回収していて連絡がとれなかったようだ
この騒動の発端の財布は、
大学から直行で大阪に行く道中で落としたらしく、
その折荷物になるからとパソコンを研究室において行った…その研究室に入るための学生証は財布の中で、
一生懸命物理的に財布を探していたらしい…
電子的な連絡方法が一切手元になったということ!!
昔のように、電報を打てばよかったのか?
あああああ、ばああかあああ!!
としか言いようがなかった!
あれこれ文句をつけていたら、
「東大にいる同期がね、あまりに実家に連絡を取らなかったら、
GPSを持たされそうになっているらしい」といった
どこの家庭でも苦労されているようだ…
はあああ、結構心配したのだが、
「死んだらすぐ連絡が来るもんだ」というのが身に染みた出来事だった
ちなみに、土日は財布を受け取ることができないようで、週明けに返してもらえるようだ
とにもかくにも親切な人がまっすぐに届けてくれてよかった!