(part1はこちら)
ブランドや流行に弱い日本人限定で良いから"LOUIS VUITTON"や"GUCCI"などが堂々と環境問題を掲げて手頃なショッピングバッグを作ると確かにひとつのムーブメントが起きそう。
ショッピングバッグが定着するきっかけにもなるだろうし、企業イメージとしても効果がある。あくまでも環境問題を憂慮して製作するわけだから、決して高級な素材(革など)で作る必要はなく、軽くて丈夫で尚且つ汚れにくいパラシュート素材などで作り、比較的誰もが手に届きそうな価格帯で売り出す。もちろん、日本人大好きのモノグラムで。
さらに20代、30代に人気のある女性ファッションリーダーを起用し、"LOUIS VUITTON"のショッピングバッグを片手に紀伊国屋などで買物をしているシーンを雑誌に掲載。バッグから顔を覗かせるのはフランスパンやフルーツ、そして輸入物のワインやチーズたち。
当然、他社も追従するだろうから、自ずとショッピングバッグのデザインも向上し、そのものが定着する可能性が膨らむ。
そこで、ようやく僕らの出番。気に入ったデザイン、機能の中から厳選して購入するって寸法。
僕らが求めるショッピングバッグとは。
①デザイン性に優れていること。(言うに及ばず)
②軽くて折り畳めること。(収納して持ち運ぶことができる)
③丈夫で汚れにくく、撥水加工であること。(万が一、汁ものがこぼれても安心)
④店舗に置いてある買い物籠に合うサイズであること、又は底がきちんと設けてあること。(横置きすることで形が崩れたりすることを防ぐ)
⑤できれば手軽に洗濯可能で、リサイクルできる素材なら尚良い。
よーく考えたら、環境問題に身近ともいえる"patagonia"や"AIGLE"、"THE NORTH FACE"なんかが作ったっていいのに。"L.L.Bean"が氷を運ぶために作ったトートバッグみたいな感じで作ってくれないかな。"Hermes"のフールトゥのようなもので上記条件を満たしてくれるとウレシイ。
イヴォン・シュイナード(patagonia創業者)さん、是非ご一考下さい!しかし、アウトドア系からのアプローチじゃ流行、そして定着に至るにはちょっと難しいかな?
レジ袋有料化に関して、コンビニ業界がかなり反発しているようだけど、スターバックス(以下スタバ)やイオンを参考にしてみてはどうだろう。オフィス街ではタンブラーを持ち歩くたくさんのビジネスマンやOLを見掛けることができるけれど、それはタンブラーやマグカップを持参すると資源節約協力として20円が割引されるから。
つまり有料化するのではなく、値引きにしちゃえばいい。有料にすると反発があるけれど、値引きにしちゃえば誰も文句は言わないはず。例えばだけど、一枚につき5円引きなんてことが難しいなら、ポイントにしたっていい。この点ではイオングループのマイバッグ制度が参考になる。マイバッグ持参した人には毎回スタンプを押してくれて、20ポイント溜まると自社製品が100円オフ。スタバに対してインパクトは乏しいケド。
ところで素朴な疑問なんだけど、いったいいつの間にレジ袋というものは浸透したんだろう?
僕が小さい頃、母親はいつも買い物籠を持ち歩いていたような記憶がある。いや、お婆ちゃんだったかな?そのあたりの記憶は曖昧だけど、木で編まれた籠の記憶ははっきりと残っている。
環境先進国のドイツや北欧はどうなんだろう?当たり前のようにショッピングバッグなのかな?だとすれば、デザイン性も高く、機能性に優れたショッピングバッグが日本に入ってきても良いはずなんだけど・・・
兎にも角にも、どんなかたちであれショッピングバッグがあたり前になってくれればありがたい。
(author:yuki)
季節ものなので今、この旬の時期を思い切り楽しみたいチューリップ。
もうすぐチューリップの季節も終わりに近づいてきていますね。
今回買足したのは、スーパーアンジェリークという、
有名な「アンジェリーク」にスーパーという名前が上についたもの。
スーパーアンジェリークは、普通のチューリップと違って、
ひとつの枝(茎のおおもと)から、多いときは3個から5個蕾(つぼみ)がついてとってもかわいいです。
それが「スーパー」といわれる所以なのでしょうか?よくわかりません。
今回は、これを3束、花が7個つくように買いました。
毎回、こうやってつぼみがたくさんついてまだ開いていない状態のものを買い求めます。
だんだん開いていく様子は、見ていて気持ちのいいものです。
こんなに固く蕾んでいても、本当に2,3日で咲き終わってしまうのが寂しいところ。
秋からずっと球根で冬を耐えたらすくすく伸びてきて一気に咲き終わってしまう、
その一生はちょっとセミを思わせる儚さです。
チューリップの花言葉のテーマは“愛”。
色によって花言葉が変わりますが桃色のチューリップだったら、“愛の芽生え”“誠実な愛”。
このアンジェリークという品種の花言葉は“夢”。
さすがに『天使』という名前だけあってちょっとロマンティックです。
(author:hikaru)
竜巻ガール双葉社このアイテムの詳細を見る |
いわゆるジャケ買い。と言っても買ったわけではなく、図書館から借りたわけだから"ジャケ買い"ならぬ"ジャケ借り"か。
数ある背表紙を漠然と眺めていた。その中からスルスルっと脳の中に入り込んできて認識したのが「竜巻ガール」。チョークで書かれたと思われるようなフォントがまたいい感じ。
「竜巻ガール」、そのタイトルだけでも気に掛かってしまうのに、手に取ってみたら装丁もグー。ってなわけで外面100%で借りてみることに。
表題作の「竜巻ガール」に「旋風マザー」、「渦潮ウーマン」、「霧中ワイフ」の4作品からなる短編集。「ガール」、「マザー」、「ウーマン」、「ワイフ」が示すとおり、危うくも強かさな女性たちが登場。
いちばん気に入った作品は「竜巻ガール」。父親の再婚相手の連れ子と同居することになった高校二年生の哲夫。東京から哲夫が住む田舎に現れた義妹はなんと同学年のガングロ娘。
もう、これだけではちゃめちゃな珍騒動が巻き起こる予感がするのだけれど、ハイその通り。血が繋がっていないとはいえ、戸籍上は兄妹。しかし、化粧を落とした妹は超美人。そんな妹とひとつ屋根の下に暮らしたとなると・・・
さすがにこれ以上は語れないけれど、結末は意外にも淡い。だから好き。
てっきり作者は10代か20代と思っていたら、意外にも1959年生まれの40代。はっきり言って40代の女性が書いたとはとても思えない。そこがまた魅力でもある。
ただ、他の3作品は「竜巻ガール」ほどの瑞瑞しさはない。「旋風マザー」は笑えるけど、「渦潮ウーマン」は苦し紛れの感が否めないし、「霧中ワイフ」は少々ありがち。この本以降、新しい作品が見当たらないところをみるとやはり難産しているのか。
最初の「竜巻ガール」が良かっただけに「ちょっともったいないなー」という気がしないでもないけれど、テンポ良く読んだことを考えれば全体的に面白かったんだろうな。その証拠に新しい作品が出たら是非読んでみたいと思うしね。
(author:yuki)
広まっているようでいて、なかなか広まっているのをこの目で実感できないエコバッグといわれているショッピングバッグの類(たぐい)。
スーパーでレジ袋を毎日たくさんもらっているとどういう風にいけないわけ?と思って、何気に環境問題について調べておりましたら、出てくる出てくる、知らずにやっている私達の何も疑問を持たない行動から引き起こされる環境破壊の数々が。
レジ袋で調べていたら、雑色ロス処理問題なんていう、産業廃棄物の国外輸出なんていう法律に触れそうなマニアックな問題まで出てきたりして、まったくこの分野ときたら、知らないことだらけで、毎回目から鱗が落ちております。
(ちなみに雑色ロスをはじめとするゴミ袋のサイトはこちら)
http://www.pof.or.jp/regigomi/index.html
でも、私達のエゴで生きている世の中ですもの。
そんな目くじらたてて声高に騒ぎ立てるのもおかしいと思ったり。
だって、極論言っちゃえば、じゃあ、地球環境のためには人間なんて絶滅してしまうべきだ!
なんていうところまでいっちゃいますものね。
なので、私達は自分たちができる範囲で、ちょっと気をつけてなんとかなるんだったらそれを、持続可能な範囲でやっていきたいと思っています。
でも、このエコバッグ、やっぱり見栄えとしてちっともおしゃれじゃないのが気になるところ。
この際、思い切って、LOUIS VUITTONやGUCCIくらいのみんなが大好きなブランドにがんばっていただいて、ちょっと廉価なエコバッグなどを発表していただくとしたらどうでしょう?!
いや、実際に作らなかったとしても「作りたいと思っているのです」とちょっといっていただくだけでもいいのです。
それを聞きつけたメディアが、「LOUIS VUITTON、環境問題に関心!エコバッグ流行の予感?!」くらいに騒いでいただければ、「えっ?そうなの??」とばかりに、国内のいろんなメーカーがエコバッグに取り組みだして、結構おしゃれなエコバッグが流行しちゃたりして?(笑)
そうすれば、なかなか浸透しなかったマイショッピングバッグ持参がファッションとなって、定着していくのではなかろーか。
どうかなー?
LOUIS VUITTON、GUCCIがダメならせめてUNITED ARROWSとかBEAMSでもいいんだけどなぁ。
なーんてふたりで盛り上がってエコバッグ討論会を繰り広げておりましたが、こんな企画どう思いますー?
どなたか、この企画、ぜひ有名メーカーに持っていってくださいませんか??(笑)
ちなみに、私達が作ってもらいたいのはよくある折りたたみ式の小さなエコバッグではなくて、スーパーのレジかごにぴったり合うサイズの大きめの底が広いレジかごバッグ。
できれば撥水加工の素材で軽くて折りたためるようなそんなショッピングバッグが欲しいのです。
なかなか気に入ったのが無いんですよね~。
(author:hikaru)
先日のブラックヒーローに引き続き、かわいい濃桃色のチューリップ「メイワンダー」。
メイワンダーといえば、ころっとした感じのミニバラの種類にもありますが、バラもいいけどチューリップのがエロティック!
濃桃色の芍薬みたいなチューリップって見ていて華やかで大好き。
また買ってこよっと♪
(author:hikaru)
Love TribeJazztronik, Miss Vehna, Monday Michiru, Robert Gallagher, cro-magnonポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
Beauty Flow(DVD付)Jazztronik, Sonomi Tameokaポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
"FANTASTIC PLASTIC MACHINE"、"FreeTEMPO"と書いたらやっぱり"Jazztronik"(以下ジャズトロ)を無視して素通りするわけにはいかない。何故ならば僕がいちばん聴いている音楽は間違いなく"ジャズトロ"だから。
と、言うわけで今回は"ジャズトロ"篇。
Knife Edgeレーベル移籍第1弾"Love Tribe"(1/1発売)は新録6曲+Mix CDの2枚組み。第2弾"Beauty-Flow"(3/14発売)は新録5曲入り+ライブDVDの2枚組み。
前者がアッパーチューンのハウスなら、後者はしっとり"ジャズトロ"風Acid Jazz。
どちらが好きかと問われれば非常に迷うところ。この両面があってこそ"ジャズトロ"だから。
ただ、外に持ち出して聴くことが多いのは"Love Tribe"かな。"ジャズトロ"の中でも大好きな4つ打ち系日本語曲「アオイアサガオ」、「七色」、「Tiger Eyes」路線のリードトラック「Love Trive」があり、歩きながら口ずさむにちょうどいい。
今回の2作品はmini album、maxi single色が強いんだけど、彼のblogによるとproject albumという位置付けになるらしい。
でも、"ジャズトロ"大好きの僕に言わせれば「記念品はいいからフルアルバムを出して!」と声を大にして言いたい。できれば商業ベースっぽい小出しは避けて欲しい。ま、そんな声を予測してか、これまた彼のblogによると6月下旬にはフルアルバムがでるらしい。なんだか商売上手になってきたなー。
(author:yuki)
最近、毎日いいお天気!
畑に行っては冬の野菜を引き抜いて、春野菜を4月末に植える準備をしています。
そんな中、冬の間中、土の中で眠っていた?放っておいた?小さなにんじん達の集合を全部引き抜いてきました。
このにんじんは、秋の途中にまだ間に合うかな??と思いながら恐る恐る畑に種をまいたもので、案の定発芽率が悪くてまだらに発芽した上に、間引きもしなかったという、本当に何も手をかけていないにんじんたち。
でも、引き抜いてみると、小さいながらも元気いっぱい!にんじんらしいいい香りを漂わせていて、思わずありがとう!といいたくなってしまうような生命力をたたえています。
そんなチビにんじん達。
不揃いで小さなにんじんの皮をむいて料理をするのは骨が折れるので、今回は葉っぱだけ落として、皮付きのまま圧力鍋で水煮。
皮についた土臭さやえぐみを取るために、その茹でた湯は一旦全部捨ててしまって弱火でじっくりいためた玉ねぎとあわせて鶏がらだしスープとローリエを入れてさらに煮込んで、それをバーミックスでブレンドし、さらに裏ごしをしました。
そして出来上がったのがこちらのにんじんポタージュ。
最後にグリーンペッパーをすり鉢つぶしてふりかければ出来上がり。
飲みやすくておいしいポタージュになりました。
春になるとフラワーショップに一大特設コーナーができるチューリップ。
種類がいろいろありますが、私が好きなのは八重咲きのチューリップ。
今、部屋に飾っているこんな深い深いボルドー色のブラックヒーローなどいう名前のチューリップはまさにど真ん中!
あとひとつあわせて買ったアンジェリーケという名のチューリップも八重咲きで、まるで芍薬を思わせる華やかさ。
なぜに、私は一重ではなく八重咲きのチューリップに心ときめいてしまうのか?
私なりの理由。
一重のチューリップは、かわいいけれど可憐なだけで華やかさとか毒がないように感じてしまって花としての魅力を感じさせない。
一重のチューリップが咲きすぎてしまったところは、かなりだらしなく、見るに耐えないのだけれど、八重咲きのチューリップの咲きすぎてしまった様子は、だんだん老いていく成熟した老女のようで、なんだかジーンときてしまうような迫力がある。
つまり、長持ち??(経済的な理由??!!)
まあ、そんなところでしょうか(笑)。
ちなみに私が八重咲きの花が好きな理由のひとつに、芍薬や牡丹やダリアが好きだというのもあるかもしれません。
小さい頃から庭に芍薬や牡丹が咲くのを楽しみに冬から初夏を過ごした、そんな私にとって当たり前だった日常風景がこの季節に八重のチューリップを選ばせる理由なのかもしれません。
(auther:hikaru)
白夜行集英社このアイテムの詳細を見る |
先日読んだ東野圭吾の「容疑者Xの献身」が面白かったので、間髪を容れずに今度は「白夜行」を読んでみた。
860ページ(文庫本)にも及ぶ大作。日々の生活の合間を縫って読むわけだけど、「何日で読破するか」が面白かったかどうか、ひとつのバロメーターとなる。
あまり褒めた読み方とは言えないけれど、だいたい2冊乃至3冊を平行しながら読む癖があるので、期間が短ければ短いほどその作品にウエイトが置かれた証拠であり、虜になった証となる。
ここ最近、とは言ってももう1年ほど経過していると思うけれど、時間を忘れてあっという間に読みきった本として思い起こすのは奥田英朗の「サウスバウンド」と劇団ひとりの「陰日向に咲く」。
「サウスバウンド」に関しては1日、「陰日向に咲く」に関しては2、3時間程度で読んでしまった記憶が。
話が逸れてしまったけれど、この「白夜行」は結局3日間で読み終えた。ちょっとした合間、就寝前に読む860ページとてはまずますの時間だったと思う。
では、それだけ面白かったのかというと、その答えは否。どうやらドラマになったほど人気がある作品のようだけれど、僕にはその面白さを最後まで見つけることができなかった。
「その面白さを知りたい」という宝探し的な思いが結局3日間という日数にあらわれただけのこと。
単調な犯罪、どこかで読んだことのあるような犯罪手法。そして何よりも関係性やそこに至るバックグラウンドがまるで書かれていないので、単なる犯罪記録にしかなっていないように思う。
「こんなことが起こりました。あんなことも起こりました。あとは読者の想像にお任せします。」的。つまりは面白いかどうかは読者のイマジネーション次第。
確かにそういう意味では面白いと言えるのかもしれない。読者の数ほどストーリーが生まれるわけだから。でも、それって作家としての仕事を放棄していることにならないのかな。
最後に含みを持たせるのは良いと思うけれど、最初から最後まで背景がまるで見えないのはどうも頂けないような気がする。「とりあえず書いちゃいましたー、出しちゃいましたー」っぽい。
ま、実際にはそんなことないだろうから、実験的な意味合いのある作品だったのかも。ただ「白夜行」というタイトルは非常に素晴らしい。故に残念な気がしてならない。
これで東野圭吾氏の作品は1勝1敗。次はどの作品を読んでみようか。
(author:yuki)
HARMONYFreeTEMPO, Cana, 半沢武志, Shi-un, Alex, another sideユニバーサルミュージックこのアイテムの詳細を見る |
我が家の音楽の中心が"FANTASTIC PLASTIC MACHINE"なら両翼は間違いなく"JAZZTRONIK"と"FreeTEMPO"。
その片翼を担う"FreeTEMPO"(以下フリテン)が前作から10ヶ月ぶりにリリースした作品が"HARMONY"。
柔らかい春風をまるでCDに閉じ込めたかのような爽やかなメロディーが飛び出してくる。フリテンを外に持ち出し、口ずさみながら、口笛を吹きながら、花咲く小径を歩きたくなるようなそんな衝動に駆られる。
音楽の軽快さとは裏腹に、重度の花粉症の僕は残念ながらなかなかそうはいかないけれど、きっと彼女は朝のランニングの際に、畑に出掛ける際にiPodで持ち出しているに違いない。
何故なら、"HARMONY"は春の陽射しと友だちになるにはサイコウのアイテムだから。
2005年に発売された"Oriental Quaint"の大ヒット以降、"IMAGERY"、"HARMONY"と同ラインの感もあるけれど、何度聴いても飽きないところが摩訶不思議。逆に"フリテン"らしさを確立し、「ポストFPM」と言われていた過去を完全に払拭。個人的には2003年に発表された"THE WORLD IS ECHOED"に収められている名曲「Sky High」のような曲も作って欲しいんだけどね。
今は彼以上に美しく、優しく、甘いメロディーを奏でるDJは思い浮かばない。
(author:yuki)
追記:私がHARMONEY好きなのよく知ってたね~!(驚)
今一番のヘビーローテーションはHERMONEYとFPMB;のGOLD SIDEで、飽きずにリピートで聴いてます。
(author:hikaru)
FPMB -Fantastic Plastic Machine Best-Fantastic Plastic Machine, Ryohei Yamamoto, Seth Timbs, Maki Takamiyaエイベックス・マーケティング・コミュニケーションズこのアイテムの詳細を見る |
我が家のヘヴィーローテーションの一角を担う"FANTASTIC PLASTIC MACHINE"(以下FPM)。
それは部屋の中でも外出先でも決して変わることはない。
そんなふたりの間に「BEST盤、いらないよね?」、「うん、いらないんじゃない?」なんて会話が交わされたはずなのに、結局は発売前にAmazon.co.jpへ予約。
そして、届いて早々、かなりの頻度で聴くお気に入りの一枚(2枚組)となった。
アレンジ、リミックスされた曲は僅かだけど、やはりこれだけの名曲がズラリと揃えば圧巻。クラブミュージックの粋をも超越した、心地良くも躍動するメロディーたちが素敵な時間を演出してくれる。
人気DJであり、プロデューサーであり、リミキサーとマルチに活躍する彼の曲を「まったく耳にしたことがない」と言い切れる人はまずいないんじゃないかな?
認識はなくとも、きっとCAFEやSHOP、TVから無意識のうちにインプリンティングされているはず。
昼下がりの読書、気のおけない仲間とワイワイ騒ぐホームパーティー、明るい陽射しを浴びながらのドライブにオススメ!
個人的には夏の海に向かう車の中で聴くのが大好き。"FPM"を聴きながら海風を浴びつつ疾走する海岸線はサイコウ!!
毎年"いとしま"で行われている"SUNSET LIVE"に昨年初参加。残念ながら、前回は行くことができなかったけれど、聞くところによると彼がプレイしはじめた途端大盛上がりとなったらしい。是非、今年も参加してくれるといいんだけど。
そんな"FPM"の集大成とも言えるBEST盤が2枚組みでたったの3,300円。持っていて損のない一枚。ちなみにiTunesのダウンロードは3,000円。あまり価格に差がないので、せっかくならCDを買った方がお買得かも。
(author:yuki)
何度か作ってみて、思いのほか好評だったのが、こちら野菜スティックのバーニャカウダソース添え。
いつもは、そんなに好んでスティック野菜を食べるように思えなかった彼が、野菜を追加してまで食べていたので、密かに嬉しく思ったメニューです。
バーニャカウダは、イタリア北部、ピエモンテ地方の料理。 ”バーニャ”は「風呂」、”カウダ”は「温かい」という意味で、温かいお風呂のようなソースにつけて食べる、オイルフォンデュといえます。
作り方は簡単。にんにく3かけと叩いてみじん切りにしたアンチョビフィレ5枚を、オリーブオイルで香りが移るまでソテーして、それをプロセッサーにかけてのばしたら出来上がり。
牛乳があれば、にんにくを先に牛乳で茹でこぼしてから調理すれば臭みも抜けてもっとおいしくなるようです。
今回は、にんじん、大根、ボイルしたブロッコリーを添えましたが、セロリとかカブとか今だったら菜の花でもおいしそう。
できれば、フォンデュ鍋を買って下にはキャンドルとかであっためた方が雰囲気がもっとでるかも♪
あまったバーニャカウダソースは、マヨネーズでのばすとシーザースドレッシングにも変身します。じつに使えるソースです。
(auther:hikaru)
サルビアの記憶文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
先日のブログにもちょっと書いたけれど、僕はパトリス・ルコントをはじめとするフランス映画が大好き。大雑把な言い方をすれば、ヨーロッパ系が好き。
もちろん、派手で爽快なハリウッドならではの作品も嫌いではないけれど、豪華絢爛なハリウッドには少ない、エスプリ溢れるヨーロッパの作品に強く惹かれる。
動もすれば「暗い」とか「退屈」といったイメージが先行しがちだけれど、ちょっとしたシーンやフレーズが魅力的。大袈裟な言い方をするならば、このワンシーンの為だけに、このワンフレーズの為だけに存在する映画があったりする。
今回読んだ海老沢泰久氏著「サルビアの記憶」はあえて例えるならそんな感じ。
派手さや奇抜さは皆無。ただ男の日常、心理を淡々と、しかし、鋭く描いている。男なら誰もが心当たりのある心情が悲哀と共に描かれている。果たしてこんな本を出版して良いんだろうか?できれば、覆い隠しておきたい男だけの秘密のはずなのに。
男が読むと「うーん、だよね」と頷くだろう。女性が読めば「男って莫迦よね」と嘲笑うだろうな。
これは短編集で「時限爆弾」、「クラス会の通知」、「森の中で」、「春の日のヘレンド」、「完全な世界」、「服を着て、そして帰って」、そして表題作の「サルビアの記憶」の全7編の物語を収録。
この中で僕のお気に入りは「時限爆弾」、「クラス会の通知」、「春の日のヘレンド」、そして「服を着て、そして帰って」。当然、この中に僕のアンテナに掛かったフレーズがあるけれど、それは言えない。だって、心を見透かされそうだから。
でも、せっかくなので、差し障りのない印象に残る部分を・・・
はじめてのことをするとき、彼女はいつも初々しかった。それを感じて、志村徹はまた彼女を好きになれそうな気がした。しかし、その気持ちを保ちつづけるためには、つねに新しくはじめてのことを彼女とともにしなければならない。そんなことは不可能だった。もう何十年も前からそのことは分かっていた。「時限爆弾」より。
つい先日、恋人とマンネリ気味の関係を嘆く女性に、その彼女の女友達が「初めてごっこをすればいいのよ」と語っていたことを思い出して苦笑した。確かに頷ける部分もあるけど、彼はこうも書いている。
彼は同じ話をしていることが、だんだん楽しくなってきた。もっと若かったころは、女と会っていて新しい話題が見つからないと、たがいに気づまりになり、たがいの関係そのものが行きづまってしまったように感じて、やがて本当にそうなってしまったものだが、池内宏子が相手だと同じ話をしていてもすこしもそういうふうに感じなかった。反対に、それが、進みも戻りもしない非常に調和した関係の証しのような気がして、とても気持がよかった。「春の日のヘレンド」より。
そして、最後に僕の好きな部分を・・・
「面白い本なの?」
「まあまあね。きょう打ち合わせをしていてのは日本の森のことを書いた本だけど、面白かったよ。きみは照葉樹ってしっているかい?」
「知っているわよ。ツバキとかクスみたいに、葉っぱが一年中緑色をしていて落葉しない木のことでしょう」
「じゃあ、どうしてそういう木を照葉樹っていうのか知っているかい?」
「葉っぱの表面がつるつるしていて、それが太陽の光に反射して照り輝くからじゃないの?」
田島幸一はおどろいた。
「どうして知っているんだい?」
と彼は彼女に言った。きょう打ち合わせをした本を正月休みに読むまで、彼はそのことを知らなかったのだ。
「常識よ」
と彼女は言った。
彼は彼女の顔を見つめた。この女はじつにいろんなことを知っていると思った。今ではどんなことだったか忘れてしまったが、以前にも彼女は彼の知らないことを知っていて、彼はそのことで何度もおどろかされたことがあった。彼女は不思議な女だった。彼は彼女のそういうところも好きだった。「春の日のヘレンド」より。
(author:yuki)
フェアトレードに関心があります。
なかでも、コーヒー豆やカカオ豆のフェアトレードはもっと多くなってもいいと思っています。
そんな中、スターバックスからフェアトレードの豆が大々的に出ていました。
以前は フェアトレードのマークなんかも小さめだったと記憶していますが、今回はどっかーんとスリーブまでついて新登場。
しかし、フェアトレードしても250g1300円。
普通のコーヒー豆も大体同じくらいの価格で販売されているのを考えると、フェアトレードにすれば、単純にスターバックス側の利益が減るだけなのでしょうか?
たしかスターバックスは高品質のアラビカ種の豆だけの取引で、栽培農家と直接取引しているのかと思っていましたが、そういうコーヒー農家さんは、途中に搾取される組織が入っているのかな?
金額が同じくらいなので、その他のコーヒー豆の方が余計に気になってしまいます。
ちなみに、私たちが好きなのはBOLDタイプのインドネシア産の豆。
スマトラ、スラウェシ、コモドドラゴン、あたり。何気にエチオピアシダモも繊細な感じで好きです。
このフェアトレードのエスティマ・ブレンドはそこまで個性が感じられませんでしたが、濃いわりに飲みやすくてスターバックスらしい感じがしました。私の中では、ハウスブレンドとかモーニングブレンドに近いものを感じました。
フェアトレードの今後の展開を見守りたいと思います。
(author:hikaru)