271828の滑り台Log

271828は自然対数の底に由来。時々ギリシャ・ブラジル♪

高崎市浜川運動公園の滑り台(その1)

2008-07-12 05:47:24 | 遊具
このブログを始めた頃、滑り台について理論的に突っ込んだ記事を書き続けていました。今でも摩擦係数に関する記事は繰り返し読まれているようです。その頃完成した伊勢崎市華蔵寺公園の50m滑り台の動画を撮影してYouTubeに上げ、これらを埋め込んだ記事を作っていたのです。当初の計画では華蔵寺公園の滑り台の製作・設置工程を追って「メイキング・グリッサンド」と言うべき記事にするつもりでした。しかし年度末では仕事が立て込んで撮影のタイミングを逸することが多かったのです。
現在、高崎市浜川運動公園に滑り台+複合遊具の設置が決まっています。工場では製作が進行していますので、設計から出発して完成までを追いかけてみたいと思います。ヴァーチャル工場見学を意図していますが、同時にヴァーチャル工場検査でもあります。

浜川運動公園は高崎市の北東部に位置し、19.2 ヘクタールの敷地に、陸上競技場、体育館やプールを備えた総合運動公園です。4半世紀前、ここにⅤ型ローラー滑り台を含む遊具を施工しましたが、老朽化が進み全面的に更新されることになります。
先日、当時の設計担当者と一緒に現場を視察することにしました。前橋-安中線を走り、上越新幹線の高架をくぐって左折すると公園の入り口があります。ここに冒頭の案内が掲げてありました。完成予想のCGはこうなっています。

本当に久しぶりにこの公園を歩いて、年月が公園を成長させることを実感しました。造成当初の公園は綺麗ですが公園としての趣がまだ無いのです。道を通って小川を渡るとロープウェイがあり、その奥の小山が設置予定地です。昔の工事には私も立会いましたが、当時の面影はありません。周りの木々はこんなに大きくなかったのです。滑り台のスタート地点から着地点を見下ろします。

やっと当時を思い出す看板を見つけることが出来ました。ステンレス製のこの看板は新しい遊具の看板として再利用されるのでしょうか?

滑り台を拡大したCGを示します。データを小さくするために樹木が茶色の棒、植え込みは緑のブロックになっています。木を避けて施工する必要があります。

滑走全長は22mなので厚木市に設置した滑り台と規模は似ています。


高崎の子どもたちに愛される滑り台を作りたいと思っています。

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