Sunday Song Book #1057

2013年01月13日 | Sunday Song Book

2013年01月13日プレイリスト
「新春リクエスト大会」
1. ヘロン / 山下達郎 "コージー" '98 "オーパス" '12
2. GO ALL THE WAY / THE RASPBERRIES '72
3. MORE TODAY THAN YESTERDAY / THE SPIRAL STARECASE '69
4. THE WARMTH OF THE SUN / THE BEACH BOYS "SHUT DOWN VOL.2" '64
5. I NEED YOU / THE WALKER BROTHERS '65
6. IL PROFUMO DELL'ERBA / WILMA GOICH '67
7. I COULD HAVE TOLD YOU / FRANK SINATRA "LOOK TO YOUR HEART" '59
8. AMAPOLA / 山下達郎 "ON THE STREET CORNER 2" '86
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■内容の一部を抜粋
・近況
新曲の曲作りをやっているそうだ。

・新春リクエスト大会
今週も先週に引き続いて「新春リクエスト大会」。

・ヘロン
季節柄この曲に超常連のリクエストが集まった。

・GO ALL THE WAY
ラズベリーズの1972年の「GO ALL THE WAY」はエリック・カルメンの出世作。この時代のいわゆるパワー・ポップは音質が今イチなんだとか。音の補正をしようと最新のCDを買ってきたところマスターがへたっててダメだったそうだ。結局'90年代の頭に出たコンピレーションのスーパー・ベストからデジタル・プロセッシングしたという。

・クリスマス
リスナーから「山下家のクリスマスはどんなふうでしたでしょうか? ほうろう鍋の話をされてましたが達郎さんも料理するのでしょうか?」という質問。
むかしはがんばって七面鳥を料理したそうだが食べきれないので今はチキンなんだとか。スタッフィングも野菜中心でだんだんヘルシーになって参ってるという。

・MORE TODAY THAN YESTERDAY
サクラメント出身のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ、いわゆるクラブバンドのスパイラル・ステアケース。パット・アプトンという高い声を出す人で有名。1969年の全米12位の「MORE TODAY THAN YESTERDAY」は日本ではもう少し売れたがほとんどワンヒット・ワンダーといっていい。達郎さんの好きなシャッフル・ビート。
曲をかけ終えて。
「何もそんなに仇みたいに高い声で歌わなくてもいいと思いますが、まぁ私も人のことは言えませんね。若い頃そうでしたからですね(笑)」と達郎さん。

・THE WARMTH OF THE SUN
14歳の男の子からビーチボーイズのリクエスト。リクエストに絡んで「ビーチボーイズの日本での評価が低いということをいろんなところで目にします。どういうところがそうなのでしょうか? またその理由は何なのでしょうか?」という質問。
いくつか理由があって、いちばん大きいのはプロモーションがあまりされなかったこと。ビーチボーイズはユニゾンの音楽じゃなくてコーラスなのでどれが主メロかはっきりしないことが多い。日本はユニゾン文化なのでカラオケで歌えないなどというのが考えられる。最大の理由は日本でレコードがリリースされなかったことで知名度が低いこと。
1964年のアルバム『SHUT DOWN VOL.2』に収められた「THE WARMTH OF THE SUN」(邦題は「太陽を浴びて」)はジョン・F・ケネディの暗殺に触発されてブライアンが書いたと言われている。

・I NEED YOU
ウォーカー・ブラザーズの「I NEED YOU」はもともとはチャック・ジャクソンの1965年のヒット曲。1966年にウォーカー・ブラザーズがEPでカヴァー。今日はリアル・ステレオ・ヴァージョン。作詞作曲はキャロル・キング、ジェリー・ゴーフィン。

・新曲
いよいよ今週1月17日にスタートするテレビ朝日系木曜ドラマ「おトメさん」(黒木瞳さん主演)の主題歌をまりやさんが書き下ろした。タイトルは「たそがれダイアリー」。発売日は当初の予定が変更となり2月27日。ワンコイン・シングルで525円。今月後半にテレビ・サイズをオンエア予定。

・ムーン時代のアナログ盤
暇がなくて準備が整わず遅れてしまったが『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。まず1983年の『MELODIES』を(いちばんストックが少ないので)2名に。来週から『BIG WAVE』、『POCKET MUSIC』、『僕の中の少年』と二週間おきにアナログ時代のアルバムをサイン入りでプレゼント。くれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないこと。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・ひつまぶし
リスナーから「先日、ラズウェル細木先生の『う 4巻』を手にしたら帯に達郎さんのコメントがあり驚きました。だからというわけではないですが達郎さんはひつまぶしを食されるときは順番通り食べますか? それともオリジナルの食べ方をされますか?」という質問。
ラズウェル細木さんの『う』はうなぎばかり書いてあるマンガ。達郎さんは1巻からずっと読んでるそうだ。『う 4巻』でいよいよ完結。達郎さんはうな丼もひつまぶしも変わった食べ方はしなくて山椒すらかけないそうだ。プレーンなままのうなぎの風味を楽しむのでひつまぶしもうな丼と同じ食べ方をするとか。

・IL PROFUMO DELL'ERBA
ウイルマ・ゴイクはイタリアのカンツォーネ・シンガー。「IL PROFUMO DELL'ERBA」(「アルヴェデルチ アモーレ チャオ」原題「草の香り」)は1967年がオリジナル。最近のCDはすべてリレコだそうだ。

・I COULD HAVE TOLD YOU
フランク・シナトラの「I COULD HAVE TOLD YOU」は'50年代中期に録音されてシングルのカップリングになった。その後1959年のアルバム『LOOK TO YOUR HEART』に収録された。カール・シグマンとジミー・ヴァンヒューマンの共作で悲しい恋の歌。

・夢
リスナーから「達郎さんはライヴの前、緊張して失敗した夢を見ますか?」という質問。
運良くそういう夢は見ないそうだ。まりやさんは若い頃によく見たと言ってたとか。

・「スパークル」のギター
リスナーから「達郎さんが『スパークル』をレコーディングされたときのギターはテレキャスターでアンプはフェンダーだと思うんですが、アタッチメントは何を使われたのでしょうか?」という質門。
「スパークル」のギターはアンプを使ってなくてラインなんだとか。アタッチメントも何も使ってなくてギターを直で卓に入れて録ってる、プレーン・トーンだそうだ。テレキャスはプレーン・トーンがきれいな音すると達郎さん。

・演歌
リスナーから「演歌を歌うとするなら何を歌いますか?」という質門。
達郎さんは演歌が情けないほど下手なんだとか。強いて言うなら明るい歌で平浩二さんの「バス・ストップ」。どうしてもカラオケ連れて行かれて日本語の歌を歌えと言われたら「上を向いて歩こう」を歌うそうだ。

・AMAPOLA
1986年のアカペラ・アルバム『ON THE STREET CORNER 2』収録曲。
チャンスがあれば今度は演奏付きのドゥーワップをやりたいと達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
2013年01月20日は、引き続き「新春リクエスト大会」
http://www.tatsuro.co.jp

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