Sunday Song Book #1276

2017年03月26日 | Sunday Song Book

2017年03月26日プレイリスト
「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. BE MY LOVE / 山下達郎 "SEASON'S GREETINGS" '93
2. HOW DO YOU DO IT / GERRY & THE PACEMAKERS '63
3. FLASHBACK / THE 5TH DIMENSION '73
4. MAGIC MONA / PHYLLIS HYMAN "THE FISH SAVED PITTSBURGH" '79
5. COUNT TO TEN / FRANKIE & THE SPINDLES '68
6. REBECCA / LONGBRANCH/PENNYWHISTLE "LONGBRANCH/PENNYWHISTLE" '70
7. PRADARIA / 宮里陽太 "BLESSINGS" 3月15日発売
8. BE GOOD TO ME / PETULA CLARK '63
9. TONIGHT(COULD BE THE NIGHT) / THE VELVETS '61
10. FOREVER MINE / 増田貴久(NEWS) "NEVERLAND" 3月22日発売
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーがはじまり千葉の市川が初日、先週は郡山。「どちらもとっても良いお客さんで、ちょっとお客さんにいじられたりしましたが、お出でくださいました方、ありがとうございました。本日は3月26日、群馬県の前橋のホールでございます。ベイシア文化ホールという一昨年の10月以来ですから一年半ぶりの群馬前橋でございます。古いホールでございますがお待ち申し上げております。今年はまだ2本しか終わってないんですけれども、声の調子はそんなに悪くないという自分では感じが致します。のんびり行ってみたいと思います。これから暖かくなってきますので体調管理も楽になってまいりますので、はりきって行ってみたいと思います」と達郎さん。

・民放ラジオ101局特別番組『WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談』
先週の月曜日に日本の民放ラジオ局101局が合同で同日にスペシャル番組『WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談』という対談番組がオンエアされて好評を得たとか。「星野源さん、その後、ご自分の番組で私についてのコメントなんかをしていただいたようですが、本当に好青年といいましょうか、親子の対話を(笑)、充実した対話をいたしまして(笑)。ラジオ大好き少年でありまして、わたくしとおんなじような感じでございますが。本当に親子くらい年が違うんですがラジオに対するスタンスというのはひじょうに似た方で内容のきちっとした番組が作れたと思います。お聴き下さいましたみなさまありがとうございます。またチャンスがあればという感じでございます」と達郎さん。
本当はチャック・ベリーが亡くなったので、今週はチャック・ベリーを番組で取り上げようと思ったそうだが、『WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談』関連でお便りをたくさん頂いたので、おそらく先週の放送を聴いて今日初めてダイヤルしたリスナーにチャック・ベリーの特集はどうかなと思ったそうだ。なので今日はレギュラー・プログラムの「棚からひとつかみ」にちょっとリクエストをまぶして「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・BE MY LOVE
娘さんの結婚式で入場のときに使った思い出の曲というリクエスト。1993年のクリスマス・アルバム『SEASON'S GREETINGS』に収録されている「BE MY LOVE」。1950年のマリオ・ランツァの全米NO.1のカヴァー。

・HOW DO YOU DO IT
先週の番組でジェリー&ペースメーカーズの「HOW DO YOU DO IT」を間違って再録版をかけてしまったそうだ。なので改めてオリジナル・ヴァージョンをオンエア。

・FLASHBACK
新着のオールディーズCDから。年末にフィフス・ディメンションのシングル・コレクション『THE COMPLETE SOUL CITY/BELL SINGLES 1966-1975』が出た。シングル・オンリーだった「FLASHBACK」が初CD化。1973年の全米82位。「(活動)最晩年の、ボーンズ・ハウがプロデュースした最後のシングルですが、これはアラン・オディの作品で、とっても僕大好きで、イントロのハル・ブレインのドラムからもうしびれる。フィフス・ディメンションらしい一曲」と達郎さん。

・MAGIC MONA
1979年の映画『THE FISH SAVED PITTSBURGH』(日本未公開)のオリジナル・サウンドトラックを全面的にトム・ベルが手がけている。初CD化。フィリー・ソウルが好きならマストの一枚。この中から番組ではお馴染みのフィリス・ハイマンが歌っている「MAGIC MONA」。
曲をかけ終えて。達郎さんが1980年の夏にロサンジェルスへ行って、その当時は120分のテープを回し放しにしてR&Bのステーションをエアチェックしていたそうだが、東京に帰ってテープを青山純さんに渡したら、「この曲はなんだ」と夜中に電話してきて、必死に途中のナレーションを聴き取ってオーダーした思い出があるそうだ。

・COUNT TO TEN
フランキー&ザ・スピンドルスはキャリアの長いグループで、基本的に5人組と言われている。1960年代のレコーディングはジョージ・カーが手がけているので有名。達郎さんはこの時代のシングルを集めてるそうだがまだコンプリートじゃないとか。この度シングル・コレクションがCD化。『COUNT TO TEN THE COMPLETE SINGLES COLLECTION 1968-1977』の中から1968年の「COUNT TO TEN」。作曲・プロデュース、ジョージ・カー。アレンジはホレス・オット。

・REBECCA
ロングブランチ/ペニーホイッスルはグレン・フライとJ.D.サウザーのユニット。デュエット・アルバムの『LONGBRANCH/PENNYWHISTLE』が世界初CD化。この中からグレン・フライの作品で「REBECCA」。

・「NON-STOP CHUCK BERRY」
来週はチャック・ベリー追悼「NON-STOP CHUCK BERRY」。これまでノンストップでオンエアしたのはジェームズ・ブラウン、テディ・ペンタグラス。3人目がチャック・ベリー。再来週はチャック・ベリーをカヴァーした作品の特集。

・前倒し録音
リスナーから「これからライヴ(・ツアー)がはじまりますとまとめ録音でサンソンが放送されると思いますが、最高何本、何週間分まとめて収録したことがありますか?」という質問。
「いや2本しかやりません。一月後のを録っても全然ラジオとしての即効性がないので。基本的にはなるべく溜め録りしないようにとはアレしてますが、だいたい2本でございます」と達郎さん。

・PRADARIA
ツアーのメンバーでサックスの宮里陽太さんが3月15日に3枚めとなるオリジナル・アルバム『BLESSINGS』を発売。今回は全曲本人の作曲によるアルバム。全12曲中4曲がL.A.録音で、その他8曲は日本で一緒にライヴを回ったメンバーと11月に録音。このアルバム『BLESSINGS』の中から先週はちょっと長めの曲をオンエアしたが、短い曲ですごくいいのがある。L.A.録音でポール・ジャクソンのギターが素晴らしい「PRADARIA」。「草原」という意味だとか。アルバム発売を記念して3月30日にモーションブルー横浜までライヴが行われる。詳しくはワーナーの特設サイトにて。
http://wmg.jp/artist/miyazatoyota/

・BE GOOD TO ME
ペトラ・クラークの1963年の「BE GOOD TO ME」。作曲はトニー・ハッチでペトラ・クラークとトニー・ハッチの共作。

・ベタ
リスナーから「達郎さんがよくベタな音楽と仰ってますが、ベタな音楽とはどういう音楽なんでしょうか? 教えて下さい」という質問。
「関西の芸人の隠語ですね、ベタ。ありきたり。そっから派生してありきたりなやつ。一般的という」と達郎さん。

・TONIGHT(COULD BE THE NIGHT)
質問したリスナーからのリクエスト。ヴェルベッツはテキサス出身の5人組の黒人ヴォーカル・グループ。ハイスクールの生徒と先生で結成されたグループ。1961年、全米26位のデビュー・ヒット「TONIGHT(COULD BE THE NIGHT)」。

・FOREVER MINE
3月22日にNEWSのニュー・アルバム『NEVERLAND』が出た。この中に達郎さんの「FOREVER MINE」のカヴァーが収録されている。増田貴久さんはいつも達郎さんのライヴを観に来てるという。「どうしてもこの曲をやりたい」ということでデータを渡して同じオケで完コピしてるとか。

・番組の終わりに
「来週から新年度ですね。新年度も変わりもせずサンデー・ソングブックご愛顧のほどよろしくお願い致します」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年04月02日はチャック・ベリー追悼「NON-STOP CHUCK BERRY」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1275

2017年03月19日 | Sunday Song Book

2017年03月19日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 色・ホワイトブレンド / 竹内まりや "リクエスト" "エクスプレッションズ" '87
2. ONLY THE LONELY / ROY ORBISON '60
3. HOW DO YOU DO IT / GERRY & THE PACEMAKERS '63
4. WILDFIRE / MICHAEL MURPHY '75
5. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN / THE DELLS "SING DIONNE WARWICK'S GREATEST HITS" '72
6. NAVY BLUE RAIN / 宮里陽太 "BLESSINGS" 3月15日発売
7. PUPPY LOVE / DANNY OSMOND '72
8. 明日の私 / 竹内まりや "インプレッションズ" '94
*「HOW DO YOU DO IT」を誤って再録ヴァージョンをオン・エアしてしまいました。申し訳ありません。後日フォローします。
*DELLSのアルバムはCD化されたことがあるようですが、すでに廃盤です。
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■内容の一部を抜粋
・近況
「わたくし山下達郎。今年のツアーが昨日からいよいよはじまりました。市川が初日でございます。こっから全国49公演、8月の末まで続きます。昨日が初日でありまして、従いまして今日は前倒しで録っております。うまくいってるはずでございます。私も60代半ばになってまいりましたので今年のツアーは前半余裕のあるスケジュールで組んでおりまして。楽な感じで行ければなと思っております。今週は水曜日22日が郡山でございます。大体北関東、南東北が序盤のですね、ここから群馬、宇都宮と浜松と近郊と続いてまいります。今週水曜日は郡山にまいります。お待ち申し上げております」と達郎さん。

・リクエスト特集
ツアーの初日はテンパるので今週は「リクエスト特集」。

・色・ホワイトブレンド
まりやさんの1987年のシングル「色・ホワイトブレンド」。この季節になるとリクエストが増えるそうだ。先週の「棚つか」でもよかったが季節柄今週に。リクエストしたリスナーのひとりから「この曲の3分25秒のころに達郎さんが何か叫んでるのですが、あれは何と言ってるのでしょうか?」という質問。「One more time」と言ってるそうだ。

・ONLY THE LONELY
ロイ・オービソンの初期の代表曲「ONLY THE LONELY」は1960年、全米2位、全英NO.1のミリオンセラー。ロイ・オービソンが亡くなってもう30年近い月日が流れた。52歳という若さでの逝去。美空ひばりさんと同じ。

・HOW DO YOU DO IT
「HOW DO YOU DO IT」はビートルズのデビュー曲として予定されていた曲。ビートルズが「LOVE ME DO」でデビューしたことにより、ブライアン・エプスタインの手によって世に出たジェリー&ペースメーカーズが取り上げ、1963年、全英NO.1。作曲したのはミッチ・マリー。

・WILDFIRE
マイケル・マーフィーはカントリー系の人だが、デビュー時はスクリーン・ジェムズのスタッフ・ライターとしてポップな曲を書いてる人。1975年の全米3位のミリオンセラー「WILDFIRE」。シングル・ヴァージョンはイントロとエンディングのピアノがなかったけれど、アメリカのFM局はそれをかけないでアルバム・ヴァージョンばかりオンエアしたので、ヒットしたのはアルバム・ヴァージョンだという経緯がある。「ピアノがなければ魅力が半減します」と達郎さん。

・I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
デルズが1972年にリリースしたアルバム『SING DIONNE WARWICK'S GREATEST HITS』は要するにバート・バカラックのソングブック。「実は僕これシールドで買ったんですけれど一度も聴いたことがなかったんですよね(笑)。で今回じゃあかけてみようかってI'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN、よかったんですよ、素晴らしい歌ですね。デルズのはマーヴィン・ジュニアとかは何を歌ってもいいんですよね。作品選ばないという。恐れ入りました」と達郎さん。「I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN」のプロデュースとアレンジメントはチャールズ・ステップリン。

・民放ラジオ101局特別番組『WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談』
日本の民放ラジオ局が全部で101局あり、その101局が合同で同日にスペシャル番組を企画することになった。達郎さんは日本民間放送連盟、民放連から出演を依頼されて先日収録してきたという。明日月曜日、3月20日春分の日にオンエアされる。題して『WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談』という達郎さんと星野源さんが対談しながら進行する番組。進行役はマンボウやしろさん。番組は達郎さんと星野源さんの対談を中心にそれぞれ一曲ずつ番組用にスペシャル・ライヴも行っている。3月20日(月・祝)、よる19時以降に一斉放送。ほとんどの放送局はよる19時からだが各放送局でオンエア時間が異なるところもあるので詳細は特設サイトにて。
http://minpo-radio101.jp

・NAVY BLUE RAIN
昨日からはじまったツアーのメンバーでサックスの宮里陽太さんが先週、3月15日に3枚めとなるオリジナル・アルバム『BLESSINGS』を発売。今回は全曲本人の作曲によるアルバム。全12曲中4曲がL.A.録音で、その他8曲は日本で一緒にライヴを回ったメンバーと11月に録音。今回はスウィング・ナンバーが一曲もなくコンテンポラリーで間口が広がった内容となっている。このアルバム『BLESSINGS』の中からちょっとラテン風味の「NAVY BLUE RAIN」。

・PUPPY LOVE
ダニー・オズボンド1972年、全米3位の「PUPPY LOVE」はもともとはポール・アンカの1960年のヒット曲のカヴァー。

・明日の私
この季節になるとリクエストが多くなるそうだ。「竹内まりや、1994年のシングルですが『EXPRESSIONS』に入れられなかったのが悔やまれるところ」と達郎さん。

・番組の最後に
「3月末でございます。年度末、決算、入学、進学、卒業。慌ただしい時期でございます。お身体みなさまご自愛ください」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年03月26日は「棚からひとつかみ+リクエスト」
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Sunday Song Book #1274

2017年03月12日 | Sunday Song Book

2017年03月12日プレイリスト
「『ホワイト』で棚からひとつかみ」
1. 希望という名の光 / 山下達郎 '10
2. WHITE LIES / GRIN '72
3. WHITE RABBIT / JEFFERSON AIRPLANE '67
4. RIDE A WHITE SWAN / T.REX '71
5. RHAPSODY IN WHITE / LOVE UNLIMITED ORCHESTRA '74
6. SAIL ON WHITE MOON / JOHNNY MATHIS "THE HEART OF A WOMAN" '74
7. LITTLE WHITE LIES / DIANE RENAY '62
8. WHITE HORSES / CLAUDINE LONGET '67
9. THE WHITE CLIFFS OF DOVER / VERA LYNN '42
10. THE GIRL IN WHITE / 14 KARAT SOUL '88
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■内容の一部を抜粋
・近況
いよいよ今週の土曜日、3月18日にツアーがはじまる。千葉の市川市文化会館を皮切りに全国49公演、8月31日まで続く。「ずーっとリハやっておりますが。今週最後のリハーサルで、それからいわゆるゲネプロと言いまして通しリハというのをやりまして、いよいよ初日を迎えるわけですけれども。今年は練習しながらですね(笑)、あんまり声が(笑)、嗄れないというか、普通なんですね。なので妙に声の調子がいい感じでございまして。まぁ、暖かいところに向かってなのでそうなんでしょうけれど。まぁ、この調子でですね、乗り切って行きたいと思っております。全国のみなさん、いよいよツアーがはじまります。今年もよろしくお願い申し上げます」と達郎さん。

・『ホワイト』で棚からひとつかみ
今週はホワイトデーの週なので、白にちなんだ「『ホワイト』で棚からひとつかみ」。これまでバレンタインデーの特集は組んだことがあるけれどホワイトデーに絡んだことは一度もやったことがないそうだ。

・希望という名の光
「昨日、3月11日。東日本大震災から6年を迎えました。復興がなかなか進まないところもございますし、復興の息吹が力強く響いてるところもございます。場所、人によって大きく差があったりいたしますけれども。まだ6年、もう6年というアレもございますが、まだ6年、引き続き国民全員でですね、取り組んでいかなければならないと思います。復興に携わる方々引き続きよろしくお願い申し上げます」と達郎さん。「希望という名の光」にリクエストが集まっているという。

・WHITE LIES
後にブルース・スプリングスティーンのE ストリート・バンドのメンバーになるニルス・ロフグレンが結成したグリンの唯一のヒット曲、いわゆるワンヒット・ワンダー、1972年、全米75位の「WHITE LIES」。

・WHITE RABBIT
「白」の代表曲といえばジェファーソン・エアプレインの1967年のベスト10ヒット「WHITE RABBIT」。当時のアシッド・ロック、サイケ。『ふしぎの国のアリス』から題材を取りいわゆるドラッグ・ソングと呼ばれた。

・RIDE A WHITE SWAN
T.レックスは達郎さんの番組ではほとんどかかったことがない。しかし、達郎さんは実はT.レックスがティラノザウルス・レックスの頃から好きなんだという。1971年、全英2位、全米76位の「RIDE A WHITE SWAN」はT.レックスとして最初のヒット。
曲をかけ終えて。
「いかにもUKの当時のリミッターのびっしょりのギターのサウンドでございます。このマーク・ボランのまた特徴のある声、若い頃よく真似しましたね」と達郎さん。

・RHAPSODY IN WHITE
次の曲はバリー・ホワイト。なんたって名前がホワイト。バリー・ホワイトの出世作「愛のテーマ」はラヴ・アンリミテッド・オーケストラの名義で発表された大ヒット曲。「愛のテーマ」に続いてシングル・カットされたアルバム『RHAPSODY IN WHITE』のタイトル・ソング「RHAPSODY IN WHITE」は全米ソウル・チャート48位、全米63位。

・SAIL ON WHITE MOON
こういう「棚つか」のときはまだCD化されてない曲を積極的にオンエアしようと思ってるそうだ。ジョニー・マティスの1974年のアルバム『THE HEART OF A WOMAN』はジョニー・ブリストルのプロデュース。ジョニー・ブリストルのペンになる曲「SAIL ON WHITE MOON」。

・民放ラジオ101局特別番組『WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談』
日本の民放ラジオ局が全部で101局あり、その101局が合同で同日にスペシャル番組を企画することになった。達郎さんは日本民間放送連盟、民放連からラジオを広くアピールする特別番組の出演を依頼されて、先日収録してきたという。3月20日(月)春分の日にオンエアされる。題して『WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談』という達郎さんと星野源さんが対談しながら進行する番組。進行役はマンボウやしろさん。番組は達郎さんと星野源さんの対談を中心にそれぞれ一曲ずつ番組用にスペシャル・ライヴも行っている。3月20日(月・祝)、よる19時以降に一斉放送。ほとんどの放送局はよる19時からだが各放送局でオンエア時間が異なるところもあるので詳細は特設サイトにて。
http://minpo-radio101.jp

・LITTLE WHITE LIES
1930年代に作られたひじょうに古い曲「LITTLE WHITE LIES」は1957年にベティ・ジョンソンがちょっとヒットさせた。ダイアン・リネイが1962年にアトコ・レーベルから出したヴァージョンが素晴らしい。ピート・デアンジェルスがアレンジしたガール・ポップ然とした素晴らしいオケになっている。「ホワイト・ライズ」というのは罪のない嘘とか他愛のない嘘という意味だそうだ。

・WHITE HORSES
クローディンヌ・ロンジェの1967年の「WHITE HORSES」。2005年にCD化されたがシングル・オンリーの曲なのでモノラル。アレンジは多分ニック・デカロと達郎さん。

・THE WHITE CLIFFS OF DOVER
「ホワイト」もので大変有名な一作。イギリスのシンガー、ベラ・リンは第二次世界大戦中のイギリスの兵隊たちのアイドルだった。彼女の代表曲で1942年の「THE WHITE CLIFFS OF DOVER」。当時はオケと歌の一発録りで、今みたいに後で修正できなかったので、緊張感による表現力が素晴らしいと達郎さん。

・人間ドック
リスナーからの「ツアーがもうすぐはじまりますが人間ドック等の検診には行きましたか?」という質問。
「私も人間ドックには行きました。お陰さまでほぼ、ほぼほぼ(笑)、でございます。心置きなくツアーに臨めます。今週からはじまりますので、みなさまお待ち申し上げております」と達郎さん。

・THE GIRL IN WHITE
14カラット・ソウルはニュージャージーのアカペラの黒人ヴォーカル・グループ。1988年に達郎さんが曲を提供した「THE GIRL IN WHITE」は達郎さんもセルフ・カヴァーしている。

・番組の終わりに
「ホワイトデーはみなさん、如何なされますでしょうか。ご愁傷さまです。てなわけで来週はリクエスト特集でございます。いよいよ今週18日から今年のPERFORMANCE 2017のツアーがはじまります。全国のみなさま、8月までよろしくお願いします。先程も申し上げましたが、まだまだ春がちょっと、なかなか本格的な春が来てくれません。気温差が大変ございます。季節の変わり目、みなさんくれぐれもご自愛の程を」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年03月19日は「リクエスト特集」
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Sunday Song Book #1273

2017年03月05日 | Sunday Song Book

2017年03月05日プレイリスト
「かまやつひろし追悼」
1. ターナーの汽罐車 / 山下達郎 "アルチザン" "オーパス" '91
2. フリ・フリ / 田辺昭知とザ・スパイダース '65
3. ヘイ・ボーイ / ザ・スパイダース '66
4. バン!バン! (アルバム・ヴァージョン) / ザ・スパイダース "アルバム No.4" '67
5. 恋のドクター / ザ・スパイダース '67
6. 夢のDC8 / ザ・スパイダース "ゴー!スパイダース・フライ!サヴェージ" '67
7. 君なき世界 / ザ・ビーバーズ '67
8. エレクトリックおばあちゃん / ザ・スパイダース '70
9. ボブ・ディランはいま何を考えているか / かまやつひろし "スタジオ・ムッシュ" '79
10. お先にどうぞ / かまやつひろし "あゝ我が良き友よ" '75
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■内容の一部を抜粋
・近況
3月18日からスタートする全国ツアーのリハーサルの真っ只中。「毎度のことながらリハーサルの曲が多くて(笑)、曲を何をやるかじゃなくて何を削るか(笑)、というですね、それで悩んでる今日このごろですが。お陰さまで順調にリハーサルは進行しております。もうすぐツアーははじまりますのでお楽しみに」と達郎さん。

・かまやつひろし追悼
3月1日に78歳でお亡くなりになられたかまやつひろしさんの追悼特集。スパイダース以前のテイチク時代はロカビリー・シンガーとして活動していたが、とても一週間では全部かけられないので、今日はロックンロール系の曲を中心に作家かまやつさんの足跡を追う。

・ターナーの汽罐車
中学三年生の受験生のリスナーからのリクエストで「ターナーの汽罐車」。

・フリ・フリ
かまやつひろしさんはスパイダースからソロになって、日本のロック、歌謡曲、最近ではいわゆるフリー・ソウルと呼ばれるレア・グルーヴ系でも人気があり、パンクなロックンロールの草分けと言っていい存在。1964年に今も知られている7人組のスパイダースのかたちが完成して、1965年に記念すべきデビュー・シングル「フリ・フリ」をリリース。かまやつひろしさんの作詞作曲。パンパンパンという3つの手拍子でずっと行くブルース進行のロックンロール。この時代は田辺昭知とザ・スパイダースという名義でクラウン・レコードから発売された。ジャケット写真にかまやつさんが写ってないのはフォト・セッションに遅刻したからという有名な逸話がある。

・ヘイ・ボーイ
1966年のファースト・アルバム『アルバム No.1』に収録されたシングル・カットの「ヘイ・ボーイ」もかまやつさんの作品。作詞はささきひろとさん。今聴くとひじょうにパンキッシュなサウンドで当時はそういうのがあまりなかった。1965年当時中学生だった達郎さんは、日本教育テレビ[NET](現在のテレビ朝日)で放送されていた「エキサイト・ショー」というディスコティークのTV版みたいな番組にスパイダースがレギュラー出演していて、かまやつさんが「フリ・フリ」の演奏でボックスのギターを弾いてアームを引っ張りまくっている映像が鮮烈な記憶として残ってるという。

・バン!バン!
1967年の4枚目のアルバム『アルバム No.4』に収録された「バン!バン!」。先日、シングル・ヴァージョンをオンエアしたので今日はアルバム・ヴァージョンで。ライヴでも大変演奏力のあるバンドで、達郎さんはジャズ喫茶で何回も見たことがあるそうだ。田辺昭知さんのドラムス、加藤充さんのベース、大野克夫さんのオルガンとスチール・ギター、そして井上堯之さんのギター、それにかまやつさんのギターというファイブ・リズム。後に大野さんや井上さんはアレンジャーとして大御所になっていく。そこに堺正章さんと井上順さんのヴォーカルが加わり、演奏はタイトなんだけれどもMCはコミカルというようなバンドで一世を風靡した。

・恋のドクター
1967年のシングル「あの虹をつかもう」のB面の「恋のドクター」。作詞作曲はかまやつひろしさん。この頃のロックンロールには恋煩いの歌がたくさんあって、例えばラスカルズの「GOOD LOVIN'」なんか内容的に似ているので、たぶんインスパイアされて日本語でやったものと思われる。堺正章さんのコミカルな部分が十分に発揮されている。歌もうまい。

・夢のDC8
1967年にJALが世界一周路線を開設した記念に発表されたアルバム『ゴー!スパイダース・フライ!サヴェージ』。スパイダースとサヴェージがA面B面分割して担当している。このアルバムに入ってる「夢のDC8」はかまやつさんがリード・ヴォーカル。「DC8は当時のジェット機でございます。いちばん人気のあった世界路線のダグラスDC8。私乗ったことがありません。乗ってみたかったです」と達郎さん。
曲をかけ終えて。「途中でホリーズのI CAN'T LET GOになってしまうというですね、かまやつさんらしい一曲でございます。ファルセットも」と達郎さん。

・『ホワイト』で棚からひとつかみ
来週は3月12日なのでホワイトデーにちなんだ特集「『ホワイト』で棚からひとつかみ」。これまでバレンタインデーの特集は組んだことがあるけれどホワイトデーに絡んだことは一度もやったことがないそうだ。3月18日にツアーがはじまると、最初の一ヶ月間はツアーで頭が一杯になるので3月19日の放送はリクエスト特集と棚つかのミックスになる予定。

・民放ラジオ101局特別番組『WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談』
日本の民放ラジオ局が全部で101局あり、その101局が合同で同日にスペシャル番組を企画することになった。達郎さんは日本民間放送連盟、民放連から出演を依頼されて先日収録してきたという。3月20日春分の日にオンエアされる。題して『WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談』という達郎さんと星野源さんが対談しながら進行する番組。進行役はマンボウやしろさん。「星野源さん、初対面でありますけれども、とってもいい方で、もう完全に親子なんですけれど(笑)、へへ。彼も本当にラジオが好きな方でですね、現在、オールナイトニッポンを担当されておりますし、ラジオに対する思いというのがとっても共通するものがたくさんあって、ひじょうに充実した番組を作ることができました」と達郎さん。番組は達郎さんと星野源さんの対談を中心にそれぞれ一曲ずつ番組用にスペシャル・ライヴも行っている。3月20日(月・祝)、よる19時以降に一斉放送。ほとんどの放送局はよる19時からだが各放送局でオンエア時間が異なるところもあるので詳細は特設サイトにて。
http://minpo-radio101.jp

・君なき世界
かまやつさんがグルプサウンズのビーバーズに提供した「君なき世界」。達郎さんはビーバーズが好きでいちばん見たGSのひとつだったけれど、今回かまやつさんの提供作品を調べてみて、セカンド・ヒットの「君なき世界」がかまやつさんの作品だと初めて知ったという。「リアルタイムで聴いているとわかんないんです、そういうこと」と達郎さん。醐樹弦(ごきげん)というペンネームで作詞作曲していたとか。ちょっとサイケな感じ。ビーバーズは後にトランザムのメンバーになる石間秀機さんがリード・ギター。七色のギターと言われた大変に魅力的な音色を持ったギターを聴かせてくれる。1967年の一作。

・エレクトリックおばあちゃん
1970年のスパイダース解散前の人気曲「エレクトリックおばあちゃん」。堺正章さんのキャラクターがよく出ている。明らかにジャン&ディーンの「パサディナのおばあちゃん」にインスパイアされている。この時代はまだ洋楽の情報が十分に入ってきてない状況で、日本のバンドは試行錯誤やトライを繰り返してきた。「むしろこうしたトライをする人がほとんどいなかった。当時は歌謡曲全盛の時代だからまだ。そんな中かまやつさんもそういうことに果敢にトライしてきた。特にスパイダース時代はそういう歴史だと考えられます」と達郎さん。

・ボブ・ディランはいま何を考えているか
ソロ時代は'90年あたりからレア・グルーヴ的な視点から例えば「ゴロワーズ」が再評価されて、そういう実験的なアプローチをかまやつさんはしてきた。1979年のトリオの作品『スタジオ・ムッシュ』の「ボブ・ディランはいま何を考えているか」は高度経済成長時代のスノビッシュな感じがよく出ている一作。作詞はかまやつさん。最後のわけのわからない言語のナレーションはタモリさん。

・お先にどうぞ
1975年のアルバム『あゝ我が良き友よ』に収録された「お先にどうぞ」は大瀧詠一さんが提供した作品。達郎さんはコーラスを担当している。これが達郎さんがかまやつさんと仕事した唯一のもの。「よく考えてみますと、かまやつひろしさんと大瀧さんはひじょうに音楽のベクトルは全然違うんですけれども、ある意味すごく似通ったテイストといいましょうか、いい意味での雑食性といいましょうか、バーサタイルないろんなところに目配りをする、そういう感覚が研ぎ澄まされた点で、ひじょうに大瀧さんとかまやつさんは似たところがあったようなそういう気がいたします。今日もばらっと聴いてそういう感をすごく強くいたしました」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年03月12日は「『ホワイト』で棚からひとつかみ」
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Sunday Song Book #1272

2017年02月26日 | Sunday Song Book

2017年02月26日プレイリスト
「昼間の珍盤奇盤」
1. BLOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '02('92)
2. 赤く赤くハートが / ザ・レンジャーズ '67
3. 太陽に抱かれたい / ジョニー広瀬 '67
4. IEKI吐くまで / 片岡鶴太郎 '86
5. ツイスト・アンド・シャウト / 東京ビートルズ '64
6. YOU DID IT TO ME / THE AMERICAN BEETLES '64
7. アローン・アゲイン / 草刈正雄 "青春の光と影" '76
8. スターウォーズのテーマ~カンテナバンド / 子門真人 '78
9.ゆうわく(オリーブの首飾り) / ローレン中野 '76
10. (SITTIN'ON) THE DOCK OF THE BAY / ボルテイジ '68
11. THE OKEH LAUGHING RECORD / UNKNOWN '22
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているという。3月18日にスタートするツアーのリハーサルに勤しむ毎日だとか。

・昼間の珍盤奇盤
先週、2月19日の夜にオンエアした「夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~」を受けて今週は「昼間の珍盤奇盤」。「珍盤奇盤」は2年連続。毎年やるとネタがすぐなくなるので3年に一度ぐらいがちょうどいい、と達郎さん。リハーサル中なので音ネタを仕込むのがたいへんだから前にオンエアした楽曲のアーカイヴを中心に。

・BLOW
1曲目だけはリクエストに応えて「BLOW」。

・赤く赤くハートが
「珍盤奇盤」20年近い歴史の中でベスト・オブ・ベストはザ・レンジャーズの「赤く赤くハートが」。ザ・レンジャーズはグループ・サウンズのバンド。たいへん演奏力のあるバンドでクラウンからデビューした。「赤く赤くハートが」は1967年の作品。リード・ヴォーカルの宮城ひろしさんは今年で70歳を迎えるという。

・太陽に抱かれたい
珍盤奇盤といえば遠藤実さんのレーベル「ミノルフォン」にとどめを刺す。一体いつ寝てるのかというすごい制作本数で、中には「どうしてこれが!?」と発売されたこと自体が奇跡に近いようものが何枚もある。1967年の「太陽に抱かれたい」。1967年というとビートルズの『SGT. PEPPERS'S LONELY HEARTS CLUB BAND』や、ドアーズがデビューしたり、ジェファーソン・エアプレインの『SURREALISTIC PILLOW』が出たりエポック・メイキングな年で、珍盤奇盤にとってもエポック・メイキングな年だった。「太陽に抱かれたい」を歌っているのはジョニー広瀬さん。
曲をかけ終えて。
「これしかしキーの設定、どうやって遠藤先生は決定したんでしょうね。詞もすごい。"涙がバッチリ乾くまで"って。この時代だってこんなのないっすよ。すごいですね、しかし。何百回聴いてますけれど謎に満ちた作品ですね。オリジナル盤ほしくて探してるんですけれど、なかなか手にはいらないんだよコレ(笑)。へへ、ひどい(笑)」と達郎さん。

・IEKI吐くまで
1986年の片岡鶴太郎さんの「IEKI吐くまで」はオリジナル盤を手に入れたとか。秋元康さん作詞、見岳章さん作曲、竜崎孝路さん編曲。達郎さんは秋元康さんの初期の作品のコレクターだという。むかし一緒にお酒を飲んでいろんなことを教えてもらったとか。「とんでも戦士ムテキング」のアルバムの中の曲はシンガーの許諾が下りなくてCD化されなかったそうだが、ついにそのアルバムを手に入れて秋元康さんにサインしてもらったという。
曲をかけ終えて。
「惜しむらくは本当にうまい演歌歌手の人が歌ったらもっと凄みが出るのにですね。氷川きよしさんやらないですかね。これはまだCD化してないんですかね、カラオケほしいですねよ、コレね。B面がですね、床上手って曲なんですけれど、これ歌、片岡鶴太郎&乳ナヲミっていう。乳ナヲミさんって誰か秋元さんに訊いたら、秋元さんのオフィスの事務員だったつうの(笑)。機会があればB面も(笑)。なんだよ、それ(笑)。ふふ」と達郎さん。

・TWIST & SHOUT
先週オンエアした「TWIST & SHOUT」のいちばん超絶なのはご存知大瀧詠一さん監修の東京ビートルズ。2枚めのシングルのB面。1964年だからGS前記。
曲をかけ終えて。
「バックが少しもR&Bじゃないんですよね。あとは"C'mon C'mon, C'mon"の譜割りがハマりきってないという、あそこがなんとも言えないですね。訳詞はもちろん漣健児さんでありまして。ふふ。よく大瀧さんコレCDにしましたよね。4曲。抱きしめたい / PLESE PLESE ME / CAN'T BUY ME LOVE / TWIST & SHOUT」と達郎さん。

・YOU DID IT TO ME
東京ビートルズのような二番煎じは日本だけではなくアメリカにもあった。アメリカン・ビートルズというバンドはフロリダのバンドで、もともとはアーデルスという名前だったがアメリカン・ビートルズにさせられ、シングルを何枚か出したもののヒットせず。その後はレイザーズ・エッジという名前に変わりサイケ・シーンに行ったという。1964年のシングル「YOU DID IT TO ME」。普通に演奏してるので珍盤奇盤というわけではないが話のタネにということで。

・アローン・アゲイン
後半は洋楽の訳詞ものシリーズ。ギルバート・オサリヴァンの「ALONE AGAIN」は失恋の歌でメロディーがきれいな割に内容は暗い。前にオンエアした九重佑三子さんの「アローン・アゲイン」はなかにし礼さんの訳詞で洒落のめしていた。草刈正雄さんの1976年のサード・アルバム『青春の光と影』に収録された「アローン・アゲイン」は山上路夫さんの訳詞。こちらの方がギルバート・オサリヴァンの原詩にちょっと近い感じ。日本語にすると陰惨な感じがすると達郎さん。
曲をかけ終えて。
「編曲は東海林修さんなのでひじょうに洒落たアレンジでございます。草刈さんというのは私と同学年なんですよね(笑)。ですからこのレコーディングのときは24歳。歌はいいですね、味があって。上手ですね。最近は渋い魅力で攻めておりますけれども。若いときは本当の美男子でありまして羨ましい」と達郎さん。

・スター・ウォーズのテーマ〜カンテナバンド
子門真人さんは1978年に「スター・ウォーズのテーマ」を録音している。日本語詩は有川正沙子さん。
曲をかけ終えて。
「むやみに明るくて長くてくどい。(中略)すごいですね(笑)。コレ、完全に村上ポンタさんですね、タイコ。さっきの草刈正雄さんのもポンタですね(笑)。この頃はいちばん売れてた人ですから。完全にポンタさんのタイコですね。アレンジ国吉良一さんやっております。すごいですね(笑)」と達郎さん。

・ゆうわく(オリーブの首飾り)
歌っているローレン中野さんはホノルル生まれの日系三世。和田弘とマヒナスターズと組んで出したシングルが1976年の「ゆうわく」。ポール・モーリアでヒットした「オリーブの首飾り」に日本語詩をつけたもの。訳詞はなかにし礼さん。

・(SITTIN'ON) THE DOCK OF THE BAY
珍盤奇盤のアーカイヴものから。ボルテイジは5人組のグループサウンズ。1968年のアルバムに入ってるオーティス・レディングの「(SITTIN'ON) THE DOCK OF THE BAY」。

・THE OKEH LAUGHING RECORD
レコードができた当初にドイツで録音されたもので1922年の作品とされている。アメリカのOKEHレーベルが最初に輸入したものでやっている人はわからない。多くのイミテーションを産んだ笑い声の作品で「THE OKEH LAUGHING RECORD」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年03月05日は「リクエスト特集」
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夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~

2017年02月20日 | Sunday Song Book

2017年02月19日 夜 プレイリスト
「夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~」
1. 恋の会話 1 / 林京子 "SPECIAL PINK MOOD DELUXE" '68
2. JE T'AIME... MOI NON PLUS / JANE BIRKIN & SERGE GAINSBOURG '69
3. LOVE TO LOVE YOU BABY / DONNA SUMMER '75
4. ME & MY VIBRATOR / SUZIE SEACELL '79
5. 吐息のループ / 部長と桜子 '07
6. ドラマチック・ブルース / 應蘭芳 '71
7. BABY DOLL / プティ・マミ "GIRL FRIEND...BABY DOLL" '71
8. 愛の野球場 / スネークマンショー "死ぬのは嫌だ、怖い。戦争反対!" '81
9. ピエールとカトリーヌ / BLUE FILM "マンドラゴラ" '93
10. 新町 / 青森最後の詩人ひろやー "津軽曼荼羅" '08
11. LOVE WON'T LET ME WAIT / MAJOR HARRIS '75
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■内容の一部を抜粋
・夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~
2017年2月19日(日)午後11時から55分のプログラム。スポンサーはヤナセ自動車一社提供。

みなさん、こんばんは。ごきげんいかがでしょうか。山下達郎です。わたくし山下達郎いつも毎週日曜日の午後2時にですね、サンデー・ソングブックというレギュラー番組を担当しております。お陰様で今年の10月で25周年を数えております、JFNネットでも長寿番組の仲間入りをしております。毎週日曜午後2時、お昼は洋楽を中心としたいわゆるオールディーズ番組、古い曲をかける番組ですけれども。わたしのサンデー・ソングブックの人気企画のひとつといたしまして珍盤奇盤というのがあります。古今東西のへんてこなレコードをかけまくってお届けする、これもずいぶん長い(笑)、歴史がございます。それをやっておりますとですね、普段からですね、好評いただいておりますので、なんかというとそういう変なものを探す癖がついて、もう何十年もやっております。そんな中でですね、なかなか日曜日の午後にはですね、かけられないようなですね、危ないものがけっこう出てきます。さすがにですね、それを日曜日の真っ昼間に白昼堂々とご披露するには勇気がありませんのでですね。それがだんだんだんだん積み重なってきて量が溜まってきております。それをまぁ今回はですね、夜にやってしまおうという。昔から一度やってみたかった企画なんですが、題しまして「夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~」というですね、TOKYO FMをキーステーションといたしましてJFN全国38局ネットで今日は夜にサンデー・ソングブックをお届けしたいと思います。まぁ、いわゆる珍盤奇盤シリーズのですね、行き着く先といいましょうかですね、到達点...何が到達点(笑)。昔から一度やってみたかったんですが何ヶ月か前にスタッフと酒飲んでて、そういう話をしましたらプロデューサーのウエダくんが乗っちゃったんですね。で盛り上がりましてですね、今日はそういうヤバいやつをたっぷりとですね、お届けしたいと思います。まぁいわゆる、一言で申し上げるとHなやつですね。猥褻なやつ。ほとんどのものはもうお聴きいただくだけで説明が全くいらない音源でございますので、わたし途中で説明なんかしませんのでですね。一分一秒でも多くご堪能いただきたいと思います。とても日曜の午後には無理なものばかりでございます。でもですね、単にそういう猥褻なだけではおもしろくないんですね。一抹のシャレがないとですね。こういうものはおもしろくない。むか~しからそうしたまぁ下ネタとかですね、そういうような作品というのはですね、昔からたくさんあります。レコード文化の中でも'60年代、'70年代、今よりひじょうに規制が激しくて、まぁ放送禁止、発売禁止といわれるような自主規制も含めました放送審議委員会とか倫理委員会とかいろんなものがありますが、そういう規制が今より遥かに厳しかったので、逆に厳しければ厳しいほどですね、そうした間隙を縫ってあの手この手でいろんな作品が出ております。そんな中から選りすぐった今日は55分間をお届けしたいと思います。「夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~」。最高の選曲かどうかはわかりませんが(笑)、最高の音質で今晩もお届けいたします。こういう企画ですと赤坂泰彦さんとか伊集院光さんとかそういう方々がやってらっしゃいますが、そういう方々に負けずにですね、わたしもがんばって、桑田くんの「マンPのGスポット」に負けないようにですね(笑)、がんばってゆきたいと思います。なお、企画の性格上、radikoのタイムフリーにこの番組は該当しておりません(笑)。聴き直しができませんのでエアチェックの方、お急ぎください(笑)。それではお知らせに続きましてサンデー・ソングブック、「夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~」たっぷりとお楽しみください。

前半が終了して。

'60年代にビクター・レコードから発売された『SPECIAL PINK MOOD DELUXE』といういわゆるムード・ミュージックのレコード。ムード・ミュージックの間に短いナレーションが入ってる。'60年代に大変人気があったナレーターの林京子さん。この頃はお色気路線で深夜放送で喋ってる方がたくさんいた。そういうお色気ナレーターの代表的存在の林京子さんの「恋の会話 1」。
1969年にフランスのジェーン・バーキンと当時の彼氏だったセルジュ・ゲンズブールの二人で展開される「JE T'AIME... MOI NON PLUS」。映画にもなってそのテーマ・ソングといってもいい。日本でも話題になったが当時は放送禁止だった。有線でしか聴けなかった。有線ではかかりまくっていた。
ドナ・サマーの1979年のデビュー・ヒット「LOVE TO LOVE YOU BABY」。12インチ・アルバム・ミックスの前半をピックアップ。
アメリカのライノ・レコードはこうした珍盤奇盤を出すのが大好きな会社。'80年代に出たコンピレーション『THE RHINO BROTHERS' GREATEST FLOPS』に入ってるスージー・シーセルという全然出自がわからない女性シンガーが歌ってる「ME & MY VIBRATOR」。
2007年に出たCDシングル「吐息のループ」は部長と桜子というクレジット。「部長は詳細不明であります。で、桜子という方は吉野桜子さんというですね、北海道生まれの血液型A型。よくありますね。歌手、そして一人の女性として常にときめいていた。ときめけよ(笑)。ようするに部長と社員の社内不倫でございますね。何も言えません(笑)」と達郎さん。
「ドラマチック・ブルース」は應蘭芳さん。女優で日本人と中国人のハーフ。1971年の作品で「大変によく考えられた一作」と達郎さん。

後半が終了して。

女優兼歌手の麻里圭子さんがプティ・マミという名前で1971年に発売したアルバム『GIRL FRIEND...BABY DOLL』から「BABY DOLL」。「これも傑作でありますね。とにかくダメとイヤしかないという。ちゃんとした音楽をバックでやっております。これはなかなか有名な作品。ここ数年で確かCD化されたかと思います」と達郎さん。
こうしたHネタの最高峰はスネークマンショー。桑原茂一さん率いるスネークマンショー。小林克也さん、伊武雅刀さんという錚々たるメンバーのブラックかつ過激なもの。1981年のアルバム『死ぬのは嫌だ、怖い。戦争反対!』から「愛の野球場」。女性の声は島津冴子さん。1974年のチーチ&チョンの『WEDDING ALBUM』に入ってる「CHAMPIONSHIP WRESTLING」が元ネタ。
ピエールとカトリーヌの「BLUE FILM」もスネークマン・ネタ。1993年のアルバム『マンドラゴラ』から。ピエールは松尾貴史さん、カトリーヌは声優の藤井千夏さん。
青森最後の詩人ひろやーの2008年のアルバム『津軽曼荼羅』に入ってる「新町」。プロデューサーのウエダさんが好きだと言っていたとか。
1975年のメジャー・ハリスの「LOVE WON'T LET ME WAIT」は全米ソウル・チャートNO.1。全米チャート6位の大ヒット・ソング。元デルフォニックスのシンガー。

番組の最後に。

「今日こんなのやっちゃったので来週はなんかすごく虚しい感じがするので来週の26日の昼間のサンデー・ソングブックは普通の珍盤奇盤やってみようかなぁなんて企画しておりますが、ちょっとまだわかりません。ツアーがはじまりますので(笑)、今リハーサルがはじまった頃で(笑)、それでこんなことやってもいいのか(笑)。すべてはプロデューサーのウエダくんの責任でございます。私には何の責任もございませんが。またお楽しみいただければ幸いでございます」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年02月26日は「昼間の珍盤奇盤」
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Sunday Song Book #1271

2017年02月19日 | Sunday Song Book

2017年02月19日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 愛を描いて -LET'S KISS THE SUN- / 山下達郎 '79
2. TWO DIVIDED BY LOVE / THE GRASS ROOTS '71
3. COME GO WITH ME / POCKETS '77
4. LOVE DON'T FEEL LIKE LOVE NO MORE / C.L.BLAST "I WANNA GET DOWN" '77
5. CRUISIN' / SMOKEY ROBINSON '80
6. TWIST & SHOUT / THE ISLEY BROTHERS '62
7. LOVE AT LAST / THE MODULATIONS "IT'S ROUGH OUT HERE" '75
8. FRAGILE / 山下達郎 "コージー" '98
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■内容の一部を抜粋
・近況
「東京は金曜日に春一番が吹きました。まだまだ全国的に北陸あたりは雪が大変でございますけれども、でも少しずつ春の気配がしてくる今日この頃であります」と達郎さん。ツアーのリハーサルがはじまったそうだ。まだリズム・セクションの5人だけだがスムーズに行ってるという。

・リクエスト特集
今週はリクエスト・カードがたくさん溜まってるので「リクエスト特集」。

・愛を描いて -LET'S KISS THE SUN-
「快晴の日には春の気配がしております。そんなときはこんな曲」と達郎さん。1979年のシングルで「愛を描いて -LET'S KISS THE SUN-」。

・TWO DIVIDED BY LOVE
ライヴのリハーサルがスタートして声を出しはじめてるので滑舌が少しよくなったとか。二週間ほど経つと声が嗄れてきたりするそうだ。
グラス・ルーツの1971年の「TWO DIVIDED BY LOVE」。邦題は「恋は二人のハーモニー」。

・COME GO WITH ME
ポケッツはボルチモア出身の8人組ヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。EW&Fのヴァーダイン・ホワイトのプロデュースで世に出たから、EW&Fの弟バンドと呼ばれたりした。1977年のデビュー・ヒットで全米ソウル・チャート17位、全米84位の「COME GO WITH ME」。

・LOVE DON'T FEEL LIKE LOVE NO MORE
C.L.ブラストは南部アラバマ生まれのサザン・ソウル・シンガー。昨年亡くなった。1977年のフレデリック・ナイト作曲・プロデュースによる「LOVE DON'T FEEL LIKE LOVE NO MORE」。

・CRUISIN'
リクエストは「私の生まれた1980年2月のヒット曲が聴きたい」というもの。達郎さんの選曲はスモーキー・ロビンソンの全米4位の「CRUISIN'」。達郎さんはカセットに入れてツアーのときに死ぬほど聴いたそうだ。

・“夜の”サンデー・ソングブック~珍盤奇盤 R-18~
今日2月19日は夜にも「サンデー・ソングブック」を放送する。はじめての出張プログラムで今夜11時からJFN38局ネット。『“夜の”サンデー・ソングブック~珍盤奇盤 R-18~』と題して番組おなじみの人気企画「珍盤奇盤」の大人版で、昼間の2時にはかけられない、ちょっとヤバイもの、お色気路線、いわゆるHものの「大人の」サンソン。「企画の性質上、radikoのタイムフリーは行いません。お子さまを寝かしつけでですね、なるべくヘッドフォンでリアルタイムでお聴きいただいたほうが波風立たなくてよろしいんじゃないかと思います。本日午後11時、23時からですね、全国38局ネット、JFNでお送り致します。“夜の”サンデー・ソングブック~珍盤奇盤 R-18~。お楽しみに」と達郎さん。来週は昼間の「珍盤奇盤」。急に思いついたのでアーカイヴを中心にとのこと。

・TWIST & SHOUT
1月22日の放送でフィル・スペクターがプロデュースしたトップ・ノーツの「TWIST & SHOUT」をオンエアしたが、ビートルズがカヴァーしたアイズリー・ブラザーズのヴァージョンにリクエストが来た。アイズリー・ブラザーズの出世作で1962年の全米17位の「TWIST & SHOUT」。来週の「珍盤奇盤」ではまた違う「TWIST & SHOUT」をオンエアする予定だとか。

・LOVE AT LAST
ザ・モジュレーションズの1975年のアルバム『IT'S ROUGH OUT HERE』はMFSBをバックにしてフィリー・サウンドで統一されている。その中から「LOVE AT LAST」。

・口内炎
リスナーからの「コンサートの本番前は唇を噛んでしまわないように何か気配りしてることはありますか?」という質問。
「あの〜ときどきあります。口内炎とかですね、やっぱり長丁場でやってますと。京都でものすごく口内炎が厳しくなったことがありまして、病院で治療を受けたんですけれども、ものすごく痛くてですね。それで本番前の5分前とか10分前に、さぁ、痛み止め飲もうかなって、でも痛み止め飲むとですね、まま喉にちょっと影響が来ることがありまして、まぁいいや痛かったらそのときに飲めゃいいやってステージ出ていったんですけれどね。あら不思議、痛みが止まるんですね。いわゆるアドレナリンというやつで。その日は全く何の痛みを感じずに本番終わりまして。終わったらなんか痛みが引いちゃったというかですね、なかなかすごいですね。人間の身体って不思議なものだなって、そういう思い出が昔あります」と達郎さん。

・FRAGILE
「寒い季節に聴きたくなります」というリクエスト。1998年のアルバム『COZY』から「FRAGILE」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
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2017年02月26日は「昼間の珍盤奇盤」
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Sunday Song Book #1270

2017年02月12日 | Sunday Song Book

2017年02月12日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. 愛してるって言えなくたって / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" "オーパス" '11
2. EXPRESSWAY TO YOUR HEART / THE SOUL SURVIVORS '67
3. (WHY DON'T YOU) GO AWAY / SOUL SURVIVORS "TAKE ANOTHER LOOK" '69
4. TEMPTATIONS 'BOUT TO GET ME / SOUL SURVIVORS '70
5. EVERYTHING'S CHANGING / SOUL SURVIVORS "SOUL SURVIVORS" '74
6. HOW LONG / BRANDYE "CROSSOVER TO BRANDYE" '79
7. THE GREATEST LOVE / JOE SOUTH "INTROSPECT" '68
8. OH WHAT A TIME / MAURICE & MAC '69
9. 人生の扉 / 竹内まりや "デニム" "エクスプレションズ" '09
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているという。いよいよ全国ツアーのリハーサルがスタートするそうだ。「譜面書きに勤しんでおる今日この頃でございます。今年はどういうセットにしようかといろいろと考えておりますけれども。もう9年目になります。ライヴ再開しましてですね。早いもので(笑)、還暦までがんばろうと思ったのが64歳までがんばっておりますのでですね。このままで行くといくつまでやれるかという感じでございますが(笑)。今年も全国49公演でございます。各地おじゃましますのでよろしくお願いします。まぁ、まだ一月以上ありますので(笑)、もうちょっと近づかないと駄目ですけれども。チケットの一般発売もはじまっております。よろしくお願いします」と達郎さん。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・棚からひとつかみ
今週はそんなわけで「棚からひとつかみ」。前半は毛色の変わった感じで、後半はここ半年くらいに出たCDの中から、あと思い付き。今週は脈絡がないけれどそういうようなほうがいいというリスナーもいるとか。

・愛してるって言えなくたって
この季節になるとリクエストが増える「愛してるって言えなくたって」が今週の一曲目。2011年3月9日発売のシングル。二日後に東日本大震災があったので不運なシングルだが達郎さんは結構気に入ってるという。

・EXPRESSWAY TO YOUR HEART
ザ・ソウル・サバイバーズは'60年代にニューヨークで活躍したバンド。フィラデルフィアのギャンブル&ハフがプロデュースしてヒットした曲が「EXPRESSWAY TO YOUR HEART」。1967年、全米R&BチャートNO.1。全米チャート4位。もともとドゥーワップをやっていた人たちがバンドに憧れて結成した。いわゆるブルー・アイド・ソウルのバンド。ニューヨークのブルー・アイド・ソウルといえばヤング・ラスカルズ。ヤング・ラスカルズと同じイタリア系の白人が歌っているのでテイストはひじょうに似ている。メンバーの一人、リッチー・イングウィはチャールズ・イングウィと兄弟で活動していたが、1月13日に亡くなったそうだ。番組の前半はソウル・サバイバーズの曲を集めて。

・(WHY DON'T YOU) GO AWAY
ソウル・サバイバーズの2作目のアルバムがアトコから出ていて長い間CD化されなかったが、2013年にワーナーミュジック・ジャパンでようやくCD化された。アルバム『TAKE ANOTHER LOOK』の中から「(WHY DON'T YOU) GO AWAY」。ギャンブル&ハフのプロデュース作品。

・TEMPTATIONS 'BOUT TO GET ME
ソウル・サバイバーズはデビュー・ヒットに匹敵するようなヒットに恵まれず低迷する。アトコを去る前の1970年にシカゴのナイト・ブラザーズという黒人のデュエットのカヴァー「TEMPTATIONS 'BOUT TO GET ME」をリリース。ラスカルズがアルバムでカヴァーしているので達郎さんはナイト・ブラザーズよりもラスカルズで知ってるという。ソウル・サバイバーズはシングル・オンリーで発売。かなりラスカルズを意識した活動をしていたという。

・EVERYTHING'S CHANGING
1974年にフィラデルフィア・インターナショナルのサブ・レーベル、TSOPから突如として出たアルバムが『SOUL SURVIVORS』。リード・ヴォーカルはリッチーとチャールズの兄弟で、バックはバジー・フィートン率いるフルムーンのメンバーとかラスカルズ近辺の人脈、キーボードはニール・ラーセン。この中から「EVERYTHING'S CHANGING」。リッチーとチャールズの声は判然としないところがあるけれどビデオを観たりすると高いほうがリッチーだという感じなのだとか。この後、一旦ペンキ職人になり、再結成してオールディーズ・ショウで歌っていた。前半はリッチー・イングウィを追悼してソウル・サバイバーズのミニ特集。

・デディケーションズ
ソウル・サバイバーズ以前にリッチーとチャールズが組んでいたドゥーワップ・グループのデディケーションズは'60年代の初期に活動していた。「そのデディケーションズの曲はいろいろあるんですけれど、この次のツアーのですね、お客さん入ってくる開演前のドゥーワップのテープの中に、デディケーションズ入ってますのでお探しください(笑)」と達郎さん。

・“夜の”サンデー・ソングブック~珍盤奇盤 R-18~
来週はリクエスト特集、再来週は恐怖の聴取率週間の予定。そして放送開始25年目にしてはじめての出張番組が決定した。来週2月19日、お昼午後2時にリクエスト特集、よる午後11時からも番組をオンエアすることになったとか。番組おなじみの企画「珍盤奇盤」の特集で、昼間の2時にはかけられない、かなりヤバイものが溜まってきていて、番組のプロデューサーのウエダさんとお酒を飲みながら話していたら、それを夜にやってみようかということになったそうだ。題して『“夜の”サンデー・ソングブック~珍盤奇盤 R-18~』。いわゆるお色気ネタで統一するという。2017年2月19日(日)23:00~23:55。「かなりすごいのでお子さまは寝かしつけてからお楽しみください。で、radikoのタイムフリーしません。オンエアでしかしません。あんなの昼間にタイムフリーで聴かれたら大変なので。本当はもっと、もうちょっと遅く夜の1時とか2時だといいんですけれども、あの、ウエダくんが調子乗って11時にやっちゃったんですよね。これ大丈夫かなというですね。でもプロデューサーが大丈夫だというんだから大丈夫なんですよね。僕は知りませんよ、だから。で、珍盤奇盤シリーズ25年のですね、このサンデー・ソングブックの珍盤奇盤の総力を結集しましてですね、珍盤奇盤 R-18 “夜の”サンデー・ソングブック。2月19日夜の11時からお楽しみください。昼間は地味にリクエスト特集でございます。来週は昼のサンソンと夜のサンソン豪華二本立てでございます。お楽しみに。へへへっ、大丈夫かなホントに。ウエダ・プロデューサー、大丈夫か?。うん、僕知らないもんねぇ」と達郎さん。

・長年愛用しているもの
リスナーから「達郎さん、長年愛用してるものはありますか?」という質問。
ミネルバのストップ・ウォッチだそうだ。CMで生活していた時代にCMで賞を獲ったときにCMの代理店の方から頂いたという。40年使っていて、数年前に壊れたときミネルバに修理に出してちゃんと戻ってきて今でも愛用しているとか。アナログのストップ・ウォッチなのでもうデジタルは使えないそうだ。その他は茶色のテレキャスで38年目。スタジオで使ってるラディックのタンバリンは40年。「これがないとできないのでケース別です」と達郎さん。

・HOW LONG
女性3人組の黒人ヴォーカル・グループ、ブランデイはベティ・ライトとか他の人のバック・コーラスで実績のある人たち。1979年のアルバム『CROSSOVER TO BRANDYE』が世界初CD化。この中からゼイン・グレイとレン・ロン・ハンクスのコンビによる作品「HOW LONG」。

・THE GREATEST LOVE
東芝がなくなってキャピトル・レーベルがユニバーサルに行ったのでキャピトル系のリイシューが行われている。達郎さんの好きなジョー・サウスが昨年の秋にリイシューされている。ジョー・サウスは2012年に亡くなってしまったがなかなか番組ではかけられないという。1968年のファースト・アルバム『INTROSPECT』から「THE GREATEST LOVE」。「THE GREATEST LOVE」はのちにアーロン・ネヴィルはじめ多くの人たちがカヴァーしているジョー・サウスの代表作。

・OH WHAT A TIME
シカゴのR&Bのデュオ、モーリス&マック。もともとはレイディアンズというシカゴのヴォーカル・グループから派生した。1969年のシングル「OH WHAT A TIME」。

・人生の扉
川崎市のリスナーからのリクエスト。電車の中で老夫婦が一台のiPadでイヤフォンを共有してまりやさんの「人生の扉」を聴いていたという。歌詞を表示するアプリを使っていたのでわかったという。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年02月19日は、「リクエスト特集」
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Sunday Song Book #1269

2017年02月05日 | Sunday Song Book

2017年02月05日プレイリスト
「『BIRTHDAY』で棚からひとつかみ」
1. WHEN I'M SIXTY-FOUR / THE BEATLES "SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND" '67
2. HAPPY BIRTHDAY, RUTHY BABY / McGUINNESS FLINT "HAPPY BIRTHDAY, RUTHY BABY" '71
3. HAPPY BIRTHDAY BOOGIE / LOUIS JORDAN '51
4. BABY'S BIRTHDAY / GUESS WHO '65
5. HAPPY BIRTHDAY JUST THE SAME / THE DOVELLS '64
6. HAPPY BIRTHDAY / KOKOMO "RISE & SHINE" '75
7. UNHAPPY BIRTHDAY / JANIE GRANT '61
8. HAPPY BIRTHDAY / THE KAC-TIES '63
9. BIRTHDAY SONG / CAROLE KING "LOVE MAKES THE WORLD" '01
10. HAPPY HAPPY GREETING / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
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■内容の一部を抜粋
・近況
そろそろライヴの準備が近づいてきて今週は譜面書きなんかをはじめるそうだ。
達郎さんは昨日2月4日で64歳になった。「来年が年金受給でございます。よく、ねぇ... ふふふ、何を言ってんだかホントに(笑)。でもまぁ今は六十代、昔と違って、私もそうですけれども周りの六十代もみんな若いのでまだまだですね... でも、それに乗じて老人というものを70いくつに引き上げようという、んなようなことを言っておりますが、アレはそれが目的ではないです。年金の支給を遅らそうとかですね、そういう魂胆でございます。役人の考える事よくわかりません。まぁ、そんなことどうでもいいんですけれども(笑)」と達郎さん。

・『BIRTHDAY』で棚からひとつかみ
今日は一日遅れになるが「『BIRTHDAY』で棚からひとつかみ」。数年前に一回やったことあるが誕生日、バースデイをテーマにした歌をまとめて、自分の誕生日にかこつけて『BIRTHDAY』で棚からひとつかみ。

・WHEN I'M SIXTY-FOUR
ビートルズの曲を番組でまともにかけるのは通算で何回目と数えられるほどだが、達郎さんが64歳になったので「WHEN I'M SIXTY-FOUR」をかけようと思ったとか。ポール・マッカートニーが64歳になったときに「まさかこの曲を作ったときには想像してなかったけれど、自分が64歳になったときに聴くのか」というようなことを発言していた。達郎さんがこの『SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』を聴いた1967年、中学三年で「64歳なんてどうなんのかな? うちのおじいちゃんぐらいの年齢でございます。それが自分の誕生日の次の日にこれをかけるようになるなんて(笑)。全くみんな長生きをするもの」と達郎さん。ポール・マッカートニーがビートルズのデビュー前に作ったという話が伝わっている。オールドタイム・ミュージック、グッドタイム・ミュージック好みのマッカートニーらしい一作。

・HAPPY BIRTHDAY, RUTHY BABY
マグニネス・フリントは'60年代にイギリスで活躍した5人組のバンド。この当時のイギリスはアメリカのルーツ・ミュージックに近づこうとした動きが盛んでいろんなグループが泥臭いサウンドを志向していた。マグニス・フリントはマンフレッド・マンから派生してギャラガー&ライルに移行する端境期のムーブメントで日本でも人気があった。1971年のセカンド・アルバムからタイトル・ソングの「HAPPY BIRTHDAY, RUTHY BABY」。

・HAPPY BIRTHDAY BOOGIE
次はジャンプ・ミュージック。ジャンプ・ミュージックといえばルイ・ジョーダン。'50年代に一世を風靡したダンス・ミュージックの大御所。サックス・プレイヤーでヴォーカリスト、バンド・リーダーでもある。1951年の作品で「HAPPY BIRTHDAY BOOGIE」。

・BABY'S BIRTHDAY
ゲス・フーの1965年の「BABY'S BIRTHDAY」はアデル&ゲルドの作品「HURTING EACH OTHER」のB面。当時のリーダー、チャド・アランの作品。「この時代のフォーク・ロックの雰囲気がよく出ております」と達郎さん。

・HAPPY BIRTHDAY JUST THE SAME
ダベルズはフィラデルフィアの4人組のヴォーカル・グループ。リード・ヴォーカルのレン・バリーは後にソロになりたくさんヒット曲を出した。1964年の「HAPPY BIRTHDAY JUST THE SAME」はダベルズの最末期の作品でこの頃はもうレン・バリーがいなくて3人組になっていた。明らかにビーチボーイズの「SURFER GIRL」を意識して作られた曲だがよくできている。

・HAPPY BIRTHDAY
ココモはイギリスのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。いわゆるフュージョン系で日本で大変人気がある。1975年のセカンド・アルバム『RISE & SHINE』から「HAPPY BIRTHDAY」。

・UNHAPPY BIRTHDAY
ニュージャージー出身のアイドル・シンガー、ジェイニー・グラントの1961年の「UNHAPPY BIRTHDAY」は失恋の歌なのでアンハッピーになっている。

・HAPPY BIRTHDAY
ニューヨークはブルックリンのドゥーワップ・グループ、ザ・カク・タイズの1963年の「HAPPY BIRTHDAY」。

・BIRTHDAY SONG
キャロル・キングの2001年のアルバム『LOVE MAKES THE WORLD』から「BIRTHDAY SONG」。

ディレクターのヤマギシさんから来年2018年の2月4日は日曜日だという情報。
「間抜け(笑)。なんだよ、それ。スイマセン、来年はやりません、できません(笑)、ネタこんだけ仕込むとですね。なんだよ。がんばってまた探そうかな、しょうがないな。はーおもしろくねぇ」と達郎さん。

・HAPPY HAPPY GREETING
2002年のアルバム『RARITIES』から「HAPPY HAPPY GREETING」。

・番組の終わりに
「週間予報を見てみますとまだまだ寒い日が続くようであります。インフルエンザは警報になりましたし風邪も流行っております。みなさまお身体くれぐれもお大事に」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年02月12日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1268

2017年01月29日 | Sunday Song Book

2017年01月29日プレイリスト
「『NUGGETS』で棚からひとつかみ」
1. アトムの子 / 山下達郎 "アルチザン" "オーパス" '91
2. I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT) / THE ELECTRIC PRUNES '66
3. DIRTY WATER / THE STANDELLS '66
4. RESPECT / THE VAGRANTS '67
5. PUSHIN' TOO HARD / THE SEEDS '67
6. PSYCHOTIC REACTION / COUNT FIVE '66
7. SOMEONE TO LOVE / THE GREAT!! SOCIETY!! '66
8. 7 AND 7 IS / LOVE '66
9. SEARCHIN' IN THE WILDERNESS / ALLEN POUND'S GET RICH '66
10. ACTION WOMAN / THE LITTER '67
11. I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT) [LIVE] / THE ELECTRIC PRUNES "STOCKHOLM '67"
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■内容の一部を抜粋
・近況
全国ツアーのリハーサルが2月の中頃からはじまるそうだ。
「PERFORMANCE 2017」は3月18日(土)の千葉県市川市文化会館を皮切りに全49公演の予定。チケットの一般発売は2月4日(土)、午後12時より。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

「昔と違いましてですね、私のリスナーの方もですね、特にライヴ来られる方、四十代、五十代、六十代、だんだんお年を召していらっしゃいまして、みなさん余裕が出てきましたので、じゃあ旅行がてらに金沢に行ってみようかとか、そういう方がたくさんいらっしゃいます。従いまして全国どこに行っても(笑)、昔はローカル色が割りと豊かだったんですけれども、最近はそうした旅行がてらの方が多いのでですね、あまり東京とか大阪と変わらないノリになってきたりしますが。それもまぁまた、楽しい感じでございますので、そろそろライヴの準備がはじまる頃でございます」と達郎さん。

ツアーのリハーサルがはじまって、ツアーがはじまると番組はリクエスト、「棚からひとつかみ」で終止することになりそうだとか。

・『NUGGETS』で棚からひとつかみ
日本が最後のCDの国になりつつあるので、断末魔の灯火、あるいは最後のあがきのように、最近はオールディーズもののCDがたくさん出るようになったという。昨年の年末12月21日にワーナーから「NUGGETS(ナゲッツ)」というシリーズが発売された。1960年代後期のいわゆるサイケデリック、ガレージ・ミュージックのコンピレーション『NUGGETS』。エレクトラ・レーベルが1972年に『NUGGETS』というアルバムを発売。当初は話題にならなかったが、パンク・ムーブメントと呼応して、パンク、ニュー・ウェーブの時代に'60年代のガレージ・ミュージックの聖典とも呼ぶべき存在になった。アメリカではひじょうに有名なカタログだがレーベルを飛び越えたコンピレーションのために今まで日本盤が出たことは一度もない。アメリカではライノが'90年代の終りに『NUGGETS』のボックスを作ったが、日本では今回が初CD化。それに便乗して日本独自編集の『NUGGETS 2』と『NUGGETS 3』というコンピレーション共々3枚同時に発売された。サンデー・ソングブックではこうしたパンキッシュな音楽はあまりかけないが、たぶんもう二度とCDにならないと思われるので、特に日本盤で発売されるのはこれが最初で最後という感じがするので、今週は『NUGGETS』で棚からひとつかみ。

・アトムの子
ご自身のお子さんが中学受験するというリスナーから「一生懸命がんばってる子どもを応援したいので」とお子さんが好きな「アトムの子」にリクエスト。

『NUGGETS』は1972年にパティ・スミスのギタリスト、レニー・ケイが編んだコンピレーションでエレクトラ・レーベルから発売された。'80年代には'60年代のガレージ、サイケの聖典とも言われて続編が続々と出たけれど、日本ではレーベルを超えていたので日本盤が作られなかった。この度、ワーナーミュージック・ジャパンから『オリジナル・ナゲッツ』というタイトルでリリース。日本だけ独自に『NUGGETS 2』と『NUGGETS 3』というコンピレーションも同時に発売された。ほとんどが1966年、1967年の曲でサイケ、ガレージといってもヒット曲が中心でカルト・ミュージックではないそうだ。

・I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT)
エレクトリック・プルーンズはシアトル出身のグループ。トレモロとサイケ・サウンドで人気が出た。「I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT)」は1967年初頭全米11位のデビュー・ヒット。邦題は「今夜は眠れない」。達郎さんが中学二年から三年にかけての曲なのでほとんどリアル・タイムで聴いているという。FENを聴きはじめた頃でFENでしょっちゅうかかっていたそうだ。

・DIRTY WATER
1966年全米11位の「DIRTY WATER」ガレージ・ミュージックとして有名なもの。ザ・スタンデルズはロサンジェルスの4人組。ビートルズをはじめとするブリティッシュ・インベージョンの波に呼応してアメリカの音楽もそうした匂いが出てきた。「イントロだけ聴くとヴァン・モリソンかなという、ゼムとかストーンズとかそういう匂いがします」と達郎さん。

・RESPECT
ニューヨークのザ・ヴェイグランツは後にマウンテンで有名になるレスリー・ウェストが参加していたグループとして知られている。1967年の「RESPECT」はオーティス・レディングの作品でアレサ・フランクリンのヒット曲として知られているが、その一月か二月前のシングルでせこちらはヒットしなかった。達郎さんは『NUGGETS』に入ってるので知ったとか。当時日本盤は出なかったという。「なんだこれラスカルズじゃないか」と達郎さんは当時思ったという。アトランティックから出てるのでアトランティックにラスカルズはふたつもいらないと思われたのか演奏力はあるのに不運だった。

・PUSHIN' TOO HARD
ロサンジェルスのシーズは達郎さんの好きなグループ。1967年、全米36位の「PUSHIN' TOO HARD」。「スカイ・サクソンのちりめんがかったなんともいえない声に、いわゆる2コード・ミュージックで延々いくのがたまんない」と達郎さん。

・PSYCHOTIC REACTION
サン・ホセのグループ、カウント・ファイブの1966年、全米5位「PSYCHOTIC REACTION」。サン・ホセから一歩も出なかった学生バンドに毛が生えた様な一発屋のグループ。ラジオでヒットして一発当てた、サイケ、ガレージものでは当時たいへん有名な曲。

前半は『オリジナル・ナゲッツ』から。ここからの後半は日本独自編集の『NUGGETS 2』と『NUGGETS 3』から。

・SOMEONE TO LOVE
ザ・グレート!! ソサエティー!! はサンフランシスコのグループ。後にジェファーソン・エアプレインで活躍するグレイス・スリックが所属していたグループとして知られている。ジェファーソン・エアプレインの出世作「SOMEBODY TO LOVE」の元のヴァージョン、1966年のレコーディングで「SOMEONE TO LOVE」。

・7 AND 7 IS
ラヴはロサンジェルスのグループ。1966年、全米33位の「7 AND 7 IS」。「ラヴのこれが最高傑作だと思います」と達郎さん。達郎さんは23歳のときに「オールナイトニッポン」の2部でこの曲をかけてプロデューサーに怒られたという。

・SEARCHIN' IN THE WILDERNESS
UKのアラン・パウンズ・ゲット・リッチは資料があまりなくヨークシャあたりのグループとしかわからないとか。1966年のレコーディングで「SEARCHIN' IN THE WILDERNESS」。曲をかけ終えて。「うるせー(笑)。すごい。珍盤奇盤一歩手前だな、これ」と達郎さん。

・ACTION WOMAN
ザ・リッターはミネアポリスのグループ。1967年の「ACTION WOMAN」は番組でお世話になってる広島のCOOL HANDというレコード・ショップの竹内さんのリクエスト。

・I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT) [LIVE]
1曲めにかけたエレクトリック・プルーンズの「I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT)」のライヴ・ヴァージョン。1967年12月14日、スウェーデンのストックホルムでラジオ番組用のライヴ・レコーディング。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年02月05日は「『BIRTHDAY』で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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