Sunday Song Book #1285

2017年05月28日 | Sunday Song Book

2017年05月28日プレイリスト
「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. LA VIE EN ROSE(LIVE) / 山下達郎 "09/04/04 東京エレクトロンホール宮城"
2. RAINBOW VALLEY / THE LOVE AFFAIR '68
3. OUR LOVE (IS IN THE POCKET) / AMEN CORNER "BEND ME SHAPE ME" '68
4. MAKE IT EASY ON YOURSELF / THE WALKER BROTHERS '65
5. IT'S HARD TO SAY GOODBYE / ROGER NICHOLS "TREASURY" '16
6. LET'S PUT IT ALL TOGETHER / THE STYLISTICS '74
7. LET A WOMAN FLOW / IT'S A BEAUTIFUL DAY "MARRYING MAIDEN" '70 '69
8. VIDEO KILLED THE RADIO STAR / BUGGLES '79
9. BANZAI WASHOUT / THE CATALINAS '64
10. MAGIC TOUCH / 山下達郎 "コージー" '98('93)
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は相変わらず前倒しで収録しているそうだ。ツアーは5月27日(土)、28日(日)は広島上野学園ホール(旧郵便貯金)。今週は6月1日(木)、2日(金)がフェスティバルホール。二度目の大阪。「大阪のみなさま、お待ち申し上げております。一生懸命やっております」と達郎さん。

・棚からひとつかみ+リクエスト
先週に引き続いて「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・バラ色の人生~ラヴィアンローズ
東京都の超常連のリスナーからのリクエスト。「ずっと一緒さ」のカップリングで「バラ色の人生~ラヴィアンローズ」。今週はライヴ・テイクでオンエア。2009年4月4日、東京エレクトロンホール宮城(旧宮城県民会館)のP.A.OUT。

・RAINBOW VALLEY
イギリスのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループのラヴ・アフェアのヒット・シングル「RAINBOW VALLEY」。実は本人たちはほとんど演奏しておらず、イギリスの素晴らしいスタジオ・ミュージシャンの演奏が繰り広げられている。1968年のセカンド・ヒットで全英5位。一作目の「EVERLASTING LOVE」と同じナシュビルのソングライター・チーム、バズ・ケイスンとマック・ゲイドンの作品で黒人シンガー、ロバート・ナイトのカヴァー。

・OUR LOVE(IS IN THE POCKET)
J.J.バーンズの「OUR LOVE(IS IN THE POCKET)」をエーメン・コーナーのヴァージョンで、というリクエスト。イギリスのブラス入り7人組のエーメン・コーナー。リード・ヴォーカルのアンディ・フェアウェザー・ロウはその後、エリック・クラプトンのパートナーとして長いこと一緒にやっているが、この頃はアイドル・シンガーだった。達郎さんの世代はデトロイトあたりのR&Bはイギリスのカヴァーで覚えたとか。エーメン・コーナーの「OUR LOVE(IS IN THE POCKET)」は1968年のレコーディング。

・MAKE IT EASY ON YOURSELF
2曲イギリスが続いたので連想ゲームで達郎さんが選曲。ウォーカー・ブラザーズの1965年の全英NO.1の「MAKE IT EASY ON YOURSELF」(邦題「涙でさようなら」)。バート・バカラックとハル・デヴィッドの作品。

・視力
大阪公演を聴きに行ったリスナーから「公演中に進行を確認する紙やメンバーの方を見たり、お客さんの表情を見てコメントしたり、遠近バッチリで視力に問題ないように見えました。実際のところはどうなのですか?」という質問。
運転免許証の条件はまだ「眼鏡等」ではないとか。近視の気はそんなにないけれど、加齢による遠視で近くの小ちゃい字が見えないという。だからライヴで曲順表を見ることはできるけれど、まりやさんのライヴで譜面を見るときはコードネームが読めないので、ときどきメガネのお世話になることもあるそうだ。「武道館でときどきメガネしておりますが。今んところ免許はまだ眼鏡使用じゃありません」と達郎さん。

・IT'S HARD TO SAY GOODBYE
しつこのリクエスト。昨年の末にビクターからロジャー・ニコルスのデモ・テープを集めたCD二枚組が発売された。相当日本側からアプローチして「構想五年」と書かれているそうだ。この中からクロディーヌ・ロンジェなどで知られる「IT'S HARD TO SAY GOODBYE」のロジャー・ニコルスが歌う未発表テイク。ロジャー・ニコルスのインタビューによるとこの曲がポール・ウィリアムスとのコンビの最初の作品で、トミー・リピューマが気に入りクロディーヌ・ロンジェにレコーディングさせたという逸話が語られている。

・トイレ
大阪公演を聴きに行ったリスナーから「下世話な質問ですがライヴの最中にお手洗いに行きたくなったことはないのですか?」。
ないそうだ。先に汗になって出るからだという。緊張感のせいか本番前の10分、15分まえにトイレに行くこともないとか。

・LET'S PUT IT ALL TOGETHER
達郎さんがこの季節になると聴きたくなるのがスタイリスティックスの1974年、全米ソウル・チャート8位、全米18位の「LET'S PUT IT ALL TOGETHER」。この曲が入ったアルバムはまだCD化されてないそうだ。
曲をかけ終えて。「このフェイドアウトがたまんない。プロデュースド・バイ・ヒューゴ&ルイジ、アレンジはヴァン・マッコイ。スティーヴ・ガッドのきれいなリム・ショット」と達郎さん。

・今後の予定
今月末31日にワーナーから『SOFT ROCK NUGGETS』という全4枚のコンピレーションが発売されるので来週、再来週の二週間の予定で特集するとのこと。
http://wmg.jp/artist/softrocknuggets/

・ソングライティング
リスナーから「達郎さんが曲を書かれる際にいちばん重要視する点はどこですか?」という質問。
「私の場合は曲・詩・編曲・楽器の演奏・コーラス・歌・エンジニアリング、そういうものの総力戦だと捉えておりますので、どれをいちばん重要視すると言われますとですね、強いて言えばメロディですけど、でもやっぱりアレンジ抜きのメロディはありませんし、楽器法もありますし、やっぱりドラムがうまくなければダメですし、コンピュータ・ミュジックでしたら、コンピュータのサウンドといいましょうか、シンセの音色とかドラムの音とかそういうものもよくなければダメですし、そうした総合でございます。一概に言えない。ひとりでほとんどの作業ができますのでそういうことを考えることができますが。有利な点を活かしてそういう具合にいつもやっております。で、はやウン十年」と達郎さん。

・LET A WOMAN FLOW
次はサンフランシスコ。この季節にはいいかなと思って選曲したそうだ。イッツ・ア・ビューティフルデイの1970年のセカンド・アルバム『MARRYING MAIDEN』から「LET A WOMAN FLOW」。

・VIDEO KILLED THE RADIO STAR
新潟県の超常連のリスナーからしつこのリクエスト。ジェフ・ダウンズとトレヴァー・ホーンのバグルスの「VIDEO KILLED THE RADIO STAR」(邦題「ラジオスターの悲劇」)。1979年、全英NO.1。「我々、ラジオ好きにとってはアンセムでございます」と達郎さん。この翌年1980年からMTVがはじまるので予言的な歌。

・BANZAI WASHOUT
サーフィン・ホットロッドものにリクエスト。ザ・カタリナスの1964年のシングル「BANZAI WASHOUT」。ハル・ブレインのドラム、スティーヴ・ダグラスのサックス、ビリー・ストレンジのギター、トミー・テデスコのギター、レオン・ラッセルのキーボード、ブルース・ジョンストンのキーボード、ジェリー・コールドのギター。プロデューサーはテリー・メルチャー。その後のL.A.シーンを担う人たちがサーフィン・インストをやっている。

・セットリスト
愛知県半田市のリスナーから「セットリストはいつもお一人で決められるのですか? それとも長年のメンバーと意見しながらセレクトされるのですか?」という質問。
「ほとんど一人です(笑)。むしろメンバーは、これをやんないとか、「えっーそれやんないのー」とそっちのほうが多いですね。これやるつぅてっと「えっーそれやるのー」じゃないんですね。常に減算法で、常にオーバーフローしてますのでセットリストが(笑)。じゃあこれやめるつぅたら「えっーやめるのー」、そういうの多いですね(笑)。それのイントロをずっーと毎日弾いて挑発するというかそういう人たちが多いですね。基本的には自分で決めます、全部」と達郎さん。

・MAGIC TOUCH
北海道の超常連のリスナーからしつこのリクエストで1993年のシングル「MAGIC TOUCH」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年06月04日・11日は、「『ソフトロック・ナゲッツ』特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1284

2017年05月21日 | Sunday Song Book

2017年05月21日プレイリスト
「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. パレード / 山下達郎 "ナイアガラ・トライアングル" "オーパス" '76
2. DOWN THE RIVER BOOGIE (SINGLE Ver.) / POTLIQUOR '71
3. WHEN YOU GET RIGHT DOWN TO IT / BARRY MANN "LAY IT ALL OUT" '71
4. DON'T BE AFRAID / RONNIE DYSON "LOVE IN ALL FRAVORS" '77
5. BODY LANGUAGE / PATTI AUSTIN "BODY LANGUAGE" '80
6. FOR YOUR LOVE / ED TOWNSEND '58
7. SUMMERTIME BLUES / BLUE CHEER '68
8. LIFT THIS HURT / CHOSEN FEW '71?
9. 片想い / 山下達郎 "アルチザン" '91
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているそうだ。ツアーは順調に推移しているという。最近は週末にライヴがあるため、週明けに番組を録るのでオンエアまでに時間が空いてしまう。今回は5月11日(木)、12日(金)のNHKホールが終わったところで収録しているとか。今週は5月27日(土)、28日(日)が広島上野学園ホール。また週末のライヴなので来週の放送も前倒し収録になる。「1/3が過ぎました。お陰さまで今年は割と調子がいい。やはり冬じゃなくて(笑)、暖かくなってツアーやって正解だった。そういう感じでございます」と達郎さん。

・「棚からひとつかみ+リクエスト特集」
番組は「棚からひとつかみ」と「リクエスト特集」を交互にオンエアしているが、今週はミックスして「棚からひとつかみ+リクエスト特集」。

・パレード
季節柄なので「パレード」にリクエストが集まった。1976年のアルバム『NIAGARA TRIANGLE』から。

・DOWN THE RIVER BOOGIE
ポットリカーはルイジアナ出身の4人組のロック・グループ。1971年のファースト・アルバム『FIRST TASTE』の1曲目「DOWN THE RIVER BOOGIE」、アルバム・ヴァージョンは途中でカットアウトして次の曲になるので、今日はオリジナル・シングルからリマスタリングしてデジタル・プロセッシングした音源。

・WHEN YOU GET RIGHT DOWN TO IT
達郎さんが最も尊敬するアメリカの偉大なるソングライター、バリー・マン。1971年のアルバム『LAY IT ALL OUT』から2曲目「WHEN YOU GET RIGHT DOWN TO IT」。B.J.トーマスとかデルフォニックスとかいろんなカヴァーがあるけれどバリー・マンのヴァージョンに勝るものはない、と達郎さん。『LAY IT ALL OUT』は傑作アルバムだが不運なことに発売当時はヒットしなかった。チャールズ・ラーキー、ダニー・クーチ、ジョエル・オブライエンにバリー・マン自身のピアノ、キャロル・キングがもうひとりピアノで参加している贅沢なトラック。

・DON'T BE AFRAID
ロニー・ダイスンは達郎さんの大好きな黒人シンガー。トム・ベルとの仕事が有名だが、1977年のアルバム『LOVE IN ALL FLAVOURS』は元インデペンツのマーヴィン・ヤンシーとチャック・ジャクソン(ナタリー・コールの元夫)のプロデュース。そのアルバムからシングル・カットされた「DON'T BE AFRAID」。全米ソウル・チャート30位。「シカゴの録音。シカゴの風が吹いております。素晴らしい」と達郎さん。

・BODY LANGUAGE
パティ・オースティンの1980年のアルバム『BODY LANGUAGE』はクリード・テイラーのプロデュース。マッスル・ショールズでのレコーディング。シングル・カットされたタイトル・ソングの「BODY LANGUAGE」はアイザック・ヘイズの作品で全米ソウル・チャート45位。「ロジャー・ホーキンスが珍しく右側16ビート。ジェームズ・ギャドソンのようなタイコでございます。でもうまいわ(笑)。こういうのやらしても」と達郎さん。

・FOR YOUR LOVE
ソングライターとして有名なエド・タウンゼント。1970年代あたりは自分の作品でいい作品を残している。息子さんはSURFACE(サーフィス)のメンバー。1958年、全米13位、R&Bチャート7位の「FOR YOUR LOVE」。

・SUMMERTIME BLUES
昨年胃がんを患い、切除してなんとか生還したという豊中市のペンネーム、スナフキンさんからの質問とリクエスト。スナフキンさんは日曜日に仕事があることも多いけれど、タイムフリーで番組を聴いたり、この春大学を卒業した娘さんがたまにデートしてくれることが楽しみになってるとのことで、「達郎さんは娘さんとデートされることはありますか?」という質問。
「くれぐれもお身体お大事に。わたしは娘とはよく食事をしますし、話もしております(笑)。自由業の強みです」達郎さん。
ブルーチアはサンフランシスコのロック・トリオ。「いわゆるヘビー・メタルの始祖、発祥に近いと言われてますが、単に音がでかいだけじゃねぇか、そんな気も致します」と達郎さん。いわゆるワンヒット・ワンダーで「SUMMERTIME BLUES」はエディ・コクランのカヴァー。1968年、全米14位。

・LIFT THIS HURT
達郎さんが最近買ったシングル。チョーズン・フューは同名のグループがいくつか存在するが、こちらはシカゴのグループ。実体は全然わからないとか。1970年前後のレコーディング。「LIFT THIS HURT」はエルヴィン・スペンサーというソウル・シンガーの作品。「'70年前後のシカゴの風が吹いております。タイロン・デイヴィスふうなグッドなナンバー」と達郎さん。

・ツアー中に地方の名物を食べたりしますか?
宇都宮市の超常連のリスナーから「先日の放送でツアー中は観光はしないとお話されてましたが、名物は食べに行くのですか?」という質問。
「行きません。そんな暇ありません。うふふ。メンバーは盛岡行ったら午前中からわんこ蕎麦行って大騒ぎしておりましたが、こちらそんな暇ありません(笑)。前の日の録音を聴いて、いろいろとチェックして。そういう真面目にやっております。年取ってどんどんどんどん(笑)、真面目になっていくという感じでございます。かなり規則正しい生活で生きております。ですので家に帰っても規則正しい生活。こんな石部金吉でどうすんのか、という感じが致しますが。まぁ、でもライヴにいらして下さるお客さんのためにすべてでございます。なんかかっこよすぎたりしますね。でもね、しょうがないです、やっぱり。へへ。真面目です」と達郎さん。

・片想い
1991年のアルバム『ARTISAN』から「片想い」は5月が歌詞に出てくるのでリクエストが集まった。

・番組の終わりに
「もう来週、5月最後の日曜日でございますね。東京はなんか寒かったり暑かったり。すごく不安定で一日の温度差もすごく大きい日が続いておりますので、春先はそういう季節ですので体調が不安定になりがちでございます。みなさま、お身体くれぐれもご自愛ください」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年05月28日は、引き続き「棚からひとつかみ+リクエスト特集」
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Sunday Song Book #1283

2017年05月14日 | Sunday Song Book

2017年05月14日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. BLOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
2. WE'LL SING IN THE SUNSHINE / GALE GARNETT '64
3. THEME FROM SHAFT / ISAAC HAYES '71
4. MAS QUE NADA / SERGIO MENDES & BRASIL'66 '66
5. LOOKING UP TO YOU / MICHAEL WYCOFF "LOVE CONQUERS ALL" '82
6. I'M GOING HOME / TEN YEARS AFTER "WOODSTOCK" '69
7. A NIGHT IN NEW YORK / ELBOW BONES & THE RACKETEERS '84
8. THE GLEAM IN YOUR EYES / THE CHANNELS '56
9. ANGEL / 山下達郎 "ON THE STREET CORNER 3" '99
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録。番組の収録は5月5日(金・祝)のリンクステーションホール青森の前。今週は仙台で5月20日(土)、21日(日)に旧宮城県民会館、東京エレクトロンホール宮城。

・リクエスト特集
今週は「リクエスト特集」。ジャズのスタンダードへのリクエストも多いがベタなリクエストが増えているという。

・BLOW
1992年のシングルのB面でアルバム『RARITIES』に収録された「BLOW」。

・WE'LL SING IN THE SUNSHINE
ゲイル・ガーネットはニュージーランド生まれの女優であり歌手。いわゆるワンヒット・ワンダー。1964年、全米4位の「WE'LL SING IN THE SUNSHINE」。

・THEME FROM SHAFT
アイザック・ヘイズの最大ヒットで1971年の映画『シャフト』の主題歌「THEME FROM SHAFT」は全米NO.1のミリオンセラー。アイザック・ヘイズは南部のソングライターとして出発し、その後ソロになり、独特の風貌とバリー・ホワイトと並ぶ低音の魅力で一世を風靡した。

・MAS QUE NADA
セルジオ・メンデス&ブラジル'66の「MAS QUE NADA」は1966年、全米47位のスマッシュ・ヒットだが、日本では大ヒットした。「女の人がきれいなアレでみんな買ったんだと思います。素晴らしい一曲」と達郎さん。

・LOOKING UP TO YOU
マイケル・ワイコフはウェスト・コースト出身のキーボード・プレーヤーでシンガー。1982年のセカンド・アルバム『LOVE CONQUERS ALL』からシングル・カットされて全米ソウル・チャート47位になった「LOOKING UP TO YOU」。リオン・ウェアの曲。

・今後の予定
来週は「棚からひとつかみ」の予定。「なんか特集やりたいんですけどまだちょっと心の余裕がありません(笑)。曲なんか書いちゃってたり、今してるので、そういうのもありますが」と達郎さん。

・I'M GOING HOME
リクエストはテン・イヤーズ・アフターの「I'M GOING HOME」。「I'M GOING HOME。速弾きのアレでございますが。テン・イヤーズ・アフターのライヴ・アルバムに入ってますが、何と言ってもテン・イヤーズ・アフターのI'M GOING HOMEといえばウッドストックのライヴ(1969年)が白眉でございます。9分に渡る長いやつですけれども、これがやっぱりいちばんいいのでこれかけます」と達郎さん。

・A NIGHT IN NEW YORK
リクエストはエルボー・ボーンズ&ザ・ラケティアーズの「A NIGHT IN NEW YORK」。アメリカのプロジェクトだがイギリスだけでヒットした。1984年、全英33位。グループ名は肘の骨と詐欺師、カツアゲ屋、ゆすり屋たちという意味。'80年代のキッド・クレオール関係で達郎さんはあまり詳しくないそうだ。当時の時代背景がよく見える曲。

・THE GLEAM IN YOUR EYE
チャンネルズの1956年の名曲「THE GLEAM IN YOUR EYE」。

・ANGEL
『ON THE STREET CORNER 3』から「ANGEL」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年05月21日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1282

2017年05月07日 | Sunday Song Book

2017年05月07日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. 不思議なピーチパイ / 竹内まりや "ラヴ・ソングス" "エクスプレッションズ" '80
2. GLAD TO BE UNHAPPY / THE MAMAS & THE PAPAS '67
3. ALL I CAN GIVE YOU IS LOVE / CUBA GOODING "THE 1ST CUBA GOODING ALBUM" '78
4. THE THREE OF ME / WILLIAM BELL "THIS IS WHERE I LIVE" '16
5. I WILL TAKE CARE OF YOU / WILLIAM BELL "THIS IS WHERE I LIVE" '16
6. LIVING IN THE FOOTSTEPS OF ANOTHER GIRL / THE PROMISES '72
7. PLEASE HEART DON'T BREAK / TSU TORONADOS '71
8. SPANISH ARMADA / THE LES REED COMBO '64
9. SPANISH ARMADA / MEL TAYLOR '66
10. YOUR LOVE / IKE NOBLE '66
11. YOUR EYES / 山下達郎 "フォー・ユー" "オーパス" '82
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は4月28日(金)、29日(土)の神奈川県民ホールが終わったところで収録しているそうだ。「横浜のお客さんはとってもよくってですね、ひじょうにいい心持ちでやらしていただきました」と達郎さん。今日5月7日は岩手県民会館大ホール。今週はいよいよ東京がはじまる。5月11日(木)、12日(金)の二日間はNHKホール。

・棚からひとつかみ
ツアー前半テンパってやってるので今週は「棚からひとつかみ」。

・不思議なピーチパイ
「この季節ですのでちょうど」と達郎さん。まりやさんの1980年のヒット・シングル「不思議なピーチパイ」。

・GLAD TO BE UNHAPPY
緑いっぱいの季節になり突然聴きたくなった曲と達郎さん。ママス&パパスの1967年、全米26位の「GLAD TO BE UNHAPPY」。もともとは1936年にリチャード・ロジャースとロレンツ・ハートのコンビによるミュージカル『ON YOUR TOES』の挿入歌。バラード仕立てのスロー・ソングをママ・パパがロックンロールに変えた。演奏はハル・ブレイン、ジョン・オズボーンで、達郎さんの最も好きなリズム・セクション。ダンヒル・サウンド。

・ALL I CAN GIVE YOU IS LOVE
キューバ・グッディングの訃報が飛び込んできた。ニューヨークのR&Bのヴォーカル・グループのメイン・イングリーディエントのメンバー。ソロになりモータウンから何枚かアルバムを出した。1978年のソロ・デビュー・アルバム『THE 1ST CUBA GOODING ALBUM』から「ALL I CAN GIVE YOU IS LOVE」。シングルにはならなかったが、プロデュースと作曲はデニス・ランバートとブライアン・ポッターで、アレンジはデヴィッド・フォスター。

・THE THREE OF ME
ウィリアム・ベルがスタックス・レーベルから約10年ぶりにアルバムを出した。プロデュースとアレンジ、演奏もマルチ・プレーで手がけているのはジョン・レヴィンサール。カントリー系でショーン・コルヴィンでグラミーを獲っている。2016年の『THIS IS WHERE I LIVE』から「THE THREE OF ME」。"昨日の夜夢を見た / そこには3つの自分がいて / かつての自分と / 今の自分と / そして僕がなりたい自分"という出だし。達郎さんはウィリアム・ベルの1976年の「TRYIN' TO LOVE TWO」という歌が好きで昔、NHKの番組でよくかけたという。「ウィリアム・ベル、77歳のレコーディングでございます。本当にこういう感じで年を取りたいという感じのレコーディングで(笑)。音もいいんですが」と達郎さん。

・I WILL TAKE CARE OF YOU
ウィリアム・ベルのアルバム『THIS IS WHERE I LIVE』からもう一曲。4曲目に入ってる「I WILL TAKE CARE OF YOU」はサザン・ソウル・バラードの典型。プロデューサーのジョン・レヴィンサールはルーツ・ミュージックバリバリの白人で達郎さんと同じ年齢だとか。

・LIVING IN THE FOOTSTEPS OF ANOTHER GIRL
達郎さんが最近買ったシングル。シカゴのプロミセィズという白人3人組のガール・グループが、チャイライツの1972年のヒット・アルバム『A LONELY MAN』に入ってる「LIVING IN THE FOOTSTEPS OF ANOTHER MAN」を、女の子用に「LIVING IN THE FOOTSTEPS OF ANOTHER GIRL」と変えて歌っている。同じオケなのでユージン・レコードはガール・グループと同じキーで歌っているということになる。アレンジはトムトム、トーマス・ワシントン、プロデューサーはレイモンド・ヘイリー。

・PLEASE HEART DON'T BREAK
達郎さんが最近買ったシングル。TSU トーネイドーズはアーチー・ベル&ザ・ドレルズの「TIGHTEN UP」のバックをやってることで知られる。1971年のレコーディングとされる「PLEASE HEART DON'T BREAK」は歌入り。「なんかノーザン・ソウル好きには受けそうな感じ」と達郎さん。

・SPANISH ARMADA
達郎さんはヴェンチャーズ世代。特にドラムのメル・テイラーのファン。1966年のソロ・シングル「SPANISH ARMADA」(邦題「無敵艦隊」)のオリジナルを探していたら、ひょんなところで判明し、イギリスの曲だったことがわかった。イギリスのテレビ番組「PEOPLE IN LONDON」の主題曲として作られたそうだ。この曲を1964年にレコーディングしたのがレス・リード・コンボ。

・SPANISH ARMADA
ついでにメル・テイラーの「SPANISH ARMADA」。マジックスというソロのプロジェクトでアルバムを出したがこれはノット・オン・アルバム。メル・テイラーのマジックスはスタジオ・ミュージシャン寄せ集めなのでメル・テイラーが演奏してないという説もあったが、メル・テイラーの奥さんがユニオンのセッション・データを全部持っていてメル・テイラーがちゃんと全曲演奏していることが証明されている。

・YOUR LOVE
達郎さんが最近買ったシングル。歌っているのはアイク・ノーブルというR&Bシンガー。ヒット曲が一曲もないけれど結構な数の作品を出している。1978年の「YOUR LOVE」。

・YOUR EYES
宇都宮公演を聴きに行ったリスナーからのリクエスト「YOUR EYES」。1982年のアルバム『FOR YOU』収録曲。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年05月14日は、「リクエスト特集」
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Sunday Song Book #1281

2017年04月30日 | Sunday Song Book

2017年04月30日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. DREAMING GIRL / 山下達郎 "コージー" "オーパス" '96
2. HERE COMES MY BABY / THE TREMELOES '67
3. SATIN SOUL / THE LOVE UNLIMITED ORCHESTRA '75
4. I'M SORRY / CODY BLACK '70
5. MARY HAD A LITTLE LAMB / BUDDY GUY "A MAN & THE BLUES" '68
6. EVERYBODY'S GOT TO LEARN SOMETIMES / THE KORGIS '80
7. ANNA / ARTHUR ALEXANDER '62
8. I'M BEGINNING TO SEE THE LIGHT / ELLA FITZGERALD & THE INK SPOTS '45
9. HIT THE ROAD TO DREAMLAND / CONNIE STEVENS "CONCHETTA" '58
10. LOVE GOES ON / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているそうだ。ツアーは5月5日に青森、来週の日曜は岩手と東北に進出する。

・リクエスト特集
この二月に来たリクエストが溜まっているので今週は「リクエスト特集」。

・DREAMING GIRL
この季節になると「DREAMING GIRL」のリクエストが増えるそうだ。1996年のシングル。

・HERE COMES MY BABY
ブライアン・プールのバック・バンドからトレメローズ4人だけ独立して、CBSに移籍した第一弾シングル「HERE COMES MY BABY」は1967年、全英4位、全米13位のヒット。キャット・スティーヴンスのペンになる曲。

・SATIN SOUL
バリー・ホワイト率いる「愛のテーマ」で有名なラヴ・アンリミテッド・オーケストラの1975年、全米ソウル・チャート23位、全米チャート22位の「SATIN SOUL」。

・レコードの音圧
レコードは外周のほうが音圧が高く、片面18分から20分超えるぐらいが限界で、あとは1分毎にどんどんレベルが下がってゆく。レベルが下がるから溝を浅く切らないと入る分数が減る仕組み。ちなみにCDは内側から音を読んでゆく。

・I'M SORRY
コディ・ブラックはデトロイトのR&Bのシンガーだが日本ではほとんど無名。1970年のシングルのB面「I'M SORRY」。プロデュースしているのはアレサ・フランクリンの元旦那テッド・ホワイト。

・MARY HAD A LITTLE LAMB
バディ・ガイの1968年のアルバム『A MAN & THE BLUES』に入ってる「MARY HAD A LITTLE LAMB」。

・EVERYBODY'S GOT TO LEARN SOMETIMES
ザ・コーギーズの「EVERYBODY'S GOT TO LEARN SOMETIMES」は彼らの最大ヒットで、1980年、全英5位、全米18位。

・ANNA
アーサー・アレキサンダーは'60年代に活躍した黒人シンガー。1962年、R&Bチャート10位、全米チャート68位の「ANNA」。この曲もビートルズがカヴァーして有名になった。マッスル・ショールズのレコーディングの草分けの作品としても知られている。
曲をかけ終えて。
「これも悲しい歌で。君は僕んとこ来て / 別れてほしいって言う / 他に好きな男ができたから / だから僕は君をフリーにしてあげるから / 彼のところに行くがいい / でも別れる前に君にあげた指輪返しておくれ そういう歌で(笑)。悲しい歌、えーん。これをジョン・レノンが歌うとせつないんですよね(笑)。ホントに」と達郎さん。

・アナログ盤のオリジナル盤
リスナーから「アナログ盤のオリジナル盤の見分け方と、ジャズのオリジナル盤が高値の理由を教えてください」という質問。
「需要と供給といいましょうかそういうものですね。オリジナル盤は基本的にレコード番号で判断します。リイシューはレコード番号変わりますから。でもそれをつけ込んでブートというのがありまして。ブートレッグですね。海賊盤。あとはリプロというのがあります。リプロというのは本物とそっくりに作るんです、オリジナル盤とね。だからドゥーワップなんて全てそうです。どこが違うかっていうと、レーベルとか盤面のマトリックスというか、刻んであるそういうの判断する辞典みたいなのがありまして(笑)。それでブートを判断するという。それをまた裏をかくという、もうね、どうしようもないですよ今(笑)」と達郎さん。

質問したリスナーは『FOR YOU』のLPを手に入れたそうだ。オリジナルかどうか判断したいとのこと。
「RAL-8801がオリジナル・プレスです。air RECORD RCAから配給されてそっから出ました。8801の番号他にはありません。これが『FOR YOU』のアルバムではベストです。アナログ・ブームですけれど、今のアナログ・カッティングは逆立ちしても当時のあの音は出ません、もう。『FOR YOU』をリイシューしてくれって物凄くオファーがあるんですけど、テスト・プレスで、LAで、何回も来たんですけど、全くオリジナル『FOR YOU』に敵いませんので。オリジナル『FOR YOU』超えられない限り承諾するわけいかないので、まだグズグズ言っております。ですので昔のやつは『SONGS』とか『MELODIES』のアルバムとか、まりやの『VARIETY』とかああいうの全部2枚組になります。アレだと当時のアナログと拮抗する音が作れますので、その話をはじめると長くなるので。でもその8801はオリジナルです。ご愛聴下さい」と達郎さん。

・I'M BEGINNING TO SEE THE LIGHT
エラ・フィッツジェラルドの「I'M BEGINNING TO SEE THE LIGHT」はデューク・エリントンのナンバー。デューク・エリントンが発表した当時の1945年にレコーディングしてヒットした曲。

・HIT THE ROAD TO DREAMLAND
コニー・スティーヴンスの1958年のアルバム『CONCHETTA』から「HIT THE ROAD TO DREAMLAND」。ディーン・マーチンとかいろんな人がやってるそうだ。

・LOVE GOES ON
「LOVE GOES ON」は2002年のアルバム『RARITIES』に収録されている。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年05月07日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
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Sunday Song Book #1280

2017年04月23日 | Sunday Song Book

2017年04月23日プレイリスト
「山下達郎ライブスペシャル」
1. スプリンクラー / 山下達郎 "2013/12/24 中野サンプラザ"
2. 砂の女 / 山下達郎 "2016/10/04 新宿ロフト"
3. ひととき / 山下達郎 "2013/12/06 長岡市立劇場"
4. DRIP DROP / 山下達郎 "2016/10/03 新宿ロフト"
5. MAKE IT EASY ON YOURSELF / 山下達郎 "2014/10/04 倉敷市民会館"
6. HANG ON TO YOUR DREAM / 山下達郎 "2016/09/10 六本木EXシアター 難波弘之40th"
7. FOREVER MINE / 山下達郎 "2008/05/05 浜離宮朝日ホール"
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組の収録は大阪のFM OH!のスタジオで行っているという。4月14日(金)、15日(土)のフェスティバルホール公演一回目が終わったところ。「お陰さまでだいぶ調子が出てまいりました。番組の時系列で言いますと昨日が島根でございましたね。その前が、20日の木曜日が倉敷、岡山でございました。うまくいってるはずでございます。今週は関東に戻ってまいります。今週、金曜日、土曜日、28日、29日、4月の末でございます。いよいよ連休がはじまり、神奈川県民ホールでございます。横浜のみなさん、お待ち申し上げております。島根が終わりまして10本終わりまして1/5終わってしまいまして。まぁ、のんびり行ってみたいと思います。今年は割りと今までの感じですと、なかなか調子がいいです(笑)。演奏のグレードも高いと思いますので、これからいらっしゃるみなさん、お楽しみにお待ち下さい」と達郎さん。

・山下達郎ライブスペシャル
今週は二月に一度の恐怖の聴取率週間。プロデューサーのウエダさんからいろいろとプレッシャーがかかってるそうだが、ツアー中なのでそんなにおもしろいこともできず、困ったときのライヴ特集。ライヴ音源はたくさんあるが、P.A.OUTの中から2013年以降の音源をピックアップして「山下達郎ライブスペシャル」。

・スプリンクラー
2013年12月24日に中野サンプラザで行われたライヴから「スプリンクラー」。アルバム『MELODIES』30周年の年で「クリスマス・イブ」の30周年ということもあり、ツアーはクリスマス・イブが千秋楽だった。アルバム『MELODIES』発売直後のシングルが「スプリンクラー」。ライヴで演奏するのは四半世紀ぶりくらいだったそうだ。メンバーは現在と同じでドラムが小笠原拓海、ベースが伊藤広規、ギターが佐橋佳幸、キーボードが難波弘之と柴田俊文、サックスが宮里陽太というリズム・セクション。

・砂の女
2016年10月4日に新宿ロフトで行われたライヴから「砂の女」。達郎さんは荻窪ロフトと下北ロフトで活動していたので「育ててくれたゆりかご」。その後、新宿ロフトが1976年にできて創立40週年を迎えることになり、オーナーの平野さんから直接オファーされ実現したライヴ。新宿ロフトはステージが狭いので、レギュラー・メンバーが全員乗らないから、難波弘之さんと伊藤広規さん、達郎さんの3人による、いつものアコースティック・ライヴを二日間行った。「砂の女」は1976年の鈴木茂さんの曲。最近でも夏フェスでやってるそうだ。伊藤広規さんから「アレ、やってみる?」と言われてやってみたらうまくいったとか。

・ひととき
2013年12月6日に長岡市立劇場で行われたライヴから「ひととき」。長岡市立劇場は一階、ワンフロアだけのホール。「なかなか僕好みのいいホールで、また機会があればという」と達郎さん。

・DRIP DROP
2016年10月3日に新宿ロフトで行われたアコースティック・ライヴから「DRIP DROP」。新宿ロフトは225人のキャパなので、ライヴハウス向きの曲をやろうとして思いついたのが『ON THE STREET CORNER』ではひとりアカペラでやってる「DRIP DROP」の演奏版。ドリフターズの「DRIP DROP」をディオンがカヴァーしてるのが好きで、そのひとりアカペラ・ヴァージョンを『ON THE STREET CORNER 1』に収録したが、ディオンのヴァージョンはアコギではじまるフォーキーなロックンロール。そんな感じでやったとか。3人ライヴだとキーボードの難波弘之さんのノルマが多いそうだ。いろんなパターンの演奏をやらされるが、難波弘之さんは上手いのでロックンロールでも16ビートでもなんでもできる。

・MAKE IT EASY ON YOURSELF
2014年10月14日に倉敷市民会館で行われたライヴからひとりアカペラの「MAKE IT EASY ON YOURSELF」。この年はMANIAC TOURだったので、今まで一度もステージでやったことのない曲をひとりアカペラでもやったという。レコーディング・ヴァージョンは『ON THE STREET CORNER 2』に収録している。「MAKE IT EASY ON YOURSELF」というとバート・バカラックの作品でディオンヌ・ワーウィックのヴァージョンが有名だけれど、達郎さんがひとりアカペラにしたのはテディ・ランダッツォのペンになる曲で、リトル・アンソニーとインペリアルズのヒットした「GOIN' OUT OF MY HEAD」のB面に入ってた曲。

・著作隣接権
ライヴ特集をすると放送をエアチェックしたものがYouTubeにアップロードされるが、著作隣接権というものがあるので、なるべくご遠慮いただきたいと切に思ってるそうだ。「いろんな人のいろんな意見がございます。世界に発信しろとかですね。でも世界に発信したくない人間もいるのです。そういうふうに拡大したくないというそういう人間もいますのでですね、よろしくお願いしたいと思います。お一人お一人でエアチェックで楽しまれる分にはいくらでもお楽しみいただきたいと思いますが、それを不特定多数に向けて発信するのは私はあまり好きではありません。よろしくお願い致します」と達郎さん。

・HANG ON TO YOUR DREAM
2016年9月10日に六本木EX THEATERで行われた「難波弘之鍵盤生活40周年ライブ〜一生鍵命〜」から「HANG ON TO YOUR DREAM」。達郎さんはシークレット・ゲストとして出演して何曲か歌った。難波弘之さんのキーボード、ドラムがそうる透さん、ベースが松本慎二さん、そしてゲストでギタリストの日下部“Burny”正則さん。達郎さんと難波さんは生まれ年がおんなじで生まれた場所もたいへん近い人間で、中学や高校のときに隣りにいるような感じなのだとか。若い頃はブリティッシュ・ロックがお互い好きで、難波さんはそこからプログレへ、達郎さんはアメリカのリズム&ブルースに走っていったけれど、ルーツが意外と似ているのでこうしたセッションのときはブリティッシュ・ロックのものを中心にやるのだとか。とりわけ共通のフェイバリットがキース・エマーソン。キース・エマーソンがエマーソン、レイク&パーマーを作る前にザ・ナイスというバンドを作っていた。キース・エマーソンとベースのリー・ジャクソンがティム・ハーディンのファンなのでティム・ハーディンの曲を何曲かやっている。そのナイスのコピーで「HANG ON TO YOUR DREAM」。

・FOREVER MINE
NEWSの増田貴久さんがニュー・アルバム『NEVERLAND』で達郎さんの「FOREVER MINE」をカヴァーしたので、「私のオケそのまま、丸投げでそれで歌って立派、堂々としたもので僕のニュアンスと全然違いますね(笑)。やっぱりジジイと違うって感じがしますが(笑)。なので私も負けずにFOREVER MINEのライヴ・ヴァージョンで」と達郎さん。2008年5月5日に浜離宮の朝日ホールで行われたライヴから「FOREVER MINE」。シングル「ずっと一緒さ」購入者の特典で抽選で招待したライヴ、難波弘之さんと伊藤広規さん、達郎さんの3人によるアコースティック・ライヴから。当時、ライヴは行っておらず3年前に出た「FOREVER MINE」はこれが初演だった。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年04月30日は「リクエスト特集」
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Sunday Song Book #1279

2017年04月16日 | Sunday Song Book

2017年04月16日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 人生の扉 / 竹内まりや "デニム" "エクスプレッションズ" '07
2. ROCK STEADY / ARETHA FRANKLIN '71
3. RAVE ON / BUDDY HOLLY '58
4. I STILL LOVE YOU / THE SEVEN SOULS '67
5. TOAST & MARMARADE FOR TEA / TIN TIN '71
6. I'M GLAD I WAITED / THE PLAYERS "HE'LL BE BACK" '66
7. MONEY / BARRETT STRONG '60
8. LITTLE GIRL BLUE / NINA SIMONE "NINA SIMONE" '57
9. HAPPY GATHERING DAY / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" '11
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているという。現時点ではツアーが4本終わったところ、宇都宮と浜松の間で収録しているそうだ。今週は4月20日木曜日に倉敷、22日が島根県民会館。「今の時点でですね、だいぶペース配分が整ってまいりました。演奏のほうもだんだんだんだんきれいにまとまってまいりました。P.A.もよくなって、いろんなところが少しずつですね、ヴァージョンアップしております。そういう感じでございます。はりきってまいりたいと思います(笑)。4月のツアー」と達郎さん。

・リクエスト特集
今週は「棚からひとつかみ+リクエスト」の予定だったがリクエスト・カードがたくさん届いたので「リクエスト特集」に。濃いリクエストばかりなので「棚からひとつかみ」と変わらない感じだとか。

・人生の扉
佐賀県の超常連のリスナーからお母様への誕生日プレゼントにというリクエスト。「人生の扉」は2007年の作品でもう十年経ったことになる。「桜の季節にちょうどいい感じでございます」と達郎さん。

・ROCK STEADY
山形県の超常連のリスナーから「アレサ・フランクリンの曲で達郎さんの一押しを」というリクエスト。達郎さんは「世界でいちばん歌のうまいシンガーは?」と訊かれたら「男はジェームズ・ブラウン、女はアレサ・フランクリン」と答えるそうだ。達郎さんの一押しは1971年のR&Bチャート2位の「ROCK STEADY」(当時の1位はマーヴィン・ゲイの「IN A CITY BLUES」)、全米5位のミリオンセラーのシングル。バーナード・パーティ、チャック・レイニー、コーネル・デュブリー、ダニー・ハザウェイのリズム・セクション。

・RAVE ON
最近、レコード・プレーヤーを手に入れてアナログ・ディスクにハマってるというリスナーからのリクエストは「達郎さんのいちばん好きなバディ・ホリーの一曲」。達郎さんがいちばん好きなのは1958年、全米37位の「RAVE ON」。バディ・ホリーのレコードは当時ほとんど日本で出ておらず達郎さんもリアル・タイムで聴いたわけではなかったとか。’70年前後にニッティ・グリティ・バンドのカヴァーで知ったそうだ。バディ・ホリーのレコードは’60年代末にコロムビアがMCAレコードを買ったときにコーラル・レーベルも買ったので日本でアルバム化されたという。達郎さんより上の世代で日本でバディ・ホリーを聴いて育ったという人はいないそうだ。

・I STILL LOVE YOU
セブン・ソウルズはL.A.のR&Bバンド。フリート・ウッドマックのボブ・ウェルチが在籍していたり、デヴィッド T.ウォーカーがひところいたりしたので有名。当時は全く売れなかったが、ずいぶん後になってイギリスのノーザン・ソウル・シーンで、セブン・ソウルズのシングルがかけられて、そこからシングル・ディガーが掘りはじめたというもの。1967年のシングルで「I STILL LOVE YOU」。

・TOAST & MARMARADE FOR TEA
リクエストしたリスナーから「’60年代前半に洋楽の和製ポップスが大流行しましたが、’70年代に入って廃れてしまったのはどうしてでしょうか?」という質問。当時のサラリーマンの初任給が4万、5万の頃にLPが2000円、ドルが360円の頃なので外盤は2800円とレコードが高くて思うように手に入らなかった。日本盤も出なかったこともあり、その代わりの品として和製ポップスが流行った。’70年代に入るとオリジナルが容易に手に入るようになったので必要とされなかった。
リクエストはオーストラリアのデュオ、ティンティン。このメンバーのスティーヴ・キープナーはのちにソングライターになり、オリビア・ニュートン・ジョンの1981年の大ヒット「PHYSICAL」などを作曲して有名になった。ティンティンはビージーズの弟バンドみたいな音。1971年、全米20位の「TOAST & MARMARADE FOR TEA」。イントロのギターが妙によれてるがオリジナルがそうなっている。

・I'M GLAD I WAITED
小金井市の超常連のリスナーのリクエスト。プレイヤーズは’60年代後期のシカゴのヴォーカル・グループだが実体があまりない。デルズがバイトでコーラスを手伝っているアルバム『HE'LL BE BACK』からシングル・カットされて1966年、R&Bチャート32位の「I'M GLAD I WAITED」。スウィート・ソウルの先駆けみたいな作品。今聴くとチャイライツに似た佇まいと達郎さん。

・山下達郎ライブスペシャル
来週はまた鬼の聴取率週間のため、ツアーやってるので「山下達郎ライブスペシャル」の予定。新宿ロフトとか前シーズンのツアーからのP.A. OUTをピックアップとのこと。

・MONEY
25歳のリスナーからビートルズの「MONEY」のオリジナルにリクエスト。バレット・ストロングはモータウンのシンガー。1960年R&Bチャート2位、全米23位なのでこの時代としてはいいチャート・アクション。

・LITTLE GIRL BLUE
ニーナ・シモンはジャズ・ヴォーカルの範疇に入れられてたがピアニストでありシンガー。ロバータ・フラックはこの延長。2003年にニーナ・シモンは亡くなった。「LITTLE GIRL BLUE」は1939年のミュージカル『ジャンボ』の中で歌われている歌。作曲はロレンツ・ハートとリチャード・ロジャースのゴールデン・コンビ。1957年のファースト・アルバムから「LITTLE GIRL BLUE」。達郎さんの世代だとジャニス・ジョップリンの絶唱が印象に残っているそうだ。

・HAPPY GATHERING DAY
2011年のアルバム『RAY Of HOPE』から「HAPPY GATHERING DAY」。

・番組の終わりに
「だんだん季節もよくなって暖っかくなってまいりましたが、花粉症が割と大変だという。あとはインフルエンザがなぜか尾を引いてるというですね、お話もございます。みなさん、くれぐれもご自愛ください」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年04月23日は「山下達郎ライブスペシャル」
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Sunday Song Book #1278

2017年04月09日 | Sunday Song Book

2017年04月09日プレイリスト
「チャック・ベリー追悼~COVER VERSIONS~」
1. JOHNNY B.GOODE (LIVE) / JOHNNY WINTER AND "LIVE" '71
2. ROCK AND ROLL MUSIC / THE BEATLES "FOR SALE" '64
3. SURFIN' U.S.A. / THE BEACH BOYS '63
4. COME ON / THE ROLLING STONES '63
5. MEMPHIS / JOHNNY RIVERS '64
6. HAVANA MOON / GEOFF & MARIA MULDAUR "SWEET POTATOES" '72
7. MEMPHIS / LONNIE MACK '63
8. AROUND AND AROUND / THE ANIMALS '64
9. REELIN' AND ROCKIN' / THE DAVE CLARK FIVE '65
10. TOO MUCH MONKEY BUSINESS / THE KINKS '64
11. ROLL OVER BEETHOVEN / MOUNTAIN "FLOWERS OF EVIL" '71
12. NADINE / DION "SON OF SKIP JAMES" '07
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録とのこと。

・PERFORMANCE 2017
ツアーは前半の佳境に入ってきた。本日4月9日(日)は松本のキッセイ文化ホール。今週14日(金)、15日(土)は大阪。「一回目のフェスティバルホールでございます。今回のツアーは六日間ございます。その初っ端でございます。お出で下さるみなさま、お待ち申し上げております」と達郎さん。

・「チャック・ベリー追悼~COVER VERSIONS~」
先週に引き続いてチャック・ベリー追悼特集パート2。チャック・ベリーはいろんな人がカヴァーして再浮上した人。今日は「チャック・ベリー追悼~COVER VERSIONS~」。達郎さんの世代のいろんな人のチャック・ベリーのカヴァー・ヴァージョンを聴く。

・JOHNNY B. GOODE
まずはジョニー・ウィンター。「ロックンロール!」ではじまる名作。1971年のライヴ・アルバム『LIVE JOHNNY WINTER AND』はジョニー・ウィンターの最大ヒット・アルバムになった。この中から「JOHNNY B. GOODE」。あまりにも有名な作品で、「これを日本のアマチュア・バンドがどれくらいコピーしたか、というですね。ロックンロール!」と達郎さん。

・ROCK AND ROLL MUSIC
1964年のアルバム『FOR SALE』から「ROCK AND ROLL MUSIC」。「あまりにも有名な、ジョン・レノンの素晴らしいヴォーカルが冴えます」と達郎さん。
曲をかけ終えて。「ジョージ・マーティンのプロデュース能力が素晴らしくてですね。ラストのコーラスでタンゴ、マンボって出てきますと、ジョージ・マーティン弾いてるピアノが左に寄せられて揺れるんですよね。それで真ん中に戻るという、あそこだけは洒落てる、凄いと昔から思ってるんですけど(笑)。こういうのかけると、なんだベタなのかけちゃって、そういう人聴かなくていいですよ」と達郎さん。

・SURFIN' USA
ビートルズとくればビーチボーイズ。ビーチボーイズも最初のビッグ・ヒットはチャック・ベリーの「SWEET LITTLE SIXTEEN」の歌詞を変えて「SURFIN' USA」。1963年、全米3位の大ヒット。

・COME ON
ローリング・ストーンズのデビュー曲はチャック・ベリーのナンバーで「COME ON」。1963年、全英21位。
曲をかけ終えて。「こう聴きますとビートルズもビーチボーイズもローリング・ストーンズもロックンロール・バンドだとはっきりわかりますね。ロックンロールのグルーヴがしっかりあります。いわゆるファッションじゃなくて本当にそういう具合になっております。ジョニー・ウィンター、テキサスです。テキサス、リバプール、カリフォルニア、そしてロンドン。こうやってロックンロールが世界中に広がってゆく様子でありますが(笑)」と達郎さん。

・MEMPHIS
ブリティッシュ・インヴェイジョンの人たちを中心にチャック・ベリーが再評価になると、その後から続々とカヴァー・ヴァージョンが生まれてくる。その時代の代表的な一作でジョニー・リバースの「MEMPHIS」。「この人も長いキャリアでものすごく苦労した人なので声に哀しみがあるといいましょうか、これでジョニー・リバースは一躍人気者になりました」と達郎さん。

・HAVANA MOON
ジム・クウェスキン・ジャグ・バンドから出てきて夫婦になったジェフ・マルダーとマリア・マルダーの1972年のアルバム『SWEET POTETOES』から「HAVANA MOON」。ハーモニカはポール・バターフィールド。

・今後の予定
来週はツアーのスケジュールが詰まってくるのでレギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」。リクエストがたくさん届いているのでリクエストに積極的に応えるとのこと。

・TATSURO YAMASHITA on BRASS 〜山下達郎作品集ブラス・アレンジ〜
4月25日に達郎さんの楽曲の吹奏楽の楽譜が出る。「私、昔から自分の作品をそうした吹奏楽のスコアにしてみたかったものが夢が叶いました。タイトルは『TATSURO YAMASHITA on BRASS 〜山下達郎作品集ブラス・アレンジ〜』。自分で選曲・監修をさしていただきました。数ある曲の中から今回はアトムの子/パレード/さよなら夏の日/硝子の少年/クリスマス・イブが収録されています。同時にこれを実際に演奏したCDを出すということでうれしいですね。CDとスコアと同時発売。4月25日。CDは全国のCDショップで、スコアは書店、楽器店、それからリットー・ミュージックのホームページからお買い求めできます。4月25日ですのでもうちょっと発売日近づいてまいりましたら詳しいこと申し上げたいと思います。ブラスの譜面、僕、ブラスバンド出身ですのですごくこういうのできてうれしいです。よろしくお願いします」と達郎さん。

・MEMPHIS
「チャック・ベリー追悼~COVER VERSIONS~」、次はインストゥルメンタル。1963年、全米5位。演奏しているロニー・マックはカントリー系のギタリスト。いわゆるワンヒット・ワンダー。「MEMPHIS」とメロディーはちょっと違うが演奏がいいのでヒットしたと考えられる。達郎さんの世代はヴェンチャーズで聴いたという。その頃はロニー・マックのヴァージョンは日本では出てなかった。チャック・ベリーは'60年代にろくすっぽ日本で発売されていない。'70年近くになってようやくリイシューが出た。達郎さんも実はシングルは1枚も持ってなくて全部'70年から先のオムニバスものというか、ベストもののリイシュー盤で全部持ってるとのこと。

・AROUND AND AROUND
アニマルズの1964年のファースト・アルバムから「AROUND AND AROUND」。「アラン・プライスの時代でございます。素晴らしい演奏です」と達郎さん。

・REELIN' AND ROCKIN
デイヴ・クラーク・ファイブの1965年、全英24位、全米23位の「REELIN' AND ROCKIN」。「ロックンロールでこのチャート・アクションは立派」と達郎さん。

・TOO MUCH MONKEY BUSINESS
キンクスの初期はバリバリのロックンロール・バンドだった。1964年のファースト・アルバムに収録されている「TOO MUCH MONKEY BUSINESS」。

・ROLL OVER BEETHOVEN
マウンテンの1971年のアルバム『FLOWERS OF EVIL』に収録されている「ROLL OVER BEETHOVEN」。日本ではシングル・カットされてけっこうラジオでかかったとか。「ROLL OVER BEETHOVEN」といえばビートルズのヴァージョンが有名だが、それとは違う激しいやつ。

「チャック・ベリーがロックンロールのトップだというのが、私はジョン・レノンなんかと全く同じ意見であります。チャック・ベリーの後にチャック・ベリーなし、チャック・ベリーの前にチャック・ベリーなし。チャック・ベリーがいなかったら、これほどギター・サウンドがロックンロールの主軸になっていたとは思えませんのでですね。果たしてロックンロールは今まで残っていたのかというのもアレですが。チャック・ベリー自身がどう考えていたかわかりませんがですね。でもまぁ90ですから大往生だと思います。ご冥福をお祈りするというかですね、感謝をみんなでしなければいけません。チャック・ベリーがいたのでロックンロールが今まで生き残っているというのが大きいと思います」と達郎さん。

・飲酒
リスナー歴は20年以上で23歳のときに医者から尿酸の値が高いと診断されたリスナーから「達郎さんは飲酒をする上で何か気をつけていることはありますか?」
「量を飲まなければいいんですよ。ほどほどにしなさいよ。過ぎたるは及ばざるが如し。僕ももう年ですから昔ほどは飲めません。飲酒はもう控えめに控えめに。といいますか身体が控えめになりますから、ちゃんと。あんまり若い頃に暴飲はしないほうがいいと思います。お大事にひとつ」と達郎さん。

・NADINE
21世紀に入ってチャック・ベリーのカヴァー・ヴァージョンの中で達郎さんが気に入ってる中のひとつ。ディオンの2007年の名盤『SON OF SKIP JAMES』から「NADINE」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年04月16日は「棚からひとつかみ+リクエスト」
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THIS! オルタナティブ 2017

2017年04月06日 | 佐野元春

佐野元春が国内の優れたアーティストを紹介する音楽ライヴ・イベント、
「THIS! オルタナティブ 2017」を聴きに行きました。
全6組の中で七尾旅人は強烈な印象を残しましたね。
「兵士A」の流れから客とコラボした最後のラップまで彼の独断場。
おそらくあの夜いちばん先鋭的な音楽をやったと言っていいと思います。
開演から4時間して待ちかねた佐野元春 & コヨーテバンドが登場です。
ガチンコで他のバンドと勝負してたのが伝わってきました。
半年前に出た中村一義は要領を得てたと思いますが、
あとの4組はサポート・メンバー入れての特別編成で、
負けられないというメラメラとした闘争心がバンドから満ちてました。
それぞれが互いに高め合うステージでした。
通常の音楽イベントとは違ってましたし、
時間の経過とともに雰囲気も変わりました。
特に後半は高まりました。
佐野元春はフレキシブルなステージを披露しました。
個人サイトにレビューをアップしています。
よろしくお願いいたします。
http://sitedoi.la.coocan.jp/

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Sunday Song Book #1277

2017年04月02日 | Sunday Song Book

2017年04月02日プレイリスト
「チャック・ベリー追悼~NON-STOP CHUCK BERRY~」
1. MAYBELLENE / CHUCK BERRY '55
2. ROLL OVER BEETHOVEN / CHUCK BERRY '56
3. BROWN EYED HANDSOME MAN / CHUCK BERRY '56
4. SCHOOL DAY / CHUCK BERRY '57
5. ROCK AND ROLL MUSIC / CHUCK BERRY '57
6. SWEET LITTLE SIXTEEN / CHUCK BERRY '58
7. REELIN' AND ROCKIN' / CHUCK BERRY '58
8. JOHNNY B. GOODE / CHUCK BERRY '58
9. AROUND AND AROUND / CHUCK BERRY '58
10. CAROL / CHUCK BERRY '58
11. ALMOST GROWN / CHUCK BERRY '59
12. BACK IN THE U.S.A. / CHUCK BERRY '59
13. MEMPHIS, TENNESSEE / CHUCK BERRY '59
14. COME ON / CHUCK BERRY '61
15. PROMISED LAND / CHUCK BERRY '64
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■内容の一部を抜粋
・近況
サンデー・ソングブックはもともとはサタデー・ソングブックとして1992年10月に放送がスタートして、この4月で放送24年半を迎えることになった。本年10月にはめでたく25周年になる。この番組はオールディーズの番組で、オールディーズとは古い曲のことで、古くてもいい曲、"OLDIES BUT GOODIES"という呼び方をするけれど、古いけれどいい曲をかける番組。山下達郎自身の新譜、関係各位、そうしたものの新譜がかかることもあるけれど、基本的には"OLDIES BUT GOODIES"、古いけれどもいい曲をかける番組。「レコードは全て私の個人コレクションから持ってきております。'50年代、'60年代、'70年代、'80年代、古い音源ですので今の最新新譜と比べますと音の迫力がですね、ちょっとしょぼいところがありますので、そういうところは家で補正しまして、いわゆるデジタル・リマスタリングってやつですが、それで持ってきております。完全家内製手工業の番組でございます。台本ありません。放送作家いません。ディレクターのヤマギシくんと、技術のマルヤマくん、そしてアシスタントのミヤモトくん、この4人だけで構成しております。サンデー・ソングブック、今年度もはりきってまいりたいと思います」と達郎さん。

・PERFORMANCE 2017
先週26日(日)は群馬の前橋。本日は宇都宮、北関東シリーズで宇都宮市文化会館。今週辺りから少しずつ詰まってきて4月7日(金)は浜松、来週の日曜は松本というスケジュール。

・NON-STOP CHUCK BERRY
3月18日にチャック・ベリーが亡くなったので追悼特集。チャック・ベリーはロックンロールの代名詞と言われる人で、達郎さんの世代に関してはチャック・ベリーに影響を受けてない人は誰一人いないという偉大なロックンローラー。日本ではロックンロール的なギター=チャック・ベリーというものにも関わらず'70年代に入るまで、日本でレコードらしいレコードは発売されていない。'70年前後に日本コロムビアがMCAレーベルを獲得したときにチェス・レーベルが初めて日本でまとまったかたちで再発された。達郎さんの上のベビー・ブーマーの人たちも日本でチャック・ベリーをろくすっぽ聴いてるわけではない。達郎さんも日本の放送で中学・高校の時に聴いたことはなく、FENでかかってる以外は日本でほとんどかかったことはなかったという。でも、アメリカ、イギリスで、特にビートルズ、ローリング・ストーンズを代表するブリティッシュ・インベージョンがアメリカに上陸したときにチャック・ベリーが再び脚光を浴びて、'50年代の全盛期に勝るとも劣らない人気を博した。ビートルズ、ローリング・ストーンズ、デイヴ・クラーク・ファイブ、ビーチボーイズ、そうした幾多のバンドからチャック・ベリーを学んで、それからルーツ・ミュージックへと下がって聴いたと達郎さん。1926年生まれだから達郎さんのお父様と同世代。2017年3月18日逝去90歳。達郎さんにとって大事なミュージシャンはノンストップで追悼特集をする。2003年のジェームズ・ブラウン、2010年にテディ・ペンタグラス、それに次いで3人目。ノーナレーションで前半、後半かけられるだけ。今週はチャック・ベリー追悼特集「NON-STOP CHUCK BERRY」。

前半は8曲。デビュー曲の「MAYBELLENE」は1955年、全米R&BチャートNO.1、全米チャート5位。今聴くとフォーク、ブルース、カントリー、いろんな要素が入っていて、この頃はまだルーツ・ミュージック然とした響き。「ROLL OVER BEETHOVEN」は1956年、全米R&Bチャート2位、全米チャート29位。ビートルズのヴァージョンでよく知られている。「BROWN EYED HANDSOME MAN」は1956年、全米R&Bチャート5位。「SCHOOL DAYS」はチャック・ベリーの代表作のひとつ。1957年、全米R&BチャートNO.1、全米チャート3位。「ROCK AND ROLL MUSIC」はビートルズで有名な曲。1957年、全米R&Bチャート6位、全米チャート8位。「SWEET LITTLE SIXTEEN」は1958年、全米R&BチャートNO.1、全米チャート2位。後にビーチボーイズが「SURFIN' USA」と改題してヒットさせた。当初はビーチボーイズのクレジットだったが、今ではチャック・ベリーのクレジットになっている。「REELIN' AND ROCKIN'」はイギリスのグループがたくさん取り上げていることで知られる1958年の作品。「JOHNNY B. GOODE」は1958年、全米R&Bチャート2位、全米チャート8位。1977年に打ち上げられたボイジャーという探査機、いつか地球外の知的生命体に発見されることを期待してレコードが積んである。世界各国の音楽とか文化がそこに入っていて、チャック・ベリーの「JOHNNY B. GOODE」も収録されている。

後半7曲、全15曲。「AROUND AND AROUND」はアニマルズで知られている曲。1958年の作品。「CAROL」はローリング・ストーンズのヴァージョンで知られている曲。チャック・ベリーのヴァージョンは全米R&Bチャート9位、全米チャート18位。「ALMOST GROWN」は達郎さんが個人的にいちばん好きな曲。1959年、全米R&Bチャート3位、全米32位。「BACK IN THE USA」も有名な曲で1959年、全米R&Bチャート16位、全米チャート37位。ロックンロールの時代は1950年代の中盤から後半にかけてだが、いわゆる冷戦の時代でアメリカの国力がいちばん繁栄を極めていた頃。なので十代が消費に関わってくるという社会学的な背景がある。十代が熱狂する音楽ということで大人が眉をひそめた時代に作られたので「アメリカに住んでてよかった」というアメリカ讃歌。そのB面が「MEMPHIS, TENNESSE」でアメリカではB面なのでヒットしなかったがイギリスでベスト10ヒットになった。「COME ON」はローリング・ストーンズのデビュー曲として知られている。1961年の作品。最後は達郎さんの好きな曲で「PROMISED LAND」。1964年、全米41位。今日かけた曲の前半から後半の途中までドラムが全部スウィングしてる、ハネてるのにチャック・ベリーのギターは8ビートを刻んでいる。これが当時のロックンロールの大きな特徴。1964年の「PROMISED LAND」、もうブリティッシュ・インベージョンがはじまったときにはしっかりと8ビートになっている。このようにしてロックンロールのかたちが形成されていった。ギター・リフについてはチャック・ベリーを抜きには語れない。来週はカヴァー・ヴァージョン。チャック・ベリーの音楽が'60年代の若いミュージシャンに与えた計り知れない影響を有名ヒット曲とともに振り返る。

・番組の最後に
「新年度になりましたのでスポンサーが変わりました。呉工業が入ってくれたんですね。呉工業と言いますとですね、テノケアというね、手を消毒するスプレーを僕、愛用してたんですが、残念ながら絶版になってしまいました。再発してくれませんかねぇ(笑)。とても愛用してたので、ふふ。そんなことはいい(笑)。新しくいろいろなスポンサーが入っていただきましたが、最近はスポンサーまでいろんなことを言う方がいらっしゃるのお見受けしますが、なんてたってこんなオタクな番組にスポンサー付いていただけるだけで全くありがたいことでありましてですね。新しいスポンサーのみなさん、よろしくお願いします」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年04月09日は「チャック・ベリー追悼~COVER VERSIONS~」
http://www.tatsuro.co.jp
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