Sunday Song Book #1318

2018年01月14日 | Sunday Song Book

2018年01月14日プレイリスト
「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. パレード / 山下達郎
2. CALL ME / CHRIS MONTEZ '66
3. FUNKY STUFF / KOOL & THE GANG '73
4. CRYING / ROY ORBISON "A LOVE SO BEAUTIFUL" '17
5. RUNNING SCARED / ROY ORBISON "A LOVE SO BEAUTIFUL" '17
6. SMACK DAB IN THE MIDDLE / JANICE McCLAIN '80
7. I DON'T WANT TO HEAR IT ANYMORE / THE WALKER BROTHERS '65
8. PEOPLE / BARBRA STREISAND '64
9. BLOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '92
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■内容の一部を抜粋
・近況
達郎さんは曲書き、詩書き、アレンジをしているので番組はちょっと前倒しで収録しているという。まだ少し正月気分のあるときに録音しているそうだ。一生懸命レコーディングに精を出しているとか。今週は三人ライヴが目黒のブルース・アレイ・ジャパンで行われるので、その準備のためスタジオ仕事は一旦お休みにするそうだ。

・棚からひとつかみ+リクエスト
今週は前倒しのために「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・パレード
神戸市の超常連のリスナーと福島県田村郡の超常連のリスナーからのリクエストで「パレード」。

・CALL ME
クリス・モンテスは男性シンガーだが一瞬女性シンガーと見紛うかのような声の持ち主。もともとは割りとロックンロールなシンガーだったが、トミー・リプーマのプロデュースになってからソフト路線になった。1966年、全米22位の「CALL ME」。イギリスのトニー・ハッチのペンになる名曲。いわゆるニセ・ライヴで当時ウェスト・コーストで流行ったやり方。

・FUNKY STUFF
クール&ザ・ギャングはニュージャージーのファンク・バンド。JTテイラーが入ってから大ヒットが続々生まれたが初期のファンク然としたものもいいものが多い。1973年、全米ソウル・チャート5位、全米チャート29位の代表作「FUNKY STUFF」。典型的なワンコード・ミュージック。

・CRYING
昨年、エルヴィス・プレスリーの声だけマルチ・トラックから引き抜いて、イギリスのロイヤル・フィルハーモニックがそれにバックをつけて、新しいオケで歌だけ残してやるCDが大ヒットしたそうだ。その続編がアレサ・フランクリンとロイ・オービソンで、日本でも昨年の11月に発売された。達郎さんはこういう企画ものが正直なところあまり好きではなくて、エルヴィスもアレサも買わなかったが、ロイ・オービソンだけ「どういうものかな」と思って聴いてみたという。「これがいいんです(笑)」と達郎さん。アレサのほうはR&Bなので今のシンフォニックな感じにするとちょっと違和感があるそうだ。ロイ・オービソンはナシュビルのレコーディングなので、それで時代がひと時代古いので、きれいにリニューアルされたような感じ。声が、上手い人なのでオリジナルのヴォーカルを使ってるので得も言われぬ感動を呼んだという。ちょうど正月に聴いて痛くインパクトがあり、結局エルヴィスもアレサも買ったのだとか。『A LOVE SO BEAUTIFUL』から1961年の全米2位のヒット曲「CRYING」を2017年にリニューアルしたヴァージョン。

・RUNNING SCARED
ロイ・オービソンのオリジナルのヴォーカルを最新のオーケストラに乗せた企画アルバム『A LOVE SO BEAUTIFUL』から、ボレロをシンフォニックにしたらおもしろいんじゃないかとプロデューサーが語ってる「RUNNING SCARED」。1961年、全米NO.1。
曲をかけおえて。
達郎さんがライヴで「LET'S DANCE BABY」に挟み込んでる「MEAN WOMAN BLUES」はもともとエルヴィスのチューンだが、達郎さんはロイ・オービソンのヴァージョンでやってるほど、ロイ・オービソンが好きなのだそうだ。アレサとエルヴィスもなかなかの出来なので機会があればオンエアしたいとか。今週はこの『A LOVE SO BEAUTIFUL』をかけたくて「棚つか」にしたという。

・今後の予定
来週は「戌年(いぬどし)で棚からひとつかみ」。「3年ぐらい前に犬の特集をやったんですよね。ですのでだんだん濃くなってきます(笑)。大丈夫かなっていう感じでございますが」と達郎さん。

・三人編成でアコースティック・ライヴ
達郎さんと伊藤広規さんと難波弘之さんの三人編成でアコースティック・ライヴを今週の1月19日(金)、20日(土)、目黒のブルース・アレイ・ジャパンで行う。13日(土)に抽選の結果のハガキが届いてるはずだとか。「無事当選された方どうぞお待ちしております。お気をつけてお越しください。残念ながら外れてしまった方すみません。また次の機会にご応募下さい。一月おきか隔月くらいでオフシーズンは三人ライヴやってみたいと思っておりますので。次は東京じゃないところに行こうと思います。ご期待ください。本チャンのツアーがはじまるまで、できれば続けてみたいと思っております。さあ、どうなりますか(笑)。でもアルバムやんなきゃいけないので大変です(笑)」と達郎さん。

・お祓い
文京区の23歳のリスナーから「今年は本厄なんですが達郎さんはお祓いとか行きますか?」という質問。
「お祓いはなるべく行ったほうがいいですよ。前厄本厄というのは体調が変わってくるときに、特に男の人はそうですけれど、そういうときに厄というものがあるので。私は全部行ってます、ハイ。もう年取ったから行きませんけれども(笑)。若いときはちゃんと行きました。健康には気をつけてください。お大事に」と達郎さん。

・SMACK DAB IN THE MIDDLE
質問したリスナーからのリクエストで「SMACK DAB IN THE MIDDLE」。ジャニス・マクレインはフィラデルフィアのセッション・シンガー。1980年、全米ソウル・チャート91位。ディスコ・ブームの中の一曲。曲をかけおえて。「アルバムを出している人ですけれども。あの、とても美しい、ブラック・ビューティーといいましょうか、目力のある女性でございますが。歌も上手いですね」と達郎さん。

・I DON'T WANT TO HEAR IT ANYMORE
1月9日はスコット・ウォーカーの誕生日なので「I DON'T WANT TO HEAR IT ANYMORE」にリクエスト。1944年生まれなので74歳。ウォーカー・ブラザーズの1965年のファースト・アルバムに収録されている、ランディ・ニューマンのペンになる曲。生まれて初めて分数和音というのを聴いた曲、と達郎さん。

・PEOPLE
バーブラ・ストレイサンド、1964年の初めてのヒット曲、全米5位の「PEOPLE」。ミュージカル『ファニー・ガール』の主題歌。後にバーブラが主演して映画になった。バーブラ・ストレイサンドは1942年生まれで、もうすぐ76歳。

・BLOW
14歳のリスナーから「BLOW」にリクエスト。1992年のシングルでアメリカズ・カップの主題歌として作った曲。

・番組の終わりに
週末の三人ライヴに触れて「また機会がありましたら録音録っておりますのでお聴かせできればと思っております」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年01月21日は、レギュラー・プログラム「戌年(いぬどし)で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1317

2018年01月09日 | Sunday Song Book

2018年01月07日プレイリスト
「新春リクエスト大会」
1. HAPPY HAPPY GREETING / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
2. BABY,BABY DON'T WASTE YOUR TIME / GRADYS KNIGHT & THE PIPS "TOUCH" '81
3. I'M JUST A BOY / LOUISE CORDET '62
4. WHERE DO THE GIRLS OF SUMMER GO / MARK ERIC "A MIDSUMMER'S DAY DREAM" '69
5. DAYLIGHT & DARKNESS / SMOKEY ROBINSON '78
6. DISMAL DAY / BREAD '69
7. TWO KINDS OF LOVE / BILL CONTI "「ロッキー2」 オリジナル・サウンド・トラック" '72
8. MY ANGEL LOVE / THE CLEFTONES '72?
9. ヘロン / 山下達郎 "コージー" "オーパス" '98
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■内容の一部を抜粋
・近況
年越しで曲書きをして、レコーディングがはじまったという。

・新春リクエスト大会
今週は「新春リクエスト大会」。リクエスト・カード、特にお便りのほうはまだ全部チェックしきれてないそうだ。

・HAPPY HAPPY GREETING
お正月なので「HAPPY HAPPY GREETING」。

・BABY,BABY DON'T WASTE YOUR TIME
まずは景気よくグラディス・ナイト&ザ・ピップス。1981年、アシュフォード&シンプソンのプロデュースで発売されたアルバム『TOUCH』は全然売れなかったという。シングル・カットされた「BABY,BABY DON'T WASTE YOUR TIME」はいい曲なのにチャートに入ってない。

・I'M JUST A BOY
ルイス・コーデッドはイギリスの女性シンガー。いわゆるワンヒット・ワンダーで1962年、これがただ一曲のヒット全英13位、シャドウズのメンバーのトニー・ミーハンがプロデュースしていることで知られている「I'M JUST A BOY」。

・WHERE DO THE GIRLS OF SUMMER GO
マーク・エリックは俳優、モデルだったがキャピトルのラス・リーガン(ビーチボーイズの名付け親)周辺の人にスカウトされて1969年にアルバム『A MIDSUMMER'S DAY DREAM』を出した。全く売れなかったがビーチボーイズ・ファンには有名でアナログは高値商品として取引されていた。この度、ボーナス・トラック入りでCD化されて誰でも聴けるようになった。「ビーチボーイズ風というよりかはどっちかというとジャン&ディーンに近い感触だと私は思いますが」と達郎さん。歌が心もとないのでまだCDを買ってないとかで、今日はアナログ盤からデジタル・プロセッシングしたアルバムのベスト・トラックの「WHERE DO THE GIRLS OF SUMMER GO」。
曲をかけ終えて。
「リード・ヴォーカルよりもバック・コーラスのほうがうまいという、そういう不思議なアレでございます(笑)。そんなこと言っちゃあいけませんがね。ふふふ。こうやっていじると最近なんかいろいろと言われますんで。いやですね、ほんとにね(笑)。しゃれが通じないんですよ、今の世の中。ほんとささくれだっていやですね(笑)」と達郎さん。

・DAYLIGHT & DARKNESS
スモーキー・ロビンソンで何かというリクエスト。「いちばん僕のサンソンでかけてきた曲」と達郎さん。1978年のアルバム『LOVE BREEZE』からのシングル・カットでソウル・チャート9位、全米チャート75位の「DAYLIGHT & DARKNESS」。

・今後の予定
曲書きに追われているので来週は「棚つか+リクエスト」の予定。

・プレゼント
『REQUEST 30th Anniversary Edition』の購入者特典で作った非売品の12インチのアナログ盤「夢の続き('89 Remix)」、カップリングは達郎さんが作った「プラスティック・ラブ(Extended Club Mix)」を10名にサイン入りでプレゼント。もうひとつは先日のアコースティック・ライヴのときに作ったサンデー・ソングブックのロゴ入りタンバリンをサイン入りで25名にプレゼント。締め切りは一月の中頃。

・BRUTUS
サンデー・ソングブック25周年の企画で雑誌の「BRUTUS」とサンデー・ソングブックがコラボすることになった。サンデー・ソングブック25年の歴史を総括した回顧録という大特集になる。2月1日発売「サンデー・ソングブック特集」。

・三人編成でアコースティック・ライヴ
達郎さんと伊藤広規さんと難波弘之さんの三人編成でアコースティック・ライヴを2018年1月19日(金)、20日(土)、目黒のブルース・アレイ・ジャパンで行うことになった。前売りは1月7日午後3時から1月9日の午後11時59分まで受付。詳しくは山下達郎公式サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp

「一昨年になりますが10月にロフトを40数年ぶりにやりましてですね。やっぱりライヴハウスというのはひじょうに音をシビアにやることを教えてくれる。別にホールでシビアにやってないという意味じゃないですよ(笑)。やっぱり少ない人数でやる緊張感というのはひじょうに自分にはプラスになるような気がしましたので、久しぶりにそういう小っちゃなところで少しやってみようかなという。自分のためにやってみようかなという感じでありますが。そうするとフルバンドですととても予算が全くダメなので(笑)、三人ライヴで、それもまた赤裸々な演奏で、ごまかしが利かないので、それもまた鍛えられるといいましょうか。そういうような感じでありまして。自己鍛錬の一環でございます。お付き合いいただければと思います。よろしくお願いいたします」と達郎さん。

・DISMAL DAY
ブレッドの1969年「DISMAL DAY」はヒットしなかったシングル。邦題は「灰色の朝」。日本では深夜放送でよくかかったという。リクエストしたリスナーから「達郎さんはFEN以外に若いころは民放ラジオ放送もお聴きになられていましたか? 好きな番組、DJはいらしゃいましたか?」という質問。オールナイトニッポンだったら糸居五郎さん、高崎一郎さん。パック・イン・ミュージックだったら福田一郎さん、中村とうようさん、八木誠さん。音楽番組を中心に聴いていたという。TBSの3時台の宮内鎮雄さんというTBSのアナウンサーが土曜日の3時からパック・イン・ミュージックをやっていて、達郎さんが高校生の頃にレターメンとかデヴィッド・セヴィルとかその当時のプログラムとしては超絶な特集をやっていて、それが楽しくて毎週聴いていたとか。FENだったら土曜日の5時からやっていたジム・ピューターズ・ショウのオールディーズ番組、ドン・トレイシーとノーランド・バイラムのR&Bのプログラムで耳を鍛えられた最高の素材だったとか。

・TWO KINDS OF LOVE
映画『ロッキーII』のオリジナル・サウンド・トラックに収められているフィラデルフィア・ドゥーワップ。作曲者、ビル・コンティのクレジットになってるが、たぶんスタジオ・ミュージシャンを集めてやってるんだと思われる、と達郎さん。1979年の「TWO KINDS OF LOVE」。

・MY ANGEL LOVE
ザ・クレフトーンズの「MY ANGEL LOVE」は’90年代に『SUSIE Q』という映画に使われたというデータが残っている。アメリカのVarèse Vintageで2000年にCD化。『THE DOO WOP SOUND VOLUME 2 : STREET CORNER HARMONY』に収められている。オリジナルは1972年でレコーディングはそれよりも前かもしれないとのこと。正確なクレジットはザ・クレフトーンズ・フィーチャリング・ハーブ・コックス。

・ヘロン
熊本市のリスナーからのお便り。昨年12月に病院を退職した恩師のN先生が好きだった「ヘロン」にリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年01月14日は「棚からひとつかみ+リクエスト(予定)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1316

2017年12月31日 | Sunday Song Book

2017年12月31日プレイリスト
「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. 希望という名の光 / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" "オーパス" '11
2. プラスティック・ラヴ / 竹内まりや "ヴァラエティ" "エクスプレッションズ" '84
3. YOUR EYES / 山下達郎 "フォー・ユー" "オーパス" '82
4. IF I FELL / 竹内まりや with BOX "未発表音源"
5. SOMETHING STUPID / 竹内まりや with 大瀧詠一 "ロングタイム・フェイバリッツ" '03
6. WE'VE ONLY JUST BEGUN / アン・ルイス "チーク III" '85
7. 人生の扉 / 竹内まりや "デニム" "エクスプレッションズ" '07
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■内容の一部を抜粋
・近況
「サンデー・ソングブック、珍しく大晦日の放送でございます。今年は一月一日もサンソンやりまして験のいい年つうか(笑)、まぁ験担ぎでございますが」と達郎さん。

・年忘れ夫婦放談
先週はクリスマスイブの放送で「サンデー・ソングブック 25周年記念 アコースティック・ライブ」。一週飛んだが今週は毎年年末恒例の竹内まりやさんをゲストに迎え「年忘れ夫婦放談」PART.2。まりやさんは一年が早かったと話す。特に五十代以降すごく早いという気がしてるそうだ。「やれきれてないままどんどん次の年になっちゃうみたいな」とまりやさん。達郎さんは四十前にこの番組をはじめたが今年25周年を迎えた。番組収録の前にTOKYO FMから(社長直々に)記念品をもらったという。「50年目指して」というような言葉が添えられていたとか。そのとき達郎さんは89歳。「やれるかもよ。ふふふ」とまりやさん。

・希望という名の光
カロリーメイトのテレビCMに「希望という名の光」が使われているのでリクエストが集まっている。
http://www.otsuka.co.jp/cmt/cm.php

・プラスティック・ラヴ
まりやさんの1984年のアルバム『VARIETY』収録の「プラスティック・ラヴ」。YouTubeに「プラスティック・ラヴ」がアップロードされていて外国からのコメントが多くついているそうだ。「向こうで出してるんです。なんか誰かがアップしたんです。なんかよくわかりませんが。グローヴァル化ですかね」と達郎さん。

・来年の目標
リスナーから「来年の目標を教えてください」という質問。
達郎さんはニュー・アルバムのリリース。先々週の夫婦放談で曲書きしていた楽曲は先方からOKが出たとか。「また次の2曲目書かなきゃならない」と達郎さん。まりやさんも曲書きがあるそうだ。

・細野晴臣さんと対談
達郎さんは細野晴臣さんと対談をしたそうだ。対談するのははじめてのことで、細野さんは「70歳になって時間がないんだ」と話していたという。ライヴ嫌いだったが「ライヴも楽しくなってきた」と前向きな発言をしていたとか。「その刺激を受けました。はい」と達郎さん。

・気持ちがへこんだときの対処方法
リスナーから「気持ちがへこんだときの対処方法を教えてください」という質問。
時間が解決するしかないけれど寝ることです、と達郎さん。寝ると気持ちが解決するけれど時間的に寝られないときは歩く、とまりやさん。そういうときの癒やしの音楽が何種類かあってそれで救われる。達郎さんの場合はカーティス・メイフィールドのアルバム『THERE'S NO PLACE LIKE AMERICA TODAY』、まりやさんはフォー・フレッシュメンやアニタ・カー・シンガーズに癒やされるそうだ。

・YOUR EYES
達郎さんの1982年のアルバム『FOR YOU』から「YOUR EYES」。まりやさんは英語の歌詞がアラン・オディから送られてきたときのことを覚えてるそうだ。カセットに「こういうふうに歌ったら」というデモが入っていて、最後の"I LOVE YOU, I LOVE YOU"っていうのもアランのデモのままなんだとか。

・お正月の過ごし方
リスナーから「お正月の過ごし方を教えてください」という質問。
だいたい家でおせちを食べて過ごすことが多いそうだ。達郎さんのお母様から伝授されたオリジナルのお雑煮を必ず食べるという。今年は曲書きがあるから達郎さんはお正月気分ではないとか。

・お風呂のお湯の熱さ
リスナーから「お風呂のお湯の熱さ」についての質問。
達郎さんは腰湯だからぬるめの温度で30分。肩まで浸かると達郎さんのお湯の温度では寒く感じるとまりやさん。

・タミコ
リスナーから、山下家の犬の名前について誰が「タミコ」とつけたのか、という質問。
質問したリスナーの奥さんが「タミコ」と同じ名前で、奥さんは出かけるのが好きだとか。タミコは出かけるのが嫌い。散歩も行きたがらない。名前は娘さんが「タミコ」と付けたそうだ。ブルドックらしくない名前にしたかったので和風の名前を付けたという。「あんまり意味はなかったよね」とまりやさん。

・IF I FELL
まりやさんのクラブ活動にリクエスト。未発表曲があるけれど「もうちょっとミックスを粘りたいかな」とまりやさん。今回は一度オンエアした音源。BOXとのセッションでビートルズの「IF I FELL」。ハモってるのは松尾清憲さん。BOXとは12曲くらいレコーディングしているので、いずれまとめてアルバムを作る予定だとか。

・冷蔵庫にストックされてるもの
リスナーから「山下家の冷蔵庫に常にストックされてるものはありますか?」という質問。
納豆をまとめ買いして山のようにあるそうだ。

・SOMETHING STUPID
昨日12月30日は大瀧詠一さんの命日。もう4年になる。大瀧さんが公式にレコーデイングして発表した最後の作品が、まりやさんとデュエットした「SOMETHING STUPID」。大瀧さんは生前ヴォーカル録りを一人きりで行っていて、まりやさんと一本のマイクを挟んで録音したときはブースの外に吉田保さんがエンジニアリングしていて、その光景を見たスタッフが「そんなことあり得ない」と話していたそうだ。達郎さんも見たことがないという。「アレは鶴の機織りですから」と達郎さん。もともとはフランク・シナトラとナンシー・シナトラのデュオで全米NO.1になった曲。
数日前に細野晴臣さんと対談した達郎さん。そのとき生まれて初めて細野さんと大瀧さんの話をしたとか。「そういう意味ではミラーリングで。僕と細野さんではコインの裏表みたいな感じなんですよ。大瀧さんに対する話題がね。それはひじょうに面白かったですよ。今度細野さんとそういう話をしてみようかな。星野源さんのイヤーブックの中で三人の対談なんですが。そういう話題が出るかなと思います」と達郎さん。
まりやさんは最後に大瀧さんと、誰かのコンサートのバックステージで、話したときに「SOMETHING STUPIDって細野さんも歌ってますね」と言ったら「オレたちのこと意識してんじゃないか」って大瀧さんが言ったという。それがまりやさんと大瀧さんの最後の会話だった。

・今後の予定
来週は1月7日の放送なので「新春リクエスト大会」。ライヴ・ソースはその後に。曲書きがつまってるし、ミックスがまだ全部終わってないそうだ。

・娘の結婚
1月8日に新春ドラマ・スペシャル『娘の結婚』がよるの8時からオンエア。このドラマの主題歌にまりやさんの「人生の扉」が使われている。
http://www.tv-tokyo.co.jp/musumenokekkon/

・プレゼント
『REQUEST 30th Anniversary Edition』の購入者特典で作った非売品の12インチのアナログ盤「夢の続き('89 Remix)」、カップリングは達郎さんが作った「プラスティック・ラブ(Extended Club Mix)」をサイン入りで10名にプレゼント。もうひとつは先日のアコースティック・ライヴのときに作ったサンデー・ソングブックのロゴ入りタンバリンをサイン入りで25名にプレゼント。1月中旬まで受け付けてるとのこと。

・曲書き
リスナーから「曲書きはつらいですか?」という質問。
まりやさんはなかなか曲が出てこないこともあるけれど、それをつらいと思ったことはないという。「だって好きなことをさせてもらってるから」とまりやさん。達郎さんは楽しいなんて思ったことはないとか。いちばん新しいものを作るときがいちばんイヤだと達郎さん。常に前の作品がよく思えて、若い頃はアルバムを作る度に「なんてものを作っちゃったんだ」と思っていたという。必ず前の作品のほうがよく聴こえて、それがなくなって「いや、もうオレって、傑作だよな」とかなったら終わりだと話す。「客観性ありすぎるからよくないですね」と達郎さん。

・WE'VE ONLY JUST BEGUN
今回、まりやさんのクラブ活動でカーペンターズの「WE'VE ONLY JUST BEGUN」を聴きたいというリクエストがあった。それで思い出したのはアン・ルイスさんの1985年のアルバム『チーク III』だとまりやさん。この作品はカーペンターズのカヴァー・アルバムでアン・ルイスさんのヴォーカルが素晴らしいという。まりやさんは安部恭弘さんとふたりで何重唱ものコーラスを担当したので、今日はアン・ルイスさんのアルバムから「WE'VE ONLY JUST BEGUN」。アルバムにはアン・ルイスさんがカレンに捧げた「カレン」というオリジナル曲があり、その曲もすごく素敵とまりやさん。

・ビートルズでは誰派
リスナーから「達郎さんはビートルズの中ではジョン派だと以前仰ってましたが、まりやさんは?」という質問。
まりやさんは男としてジョージ。音楽的にはレノン=マッカートニーの作品が好きだが、人間的に惹かれるのはジョージなんだとか。

・運動
リスナーから「まりやさんは何か運動をしていますか?」という質問。
以前はテニスをしていたが今はウォーキングのみなんだそうだ。

・移動
リスナーから「移動はクルマ、バス、鉄道のどれですか?」という質問。
まりやさんはバスが多いという。仕事場はスタッフが運転するクルマに乗るとか。達郎さんもPASMOを使ってバスに乗ることが多いそうだ。「電車やバスのほうが早いし、歩けるから。全然クルマ乗らなくなっちゃった(笑)」と達郎さん。加山雄三さんも銀座に地下鉄乗ってくるとまりやさんに話してたそうだ。乗客の視線が気にならないかというまりやさんの質問に「いやいやみんなにニッコリ、ハイ笑っておしまいという感じで、慣れてるから大丈夫だよ」と言ったとか。

・今年読んだ本・観た映画
リスナーから「今年読んでいちばんおもしろかった本や映画を教えてください」という質問。
達郎さんはノンフィクションの本ばかり読んでいるそうだ。その中でよかったのは佐野眞一さんの『唐牛(かろうじ)伝 敗者の戦後漂流』と伊藤彰彦さんの『映画の奈落 完結編 北陸代理戦争事件』。まりやさんは映画で『人生フルーツ』。ミニシアターしかやってなかったが深い感動があったという。

・来年の予定
達郎さんは来年もまたツアーを行う。ツアーがはじまる前にアコースティック・ライヴを月一。アルバムのリリースを予定。まりやさんは秋以降、11月に40周年を迎えるので、いろいろなイベントや今までやらなかったことなどを考えてるそうだ。

・人生の扉
今年最後は新春ドラマ・スペシャル『娘の結婚』の主題歌に使われている「人生の扉」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年01月07日は「新春リクエスト大会」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1315

2017年12月24日 | Sunday Song Book

2017年12月24日プレイリスト
「サンデー・ソングブック 25周年記念 アコースティック・ライブ」
1. ターナーの汽罐車 / 山下達郎 "17/11/28 TOKYO FM ホール"
2. PAPER DOLL / 山下達郎 "17/11/28 TOKYO FM ホール"
3. BOMBER / 山下達郎 "17/11/28 TOKYO FM ホール"
4. RIDE ON TIME / 山下達郎 "17/11/28 TOKYO FM ホール"
5. REBORN / 山下達郎 "17/11/28 TOKYO FM ホール"
6. HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS /山下達郎 "17/11/28 TOKYO FM ホール"
7. WHITE CHRISTMAS / 山下達郎 "17/11/28 TOKYO FM ホール"
8. クリスマス・イブ / 山下達郎 "17/11/28 TOKYO FM ホール"
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■内容の一部を抜粋
・近況
達郎さんは新曲のデモを作っていて声が嗄れ気味なんだとか。今年の「サンデー・ソングブック」もあと二回。クリスマス・イブと大晦日のオンエアはなかなかない珍しいことと達郎さん。

・サンデー・ソングブック 25周年記念 アコースティック・ライブ
サンデー・ソングブックは1992年の10月にスタートして満25周年。26年目に突入している。番組25周年の企画で、11月28日(火)に東京半蔵門のTOKYO FM ホールで一夜限りのアコースティック・ライブとトーク・ショーを行った。250名をはがきにて招待した。この模様は12月3日午後1時からトーク・ショーとアカペラの演奏の部分をオンエア。今日はその残りの部分のオンエア。「いつもの難波弘之さん、伊藤広規さん、そして私山下達郎の三人ライヴ。アコースティック・ライヴ。俗に城北トリオと言っておりますけれども、いや別にそれがバンドの名前じゃありません(笑)。むかしからときどきやっておりました、このアコースティック・ライヴ。最近は割りと頻繁に年一くらいでやることができております。今回の25周年もTOKYO FM ホールにて行いました。一時間の予定だったんですが結局二時間近く演奏しまして。お陰さまでいらして下さりましたお客様喜んでいただけました。何しろトークショーのあとでライヴなので体制を立て直すのに時間がかかっております(笑)。あとは一発勝負なので毎日毎日やってるライヴのレコーディングではなくて、一発勝負ですのでときどきドタったりしてますが、それも愛嬌でございます。記念でございます」と達郎さん。今週は「サンデー・ソングブック 25周年記念 アコースティック・ライブ」のダイジェストの模様を一部抜粋してオンエア。

・ターナーの汽罐車
・PAPER DOLL

「トークショーの後でのライヴでしたのでなかなか気持ちの切り替えがアレですが(笑)。まぁ録音を聴くと、まぁなんとかやっているという感じですけれども」と達郎さん。「ターナーの汽罐車」と「PAPER DOLL」はアコースティック・ライヴではお馴染みのはじまり。昨年の新宿ロフトと同じはじまり方をしているそうだ。

「何曲もやったんですけれど、いきなり最後のほうになります(笑)。ふふふ。今日はさわりというかハイライトでお届けしてます。はじめは硬かったお客さんもだんだんリラックスしてまいりしてお喜びをいただけました。はじめからなんですけれど音の反響がちょっときついのでときどき声がひっくりがえります。それも愛嬌でございまして」と達郎さん。

・BOMBER
・RIDE ON TIME

「頭と終わりのハイライトでございます(笑)。後半はクリスマスなのでクリスマス絡みのパフォーマンスをちょっと」と達郎さん。

・アコースティック・ギター
リスナーから「アコギは何を使われましたか?」という質問。
「アコギはいつものD50であります。ギルドのD50にピックアップを付けて。あとはチューニングを変えたやつがマーチンのD28を使っております」と達郎さん。

・クリスマス・イブ(2017 クリスマス・スペシャル・パッケージ)
12月12日に期間限定商品としてリリースした「クリスマス・イブ」(2017 クリスマス・スペシャル・パッケージ)が今年もオリコンのチャートに入ったそうだ。87年度から続いているトップ100の連続年数記録が32年の記録に更新したとか。アナログ盤の要望があるようで「それはまた来年のお楽しみでございます(笑)。いつまで続くかわかりませんが本当に有り難いことでございます。30年いろいろありますけれど、出してから34年目を迎えますけれど、まだ現役のカタログとして残ってるのは本当にファンのみなさまのおかげです。ありがとうございます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます」と達郎さん。

・今後の予定
来週は「年忘れ夫婦放談」のVOL.2。大晦日の夫婦放談も珍しいパターン。ハガキはまだ間に合うので、夫婦放談、まりやさんへのお便り、リクエストを受け付けてるそうだ。

・プレゼント
『REQUEST 30th Anniversary Edition』の購入者特典で作った非売品の12インチのアナログ盤「夢の続き('89 Remix)」、カップリングは達郎さんが作った「プラスティック・ラブ(Extended Club Mix)」を10名にサイン入りでプレゼント。もうひとつは先日のアコースティック・ライヴのときに作ったサンデー・ソングブックのロゴ入りタンバリンをサイン入りで25名にプレゼント。一月の中頃まで受け付けてるとのこと。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

クリスマス絡みの曲はアンコールで披露したとか。「REBORN」はスケジュールが合わずリハーサルができなかったのでカラオケで歌ってるそうだ。「人前ではじめて歌います。本邦初演のカラオケによるREBORNをまずは聴いていただきます」と達郎さん。

・REBORN
・HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS
・WHITE CHRISTMAS
・クリスマス・イブ

「後半はアンコール部分ですが、REBORNをカラオケでお届けしましたが、これ難しいですよ、とにかく(笑)。初演なのでまぁ」と達郎さん。そこから「HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS」、「WHITE CHRISTMAS」、「クリスマス・イブ」のアコースティック・ヴァージョンと4曲続けてオンエア。残りの曲は年明けで披露する予定。

・三人編成でアコースティック・ライヴ
「わたくしのこのアコースティック・ライヴ。難波弘之、伊藤広規、山下達郎。これを今後、月一とか隔月くらいでポチポチといろんなところでやっていければなぁと。まぁ、自分の声のリハビリをかねて。そういう感じでございますが」と達郎さん。
2018年1月19日(金)、20日(土)、目黒のブルース・アレイ・ジャパンで行うことになった。前売りは来年の1月7日から受付。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp

「いろんなところでやってみようと思っておりますが。近くの街にうかがった際は可愛がって下さい。いわゆるレギュラーのホール・ライヴとは違ったまた趣きがございます。よろしくお願い申し上げます。みなさんメリー・クリスマス」と達郎さん。

2017年12月31日は「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1314

2017年12月17日 | Sunday Song Book

2017年12月17日プレイリスト
「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. すてきなホリデイ / 竹内まりや "ボナペティ!" '01
2. MY GIFT TO YOU / 山下達郎 "SEASON'S GREETINGS" '93
3. YOU'RE GONNA LOSE THAT GIRL / 竹内まりや with BOX "未発表音源"
4. 元気を出して / 竹内まりや "リクエスト" '87
5. 夢の果てまで / 早見沙織 11月08日発売
6. THE CHRISTMAS SONG / 竹内まりや "クワイエット・ライフ" '92
7. HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS / 山下達郎 "SEASON'S GREETINGS" '93
8. クリスマス・イブ / 山下達郎 '83
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■内容の一部を抜粋
・近況
達郎さんはずっと曲書きで家にこもりっきりなんだそうだ。一所懸命曲を書いてるとか。

・年忘れ夫婦放談
毎年恒例、竹内まりやさんを迎えての「年忘れ夫婦放談」。まりやさんによると達郎さんは家にこもっていると、ダイエットと言いながら冷蔵庫を覗く回数がやたら多いのだそうだ。「わかる、でも。曲から逃げたいんでしょ。あははは」とまりやさん。今年の夫婦放談は変則で来週はちょうどクリスマス・イブなので、TOKYO FM ホールで行ったアコースティック・ライブのオンエア。今年は1月1日も放送があったけれど31日も番組がある。最後のプログラムは「年忘れ夫婦放談」を大晦日にオンエア。一週飛ぶが夫婦放談は二回。

・すてきなホリデイ
クリスマス・イブの一週前なのでまりやさんのクリスマス・ソング「すてきなホリデイ」にリクエストが集まってる。2001年のアルバム『BON APPETIT!』に収録されている。

・MY GIFT TO YOU
クリスマス前の放送なのでクリスマス・ソング。達郎さんの1993年のクリスマス・アルバム『SEASON'S GREETINGS』から「MY GIFT TO YOU」。2013年のツアーのアカペラ・コーナーで「MY GIFT TO YOU」を歌っていたが、歌詞が難しくて覚えるのに苦労したそうだ。曲自体も難しくてバック・リフのハネるのが難しいとか。

・YOU'RE GONNA LOSE THAT GIRL
まりやさんのクラブ活動にリクエスト。ビートルズのカバーで達郎さんがリマスターしていたものから「YOU'RE GONNA LOSE THAT GIRL」邦題は「恋のアドバイス」。演奏と歌はまりやさんとBOX。ボンゴを叩いているのはエンジニアの飯尾さん。まだオンエアしてないクラブ活動の音源があるそうだ。いつかまとめて出しますとまりやさん。

・ニックネーム
リスナーから「まりやさんのニックネームは何ですか?」という質問。
「まーちゃん」と呼ばれることが多いそうだ。まりやさんの両親はなぜか「まこ」と呼ぶので「まこちゃん」と呼ばれることもあるとか。

達郎さんは中学の頃に「クマ」と付けられたそうだ。落ち着きがなく、考え事をするときにウロウロするからなんだとか。小学校から通信簿に落ち着きがないと書かれていたという。なぜだか自分ではわからなかったそうだが、2000年のまりやさんのスーベニール・ライヴ、リハーサルのビデオを自分で見て、他のメンバーは直立して立ってるのに、達郎さんひとりだけひっきりなしに動いていたという。「あっ、これだったんだ」って思ってショックを受けて、それ以来じっとできるようになったとか。「マジで? ふふふ」とまりやさん。電話でもコードレスではなくワイアードだった時代、「どこまでゆくのってくらいグルグルグルグル回って」とまりやさん。ケータイで電話していてもリビングの端から端、階段の上まで行ったりして電話しているそうだが、「全く無意識ですね」と達郎さん。

・ボーナス・トラックについて
『REQUEST 30th Anniversary Edition』のボーナス・トラックに「時空の旅人」の別ヴァージョンで「Good bye」を収録しているが、まりやさんによるとアルバム『VARIETY』のときにいちばん最初に書いた曲だったそうだ。1984年に書いてお蔵入りしていたが「時空の旅人」に歌詞を書き換えたのだという。ドラムは野口明彦さんだが、達郎さんが叩いているのもあり、青純でないのはなぜか達郎さんはわからなかったそうだ。

・元気を出して
『REQUEST 30th Anniversary Edition』から「元気を出して」。鉄拳さんのYouTube公式チャンネルにパラパラマンガのショート・ヴァージョンが公開されてるそうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=hlbh8qPFjtk

曲を聴いてるとまりやさんは1987年のことを走馬灯のように思い出すという。ちょうど娘さんがまだ3歳の頃で、レコーディングに娘さんを連れて行って、ソファーで寝かせてから歌入れしていたとか。だから歌入れのときにしかスタジオに行っておらず、「元気を出して」のリズム録りで佐藤博さんがピアノを弾くところを見てないそうだ。「夢の続き」のレコーディングでテレコが壊れて締め切り間際で焦ったことや、「けんかをやめて」を録音していると、隣のスタジオからTMネットワークの音が聞こえてきて、前時代的なハチロクの曲をレコーディングしていて「大丈夫かな?」と不安になったことを思い出したとか。達郎さんはまりやさんが歌入れのときに娘さんをつれて銀座に行って、松屋の屋上の遊園地で遊ばしたことを思い出すという。

・プレゼント
『REQUEST 30th Anniversary Edition』の購入者特典で作った非売品の12インチのアナログ盤「夢の続き('89 Remix)」、カップリングは達郎さんが作った「プラスティック・ラブ(Extended Club Mix)」を10名にサイン入りでプレゼント。もうひとつは先日のアコースティック・ライヴのときに作ったサンデー・ソングブックのロゴ入りタンバリンをサイン入りで25名にプレゼント。夫婦放談の感想を添えてご応募してくださいとまりやさん。当選者はオークション等で転売はしないようにとのこと。

・クリスマス・イブ(2017 クリスマス・スペシャル・パッケージ)
今年も12月12日に期間限定商品として「クリスマス・イブ」(2017 クリスマス・スペシャル・パッケージ)を販売することになったそうだ。鈴木英人さんに新しくジャケットを書き下ろしてもらい三方背ボックスにした仕様。「ギフト、その他にご利用下さい」と達郎さん。クリスマスまでの限定商品なのでお早めにとのこと。詳しくは山下達郎特設サイトにて。
https://wmg.jp/artist/tatsuro/news_79181.html

・三人編成でアコースティック・ライヴ
達郎さんと伊藤広規さんと難波弘之さんの三人編成でアコースティック・ライヴを2018年1月19日(金)、20日(土)、目黒のブルース・アレイ・ジャパンで行うことになった。前売りは来年の1月7日から受付。詳しくは山下達郎公式サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp

この後、月に一度は三人でアコースティック・ライヴを関西など地方で行う予定とのこと。「身体が鈍らないように。現状維持。そういう感じです」と達郎さん。

・夢の果てまで
大和和紀さん原作の『はいからさんが通る』の劇場版アニメーションにまりやさんが主題歌「夢の果てまで」を提供した。歌っているのは紅緒役の早見沙織さん。11月8日に発売されている。

・THE CHRISTMAS SONG〜HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS
まりやさんの「THE CHRISTMAS SONG」と達郎さんの「HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS」のメドレー・ヴァージョン。一般発売はされておらず番組でしか聴けない。

・クリスマス・イブ
クリスマス前なので今日も「クリスマス・イブ」。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2017年12月24日は「サンデー・ソングブック 25周年記念 アコースティック・ライブ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1313

2017年12月10日 | Sunday Song Book

2017年12月10日プレイリスト
「年忘れリクエスト特集」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎
2. TRAMBONE / THE SPOTNICKS '63
3. I'LL BE THERE / GERRY & THE PACEMAKERS '64
4. MORE TODAY THAN YESTERDAY / THE SPIRAL STARECASE '69
5. NEVER BE LONELY / THE NEW COLONY SIX '71
6. THE LONELY ONE / TERRY HUFF & SPECIAL DELIVERY '76
7. WALK ON BY(LIVE) / LAURA NYRO "LIVE IN JAPAN 1994" '03
8. AS LONG AS YOU LOVE ME / THE IMPRESSIONS '61
9. LOLA / THE VELVET ANGELS '72('64?)
10. プロポーズ / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" '11
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■内容の一部を抜粋
・近況
達郎さんは曲書きでこもってるそうだ。

・アコースティック・ライブ&トークショー
サンデー・ソングブック25周年の企画で、11月28日(火)に東京半蔵門のTOKYO FM ホールで一夜限りのアコースティック・ライブとトーク・ショーを行った。アコースティック・ライブは12月24日の放送でオンエア予定。

・年忘れリクエスト特集
今年は来週から「年忘れ夫婦放談」の予定なので、毎年恒例の「年忘れリクエスト特集」は今週一回のみになったとか。年明けにフォロー・アップするそうだ。

・クリスマス・イブ
今年も12月12日から25日までの期間限定商品として「クリスマス・イブ」(2017 クリスマス・スペシャル・パッケージ)を販売することになった。鈴木英人さんに新しくジャケットを書き下ろしてもらい三方背ボックスにした仕様。CDは現在流通しているは30th Anniversary Editionと同じ内容。「贈り物にどうぞ」と達郎さん。詳しくは山下達郎特設サイトにて。
https://wmg.jp/artist/tatsuro/news_79181.html

・TRAMBONE
スプートニクスはスウェーデンを代表するインストゥルメンタル・グループ。1963年の「TRAMBONE」(日本のポリドールからリリースされたときのタイトルは「トランボーネ」)は何かの番組のテーマ・ソングになっていたとか。

・I'LL BE THERE
ジェリー&ザ・ペースメーカーズはリバプール・サウンドの雄。1965年の全米15位、全英14位の「I'LL BE THERE」はボビー・ダーリンのカヴァー。

・自分の曲がかかるお店
リスナーから「達郎さんは自分の曲をかけるお店に入るとどんな気分になるのでしょうか?」という質問。
「そわそわします。駄目です。ははははは。若い頃はパチンコ屋行ってパチンコやってるとDOWN TOWNがかかってきて、いきなり出なくなりました。そういうこともありまして。今はご飯食べてて自分の曲かかるとうつむきますね。ははははは。有り難いとはあんまり思わない(笑)。ふふふふふ。しょうがない、何を言ってんでしょう」と達郎さん。

・MORE TODAY THAN YESTERDAY
スパイラル・ステアケースはサクラメントの5人組。リード・ヴォーカルのパット・アップトンは昨年亡くなった。1969年の代表作で「MORE TODAY THAN YESTERDAY」。

・NEVER BE LONELY
新潟県の超常連のリスナーからマニアックなえぐいリクエスト。ニュー・コロニー・シックスはシカゴのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループでソフト・ロックの範疇に入るグループ。「NEVER BE LONELY」はもともとはマーキュリー・レーベルでリリースしていたが、サンライトというレーベルに移籍して、1971年のシングル「LONG TIME TO BE ALONE」(全米93位)のB面に収録。まだCD化されていない。

・THE LONELY ONE
ワシントンD.C.のテリー・ハフ&スペシャル・デリバリー。1976年、全米ソウル・チャート11位、全米75位の「THE LONELY ONE」。「スウィート・ソウルなんですが、ちょっと泥臭いところがなんともいえない」と達郎さん。

・今後の予定
残すところ今年のサンソンも3回。来週17日は「年忘れ夫婦放談」。再来週はちょうどクリスマス・イブなので、TOKYO FM ホールで行ったアコースティック・ライブのオンエア。今年最後のプログラムは「年忘れ夫婦放談」を大晦日にオンエア。飛び石夫婦放談。年始はリクエスト特集の続きを予定。

・カロリーメイトのCM
現在、テレビのカロリーメイトのCMに「希望という名の光」が使用されている。「受験生のみなさんへの応援CMでございます。お楽しみいただければと思います」と達郎さん。
http://www.otsuka.co.jp/cmt/cm.php

・WALK ON BY(LIVE)
ローラ・ニーロの1994年の来日公演の音源が2003年にCD化。その『LIVE IN JAPAN 1994』に入ってるバート・バカラックとハル・デヴィッドの「WALK ON BY」。ピアノの弾き語り。達郎さんはこのときのツアーを追っかけて名古屋まで行ったとか。名古屋の中華料理屋でローラ・ニーロと一緒に飲んだという思い出があるそうだ。

・AS LONG AS YOU LOVE ME
カーティス・メイフィールドがインプレッションズのリード・ヴォーカルになって最初のヒットで1961年の「GYPSY WOMAN」のB面「AS LONG AS YOU LOVE ME」。ジェリー・バトラーがリード・ヴォーカルだった時代のドゥー・ワップ臭が残っているが、もう数年経つと3人組になりカーティスのファルセットをフィーチャーし、いわゆる'60年代から'70年代のR&B、ソウル・ミュージックのコーラス形態に変わってゆく端境期のレコーディング。

・LOLA
大阪府豊中市のリスナーから『THE BEST OF ACCAPELLA VOLUME 2』のA面3曲目の「LOLA」にリクエスト。針飛びして聴けないそうだ。『THE BEST OF ACCAPELLA VOLUME 2』はレリック・レーベル。いわゆるアカペラのドゥー・ワップのコンピレーション。ヴェルベット・エンジェルスはデトロイトのグループで、達郎さんも『ON THE STREET CORNER』でカヴァーしている「WIND」のオリジナル・グループ、ノーラン・ストロングとザ・ディアブロスが後にやった、メンバーに入ってるグループだといわれている。「LOLA」は1960年代初期のレコーディング。

・プロポーズ
11月19日に結婚する(した)というリスナーからアルバム『RAY OF HOPE』の「プロポーズ」にリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2017年12月17日は「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1312

2017年12月04日 | Sunday Song Book

2017年12月03日プレイリスト PART 1
「サンデー・ソングブック 25周年記念 トーク・ライブ」
1. DRIP DROP (LIVE) / 山下達郎
"17/11/28 東京FMホール"
2. CLOSE YOUR EYES (LIVE) / 山下達郎
"17/11/28 東京FMホール"
3. CHAPEL OF DREAMS (LIVE) / 山下達郎
"17/11/28 東京FMホール"
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■内容の一部を抜粋
・アコースティック・ライブ&トークショー
サンデー・ソングブック25周年の企画で、11月28日(火)に東京半蔵門のTOKYO FM ホールで一夜限りのアコースティック・ライブとトーク・ショーを行った。12月3日午後1時からトーク・ショーと何曲か演奏の部分をオンエア。12月3日は13時から豪華二本立て。

PART 1
進行はTOKYO FMの古賀涼子さん。

・25周年
これまでラジオ番組のレギュラーは3年続いたことがなく、番組をやってる間はアルバムが出ないというジンクスもあったので狐につままれたような感じだとか。しかもJFNという大きなネットで25年間続けられたのだから嘘みたいだと達郎さん。

・語り口
番組をはじめたのが39歳のとき。それまでの二十代や三十代のレギュラー番組の頃よりは安定した感じだが、若い頃の番組を今聴くと粋がってるような、世の中を恨んでるような感じで恥ずかしくて聞けないそうだ。自分で言うのも何だけどこの25年で少しは落ち着きが出てきたように思ってるという。

・棚つか
アナログのLPが2万枚、シングル盤が2万枚、CDは6万枚。その辺の放送局よりも持ってるそうだ。レコード棚は洋楽はA to Zに、邦楽はあいうえお順に並んでいて、ビーチボーイズのように枚数が多いものは別にカテゴライズしているとか。コンピレーションとかオムニバスはタイトルのA to Z順。しかも収録曲は何年もかけてA to Zに並べ、業者に頼んでエクセルのデータにしたという。選曲の基準は雰囲気で、レコードが「おれをかけてくれ」と呼んでるそうだ。新曲を選曲しようと思えば毎週チャートをチェックしなければならず、そうすると自分の仕事に支障が出てくるので、記憶の中でだけできるオールディーズに特化した番組にしたとか。だから「棚つか」の選曲は自分の記憶の中から引っ張り出してるのだという。

・中級のオールディーズ
番組がマニアックにならないように中級のオールディーズを選曲している。基本的にビートルズはかけない。誰でも知ってるから。洋楽のトップ40を聴いていて洋楽に慣れ親しんだリスナー、TOTOよりもマイケル・ジャクソンよりも奥に行ったもの、モータウンはミリオンセラーじゃないもの、TOP 10ヒットではなくて20位、30位、40位のナンバーを中級のオールディーズと呼んでるそうだ。誰も知らない曲はかけないし、音楽に詳しいリスナーが「まぁ、こんな程度のものだろうな」と思うような番組。あくまでも啓蒙主義的なもので5年、10年と聴いていると脈絡がわかってくる。「スタンド・バイ・ミー」のうしろにあるもの、ビートルズのうしろにあるもの、そういうものが見えてくると音楽の幅が広がるし、聴感を刺激する、自分が感応する音楽がだんだんわかってくる。そういうものの傾向で、この番組だけで全部わかるわけじゃないので、例えば伊藤政則さんの番組をずっと聴いてると、違うジャンルの感応があるので、そういうのがたくさんあると音楽の幅が広がる。

・最高の音質
「最高の選曲と最高の音質」というのはキャッチフレーズで見せ金のようなもの。番組をはじめた1992年頃、'50年代や'60年代のオールディーズは、当時のTMネットワークとかドリームズ・カム・トゥルーとか出てきた時代だったので、そういう時代にチャック・ベリーやバディ・ホリー、エディ・コクランの'50年代の音楽は音圧的にしょぼかった。録音のシステムがぜんぜん違うので、売ってるCDでかけてたら全く相手にならない。当時はキムタクの番組とドリカムの番組に挟まれ、オールディーズ番組だからアナログのリミッターとかを買い込んで、家でコンプかけてオンエアに見合う音圧に上げてた。それがそのうちにデジタル化して、いまプロツールスという便利なもので音質を補正している。「最高の音質」は専門家のいうところのではなく、ラジオで聴いたとき、電波に乗っける帯域が狭いので圧縮した音が、いまだったらスマホで聴いていい音楽だと思うようにしている。4000万のオーディオで聴く最高の音質ではない。むかしだったらトランジスタ・ラジオやヘッドフォン・ステレオで聴いてたときにいい音楽だと思ったのが、達郎さんにとってのいい音で、ロックンロールのガッツ、音の迫力というか、グッと来るものが最高の音質。

・ハガキ
スタッフがいないので、ディレクターとアシスタントと技術の3人が現場の人間。メールにするとハガキの10倍になるので、達郎さんのキャパシティがオーバーフローしてしまう。人数を増やすしかないが、そうすると中間にいる人の主観が入ってくるので、それが嫌なだけ。ハガキだけならば達郎さんのキャパシティで情報が処理できるので、そういうひじょうに消極的だけど積極的な選択。

・継続のコツ
義務だとものごと続かないから、好きなものと巡り合うのが大事。でも巡り合うための努力はまた違う問題で、友だちや先生や先達との出会いやネットワークを大事する。

・これから番組でやりたいこと
ソングライターの特集でも実際に音を使ってやりたいそうだ。

■生でそんなこと聞いてどうするコーナー
・サンソン25周年3大ニュース
3.11の直後(二日後)に番組がオンエアできなかったこと、今日のアコースティック・ライブ&トークショー、放送文化基金賞の受賞。

・番組をやめたいと思ったこと
ないそうだ。ミュージシャンをやめたいと思ったことはあるが、サンソンは息抜きで道楽だからやめたいと思ったことはないという。

・字
ハガキに「字の大きさはこれでよろしいでしょうか?」と書いてあるのを達郎さんが読んで「小せえ。もうちょっと大きく書いて下さい(笑)」。

・パンが出てくる歌
パン職人から「パンが出てくる歌はないですか?」という質問。
達郎さんはいわゆる街のパン屋、お菓子屋の息子なので、かりんとうは匂いを嗅ぐのも嫌だし、チョコレート、ガムは一切食べないのだとか。「最初の三月だけだったんです、パラダイスはね。でも、パンねぇ。そのうち作ってみましょうかね(笑)。近すぎるんですね、自分にね。ふふふ」と達郎さん。

・牛乳瓶の紙キャップ
牛乳瓶の紙キャップを作ってる会社で働いてるリスナーから「達郎さんは牛乳瓶の紙キャップに何か思い出はありますか?」という質問。
「そんなこと聞いてどうすんでしょうね(笑)」と達郎さん。爪切った朝に指で開けようとすると紙が泣き別れしてベロベロになってくる。それを見ると寂しくなるから無傷のまま取るのに小さな針を持ってくる。「がんばってくださいね」と達郎さん。

・裸眼かコンタクトか
老眼だけど裸眼なのだとか。自動車運転免許証は「眼鏡等」ではないそうだ。

・好きな四字熟語
ときどき変わるそうだが「恐惶謹言」とか「要求貫徹」。古賀涼子さんが「死屍累々とかいかがですか?」。「あなた意外とネガティブ・シンキングなんですね」と達郎さん。

■会場に来た人に一言
「いちばん遠くから来たのはどちらです?」と達郎さん。
赴任先の台湾から帰ってきた男性。福岡から来た女性。出張で行ってたミラノから戻ってきた人。

■アコースティック・ライヴの出演者、難波弘之さんと伊藤広規さんからのコメント
広規さんはたまにクルマに乗ってるとき聴いたりするそうだ。「あっ、聞いた声がするっていう(笑)」と広規さん。「でもあれおもしろかったですね、珍盤奇盤。大爆笑(笑)。はははは」と難波さん。広規さん「もう年も年ですし、できるだけ長くできるように体調だけは整えていてほしいと思います」、難波さん「そういうこと言うとオマエらもそうと言われますけどね」、広規さん「自分も含めて」。

・CLOSE YOUR EYES
アカペラの選曲も気分で選んだとか。今日は「CLOSE YOUR EYES」。TOKYO FMホールくらいのところだとラジカセ一台でマイク無しのパフォーマンスをするが、ラジオの収録でオンエアでそれを聴いてもおもしろくもなんともない。オフマイクでマイク一本立てて録音してるみたいな、ステージの盗み録りみたいにしか聞こえないので、今回は普通にP.A.を通してるそうだ。

・CHAPEL OF DREAMS
『ON THE STREET CORNER』3枚の中でいちばん好きな曲だという。

■竹内まりやさんのコメント
音楽のよきリスナーである達郎さんの間口の広さを知る番組と同時に、達郎さんが音楽を続けられるエネルギー源として番組があると、まりやさんは思ってるそうだ。音楽の知識や正しい分析に基づいた音楽番組というのが今はないので、音楽リスナーの山下達郎を通して新たな音楽を知る番組でもあるので、そのおかげで若いリスナーに今、広がってるとまりやさんは思ってるという。番組のスタートから25年経って親子で聴いてるというリスナーもいるし、中学生から音楽についての質問も寄せられているので、音楽を啓蒙する番組としても山下達郎の音楽を紹介する番組としても末永く続いてほしいと思ってると、まりやさん。音楽に対する真摯な姿勢が感じられるのと、リスナーの生活から生まれる言葉をちゃんと紹介して達郎さんが答えてることが、25年続いた秘訣だと思ってるそうだ。まりやさんにとっては夏と暮の夫婦放談で自分の生の声を届ける場所としていちばん貴重な場所で、まりやさんの音楽生活を紹介するいちばん最初の場がこの番組だという。夫婦放談では自分の作品がどういうプロセスを経てできたのか、お互いが知り得ているので、自由にほとんど打ち合わせなしで話しているとか。「30周年になったら夫婦放談のトーク・ライブでもやりましょうかね(笑)。これからも頑張っていい番組にして下さい」とまりやさん。

2017年12月03日プレイリスト PART 2
「ドゥー・ワップ 特集」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎
2. ADORABLE / THE COLTS '55
3. PLEASE BE MY LOVE TONIGHT / THE CHARADES '63
4. LET IT PLEASE BE YOU / THE DESIRES '59
5. TRUE TRUE LOVE / THE CORVAIRS '62
6. YOU KNOW / THE DEL-MARS '63
7. LITTLE ROSE / THE BLENDERS '58
8. MY ONLY DESIRE / THE FLYERS '57
9. I LOVE CANDY / THE ECHOES '65
10. ANGEL IN THE SKY / JOHN McKINNEY & THE PREMIERS '62
11. MR.CUPID / THE VESPERS '63
12. DO YOU REMEMBER / THE TOREADORS '66
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■内容の一部を抜粋
・近況
東京はここ数日、ずいぶん道が混んでいて、本格的な冬の到来を感じさせる冷えこみになってるという。

・アコースティック・ライブ&トークショー
今日は午後1時からトークショーをオンエア。本編のアコースティック・ライブは12月24日(日)の放送でオンエア予定。ミックスに時間を要するとのこと。一日で全部できなかったら、曲がこぼれたら年始にオンエアするそうだ。

・ドゥー・ワップ 特集
達郎さんのライヴの開演前の一時間はドゥー・ワップを流しているが、それがもう37,8年続いているという。最近はオリジナル・シングルから直接リマスタリングしてデジタル・プロセッシングしたソースを使っているとか。ヒット曲はなくカルトなドゥー・ワップのシングルをかけているそうだ。オーディエンスの中には早めに来てシャザムとかアプリで調べてる人もいるが、全曲がわかるような時代ではないという。今週は開演前のBGMから達郎さんの好きな曲を選んで「ドゥー・ワップ 特集」。

・クリスマス・イブ
今年も12月12日から25日までの期間限定商品として「クリスマス・イブ」(2017 クリスマス・スペシャル・パッケージ)を販売することになったそうだ。鈴木英人さんに新しくジャケットを書き下ろしてもらい三方背ボックスにした仕様。CDは30th Anniversary Edition仕様で、「クリスマス・イブ」、「ホワイト・クリスマス」、「クリスマス・イブ」のイングリッシュ・ヴァージョン、「クリスマス・イブ」のアコースティック・ライヴ・ヴァージョン、「クリスマス・イブ」のオリジナル・カラオケが収録されている。「贈り物などにお使いいただければ幸いでございます」と達郎さん。詳しくは山下達郎特設サイトにて。
https://wmg.jp/artist/tatsuro/news_79181.html

ドゥー・ワップは造語で'60年代に入ってできた言葉。もともとはR&Bのヴォーカル・グループが歌ったスタイル、ストリート・ミュージックからはじまった、リード・ヴォーカルにバックが「ドゥー・ワー」とやるのでドゥー・ワップという名前がついた。'50年代からはじまった形式。戦後のハーレムではじまった。その後、'60年代に入り、それを聴いた白人の子どもたちがマネをして、メキシカン・アメリカン系の歌唱が好きな白人の少年に伝搬して、'60年代の頭にホワイト・ドゥー・ワップのブームが起きた。達郎さんはドゥー・ワップが大好きで、17,8の頃からずっーと聴き続けてもう50年近く達郎さんの心の音楽になっているそうだ。今日はその中から選りすぐって。

・ADORABLE
ザ・コルツはカリフォルニア、ベーカーズ・フィールドの黒人ヴォーカル・グループ。今日かかる曲で唯一チャートに入った曲で1955年、R&Bチャート15位。「ADORABLE」は同じ年にドリフターズが取り上げて全米R&Bチャートの1位になった。オリジナルはコルツのヴァージョン。'70年代の終りにニューヨークへ行って、ドゥー・ワップのシングルを並べてる屋台の親父さんがいて、達郎さんはそこではじめてコルツを発見したという。

・PLEASE BE MY LOVE TONIGHT
カリフォルニアのトゥリアで結成されたメキシカン・アメリカンのチカーノ系のザ・シャレーズ。1963年の「PLEASE BE MY LOVE TONIGHT」。アバというインディ・レーベルから出ているが、アバはフレッド・アステアが所有しているそうだ。プロデュースはトニー・フィルダー。サーフィン・ホットロッドに貢献した人だがドゥー・ワップにも長けている。

・LET IT PLEASE BE YOU
ニューヨークの黒人5人組のザ・ディザイアーズ。彼らの1959年の「LET IT PLEASE BE YOU」はグループのオリジナル作品。

・TRUE TRUE LOVE
バージニアの黒人5人組のヴォーカル・グループ、コルベアーズのアップテンポの名曲。1962年の「TRUE TRUE LOVE」。

・YOU KNOW
L.A.のデルマーズは最初はセイバーズと名乗っていたが、シャベルズ、ジェンツ、アンタッチャブルズ、ハッピーホンズ、エレクトラス、フリーダムス、リンガリングス、アリー・キャッツと古今亭志ん生みたいな人たち。1963年にデルマーズとして出たのが泣き節の「YOU KNOW」。

・LITTLE ROSE
1958年の作品「LITTLE ROSE」。歌っているのはザ・ブレンダーズ。バイオのよくわからないグループで、たぶん黒人と達郎さん。

・MY ONLY DESIRE
ボルティモアのヴォーカル・グループ、ザ・フライヤーズ。たぶん黒人グループだと思います、と達郎さん。1957年の「MY ONLY DESIRE」。
曲をかけおえて。「この歌、上手いなぁと思ってずっと聴いてたんですけど、今資料をあたったら(笑)、上手いはずですね。アトコ・レーベルなんですけれどドリフターズのメンバーが入ってますね。ボビー・ヘンドリックスとビル・ピンクニー。ビル・ピンクニーは先程のコルツのADORABLEのドリフターズのカヴァーのほうを歌ってる人ですけれども。ビル・ピンクニーかな? これ歌ってるの。上手いわけだよ、これは。アトコですからトム・ダウドですし音もいいです」と達郎さん。

・I LOVE CANDY
いわゆるドゥー・ワップERAでヒットを出したブルックリン出身の白人三人組のジ・エコーズ。1961年に「BABY BLUE」というヒットを出した。1965年のシングル「I LOVE CANDY」は「BABY BLUE」の焼き直し。「二番煎じですけれどいいんですよ、これが」と達郎さん。この時代はドゥー・ワップがブリティッシュ・インベージョンに押されて影も形もなくなる寸前。

・ANGEL IN THE SKY
シカゴのグループ、ジョン・マッキンネー&ザ・プレミアーズ。1962年の「ANGEL IN THE SKY」。実体のわからないグループで、リビング・ルームでレコーディングされたという超インディな音。「僕こういう音質大好きなんです。こういうのだとすぐ手を出してしまう、いけない身体でございます」と達郎さん。

・MR.CUPID
ジェリー・ロスの追悼特集でかけられなかったジェリー・ロスが関わった作品。ザ・ヴェスパーズはホワイト・ドゥー・ワップ。作曲とプロデュースにジェリー・ロスが関わってる「MR.CUPID」。

・DO YOU REMEMBER
ブルックリンのグループの曲。1966年だからドゥー・ワップのムーブメントが終わっていて、いわゆるトリヴュート・ソング。ドゥー・ワップの名曲を語り継いでいくザ・トレアローズの「DO YOU REMEMBER」。

・番組の終わりに
「いよいよ師走突入でございます。お仕事忙しくなってこられる方もたくさんいらっしゃると思います。温度差が激しい今日このごろでございます。グッと冷えますのでですね、風邪くれぐれも、なんかインフルエンザ・ワクチンが足りないとかいろんなところで騒いでおります。お身体くれぐれもお大事に」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
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「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2017年12月10日は「年忘れリクエスト特集」
2017年12月17日は「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
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佐野元春 and The Hobo King Band 'Smoke & Blue 2017'

2017年11月30日 | 佐野元春

佐野元春 and The Hobo King Band 'Smoke & Blue 2017' 。
通算5回目になるビルボードライブ公演の初日を聴きに行きました。
1stと2nd では4曲入れ替えがありました。
1日にダウンロード販売がスタートした曲の話題あり、
セルフカバー・アルバムのこと、セルフカバーの第二弾は今年出ないそうです。
タイトルだけ決まっていて『自由の岸辺』。
まだレコーディングは続いてるとか。
「くれるというからもらっときました」というディスラプター・アウォード(笑)。
季節がめぐり佐野元春の元気な様子を見て、なんだか心が和みました。
個人サイトにレビューをアップしてますので
よろしくお願いします。
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Sunday Song Book #1311

2017年11月26日 | Sunday Song Book

2017年11月26日プレイリスト
「リクエスト 30th Anniversary Edition ミニ特集」
1. 恋の嵐 / 竹内まりや
2. OH NO,OH YES / 竹内まりや
3. けんかをやめて / 竹内まりや
4. 消息 / 竹内まりや
5. 元気を出して / 竹内まりや
6. 駅 / 竹内まりや
7. テコのテーマ / 竹内まりや
8. 色・ホワイトブレンド / 竹内まりや
9. 夢の続き / 竹内まりや
10. 時の旅人 / 竹内まりや "リクエスト 30th Anniversary Edition" 11月22日発売
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■内容の一部を抜粋
・近況
東京はだいぶ冷え込んできて温度差が激しいそうだ。どんと冷えてまた妙に温もるとか。達郎さんはようやく風邪が治ったものの気をつけなければならないと話す。

・『REQUEST 30th Anniversary Edition』
先週11月22日に竹内まりやさんの1987年のアルバム『REQUEST』が30周年なので30周年記念盤が発売された。『REQUEST』は1987年8月12日にリリースされて彼女にとってはじめてのミリオンセラーになった作品。『REQUEST 30th Anniversary Edition』は最新デジタル・リマスタリングによる再発盤となる。ボーナス・トラックとしてシングル・ヴァージョン、未発表曲、カラオケなど6曲。

『REQUEST』は1987年8月12日にリリース。前作『VARIETY』から3年ちょっとインターバルが空いている。ちょうど結婚・出産という時期で子育てに追われてなかなか作品が作られなかったという背景がある。それでもシングルは毎年コンスタントに出していた。

・恋の嵐
「恋の嵐」は1986年のシングル・カット。当時のTBS系ドラマ『となりの女』の主題歌として発売された。

『REQUEST』の一年前が達郎さんのアルバム『POCKET MUSIC』でコンピュータ・ミュージック、デジタル・レコーディングの最初。そこで七転八倒してアルバムの製作期間は十ヶ月だった。そのノウハウが生きて『REQUEST』はコンピュータ・プログラミングを全部ひとりきりでやったという。だから個性がよく出ているとか。「恋の嵐」はタイアップが決まってから締め切りまで実質四日間のレコーディング。達郎さんもまだ33歳、34歳で徹夜、徹夜で仕上げた思い出があるそうだ。S.E.が大好きなので雨の音を入れている。

この時代はまだまだ女性の社会進出がきつい時代。特に結婚して出産し、子育てしながら仕事をするというのは普通に生活している人でも非常に大変な時代だった。今は仕事と育児のバランスが昔よりも少しは取れているが、この頃はシンガー・ソングライターとして子育てしながら仕事をするのは困難な時代だった。なかなか作品が思うように作れない時代だった。シングル・カットだけではアルバムの頭数が足りなかったものの、当時はアイドル時代だったため、アイドルをはじめ他の人に曲をいろいろと書いていて、河合奈保子さんの「けんかをやめて」や中山美穂さんの「色・ホワイトブレンド」などヒット曲もあった。そんな人に書いた曲をセルフカバーで入れたらどうかということになった。今はセルフカバーが普通のことだが当時はユニークで、このアルバムの全10曲中5曲がオリジナルで、5曲がセルフカバー、こういう構成でアルバムを作ることは当時珍しいことだった。それが吉と出たということ。

・OH NO,OH YES
「OH NO,OH YES」は中森明菜さんに提供した曲のセルフカバー。典型的な'80年代ブラコンのアレンジメント。この曲は演奏も打ち込みも全部達郎さんひとりで行っている。当時一世を風靡していたリン・ドラムスというエレクトリック・ドラムの音がしている。「いちばん新しいリマスタリングでも歴史の試練に耐えている気がする」と達郎さん。

・けんかをやめて
河合奈保子さんのセルフカバー「けんかをやめて」はいわゆるハチロクもの。こういうのは達郎さんが自分でドラムを叩くというのが恒例になっている。服部克久さんのコニー・フランシス風の素晴らしいオーケストレーション、ストリングス・アレンジ。「もともと古い'60年代風のアレンジメントなので30年経っても時代の試練に耐えうる気がします(笑)」と達郎さん。当時、レコーディング・スタジオの隣がいつもTMネットワークだった。彼らのエレクトロ・ポップを聴いて「(けんかをやめて)大丈夫かなぁ」と思っていたとか。

・セルフカバーのアレンジ
リスナーから「セルフカバーのアレンジをするとき、オリジナルのアレンジを意識して、達郎さん流のアレンジを足すのでしょうか?」という質問。
当時、まりやさんが人に書いた曲のデモ・テープはすべて達郎さんが作っていたそうだ。だから達郎さんのアレンジが先で、セルフカバーを作るときもデモ・テープに準じてレコーディングしたとか。'90年代以降は他の人がアレンジした作品が出てくるので、その曲をセルフカバーするときは先のアレンジを絶対聴かないという。松たか子さんの「みんなひとり」はアレンジを聴くと影響されるのでラジオさえ付けないで仕事したそうだ。最近はまたデモ・テープを作っているので影響されずにできるとのこと。

・消息
まりやさんによれば当時一世を風靡していたフリートウッド・マックの感じだったそうだが、達郎さんはそれを知らずカーリー・サイモンの感じで作ったという「消息」。

・元気を出して
アナログ盤ではA面最後の曲「元気を出して」。もともとは1984年に薬師丸ひろ子さんのアルバム『古今集』のために書き下ろした作品。達郎さんがこのアルバムの中でいちばん演奏が気に入ってる曲なのだとか。リズム隊は4人。達郎さんのアコースティック・ギター、佐藤博さんのアコースティック・ピアノ、青山純さんのドラム、伊藤広規さんのベース。それに浜口茂外也さんのパーカッションと達郎さんのハモンド・オルガンをかぶせただけのシンプルな作り。レコーディングの本番で佐藤博さんは歌い出しから4小節弾かず"涙など見せない 強気なあなたを"の後からはじめたが、その瞬間を達郎さんはいまだに覚えているそうだ。もともと薬師丸ひろ子さんに提供した曲なのでコーダの部分はまりやさんと達郎さんと薬師丸さんの3人でハモっている。

・アコースティック・ライブ&トークショー
サンデー・ソングブック25周年の企画で、11月28日(火)に東京半蔵門のTOKYO FM ホールで一夜限りのアコースティック・ライブとトーク・ショーを行う。この模様は12月3日午後1時からトーク・ショーの部分をオンエア。12月3日は13時から豪華二本立て。

・クリスマス・イブ(2017 クリスマス・スペシャル・パッケージ)
今年も12月11日に期間限定商品として「クリスマス・イブ」(2017 クリスマス・スペシャル・パッケージ)を販売することになった。鈴木英人さんに新しくジャケットを書き下ろしてもらい三方背ボックスにした仕様。「プレゼント等などにご活用下さればうれしいです」と達郎さん。クリスマスまでの限定商品なのでお早めにとのこと。詳しくは山下達郎特設サイトにて。
https://wmg.jp/artist/tatsuro/news_79181.html

・駅
中森明菜さんに提供した曲のセルフカバーで「駅」。デモ・テープのアレンジを制作した達郎さんのお気に入りで、まりやさんに「自分でやってみたらどうだ」と持ちかけたところ、「歌謡曲的なアプローチなので」と難色を示したとか。それを歌謡曲臭をなくし、カンツォーネ風なオケと、R&Bのグルーヴをリズム隊にオファーし作り直したという。服部克久さんと初コラボし、服部さんは素晴らしいストリングスのアレンジを展開してくれたそうだ。有線チャートで「駅」がNO.1になり、そのおかげで『REQUEST』がロング・チャートになった。オリコンで178週チャートインしてミリオンセラーになった。

・テコのテーマ
「テコのテーマ」は1986年に公開された眉村卓さん原作のアニメ映画『時空の旅人』の挿入歌。シングルのB面に収録されたヴァージョンに手を加えてサックス・ソロとコーラスを変えてリミックス。達郎さんはアルバム・ヴァージョンのほうが好きなので今日もアルバム・ヴァージョン。ギターは指弾きで自分でも気に入ってるとか。

・色・ホワイトブレンド
1986年、中山美穂さんに提供した資生堂春のキャンペーン・ソングの「色・ホワイトブレンド」のセルフカバー。デジタル・レコーディングの取っ掛かりのときで音の塊が作りにくい時代だったとか。いわゆるフィル・スペクター・クローンの音の壁を作るのに大変な時代だったという。昨今のリマスタリングで昔よりは再現できるようになったそうだ。インディーな感じで作ったと達郎さん。

・夢の続き
1987年のアルバム『REQUEST』リリースのときのシングル・カット「夢の続き」は映画『ハワイアン・ドリーム』の主題歌。アルバム最後のレコーディングで締め切りがタイトだったためミックスに時間が余り取れなかったという。後に1989年にCDシングルとして発売するときにミックスをやり直したそうだ。1992年に一度『REQUEST』をリマスタリングしたときはそのシングル・ヴァージョンではなく、新しくリミックスしたヴァージョンをアルバムに収録。今回のボーナス・トラックにはCDシングル・ヴァージョンも収録。今日はもともとアルバムに入ってたシングル・ヴァージョン。現代の技術では違いがわからないくらいリマスタリングは進化しているという。「こういうやつのほうが時代性を反映しているので弱冠の古さは否めません」と達郎さん。

1987年のアルバム『REQUEST』から30年経ったが、一人の人間の作るアルバムではないくらい多岐に渡っている。作家的なアプローチが濃く出ている。

・時の旅人
1986年に公開された眉村卓さん原作のアニメ映画『時空の旅人』の主題歌「時空の旅人」。ギター・ソロはフェンス・オブ・ディフェンスの北島健二さん。

・今後の予定
達郎さんのライヴの開演前のB.G.Mはドゥー・ワップを流しているが、ツアーを再開してから割りとレアなドゥー・ワップを選曲しているので、来週はその中から選んで「ドゥー・ワップ 特集」。その後は「年忘れリクエスト大会」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2017年12月03日は「ドゥー・ワップ 特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1310

2017年11月19日 | Sunday Song Book

2017年11月19日プレイリスト
「ジェリー・ロス 追悼 Part 2」
1. 夢の続き / 竹内まりや "リクエスト 30th Anniversary Edition" 11月22日発売
2. I'LL GET BY / KENNY & TOMMY '62
3. GONNA MAKE HIM MY BABY / APRIL YOUNG '63
4. SUNNY / BOBY HEBB '66
5. APPLE, PEACHES, PUMPKIN PYE / JAY & THE TECHNIQUES '66
6. 98.6 / KEITH '67
7. SANDAY WILL NEVER BE THE SAME / SPANKY & OUR GANG '67
8. ONE IN A MILLION / THE DUPREES "TOTAL RECALL" '68
9. I DIG EVERYTHING ABOUT YOU / THE MOB '70
10. FAKE OUT / LES McCANN LTD. "BUCKET O'GREASE" '67
11. OH NO,OH YES / 竹内まりや "リクエスト 30th Anniversary Edition" 11月22日発売
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているという。「風邪を引きましてですね、レコーディングがちょっと後ろにずれちゃったのでテンヤワンヤでやっております(笑)。完成間近という感じでございますが。そうするとまたこの次の曲を書かなければいけなくなって。一所懸命やっておりますが。ま、なんとか風邪も乗り切れたので頑張ってやりたいと思っておりますが」と達郎さん。

・ジェリー・ロス 追悼 Part 2
先週に引き続いて「ジェリー・ロス 追悼 Part 2」。先週は達郎さんの思い入れの深い曲が中心だったが今週もまた思い入れが深くなってるそうだ。先週はジェリー・ロスが作曲に関わった彼のプロデュース作品、今週は彼のプロデュース作品で大ヒット曲を中心にしたとか。

・夢の続き
今週11月22日に竹内まりやさんの1987年のアルバム『REQUEST』が30周年になるので『REQUEST 30th Anniversary Edition』が発売される。本来ならば今日全曲はかけられないけれど、ミニ特集として最新デジタル・リマスタリングによる音をオンエアするつもりだったが、前倒し収録のためお皿やブックレットが間に合わなかったという。音はあるけれどいろいろと資料が揃わないので来週オンエアすることになったそうだ。「夢の続き」は1987年の映画『ハワイアン・ドリーム』の主題歌。1987年のアルバム『REQUEST』からのシングル・カットだが、後に1989年にCDシングルとして発売するときにミックスをやり直したCDシングル・ミックス。初アルバム化。

・I'LL GET BY
「先週いろいろとお聴きいただきましたけれども。もう'60年代の頭に後のフィラデルフィア・サウンドの基礎ができているという驚きでございますけれども」と達郎さん。ジェリー・ロスが見つけたケニー・ギャンブル。ケニー・ギャンブルはその時代からトム・ベルと知り合いで、トム・ベルをジェリー・ロスのもとに連れてきて、ジェリー・ロスがふたりをデュオにしてシングルを発売した。1962年にケニー&トミーという名義で曲は「I'LL GET BY」。しかもこのレコーディングに参加してるのはボビー・マーティン、ボビー・イーライ、ジョー・マック、トム・ベル、リオン・ハフという後の錚々たるメンバーが1962年すでに集結している。この時代はこうしたドゥーワップものとガール・グループ的なものがジェリー・ロスの作品にたくさん見られる。

・GONNA MAKE HIM MY BABY
その中で傑作と歌われるのが1963年の「GONNA MAKE HIM MY BABY」。歌っているエイプリル・ヤングは後にジェリー・ロスの奥さんになる。作曲はアンダース&ポンシアとジェリー・ロスの当時のパートナーのマレー・ウェット。「いわゆるフィル・スペクター・クローンだけど我々にとっての永遠のマスター・ピース」と達郎さん。アレンジはジョー・レンゼッティ。ジミー・ワイズナーとともにジェリー・ロスの両輪となって働いた名アレンジャー。

・SUNNY
ジェリー・ロスはヘリテイジ・レーベルからメガ・ヒットが生まれず、1965年にニューヨークに移り住みマーキュリー・レコードのA&Rとして活動することになる。1966年にナシュビル生まれの黒人シンガー、ボビー・ヘブの自作曲「SUNNY」が全米2位というビッグ・ヒットになった。アレンジはジョー・レンゼッティ。

・APPLE, PEACHES, PUMPKIN PYE
ジェイ&テクニクスの「APPLE, PEACHES, PUMPKIN PYE」は彼らのデビュー・ヒットで1966年、全米6位。アレンジはジョー・レンゼッティ。ジョー・レンゼッティはフィラデルフィアでディック・クラークのテレビ番組「アメリカン・バンドスタンド」のギタリスト、セッション・ミュージシャンとしてたくさんの曲に参加していた。ジェリー・ロスよりもひと足早くニューヨークに渡りアレンジャーの仕事をはじめた。特にジェリー・ロスとの仕事は傑作が多く残されている。

・98.6
ジョー・レンゼッティのペンになる曲「98.6」。キースは本名ジェームス・バリー・キーファー。フィラデルフィア生まれ。「98.6」は彼のセカンド・ヒットで1967年、全米7位。

・アコースティック・ライブ&トークショー
サンデー・ソングブック25周年の企画で、11月28日(火)に東京半蔵門のTOKYO FM ホールで一夜限りのアコースティック・ライブとトーク・ショーを行う。この模様は12月3日午後1時からトーク・ショーと何曲か演奏の部分をオンエア。後は後日ゆっくり。12月3日は13時から豪華二本立て。

・クリスマス・イブ(2017 クリスマス・スペシャル・パッケージ)
今年も12月11日に期間限定商品として「クリスマス・イブ」(2017 クリスマス・スペシャル・パッケージ)を販売することになったそうだ。鈴木英人さんに新しくジャケットを書き下ろしてもらい三方背ボックスにした仕様。「ご贈答用にお使い下さい」と達郎さん。クリスマスまでの限定商品なのでお早めにとのこと。詳しくは山下達郎特設サイトにて。
https://wmg.jp/artist/tatsuro/news_79181.html

・SANDAY WILL NEVER BE THE SAME
ジェリー・ロスのマーキュリー時代の作品。シカゴのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ、スパンキー&アワ・ギャング、リード・ヴォーカルのスパンキー・マクファーレンのアルトのヴォイスがとても魅力的な達郎さんの大好きなグループ。1967年、全米9位の「SANDAY WILL NEVER BE THE SAME」、邦題は「想い出の日曜日」。アレンジはジミー・ワイズナー。

・ONE IN A MILLION
残り時間は大ヒット曲の影に隠れた名曲をかけられるだけ。ザ・デュプリーズはドゥーワップのグループ。ドゥーワップから生き残って1960年代にも作品を出している。ジェリー・ロスはマーキュリーで成功して昔立ち上げたヘリテイジというレーベルを再興させる。1968年のアルバム『TOTAL RECALL』からトニー・ハッチの曲「ONE IN A MILLION」。アレンジはジョー・レンゼッティ。今出ているCDはすべてステレオだが今日はモノラル・ヴァージョンで。

・I DIG EVERYTHING ABOUT YOU
'70年代に入ってジェリー・ロスのプロダクションで忘れてならないのがモブというグループ。ラスベガスのクラブバンドだったのをジェリー・ロスが見つけたということなんだとか。メンバーのジェームス・ホルべーとゲイリー・ビースビアはバッキンガムズのほとんどの曲を書いてるので有名。1970年のアルバムからシングル・カットされた「I DIG EVERYTHING ABOUT YOU」。

・FAKE OUT
時代は少し戻り1967年、ジャズ・ピアニストのレス・マッキャンのアルバムをジェリー・ロスがプロデュースした。レス・マッキャン・リミテッドのアルバム『BUCKET O'GREASE』からレス・マッキャンとジェリー・ロスが共作した「FAKE OUT」。

・OH NO,OH YES
『REQUEST 30th Anniversary Edition』から「OH NO,OH YES」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2017年11月26日は「リクエスト 30th Anniversary Edition ミニ特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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