Sunday Song Book #1272

2017年02月26日 | Sunday Song Book

2017年02月26日プレイリスト
「昼間の珍盤奇盤」
1. BLOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '02('92)
2. 赤く赤くハートが / ザ・レンジャーズ '67
3. 太陽に抱かれたい / ジョニー広瀬 '67
4. IEKI吐くまで / 片岡鶴太郎 '86
5. ツイスト・アンド・シャウト / 東京ビートルズ '64
6. YOU DID IT TO ME / THE AMERICAN BEETLES '64
7. アローン・アゲイン / 草刈正雄 "青春の光と影" '76
8. スターウォーズのテーマ~カンテナバンド / 子門真人 '78
9.ゆうわく(オリーブの首飾り) / ローレン中野 '76
10. (SITTIN'ON) THE DOCK OF THE BAY / ボルテイジ '68
11. THE OKEH LAUGHING RECORD / UNKNOWN '22
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているという。3月18日にスタートするツアーのリハーサルに勤しむ毎日だとか。

・昼間の珍盤奇盤
先週、2月19日の夜にオンエアした「夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~」を受けて今週は「昼間の珍盤奇盤」。「珍盤奇盤」は2年連続。毎年やるとネタがすぐなくなるので3年に一度ぐらいがちょうどいい、と達郎さん。リハーサル中なので音ネタを仕込むのがたいへんだから前にオンエアした楽曲のアーカイヴを中心に。

・BLOW
1曲目だけはリクエストに応えて「BLOW」。

・赤く赤くハートが
「珍盤奇盤」20年近い歴史の中でベスト・オブ・ベストはザ・レンジャーズの「赤く赤くハートが」。ザ・レンジャーズはグループ・サウンズのバンド。たいへん演奏力のあるバンドでクラウンからデビューした。「赤く赤くハートが」は1967年の作品。リード・ヴォーカルの宮城ひろしさんは今年で70歳を迎えるという。

・太陽に抱かれたい
珍盤奇盤といえば遠藤実さんのレーベル「ミノルフォン」にとどめを刺す。一体いつ寝てるのかというすごい制作本数で、中には「どうしてこれが!?」と発売されたこと自体が奇跡に近いようものが何枚もある。1967年の「太陽に抱かれたい」。1967年というとビートルズの『SGT. PEPPERS'S LONELY HEARTS CLUB BAND』や、ドアーズがデビューしたり、ジェファーソン・エアプレインの『SURREALISTIC PILLOW』が出たりエポック・メイキングな年で、珍盤奇盤にとってもエポック・メイキングな年だった。「太陽に抱かれたい」を歌っているのはジョニー広瀬さん。
曲をかけ終えて。
「これしかしキーの設定、どうやって遠藤先生は決定したんでしょうね。詞もすごい。"涙がバッチリ乾くまで"って。この時代だってこんなのないっすよ。すごいですね、しかし。何百回聴いてますけれど謎に満ちた作品ですね。オリジナル盤ほしくて探してるんですけれど、なかなか手にはいらないんだよコレ(笑)。へへ、ひどい(笑)」と達郎さん。

・IEKI吐くまで
1986年の片岡鶴太郎さんの「IEKI吐くまで」はオリジナル盤を手に入れたとか。秋元康さん作詞、見岳章さん作曲、竜崎孝路さん編曲。達郎さんは秋元康さんの初期の作品のコレクターだという。むかし一緒にお酒を飲んでいろんなことを教えてもらったとか。「とんでも戦士ムテキング」のアルバムの中の曲はシンガーの許諾が下りなくてCD化されなかったそうだが、ついにそのアルバムを手に入れて秋元康さんにサインしてもらったという。
曲をかけ終えて。
「惜しむらくは本当にうまい演歌歌手の人が歌ったらもっと凄みが出るのにですね。氷川きよしさんやらないですかね。これはまだCD化してないんですかね、カラオケほしいですねよ、コレね。B面がですね、床上手って曲なんですけれど、これ歌、片岡鶴太郎&乳ナヲミっていう。乳ナヲミさんって誰か秋元さんに訊いたら、秋元さんのオフィスの事務員だったつうの(笑)。機会があればB面も(笑)。なんだよ、それ(笑)。ふふ」と達郎さん。

・TWIST & SHOUT
先週オンエアした「TWIST & SHOUT」のいちばん超絶なのはご存知大瀧詠一さん監修の東京ビートルズ。2枚めのシングルのB面。1964年だからGS前記。
曲をかけ終えて。
「バックが少しもR&Bじゃないんですよね。あとは"C'mon C'mon, C'mon"の譜割りがハマりきってないという、あそこがなんとも言えないですね。訳詞はもちろん漣健児さんでありまして。ふふ。よく大瀧さんコレCDにしましたよね。4曲。抱きしめたい / PLESE PLESE ME / CAN'T BUY ME LOVE / TWIST & SHOUT」と達郎さん。

・YOU DID IT TO ME
東京ビートルズのような二番煎じは日本だけではなくアメリカにもあった。アメリカン・ビートルズというバンドはフロリダのバンドで、もともとはアーデルスという名前だったがアメリカン・ビートルズにさせられ、シングルを何枚か出したもののヒットせず。その後はレイザーズ・エッジという名前に変わりサイケ・シーンに行ったという。1964年のシングル「YOU DID IT TO ME」。普通に演奏してるので珍盤奇盤というわけではないが話のタネにということで。

・アローン・アゲイン
後半は洋楽の訳詞ものシリーズ。ギルバート・オサリヴァンの「ALONE AGAIN」は失恋の歌でメロディーがきれいな割に内容は暗い。前にオンエアした九重佑三子さんの「アローン・アゲイン」はなかにし礼さんの訳詞で洒落のめしていた。草刈正雄さんの1976年のサード・アルバム『青春の光と影』に収録された「アローン・アゲイン」は山上路夫さんの訳詞。こちらの方がギルバート・オサリヴァンの原詩にちょっと近い感じ。日本語にすると陰惨な感じがすると達郎さん。
曲をかけ終えて。
「編曲は東海林修さんなのでひじょうに洒落たアレンジでございます。草刈さんというのは私と同学年なんですよね(笑)。ですからこのレコーディングのときは24歳。歌はいいですね、味があって。上手ですね。最近は渋い魅力で攻めておりますけれども。若いときは本当の美男子でありまして羨ましい」と達郎さん。

・スター・ウォーズのテーマ〜カンテナバンド
子門真人さんは1978年に「スター・ウォーズのテーマ」を録音している。日本語詩は有川正沙子さん。
曲をかけ終えて。
「むやみに明るくて長くてくどい。(中略)すごいですね(笑)。コレ、完全に村上ポンタさんですね、タイコ。さっきの草刈正雄さんのもポンタですね(笑)。この頃はいちばん売れてた人ですから。完全にポンタさんのタイコですね。アレンジ国吉良一さんやっております。すごいですね(笑)」と達郎さん。

・ゆうわく(オリーブの首飾り)
歌っているローレン中野さんはホノルル生まれの日系三世。和田弘とマヒナスターズと組んで出したシングルが1976年の「ゆうわく」。ポール・モーリアでヒットした「オリーブの首飾り」に日本語詩をつけたもの。訳詞はなかにし礼さん。

・(SITTIN'ON) THE DOCK OF THE BAY
珍盤奇盤のアーカイヴものから。ボルテイジは5人組のグループサウンズ。1968年のアルバムに入ってるオーティス・レディングの「(SITTIN'ON) THE DOCK OF THE BAY」。

・THE OKEH LAUGHING RECORD
レコードができた当初にドイツで録音されたもので1922年の作品とされている。アメリカのOKEHレーベルが最初に輸入したものでやっている人はわからない。多くのイミテーションを産んだ笑い声の作品で「THE OKEH LAUGHING RECORD」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年03月05日は「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~

2017年02月20日 | Sunday Song Book

2017年02月19日 夜 プレイリスト
「夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~」
1. 恋の会話 1 / 林京子 "SPECIAL PINK MOOD DELUXE" '68
2. JE T'AIME... MOI NON PLUS / JANE BIRKIN & SERGE GAINSBOURG '69
3. LOVE TO LOVE YOU BABY / DONNA SUMMER '75
4. ME & MY VIBRATOR / SUZIE SEACELL '79
5. 吐息のループ / 部長と桜子 '07
6. ドラマチック・ブルース / 應蘭芳 '71
7. BABY DOLL / プティ・マミ "GIRL FRIEND...BABY DOLL" '71
8. 愛の野球場 / スネークマンショー "死ぬのは嫌だ、怖い。戦争反対!" '81
9. ピエールとカトリーヌ / BLUE FILM "マンドラゴラ" '93
10. 新町 / 青森最後の詩人ひろやー "津軽曼荼羅" '08
11. LOVE WON'T LET ME WAIT / MAJOR HARRIS '75
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■内容の一部を抜粋
・夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~
2017年2月19日(日)午後11時から55分のプログラム。スポンサーはヤナセ自動車一社提供。

みなさん、こんばんは。ごきげんいかがでしょうか。山下達郎です。わたくし山下達郎いつも毎週日曜日の午後2時にですね、サンデー・ソングブックというレギュラー番組を担当しております。お陰様で今年の10月で25周年を数えております、JFNネットでも長寿番組の仲間入りをしております。毎週日曜午後2時、お昼は洋楽を中心としたいわゆるオールディーズ番組、古い曲をかける番組ですけれども。わたしのサンデー・ソングブックの人気企画のひとつといたしまして珍盤奇盤というのがあります。古今東西のへんてこなレコードをかけまくってお届けする、これもずいぶん長い(笑)、歴史がございます。それをやっておりますとですね、普段からですね、好評いただいておりますので、なんかというとそういう変なものを探す癖がついて、もう何十年もやっております。そんな中でですね、なかなか日曜日の午後にはですね、かけられないようなですね、危ないものがけっこう出てきます。さすがにですね、それを日曜日の真っ昼間に白昼堂々とご披露するには勇気がありませんのでですね。それがだんだんだんだん積み重なってきて量が溜まってきております。それをまぁ今回はですね、夜にやってしまおうという。昔から一度やってみたかった企画なんですが、題しまして「夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~」というですね、TOKYO FMをキーステーションといたしましてJFN全国38局ネットで今日は夜にサンデー・ソングブックをお届けしたいと思います。まぁ、いわゆる珍盤奇盤シリーズのですね、行き着く先といいましょうかですね、到達点...何が到達点(笑)。昔から一度やってみたかったんですが何ヶ月か前にスタッフと酒飲んでて、そういう話をしましたらプロデューサーのウエダくんが乗っちゃったんですね。で盛り上がりましてですね、今日はそういうヤバいやつをたっぷりとですね、お届けしたいと思います。まぁいわゆる、一言で申し上げるとHなやつですね。猥褻なやつ。ほとんどのものはもうお聴きいただくだけで説明が全くいらない音源でございますので、わたし途中で説明なんかしませんのでですね。一分一秒でも多くご堪能いただきたいと思います。とても日曜の午後には無理なものばかりでございます。でもですね、単にそういう猥褻なだけではおもしろくないんですね。一抹のシャレがないとですね。こういうものはおもしろくない。むか~しからそうしたまぁ下ネタとかですね、そういうような作品というのはですね、昔からたくさんあります。レコード文化の中でも'60年代、'70年代、今よりひじょうに規制が激しくて、まぁ放送禁止、発売禁止といわれるような自主規制も含めました放送審議委員会とか倫理委員会とかいろんなものがありますが、そういう規制が今より遥かに厳しかったので、逆に厳しければ厳しいほどですね、そうした間隙を縫ってあの手この手でいろんな作品が出ております。そんな中から選りすぐった今日は55分間をお届けしたいと思います。「夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~」。最高の選曲かどうかはわかりませんが(笑)、最高の音質で今晩もお届けいたします。こういう企画ですと赤坂泰彦さんとか伊集院光さんとかそういう方々がやってらっしゃいますが、そういう方々に負けずにですね、わたしもがんばって、桑田くんの「マンPのGスポット」に負けないようにですね(笑)、がんばってゆきたいと思います。なお、企画の性格上、radikoのタイムフリーにこの番組は該当しておりません(笑)。聴き直しができませんのでエアチェックの方、お急ぎください(笑)。それではお知らせに続きましてサンデー・ソングブック、「夜のサンデー・ソングブック ~珍盤奇盤 R-18~」たっぷりとお楽しみください。

前半が終了して。

'60年代にビクター・レコードから発売された『SPECIAL PINK MOOD DELUXE』といういわゆるムード・ミュージックのレコード。ムード・ミュージックの間に短いナレーションが入ってる。'60年代に大変人気があったナレーターの林京子さん。この頃はお色気路線で深夜放送で喋ってる方がたくさんいた。そういうお色気ナレーターの代表的存在の林京子さんの「恋の会話 1」。
1969年にフランスのジェーン・バーキンと当時の彼氏だったセルジュ・ゲンズブールの二人で展開される「JE T'AIME... MOI NON PLUS」。映画にもなってそのテーマ・ソングといってもいい。日本でも話題になったが当時は放送禁止だった。有線でしか聴けなかった。有線ではかかりまくっていた。
ドナ・サマーの1979年のデビュー・ヒット「LOVE TO LOVE YOU BABY」。12インチ・アルバム・ミックスの前半をピックアップ。
アメリカのライノ・レコードはこうした珍盤奇盤を出すのが大好きな会社。'80年代に出たコンピレーション『THE RHINO BROTHERS' GREATEST FLOPS』に入ってるスージー・シーセルという全然出自がわからない女性シンガーが歌ってる「ME & MY VIBRATOR」。
2007年に出たCDシングル「吐息のループ」は部長と桜子というクレジット。「部長は詳細不明であります。で、桜子という方は吉野桜子さんというですね、北海道生まれの血液型A型。よくありますね。歌手、そして一人の女性として常にときめいていた。ときめけよ(笑)。ようするに部長と社員の社内不倫でございますね。何も言えません(笑)」と達郎さん。
「ドラマチック・ブルース」は應蘭芳さん。女優で日本人と中国人のハーフ。1971年の作品で「大変によく考えられた一作」と達郎さん。

後半が終了して。

女優兼歌手の麻里圭子さんがプティ・マミという名前で1971年に発売したアルバム『GIRL FRIEND...BABY DOLL』から「BABY DOLL」。「これも傑作でありますね。とにかくダメとイヤしかないという。ちゃんとした音楽をバックでやっております。これはなかなか有名な作品。ここ数年で確かCD化されたかと思います」と達郎さん。
こうしたHネタの最高峰はスネークマンショー。桑原茂一さん率いるスネークマンショー。小林克也さん、伊武雅刀さんという錚々たるメンバーのブラックかつ過激なもの。1981年のアルバム『死ぬのは嫌だ、怖い。戦争反対!』から「愛の野球場」。女性の声は島津冴子さん。1974年のチーチ&チョンの『WEDDING ALBUM』に入ってる「CHAMPIONSHIP WRESTLING」が元ネタ。
ピエールとカトリーヌの「BLUE FILM」もスネークマン・ネタ。1993年のアルバム『マンドラゴラ』から。ピエールは松尾貴史さん、カトリーヌは声優の藤井千夏さん。
青森最後の詩人ひろやーの2008年のアルバム『津軽曼荼羅』に入ってる「新町」。プロデューサーのウエダさんが好きだと言っていたとか。
1975年のメジャー・ハリスの「LOVE WON'T LET ME WAIT」は全米ソウル・チャートNO.1。全米チャート6位の大ヒット・ソング。元デルフォニックスのシンガー。

番組の最後に。

「今日こんなのやっちゃったので来週はなんかすごく虚しい感じがするので来週の26日の昼間のサンデー・ソングブックは普通の珍盤奇盤やってみようかなぁなんて企画しておりますが、ちょっとまだわかりません。ツアーがはじまりますので(笑)、今リハーサルがはじまった頃で(笑)、それでこんなことやってもいいのか(笑)。すべてはプロデューサーのウエダくんの責任でございます。私には何の責任もございませんが。またお楽しみいただければ幸いでございます」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年02月26日は「昼間の珍盤奇盤」
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Sunday Song Book #1271

2017年02月19日 | Sunday Song Book

2017年02月19日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 愛を描いて -LET'S KISS THE SUN- / 山下達郎 '79
2. TWO DIVIDED BY LOVE / THE GRASS ROOTS '71
3. COME GO WITH ME / POCKETS '77
4. LOVE DON'T FEEL LIKE LOVE NO MORE / C.L.BLAST "I WANNA GET DOWN" '77
5. CRUISIN' / SMOKEY ROBINSON '80
6. TWIST & SHOUT / THE ISLEY BROTHERS '62
7. LOVE AT LAST / THE MODULATIONS "IT'S ROUGH OUT HERE" '75
8. FRAGILE / 山下達郎 "コージー" '98
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■内容の一部を抜粋
・近況
「東京は金曜日に春一番が吹きました。まだまだ全国的に北陸あたりは雪が大変でございますけれども、でも少しずつ春の気配がしてくる今日この頃であります」と達郎さん。ツアーのリハーサルがはじまったそうだ。まだリズム・セクションの5人だけだがスムーズに行ってるという。

・リクエスト特集
今週はリクエスト・カードがたくさん溜まってるので「リクエスト特集」。

・愛を描いて -LET'S KISS THE SUN-
「快晴の日には春の気配がしております。そんなときはこんな曲」と達郎さん。1979年のシングルで「愛を描いて -LET'S KISS THE SUN-」。

・TWO DIVIDED BY LOVE
ライヴのリハーサルがスタートして声を出しはじめてるので滑舌が少しよくなったとか。二週間ほど経つと声が嗄れてきたりするそうだ。
グラス・ルーツの1971年の「TWO DIVIDED BY LOVE」。邦題は「恋は二人のハーモニー」。

・COME GO WITH ME
ポケッツはボルチモア出身の8人組ヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。EW&Fのヴァーダイン・ホワイトのプロデュースで世に出たから、EW&Fの弟バンドと呼ばれたりした。1977年のデビュー・ヒットで全米ソウル・チャート17位、全米84位の「COME GO WITH ME」。

・LOVE DON'T FEEL LIKE LOVE NO MORE
C.L.ブラストは南部アラバマ生まれのサザン・ソウル・シンガー。昨年亡くなった。1977年のフレデリック・ナイト作曲・プロデュースによる「LOVE DON'T FEEL LIKE LOVE NO MORE」。

・CRUISIN'
リクエストは「私の生まれた1980年2月のヒット曲が聴きたい」というもの。達郎さんの選曲はスモーキー・ロビンソンの全米4位の「CRUISIN'」。達郎さんはカセットに入れてツアーのときに死ぬほど聴いたそうだ。

・“夜の”サンデー・ソングブック~珍盤奇盤 R-18~
今日2月19日は夜にも「サンデー・ソングブック」を放送する。はじめての出張プログラムで今夜11時からJFN38局ネット。『“夜の”サンデー・ソングブック~珍盤奇盤 R-18~』と題して番組おなじみの人気企画「珍盤奇盤」の大人版で、昼間の2時にはかけられない、ちょっとヤバイもの、お色気路線、いわゆるHものの「大人の」サンソン。「企画の性質上、radikoのタイムフリーは行いません。お子さまを寝かしつけでですね、なるべくヘッドフォンでリアルタイムでお聴きいただいたほうが波風立たなくてよろしいんじゃないかと思います。本日午後11時、23時からですね、全国38局ネット、JFNでお送り致します。“夜の”サンデー・ソングブック~珍盤奇盤 R-18~。お楽しみに」と達郎さん。来週は昼間の「珍盤奇盤」。急に思いついたのでアーカイヴを中心にとのこと。

・TWIST & SHOUT
1月22日の放送でフィル・スペクターがプロデュースしたトップ・ノーツの「TWIST & SHOUT」をオンエアしたが、ビートルズがカヴァーしたアイズリー・ブラザーズのヴァージョンにリクエストが来た。アイズリー・ブラザーズの出世作で1962年の全米17位の「TWIST & SHOUT」。来週の「珍盤奇盤」ではまた違う「TWIST & SHOUT」をオンエアする予定だとか。

・LOVE AT LAST
ザ・モジュレーションズの1975年のアルバム『IT'S ROUGH OUT HERE』はMFSBをバックにしてフィリー・サウンドで統一されている。その中から「LOVE AT LAST」。

・口内炎
リスナーからの「コンサートの本番前は唇を噛んでしまわないように何か気配りしてることはありますか?」という質問。
「あの〜ときどきあります。口内炎とかですね、やっぱり長丁場でやってますと。京都でものすごく口内炎が厳しくなったことがありまして、病院で治療を受けたんですけれども、ものすごく痛くてですね。それで本番前の5分前とか10分前に、さぁ、痛み止め飲もうかなって、でも痛み止め飲むとですね、まま喉にちょっと影響が来ることがありまして、まぁいいや痛かったらそのときに飲めゃいいやってステージ出ていったんですけれどね。あら不思議、痛みが止まるんですね。いわゆるアドレナリンというやつで。その日は全く何の痛みを感じずに本番終わりまして。終わったらなんか痛みが引いちゃったというかですね、なかなかすごいですね。人間の身体って不思議なものだなって、そういう思い出が昔あります」と達郎さん。

・FRAGILE
「寒い季節に聴きたくなります」というリクエスト。1998年のアルバム『COZY』から「FRAGILE」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
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2017年02月26日は「昼間の珍盤奇盤」
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Sunday Song Book #1270

2017年02月12日 | Sunday Song Book

2017年02月12日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. 愛してるって言えなくたって / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" "オーパス" '11
2. EXPRESSWAY TO YOUR HEART / THE SOUL SURVIVORS '67
3. (WHY DON'T YOU) GO AWAY / SOUL SURVIVORS "TAKE ANOTHER LOOK" '69
4. TEMPTATIONS 'BOUT TO GET ME / SOUL SURVIVORS '70
5. EVERYTHING'S CHANGING / SOUL SURVIVORS "SOUL SURVIVORS" '74
6. HOW LONG / BRANDYE "CROSSOVER TO BRANDYE" '79
7. THE GREATEST LOVE / JOE SOUTH "INTROSPECT" '68
8. OH WHAT A TIME / MAURICE & MAC '69
9. 人生の扉 / 竹内まりや "デニム" "エクスプレションズ" '09
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているという。いよいよ全国ツアーのリハーサルがスタートするそうだ。「譜面書きに勤しんでおる今日この頃でございます。今年はどういうセットにしようかといろいろと考えておりますけれども。もう9年目になります。ライヴ再開しましてですね。早いもので(笑)、還暦までがんばろうと思ったのが64歳までがんばっておりますのでですね。このままで行くといくつまでやれるかという感じでございますが(笑)。今年も全国49公演でございます。各地おじゃましますのでよろしくお願いします。まぁ、まだ一月以上ありますので(笑)、もうちょっと近づかないと駄目ですけれども。チケットの一般発売もはじまっております。よろしくお願いします」と達郎さん。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・棚からひとつかみ
今週はそんなわけで「棚からひとつかみ」。前半は毛色の変わった感じで、後半はここ半年くらいに出たCDの中から、あと思い付き。今週は脈絡がないけれどそういうようなほうがいいというリスナーもいるとか。

・愛してるって言えなくたって
この季節になるとリクエストが増える「愛してるって言えなくたって」が今週の一曲目。2011年3月9日発売のシングル。二日後に東日本大震災があったので不運なシングルだが達郎さんは結構気に入ってるという。

・EXPRESSWAY TO YOUR HEART
ザ・ソウル・サバイバーズは'60年代にニューヨークで活躍したバンド。フィラデルフィアのギャンブル&ハフがプロデュースしてヒットした曲が「EXPRESSWAY TO YOUR HEART」。1967年、全米R&BチャートNO.1。全米チャート4位。もともとドゥーワップをやっていた人たちがバンドに憧れて結成した。いわゆるブルー・アイド・ソウルのバンド。ニューヨークのブルー・アイド・ソウルといえばヤング・ラスカルズ。ヤング・ラスカルズと同じイタリア系の白人が歌っているのでテイストはひじょうに似ている。メンバーの一人、リッチー・イングウィはチャールズ・イングウィと兄弟で活動していたが、1月13日に亡くなったそうだ。番組の前半はソウル・サバイバーズの曲を集めて。

・(WHY DON'T YOU) GO AWAY
ソウル・サバイバーズの2作目のアルバムがアトコから出ていて長い間CD化されなかったが、2013年にワーナーミュジック・ジャパンでようやくCD化された。アルバム『TAKE ANOTHER LOOK』の中から「(WHY DON'T YOU) GO AWAY」。ギャンブル&ハフのプロデュース作品。

・TEMPTATIONS 'BOUT TO GET ME
ソウル・サバイバーズはデビュー・ヒットに匹敵するようなヒットに恵まれず低迷する。アトコを去る前の1970年にシカゴのナイト・ブラザーズという黒人のデュエットのカヴァー「TEMPTATIONS 'BOUT TO GET ME」をリリース。ラスカルズがアルバムでカヴァーしているので達郎さんはナイト・ブラザーズよりもラスカルズで知ってるという。ソウル・サバイバーズはシングル・オンリーで発売。かなりラスカルズを意識した活動をしていたという。

・EVERYTHING'S CHANGING
1974年にフィラデルフィア・インターナショナルのサブ・レーベル、TSOPから突如として出たアルバムが『SOUL SURVIVORS』。リード・ヴォーカルはリッチーとチャールズの兄弟で、バックはバジー・フィートン率いるフルムーンのメンバーとかラスカルズ近辺の人脈、キーボードはニール・ラーセン。この中から「EVERYTHING'S CHANGING」。リッチーとチャールズの声は判然としないところがあるけれどビデオを観たりすると高いほうがリッチーだという感じなのだとか。この後、一旦ペンキ職人になり、再結成してオールディーズ・ショウで歌っていた。前半はリッチー・イングウィを追悼してソウル・サバイバーズのミニ特集。

・デディケーションズ
ソウル・サバイバーズ以前にリッチーとチャールズが組んでいたドゥーワップ・グループのデディケーションズは'60年代の初期に活動していた。「そのデディケーションズの曲はいろいろあるんですけれど、この次のツアーのですね、お客さん入ってくる開演前のドゥーワップのテープの中に、デディケーションズ入ってますのでお探しください(笑)」と達郎さん。

・“夜の”サンデー・ソングブック~珍盤奇盤 R-18~
来週はリクエスト特集、再来週は恐怖の聴取率週間の予定。そして放送開始25年目にしてはじめての出張番組が決定した。来週2月19日、お昼午後2時にリクエスト特集、よる午後11時からも番組をオンエアすることになったとか。番組おなじみの企画「珍盤奇盤」の特集で、昼間の2時にはかけられない、かなりヤバイものが溜まってきていて、番組のプロデューサーのウエダさんとお酒を飲みながら話していたら、それを夜にやってみようかということになったそうだ。題して『“夜の”サンデー・ソングブック~珍盤奇盤 R-18~』。いわゆるお色気ネタで統一するという。2017年2月19日(日)23:00~23:55。「かなりすごいのでお子さまは寝かしつけてからお楽しみください。で、radikoのタイムフリーしません。オンエアでしかしません。あんなの昼間にタイムフリーで聴かれたら大変なので。本当はもっと、もうちょっと遅く夜の1時とか2時だといいんですけれども、あの、ウエダくんが調子乗って11時にやっちゃったんですよね。これ大丈夫かなというですね。でもプロデューサーが大丈夫だというんだから大丈夫なんですよね。僕は知りませんよ、だから。で、珍盤奇盤シリーズ25年のですね、このサンデー・ソングブックの珍盤奇盤の総力を結集しましてですね、珍盤奇盤 R-18 “夜の”サンデー・ソングブック。2月19日夜の11時からお楽しみください。昼間は地味にリクエスト特集でございます。来週は昼のサンソンと夜のサンソン豪華二本立てでございます。お楽しみに。へへへっ、大丈夫かなホントに。ウエダ・プロデューサー、大丈夫か?。うん、僕知らないもんねぇ」と達郎さん。

・長年愛用しているもの
リスナーから「達郎さん、長年愛用してるものはありますか?」という質問。
ミネルバのストップ・ウォッチだそうだ。CMで生活していた時代にCMで賞を獲ったときにCMの代理店の方から頂いたという。40年使っていて、数年前に壊れたときミネルバに修理に出してちゃんと戻ってきて今でも愛用しているとか。アナログのストップ・ウォッチなのでもうデジタルは使えないそうだ。その他は茶色のテレキャスで38年目。スタジオで使ってるラディックのタンバリンは40年。「これがないとできないのでケース別です」と達郎さん。

・HOW LONG
女性3人組の黒人ヴォーカル・グループ、ブランデイはベティ・ライトとか他の人のバック・コーラスで実績のある人たち。1979年のアルバム『CROSSOVER TO BRANDYE』が世界初CD化。この中からゼイン・グレイとレン・ロン・ハンクスのコンビによる作品「HOW LONG」。

・THE GREATEST LOVE
東芝がなくなってキャピトル・レーベルがユニバーサルに行ったのでキャピトル系のリイシューが行われている。達郎さんの好きなジョー・サウスが昨年の秋にリイシューされている。ジョー・サウスは2012年に亡くなってしまったがなかなか番組ではかけられないという。1968年のファースト・アルバム『INTROSPECT』から「THE GREATEST LOVE」。「THE GREATEST LOVE」はのちにアーロン・ネヴィルはじめ多くの人たちがカヴァーしているジョー・サウスの代表作。

・OH WHAT A TIME
シカゴのR&Bのデュオ、モーリス&マック。もともとはレイディアンズというシカゴのヴォーカル・グループから派生した。1969年のシングル「OH WHAT A TIME」。

・人生の扉
川崎市のリスナーからのリクエスト。電車の中で老夫婦が一台のiPadでイヤフォンを共有してまりやさんの「人生の扉」を聴いていたという。歌詞を表示するアプリを使っていたのでわかったという。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年02月19日は、「リクエスト特集」
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Sunday Song Book #1269

2017年02月05日 | Sunday Song Book

2017年02月05日プレイリスト
「『BIRTHDAY』で棚からひとつかみ」
1. WHEN I'M SIXTY-FOUR / THE BEATLES "SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND" '67
2. HAPPY BIRTHDAY, RUTHY BABY / McGUINNESS FLINT "HAPPY BIRTHDAY, RUTHY BABY" '71
3. HAPPY BIRTHDAY BOOGIE / LOUIS JORDAN '51
4. BABY'S BIRTHDAY / GUESS WHO '65
5. HAPPY BIRTHDAY JUST THE SAME / THE DOVELLS '64
6. HAPPY BIRTHDAY / KOKOMO "RISE & SHINE" '75
7. UNHAPPY BIRTHDAY / JANIE GRANT '61
8. HAPPY BIRTHDAY / THE KAC-TIES '63
9. BIRTHDAY SONG / CAROLE KING "LOVE MAKES THE WORLD" '01
10. HAPPY HAPPY GREETING / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
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■内容の一部を抜粋
・近況
そろそろライヴの準備が近づいてきて今週は譜面書きなんかをはじめるそうだ。
達郎さんは昨日2月4日で64歳になった。「来年が年金受給でございます。よく、ねぇ... ふふふ、何を言ってんだかホントに(笑)。でもまぁ今は六十代、昔と違って、私もそうですけれども周りの六十代もみんな若いのでまだまだですね... でも、それに乗じて老人というものを70いくつに引き上げようという、んなようなことを言っておりますが、アレはそれが目的ではないです。年金の支給を遅らそうとかですね、そういう魂胆でございます。役人の考える事よくわかりません。まぁ、そんなことどうでもいいんですけれども(笑)」と達郎さん。

・『BIRTHDAY』で棚からひとつかみ
今日は一日遅れになるが「『BIRTHDAY』で棚からひとつかみ」。数年前に一回やったことあるが誕生日、バースデイをテーマにした歌をまとめて、自分の誕生日にかこつけて『BIRTHDAY』で棚からひとつかみ。

・WHEN I'M SIXTY-FOUR
ビートルズの曲を番組でまともにかけるのは通算で何回目と数えられるほどだが、達郎さんが64歳になったので「WHEN I'M SIXTY-FOUR」をかけようと思ったとか。ポール・マッカートニーが64歳になったときに「まさかこの曲を作ったときには想像してなかったけれど、自分が64歳になったときに聴くのか」というようなことを発言していた。達郎さんがこの『SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』を聴いた1967年、中学三年で「64歳なんてどうなんのかな? うちのおじいちゃんぐらいの年齢でございます。それが自分の誕生日の次の日にこれをかけるようになるなんて(笑)。全くみんな長生きをするもの」と達郎さん。ポール・マッカートニーがビートルズのデビュー前に作ったという話が伝わっている。オールドタイム・ミュージック、グッドタイム・ミュージック好みのマッカートニーらしい一作。

・HAPPY BIRTHDAY, RUTHY BABY
マグニネス・フリントは'60年代にイギリスで活躍した5人組のバンド。この当時のイギリスはアメリカのルーツ・ミュージックに近づこうとした動きが盛んでいろんなグループが泥臭いサウンドを志向していた。マグニス・フリントはマンフレッド・マンから派生してギャラガー&ライルに移行する端境期のムーブメントで日本でも人気があった。1971年のセカンド・アルバムからタイトル・ソングの「HAPPY BIRTHDAY, RUTHY BABY」。

・HAPPY BIRTHDAY BOOGIE
次はジャンプ・ミュージック。ジャンプ・ミュージックといえばルイ・ジョーダン。'50年代に一世を風靡したダンス・ミュージックの大御所。サックス・プレイヤーでヴォーカリスト、バンド・リーダーでもある。1951年の作品で「HAPPY BIRTHDAY BOOGIE」。

・BABY'S BIRTHDAY
ゲス・フーの1965年の「BABY'S BIRTHDAY」はアデル&ゲルドの作品「HURTING EACH OTHER」のB面。当時のリーダー、チャド・アランの作品。「この時代のフォーク・ロックの雰囲気がよく出ております」と達郎さん。

・HAPPY BIRTHDAY JUST THE SAME
ダベルズはフィラデルフィアの4人組のヴォーカル・グループ。リード・ヴォーカルのレン・バリーは後にソロになりたくさんヒット曲を出した。1964年の「HAPPY BIRTHDAY JUST THE SAME」はダベルズの最末期の作品でこの頃はもうレン・バリーがいなくて3人組になっていた。明らかにビーチボーイズの「SURFER GIRL」を意識して作られた曲だがよくできている。

・HAPPY BIRTHDAY
ココモはイギリスのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。いわゆるフュージョン系で日本で大変人気がある。1975年のセカンド・アルバム『RISE & SHINE』から「HAPPY BIRTHDAY」。

・UNHAPPY BIRTHDAY
ニュージャージー出身のアイドル・シンガー、ジェイニー・グラントの1961年の「UNHAPPY BIRTHDAY」は失恋の歌なのでアンハッピーになっている。

・HAPPY BIRTHDAY
ニューヨークはブルックリンのドゥーワップ・グループ、ザ・カク・タイズの1963年の「HAPPY BIRTHDAY」。

・BIRTHDAY SONG
キャロル・キングの2001年のアルバム『LOVE MAKES THE WORLD』から「BIRTHDAY SONG」。

ディレクターのヤマギシさんから来年2018年の2月4日は日曜日だという情報。
「間抜け(笑)。なんだよ、それ。スイマセン、来年はやりません、できません(笑)、ネタこんだけ仕込むとですね。なんだよ。がんばってまた探そうかな、しょうがないな。はーおもしろくねぇ」と達郎さん。

・HAPPY HAPPY GREETING
2002年のアルバム『RARITIES』から「HAPPY HAPPY GREETING」。

・番組の終わりに
「週間予報を見てみますとまだまだ寒い日が続くようであります。インフルエンザは警報になりましたし風邪も流行っております。みなさまお身体くれぐれもお大事に」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年02月12日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1268

2017年01月29日 | Sunday Song Book

2017年01月29日プレイリスト
「『NUGGETS』で棚からひとつかみ」
1. アトムの子 / 山下達郎 "アルチザン" "オーパス" '91
2. I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT) / THE ELECTRIC PRUNES '66
3. DIRTY WATER / THE STANDELLS '66
4. RESPECT / THE VAGRANTS '67
5. PUSHIN' TOO HARD / THE SEEDS '67
6. PSYCHOTIC REACTION / COUNT FIVE '66
7. SOMEONE TO LOVE / THE GREAT!! SOCIETY!! '66
8. 7 AND 7 IS / LOVE '66
9. SEARCHIN' IN THE WILDERNESS / ALLEN POUND'S GET RICH '66
10. ACTION WOMAN / THE LITTER '67
11. I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT) [LIVE] / THE ELECTRIC PRUNES "STOCKHOLM '67"
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■内容の一部を抜粋
・近況
全国ツアーのリハーサルが2月の中頃からはじまるそうだ。
「PERFORMANCE 2017」は3月18日(土)の千葉県市川市文化会館を皮切りに全49公演の予定。チケットの一般発売は2月4日(土)、午後12時より。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

「昔と違いましてですね、私のリスナーの方もですね、特にライヴ来られる方、四十代、五十代、六十代、だんだんお年を召していらっしゃいまして、みなさん余裕が出てきましたので、じゃあ旅行がてらに金沢に行ってみようかとか、そういう方がたくさんいらっしゃいます。従いまして全国どこに行っても(笑)、昔はローカル色が割りと豊かだったんですけれども、最近はそうした旅行がてらの方が多いのでですね、あまり東京とか大阪と変わらないノリになってきたりしますが。それもまぁまた、楽しい感じでございますので、そろそろライヴの準備がはじまる頃でございます」と達郎さん。

ツアーのリハーサルがはじまって、ツアーがはじまると番組はリクエスト、「棚からひとつかみ」で終止することになりそうだとか。

・『NUGGETS』で棚からひとつかみ
日本が最後のCDの国になりつつあるので、断末魔の灯火、あるいは最後のあがきのように、最近はオールディーズもののCDがたくさん出るようになったという。昨年の年末12月21日にワーナーから「NUGGETS(ナゲッツ)」というシリーズが発売された。1960年代後期のいわゆるサイケデリック、ガレージ・ミュージックのコンピレーション『NUGGETS』。エレクトラ・レーベルが1972年に『NUGGETS』というアルバムを発売。当初は話題にならなかったが、パンク・ムーブメントと呼応して、パンク、ニュー・ウェーブの時代に'60年代のガレージ・ミュージックの聖典とも呼ぶべき存在になった。アメリカではひじょうに有名なカタログだがレーベルを飛び越えたコンピレーションのために今まで日本盤が出たことは一度もない。アメリカではライノが'90年代の終りに『NUGGETS』のボックスを作ったが、日本では今回が初CD化。それに便乗して日本独自編集の『NUGGETS 2』と『NUGGETS 3』というコンピレーション共々3枚同時に発売された。サンデー・ソングブックではこうしたパンキッシュな音楽はあまりかけないが、たぶんもう二度とCDにならないと思われるので、特に日本盤で発売されるのはこれが最初で最後という感じがするので、今週は『NUGGETS』で棚からひとつかみ。

・アトムの子
ご自身のお子さんが中学受験するというリスナーから「一生懸命がんばってる子どもを応援したいので」とお子さんが好きな「アトムの子」にリクエスト。

『NUGGETS』は1972年にパティ・スミスのギタリスト、レニー・ケイが編んだコンピレーションでエレクトラ・レーベルから発売された。'80年代には'60年代のガレージ、サイケの聖典とも言われて続編が続々と出たけれど、日本ではレーベルを超えていたので日本盤が作られなかった。この度、ワーナーミュージック・ジャパンから『オリジナル・ナゲッツ』というタイトルでリリース。日本だけ独自に『NUGGETS 2』と『NUGGETS 3』というコンピレーションも同時に発売された。ほとんどが1966年、1967年の曲でサイケ、ガレージといってもヒット曲が中心でカルト・ミュージックではないそうだ。

・I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT)
エレクトリック・プルーンズはシアトル出身のグループ。トレモロとサイケ・サウンドで人気が出た。「I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT)」は1967年初頭全米11位のデビュー・ヒット。邦題は「今夜は眠れない」。達郎さんが中学二年から三年にかけての曲なのでほとんどリアル・タイムで聴いているという。FENを聴きはじめた頃でFENでしょっちゅうかかっていたそうだ。

・DIRTY WATER
1966年全米11位の「DIRTY WATER」ガレージ・ミュージックとして有名なもの。ザ・スタンデルズはロサンジェルスの4人組。ビートルズをはじめとするブリティッシュ・インベージョンの波に呼応してアメリカの音楽もそうした匂いが出てきた。「イントロだけ聴くとヴァン・モリソンかなという、ゼムとかストーンズとかそういう匂いがします」と達郎さん。

・RESPECT
ニューヨークのザ・ヴェイグランツは後にマウンテンで有名になるレスリー・ウェストが参加していたグループとして知られている。1967年の「RESPECT」はオーティス・レディングの作品でアレサ・フランクリンのヒット曲として知られているが、その一月か二月前のシングルでせこちらはヒットしなかった。達郎さんは『NUGGETS』に入ってるので知ったとか。当時日本盤は出なかったという。「なんだこれラスカルズじゃないか」と達郎さんは当時思ったという。アトランティックから出てるのでアトランティックにラスカルズはふたつもいらないと思われたのか演奏力はあるのに不運だった。

・PUSHIN' TOO HARD
ロサンジェルスのシーズは達郎さんの好きなグループ。1967年、全米36位の「PUSHIN' TOO HARD」。「スカイ・サクソンのちりめんがかったなんともいえない声に、いわゆる2コード・ミュージックで延々いくのがたまんない」と達郎さん。

・PSYCHOTIC REACTION
サン・ホセのグループ、カウント・ファイブの1966年、全米5位「PSYCHOTIC REACTION」。サン・ホセから一歩も出なかった学生バンドに毛が生えた様な一発屋のグループ。ラジオでヒットして一発当てた、サイケ、ガレージものでは当時たいへん有名な曲。

前半は『オリジナル・ナゲッツ』から。ここからの後半は日本独自編集の『NUGGETS 2』と『NUGGETS 3』から。

・SOMEONE TO LOVE
ザ・グレート!! ソサエティー!! はサンフランシスコのグループ。後にジェファーソン・エアプレインで活躍するグレイス・スリックが所属していたグループとして知られている。ジェファーソン・エアプレインの出世作「SOMEBODY TO LOVE」の元のヴァージョン、1966年のレコーディングで「SOMEONE TO LOVE」。

・7 AND 7 IS
ラヴはロサンジェルスのグループ。1966年、全米33位の「7 AND 7 IS」。「ラヴのこれが最高傑作だと思います」と達郎さん。達郎さんは23歳のときに「オールナイトニッポン」の2部でこの曲をかけてプロデューサーに怒られたという。

・SEARCHIN' IN THE WILDERNESS
UKのアラン・パウンズ・ゲット・リッチは資料があまりなくヨークシャあたりのグループとしかわからないとか。1966年のレコーディングで「SEARCHIN' IN THE WILDERNESS」。曲をかけ終えて。「うるせー(笑)。すごい。珍盤奇盤一歩手前だな、これ」と達郎さん。

・ACTION WOMAN
ザ・リッターはミネアポリスのグループ。1967年の「ACTION WOMAN」は番組でお世話になってる広島のCOOL HANDというレコード・ショップの竹内さんのリクエスト。

・I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT) [LIVE]
1曲めにかけたエレクトリック・プルーンズの「I HAD TOO MUCH DREAM (LAST NIGHT)」のライヴ・ヴァージョン。1967年12月14日、スウェーデンのストックホルムでラジオ番組用のライヴ・レコーディング。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年02月05日は「『BIRTHDAY』で棚からひとつかみ」
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Sunday Song Book #1267

2017年01月22日 | Sunday Song Book

2017年01月22日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. ずっと一緒さ / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" "オーパス" '08
2. ANDREA / THE SUNRAYS '66
3. MUSTANG SALLY / WILSON PICKETT '66
4. LOTTA LOVE / NICOLETTE LARSON '78
5. IF ONLY YOU KNEW / PATTI LABELLE '83
6. WILL YOU LOVE ME TOMORROW / THE SHIRELLES '60
7. TWIST & SHOUT / THE TOP NOTES '61
8. ALL DAY MUSIC / WAR '71
9. LOVE CAN GO THE DISTANCE / 山下達郎 '99
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■内容の一部を抜粋
・近況
年末から年始にかけて新曲の曲書き、歌詞書き、歌入れで正月はあまり気持ちの余裕がなかったけれど、ようやく一段落して、二三日大阪に行って文楽を観たという。今週から新曲の仕上げと、また新しい曲をやりたいとのこと。全国ツアーのリハーサルが来月からはじまるので、それまでに何曲かできればと考えつつやってるそうだ。

・リクエスト特集
年末恒例リクエスト特集のフォロー・アップと考えていたが、ここ数年、ツアーがあったため年末の大掃除ができず、3年ぶりに大掃除をしたら、そのどさくさに紛れて整理してあったリクエスト・カードを一山なくしたという。音源が揃っているものの誰からのリクエストかわからないものもあり、予定通りではないが、それでも「リクエスト特集」には変わりがありません、と達郎さん。

・ずっと一緒さ
2008年のシングル「ずっと一緒さ」は"冬はもうすぐ終わるよ"という歌詞があるのでこの時期になるとリクエストが多くなるそうだ。

・ANDREA
ビーチボーイズの弟バンドと言われるサンレイズ。プロデューサーはブライアン、カール、デニスのお父さん、マレー・ウィルソン。男性5人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。リーダーで曲を書いてるリック・ヘンは大変才能のある人。1966年のセカンド・ヒット「ANDREA」は全米チャート41位。

・MUSTANG SALLY
ウィルソン・ピケットの1967年、R&Bチャート6位、全米チャート23位の「MUSTANG SALLY」は、チャートとしてはスマッシュ・ヒットだが、たくさんのカヴァーがあるスタンダード。曲をかけ終えて。「ロジャー・ホーキンスの素晴らしいドラム」と達郎さん。

・LOTTA LOVE
ニコレット・ラーソンの「LOTTA LOVE」はニール・ヤングの作曲で1978年のベスト10ヒット。ニコレット・ラーソンの代表曲の一曲で邦題は「溢れる愛」。

・IF ONLY YOU KNEW
パティ・ラベルの1983年の「IF ONLY YOU KNEW」はソウル・チャートで4週連続1位。全米チャートは46位。達郎さんは1983年頃は毎年ニューヨークに行っていて、朝から晩までこの曲がかかっていた記憶があるそうだ。「フィラデルフィア・サウンドのエコーがしております」と達郎さん。

・NUGGETS特集
昨年の年末にワーナーから「NUGGETS(ナゲッツ)」というシリーズが発売された。1960年代後期のいわゆるサイケ・エラ、サイケ、ガレージ・ミュージックのコンピレーション『NUGGETS』。パティ・スミスのギタリスト、レニー・ケイがまだレコード・ショップで働いていた頃に考えて、エレクトラから『NUGGETS』というアルバムを発売。当初は話題にならなかったが10年、20年経つうちにこれが'60年代、ガレージ・ミュージック、サイケ、パンクといったものの原点の音楽と呼ばれるようになった。アメリカではひじょうに有名なカタログだがレーベルがクロスオーバーしてるために今まで日本盤が出たことは一度もない。そのオリジナル『NUGGETS』と呼ばれる1972年のオリジナル・ヴァージョンがワーナーミュージック・ジャパンから日本初CD化された。それに呼応して『NUGGETS 2』と『NUGGETS 3』という日本独自のコンピレーションが昨年の12月に発売された。この3枚を来週駆け足で紹介する予定。

・BLESSINGS
宮里陽太さんが11月にライヴ・アルバムをリリースしたが、早くも3月15日に3枚めとなるオリジナル・アルバム『BLESSINGS』を発売する。今回は全曲本人の作曲によるアルバム。全12曲中4曲がL.A.録音で、その他8曲は日本で一緒にライヴを回ったメンバーと11月に録音。詳しくはワーナーのサイトにて。
http://wmg.jp/artist/miyazatoyota/

・WILL YOU LOVE ME TOMORROW
ガール・グループの代表的なグループ、ザ・シュレルズの「WILL YOU LOVE ME TOMORROW」は1961年に2週連続してチャートNO.1。キャロル・キングとジェリー・ゴフィンの作品で、達郎さんも『ON THE STREET CORNER』でカヴァーしている。

・TWIST & SHOUT
ビートルズの映画を観て「TWIST & SHOUT」が気になったリスナーからのお便り。「ウィキペディアで調べたらアイズリー・ブラザーズがオリジナルではないと書いてあり、オリジナルが聴きたくなったので是非お願いします。達郎さんはビートルズの映画観ましたか?」。「観ましたよ(笑)」と達郎さん。「TWIST & SHOUT」はバート・バーンズが曲を書いた。1961年にトップ・ノーツという黒人ヴォーカル・グループが最初にレコーディング。プロデュースしたのは若きフィル・スペクター。曲を書いたバート・バーンズやアトランティックのエグゼクティブのジェリー・ウェクスラーは、そのときのフィル・スペクターのオーバー・プロデュースぶりを口を極めて罵ってる記録が残っている。バート・バーンズは自分の曲を台無しにされたと発奮して、自らアイズリー・ブラザーズのプロデュースを行い、これが「TWIST & SHOUT」の最初のヒットになった。ビートルズはこのヴァージョンをもとにしてじぶんたちの「TWIST & SHOUT」を演奏している。その逸話を知りトップ・ノーツのヴァージョンを聴くとフィル・スペクターが相当いじくったなという感じがします、と達郎さん。プロデュースはスペクターだが、アレンジャーはなんとテディ・ランダッツォ。ニューヨーク録音。

・ALL DAY MUSIC
ウォーの1971年の最初期のヒット曲でソウル・チャート16位、全米チャート35位の「ALL DAY MUSIC」。

・LOVE CAN GO THE DISTANCE
「寒い季節なのでこの一曲」と達郎さん。1999年の「LOVE CAN GO THE DISTANCE」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
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2017年01月29日は「『NUGGETS』で棚からひとつかみ」
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Sunday Song Book #1266

2017年01月15日 | Sunday Song Book

2017年01月15日プレイリスト
「『酉(CHICKEN)』で棚からひとつかみ」
1. ヘロン / 山下達郎 "コージー" "オーパス" '98
2. CHICKEN BONE BONE / THE MANHATTAN TRANSFER "JUNKIN'" '71
3. CHICKEN / QUICKSILVER "COMIN' THRU" '72
4. CHICKEN PICKIN' / DON RICH & THE BUCKAROOS '67
5. 17TH CENTURY CHIKEN PICKIN' / IMPELLITTERI "SCREAMING SYMPHONY" '96
6. FUNKY CHICKEN PART 1/ WILLIE HENDERSON '70
7. CHICKEN SHACK / IKE & TINA TURNER "THE SOUL OF IKE & TINA" '65
8. CHICKEN OF THE SEA / THE GO-GO'S '64
9. THE CHICKEN / JAMES BROWN "THE POPCORN" '69
10. バードメン / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT "CHICKEN ZOMBIES" '97
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■内容の一部を抜粋
・近況
寒波が全国的に襲来している。「天気予報を見ると暴風雪、新潟とか金沢、すごいです。また雪がたくさん降るところがございます。お見舞い申し上げます。寒いですのでインフルエンザも流行っております。お身体、みなさま、くれぐれもお大事に」と達郎さん。新曲のレコーディングはほぼ終わり、あとちょっと細かいダビングが待っているという。もう一曲録ろうと思って曲のアレンジの打ち込みをしているところだそうだ。

・『酉(CHICKEN)』で棚からひとつかみ
先週に引き続いて「『酉(CHICKEN)』で棚からひとつかみ」パート2。

・ヘロン
達郎さんの曲でトリ絡みの曲は「チキン」でなければある。ヘロンは鷺(サギ)のこと。リクエストもたくさん届いてるとか。

・CHICKEN BONE BONE
マンハッタン・トランスファーの1971年の実質的なデビュー・アルバムの1曲目で「CHICKEN BONE BONE」。マンハッタン・トランスファーは1975年にブレイクしたので達郎さんはリイシューで聴いたという。

・CHICKEN
サンフランシスコのクイックシルバー・メッセンジャー・サービス。1972年の最終オリジナル・アルバム『COMIN' THRU』に収録された「CHICKEN」。ディノ・ヴァレンティノの趣味でトラッドをアレンジしたもの。昔録ってた曲にブラスとかをかぶせて最終アルバムなので契約を全うするために作られたと思われる。ゲイリー・ダンカンの演奏がいい味出している。1972年にはグループの名前もクイックシルバーと短くなっている。

・CHICKEN PICKIN'
カントリーではギターの奏法でチキン・ピッキンというのがある。そのチキン・ピッキンの代表的なインスト曲。弾いてるのはビートルズの「ACT NATURALLY」のオリジナルで知られるバック・オーウェンズというカントリー・シンガーのバック・バンド、バッカルースのリード・ギタリストのドン・リッチ。チキン・ピッキンの代表的な奏者。1967年のドン・リッチ&バッカルースの「CHICKEN PICKIN'」。

・17TH CENTURY CHICKEN PICKIN'
アメリカのチキン・ピッキンはいろんなところに普及していて次の曲はハード・ロック。クリス・インペリテリは世界最速のギタリストと謳われている。1996年のアルバム『SCREAMING SYMPHONY』に収録された「17TH CENTURY CHICKEN PICKIN'」はカントリー・フレーバーを意識してつけたタイトル。

・FUNKY CHICKEN PART 1
ウィリー・ヘンダーソンはバリトン・サックス奏者。シカゴのプランズウィック・レコードのプロデューサー。タイロン・デイヴィスのヒット曲の大部分を手がけている。ウィリー・ヘンダーソン&ザ・ソウル・エクスプロージョンズの「FUNKY CHICKEN PART 1 」は1970年、ソウル・チャート22位、全米チャート91位。ウィリー・ヘンダーソンとトムトム(トーマス・ワシントン)とカール・デイヴィスの三者の共作。

・リクエスト特集
来週は年忘れリクエスト大会で紹介しきれなかったリクエスト・カードから「リクエスト特集」。

・CHICKEN SHACK
アイク&ティナ・ターナーの1965年のアルバム『THE SOUL OF IKE & TINA』に入ってる「CHICKEN SHACK」。「ティナ・ターナーは歌上手いですねぇ。真に上手い人です」と達郎さん。

・CHICKEN OF THE SEA
'60年代中期に何枚かシングルを出したグループ、ゴーゴーズ。男性3人組のウェスト・コーストのグループでベリンダ・カーライルのいたグループではない。「CHICKEN OF THE SEA」は日本ではビクターが結構プッシュしたので割りと有名な曲。「CHICKEN OF THE SEA」というのはカナヅチ、泳げない人という意味だとか。未CD化なので達郎さんの持ってるアナログ盤から。アレンジはペリー・ボトキン・ジュニア。

・THE CHICKEN
ジェームス・ブラウンの1969年のアルバム『THE POPCORN』から「THE CHICKEN」。「THE CHICKEN」は人気の高い曲でジャコ・パストリアスとかカヴァーがたくさんある。

・バードメン
ミシェル・ガン・エレファントの「バードメン」。1997年のアルバム『CHICKEN ZOMBIES』から。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年01月22日は「リクエスト特集」
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Sunday Song Book #1265

2017年01月08日 | Sunday Song Book

2017年01月08日プレイリスト
「『トリ(チキン)』で棚からひとつかみ」
1. ドーナツ・ソング / 山下達郎 "コージー" "オーパス" '98
2. CHICKEN LITTLE / PICO PETE '56
3. CHICKEN SHACK BOOGIE / AMOS MILBURN '48
4. CHICKEN STRUT / THE METERS '70
5. DIXIE CHICKEN / LITTLE FEET "DIXIE CHICKEN" '73
6. DO THE FUNKY CHICKEN / RUFUS THOMAS '70
7. CRAZY CHICKEN / GRAHAM CENTRAL STATION "NOW DO U WANTA DANCE" '77
8. CHICKEN SOUP WITH RICE / CAROLE KING "REALLY ROSIE" '75
9. CHICKEN CHOW MEIN / B.BUMBLE & THE STINGERS '63
10. 鶏肌(チキンスキン) / 忌野清志郎 LITTLE SCREAMING REVUE "RAINBOW CAFE" '98
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■内容の一部を抜粋
・近況
明日1月9日は成人の日。「成人のみなさま、おめでとうございます。なかなか厳しい時代ですけれども、僕が成人した時代もそんなにいい時代でもなかったんですよね。ですので立派にドロップ・アウトしてミュージシャンになりましたが。その時代、その時代にいいことも悪いこともあります。今のメディアは何かというと、ネガティブなネガティブな未来を想起しますが、そういうのを少しでも若い力で切り開いて行ってもらいたいと思います」と達郎さん。

・『トリ(チキン)』で棚からひとつかみ
今年は酉年なので鳥にちなんで「『トリ(チキン)』で棚からひとつかみ」。十二支(の干支)の酉はニワトリなので、単に「トリ」と言ってはじめると際限なく広がるので、今日は「トリ(チキン)」しばりで棚からひとつかみ。「ケンタッキーのまわし者かそういう感じもいたしますが」と達郎さん。英語で「チキン」というと臆病者というニュアンスがあるし、「チキン」というダンスが流行った時代もあり、ロックンロールではチキンというギターの奏法もある。いろいろなファクターがあるので今回は大ロックンロール、大ファンク大会。

・ドーナツ・ソング
達郎さんとまりやさんの楽曲に「トリ」の曲はないのであたまは違う曲でとのこと。昨年のリクエスト大会の中から「ドーナツ・ソング」。リクエストしたリスナーは「一年間がんばったご褒美にドーナツを買いに行きます。達郎さんはドーナツ好きですか?」という質問。「再三申しておりますが実家がパン屋でございましたので(笑)、甘いものがダメなんですが(笑)。ですから割りと甘みの少ない普通のプレーンなやつ、何だいそれ」と達郎さん。

・CHICKEN LITTLE
ピコ・ピートはどこの誰かは全然わからない。シングルは1956年の「CHICKEN LITTLE」一枚だけしかない。リトル・リチャードのクローンでカリフォルニアのインディ・レーベル、ジェットから出ている。

・CHICKEN SHACK BOOGIE
チキンというタイトルが付いた曲で代表的なのがジャンプ・ブルースの大家、エイモス・ミルバーンの出世作1948年の「CHICKEN SHACK BOOGIE」。R&BチャートでNO.1を5週間も続けた。「チキンシャック」というのは鳥小屋とかそういうような意味。ドラムはアール・パーマーで今日オンエアしたのはイギリスのエースから出ているアール・パーマーのコンピレーションから。そのコンピには「CHICKEN SHACK BOOGIE」が1956年だとクレジットされているので、ひょっとしたらリレコかもしれないと達郎さん。

・CHICKEN STRUT
ニューオリンズに飛んでザ・ミーターズ。1970年、R&Bチャート11位、全米50位の「CHICKEN STRUT」。大瀧詠一さんが影響を受けた一曲。

・餅
神戸市のリスナーからの質問で「山下家のお餅は切り餅、丸餅どちら?」。
「東京の人間なので角餅です。角餅にすまし汁、三葉をふって。それとうちの母親が仙台なので、自己流のにんじんの切り干し、細切れそういうのを入れておりましたが」と達郎さん。

・DIXIE CHICKEN
リトル・フィートの1973年の代表的なアルバム『DIXIE CHICKEN』(達郎さんはリトル・フィートのアルバムの中でいちばん好きなのだとか)からタイトル・ソング「DIXIE CHICKEN」。

・DO THE FUNKY CHICKEN
ニューオリンズ・フレーバーの曲が2曲続いたあとはメンフィス。メンフィスのR&B界の重鎮、ルーファス・トーマス。シンガー、ソングライター、DJとしても大変な実績のある人。彼の代表作でチキンというダンスを扱った曲で「DO THE FUNKY CHICKEN」。1970年、R&Bチャート5位、全米28位。

・名画座
リスナーから「達郎さんがお好きな名画座はありますか?」という質問。
達郎さんは予備校さぼって映画ばかり観てた時代があったとか。「私は池袋の生まれ育ちなので名画座といえば文芸座、文芸地下ですが。文芸座、文芸地下、飯田橋の佳作座、渋谷の前線座、新宿の武蔵野館、京王名画座と回ればこれで一週間経ってしまいますね。その時代に(笑)、死ぬほど映画が観られましたのは本当に後のミュージシャン生活にどれだけ(笑)、プラスになってるかというそういう感じでございますが」と達郎さん。

・ワイヤレス
リスナーから「達郎さんはライヴでワイヤレスを採用されてませんが、音質等のこだわりの理由があればご享受ください」というお便り。
「私はアリーナのツアーをやらないのでホールのツアーしかやりませんので、100%ワイヤードです。うちのバンドは伊藤広規、佐橋佳幸、ホール・ツアーに関して全員ワイヤードです。シンセも全てワイヤードです。ワイヤレスはだいぶ音が良くなってきましたが、きちっとしたケーブルのワイヤードにはまだ敵いません。音質の問題です。ワイヤレスP.A.なんて絶対やめてほしいって言ってますが。ヘッドフォンももちろんワイヤードです。古い人間なので別に何と言われても関係ありません。死ぬまでそれでやります」と達郎さん。

・CRAZY CHICKEN
今度はファンクもの。グラハム・セントラル・ステーションの1977年の『NOW DO U WANTA DANCE』のB面の1曲目に入ってる「CRAZY CHICKEN」。
曲をかけ終えて。「世の中でいちばん暑苦しい音楽のひとつでありますグラハム・セントラル・ステーション。グラハム率いる...亡くなってしまいましたね。(中略)冬だからまだ温まりますけれど夏の最中にこれ聴こうものならドテラ着て鍋焼きうどん食ってるようなそういう心持ちにさせられます」と達郎さん。

・CHICKEN SOUP WITH RICE
キャロル・キングが1975年にテレビ・アニメのために曲を書き下ろした。絵本作家のモーリス・センダックという人の共同作業でCBSのアニメ・スペシャル番組で放映されたと資料には書いてある。日本題は『おしゃまなロージー』(原題『REALLY ROSIE』)に入ってるライス入チキン・スープ、「CHICKEN SOUP WITH RICE」。

・CHICKEN CHOW MEIN
B.バンブル&ザ・スティンガーズの1963年の「CHICKEN CHOW MEIN」。要するに鳥焼きそば(笑)。この人はクラシックを換骨奪胎するので有名。エマーソン、レイク&パーマーの「NUT ROCKER」はB.バンブル&ザ・スティンガーズのアレンジを土台にしている。「CHICKEN CHOW MEIN」はビゼーの「カルメン」のメロディーだが、それがなぜ「CHICKEN CHOW MEIN」なのかわからない。

・鶏肌(チキンスキン)
邦楽で「トリ」を探したけれどほとんどなかったそうだ。忌野清志郎リトル・スクリーミング・レビューの1998年のアルバム『RAINBOW CAFE』から「鶏肌(チキンスキン)」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年01月15日は引き続き、酉年にちなんで「『トリ(チキン)』で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1264

2017年01月01日 | Sunday Song Book

2017年01月01日プレイリスト
「『新年』で棚からひとつかみ」
1. ROCK'N'ROLL お年玉 / 大瀧詠一 "ナイアガラ・カレンダー" '77
2. FUNKY NEW YEAR / EAGLES '78
3. HAPPY NEW YEAR BABY / JOHNNY OTIS '47
4. HAPPY NEW YEAR / BEVERLEY '66
5. AFTER NEW YEAR'S EVE / THE HEARTBEATS '58
6. A LONELY NEW YEAR / BARBARA CHANDLER '64
7. NEW YEAR'S RESOLUTION / OTIS REDDING & CARLA THOMAS "KING & QUEEN" '67
8. 春よ来い / はっぴいえんど "はっぴいえんど" '70
9. HAPPY HAPPY GREETING / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は今年の十月で満25周年を迎える。

・『新年』で棚からひとつかみ
この24年間「新年」の特集をしたことがないので「お正月」、「ニュー・イヤー」にちなんで「『新年』で棚からひとつかみ」。

・ROCK'N'ROLL お年玉
大瀧詠一さんが亡くなってもう三年が経ってしまった。毎年新年の恒例だった「新春放談」ができないのは残念だと達郎さん。新春放談は四半世紀続けたのであのような会話のキャッチボールは他の人ではできないんだと話す。1977年の暮れに発売された『ナイアガラ・カレンダー '78』に収録された「ROCK'N'ROLL お年玉」。新春放談の一曲目はいつもこの曲だった。

・FUNKY NEW YEAR
イーグルスの1978年のシングル「PLEASE COME HOME FOR CHRISTMAS」のB面「FUNKY NEW YEAR」。オリジナル曲でイーグルスにしては珍しくファンクな楽曲。大晦日のパーティーで飲みすぎて頭が回らない情けない歌。

・HAPPY NEW YEAR BABY
ジャンプ・ミュージック、ブルース、R&Bの大御所ジョニー・オーティスの1947年の作品で「HAPPY NEW YEAR BABY」。ジョニー・オーティス&ヒズ・オーケストラというクレシジット。途中出てくる女性はキャシー・クーパーというシンガー。

・HAPPY NEW YEAR
「HAPPY NEW YEAR」というと達郎さんが昔から探してるシングルがあって、イギリスのベバリーという、ベバリー・マーティンという女性のシンガーでフォーク系で有名な人。旦那さんと二人でシンガー・ソングライターとして活動していたこともあった。途中リタイアしたこともあったが今でも現役で歌っている。この人のデビュー曲、1966年のレコーディングでデラニー・レーベルの第一弾のシングル「HAPPY NEW YEAR」。カセットしか持ってなかったそうだが、この曲はランディ・ニューマンの曲で、イギリスのエース・レーベルから先日、ランディ・ニューマンの初期の作品がCD化されて収録。バックはジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ニッキー・ホプキンス、アンディ・ホワイトという錚々たるメンバー。ランディ・ニューマンのデモが残っていてピアノのイントロなんて全く同じ。かなりデモに忠実なアレンジが施されている。余談だが達郎さんが初めてランディ・ニューマンを目にしたのはウォーカー・ブラザーズのアルバムに入っていた曲で「I DON'T WANT TO HEAR IT ANYMORE」と日本盤の「ダンス天国」のB面「LOOKING FOR ME」。「ランディ・ニューマンってどういう人なんだろう」と思ってるうちにヒット曲が出てきたという記憶があるそうだ。

・AFTER NEW YEAR'S EVE
ドゥーワップの重鎮ハートビーツの1958年の「AFTER NEW YEAR'S EVE」。達郎さんがドゥーワップと出合ってちょうど50年になるという。達郎さんのライヴの開演前の一時間のBGMはドゥーワップをかけているが、昨年けっこういいシングルが手に入ったので今年のBGMはいい選曲になっているそうだ。「お早目にいらしてください(笑)」と達郎さん。

・ヤナセ自動車
今年からスポンサーにヤナセ自動車が参加。昔やっていたインディ・レーベル「アルファ・ムーン」はヤナセの資本だったのでヤナセ自動車はおなじみ、と達郎さん。

・タツローくんカレンダー
ファンクラブで毎年作ってる、とり・みきさんのキャラ、タツローくんの2017年のカレンダーを20名にプレゼント。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・クリスマス・イブ
「クリスマス・イブ」が1月2日付のオリコン・チャートでチャートインしたので31年目。1983年に出したときに1984年、1985年も出しておけば35年連続だったけれど、「欲張っちゃいけない」と達郎さん。

・A LONELY NEW YEAR
アイドル・シンガー、バーバラ・チャンドラーの1964年のシングル「A LONELY NEW YEAR」。

・新曲
リスナーから母子ともども達郎ファンだというお便りを読んで。「早く新曲出さなきゃ。ふふふ。しょうがない。あっ新曲の詩を書いております。もうすぐ歌入れです。すいません(笑)」と達郎さん。

・NEW YEAR'S RESOLUTION
オーティス・レディングとカーラ・トーマスの1967年のデュエット・アルバム『KING & QUEEN』から「NEW YEAR'S RESOLUTION」。「新年の抱負、新年の決意」ともいうべきタイトル。

・春よ来い
邦楽ではお正月の曲があまりない。古井戸の「お正月だよ」はちょっと暗いかなと達郎さん。お正月ネタだとこれが最高かなということで、はっぴいえんどの1970年のファースト・アルバム『はっぴいえんど』、俗称『ゆでめん』から「春よ来い」。リード・ヴォーカルは大瀧さん。大瀧さん、22歳。

・HAPPY HAPPY GREETING
1月1日なので「HAPPY HAPPY GREETING」にリクエストが集まっているそうだ。

・番組の最後に
「今年も一年サンデー・ソングブック、何卒ご愛顧のほど引き続きよろしくお願い申し上げます。みなさまにとってより佳き一年でありますように」と達郎さん。

2017年01月08日は、酉年にちなんで「『トリ(チキン)』で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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