Sunday Song Book #1550

2022年06月26日 | Sunday Song Book

2022年06月26日プレイリスト「旅で棚からひとつかみ」
1. YOU / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
2. TRAVELIN' BAND / CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL '70
3. HOMEWARD BOUND / SIMON & GARFUNKEL '66
4. TRAVELIN' MOOD / WEE WILLIE WAYNE '55
5. TRAVELIN' THROUGH / SMOKEY ROBINSON "WARM THOUGHTS" '80
6. FANTASTIC VOYAGE / LAKESIDE '80
7. ボンボヤージ波止場 / 小坂忠 "HORO" '75
8. TRAVELIN' BAND / 村田和人 "ひとかけらの夏" '83
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録している。ツアー中に東京に帰れないときは公演先のラジオ・ステーションで収録することがある。今週は17日のふくやま芸術文化ホールリーデンローズ公演が終わった段階で広島FMにて収録しているそうだ。

・旅で棚からひとつかみ
旅先で番組を収録しているので、今回は「旅で棚からひとつかみ」。4年くらい前に一度やっているとか。

・YOU
ニュー・アルバム『SOFTLY』から「YOU」。新しくタイアップが付いて、菅野美穂さんが出演している朝日生命の「あんしん介護」のCMに使われることが決まった。

・TRAVELIN' BAND
クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの1970年、全米2位のプラチナ・ディスク「TRAVELIN' BAND」。映画『ダイ・ハード』にブルース・ウィリスと子どもの会話のシーンがあって、C.C.R.の「ミッドナイト・スペシャル」がかかったときに、子どもが「なにこの古い曲」という反応をする場面があった。達郎さんはその場面に抵抗があって、だからアメリカはダメなんだと、そういうことを思ったという。あれからC.C.R.を意識してかけることになったとか。

・HOMEWARD BOUND
ツアーで地方を回ることをワンナイト・スタンドという。達郎さんはマンハッタンズの人たちと話をする機会があって、「帰れるのはクリスマスの一週間だけだ。一年中世界中を回ってるんだ」と語っていたそうだ。そうしたワンナイト・スタンド、「早く家に帰りたい」と歌ったのが、サイモン&ガーファンクルの名曲で1966年、全米5位の「HOMEWARD BOUND」。邦題は「早くうちへ帰りたい」。

英語で「旅」というと、"TRIP" "TRAVEL" "JOURNEY"とある。「トリップ」はすごく短い旅行のことで、「トラベル」はそれよりちょっと長い、「ジャーニー」は比較的長距離の旅行、その行程に焦点が当てられるとか。そういう距離とか時間とかで区別される。

・TRAVELIN' MOOD
次はいわゆるルーツ・ミュージック。テキサス・ブルース、ニューオリンズのリズム&ブルース界で大変に活躍したジェームス・ウェイン。この人の1955年のヒット・ソングで、ウィー・ウィリー・ウェインの名義で出した「TRAVELIN' MOOD」。この曲はのちにドクター・ジョンがカヴァーして知られることになる。

・TRAVELIN' THROUGH
「旅で棚つか」はこじつけで、そのタイトルがついてて、いい曲だったら何でもいい。スモーキー・ロビンソンの1980年のアルバム『WARM THOUGHTS』から「TRAVELIN' THROUGH」。

・FANTASTIC VOYAGE
レイクサイドはオハイオ出身の大所帯のヴォーカル・インストゥルメンタル R&B バンド。1980年の全米ソウル・チャートNO.1の「FANTASTIC VOYAGE」。ベーシストのマーヴィン・クレイグのベースが炸裂する。

・今後の予定
7月は今回のようにずっとレギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」。来週は東京に戻って番組を収録するそうだ。たくさんリクエスト・カードが来てるから、少し早めに「納涼リクエスト」も考えてるとか。

・応募特典
ニュー・アルバム『SOFTLY』が6月22日に発売。応募抽選特典は8月22日に札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡で開催される「プレミアム・アコースティック・ライヴ映像」特別上映会。映画館で2021年12月3日にTOKYO FMホールで行われた番組1500回記念のアコースティック・ライヴを上映する。その上映会に抽選で2000名を招待する企画。締め切りは26日23時59分だったが、システムの不具合が見つかり、27日23時59分までの受付に変更となった。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com
https://wmg.jp/tatsuro/news/87813/

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月11日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。8月公演のチケットの一般発売が7月1日(金)からはじまる。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・ツアー・グッズ
いつもは数量限定で販売していたご当地のアルミプレートは、今回のツアーでは売り場の混雑を避けるため、アルミプレート一点に関しては通販のみで販売。6月公演の八王子、福山、倉敷、愛媛のアルミプレートは7月3日に山下達郎オンライン・ショップにて販売。限定商品のため予定枚数終了で販売終了になる。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp
https://shop.fannect.jp/tatsuro/pc/syousai.asp?item=SCYT000297-0

・ボンボヤージ波止場
小坂忠さんが4月29日に亡くなられた。70年代は男性ヴォーカリストが少なく、特にキャラメルママ、ティンパンアレイのあのグループの中では男性ヴォーカリストがあまりいなくて、ほとんど孤軍奮闘していた。1975年のアルバム名盤『ほうろう』に細野晴臣さんの曲で「ボンボヤージ波止場」がある。ちなみに"voyage"は海での旅行のことを言う。ボンボヤージュは「よい航海を」という意味。「忠さんはクリスチャンなので、ご冥福を、ではなくて、レスト・イン・ピース」と達郎さん。
曲をかけ終えて。
「細野さんの作詞作曲ですが、矢野誠さんのストリングスがこれは絶品であります」と達郎さん。

・11年ぶりのアルバム
埼玉県のリスナーから「11年ぶりということで、今回のアルバム制作でいちばん変わったこと、変わらないことは何ですか?」という質問。
「いちばん変わったことは年を取ったことです(笑)。それから変わらないことは作るのが大変だというのは変わりません(笑)」と達郎さん。

・録音メディア
茨城県の超常連のリスナーから「P.A.OUTの話が出てましたが、録音しているメディアは何をお使いなんでしょうか?」という質問。
データ。WAVだとか。

・フォノ・イコライザー
鹿児島県のリスナーから「今回MCカートリッジを買ってみました。達郎さんはフォノ・イコライザーは何をお使いなのでしょうか?」という質問。
達郎さんはMC型ではなくてMM型を使ってるとか。フォノ・イコライザーはトーレンスのMM型のやつだという。

・ジャケ買い
北海道帯広市のリスナーから「達郎さんはレコードをジャケ買いしますか。もしあるとしたらどんな基準でジャケ買いしますか?」という質問。
ジャケ買いはするそうだ。達郎さんがジャケ買いでいちばん燃えたのはトーキング・ヘッズのロバート・ラウシェンバーグがデザインしたアルバム『SPEAKING IN TONGUES』。あとはウォーホルがデザインした『The Velvet Underground and Nico』。オリジナル・アルバムが欲しくてとのこと。そういうファイン・アート系の人が描いたものをジャケ買いするという。だからミュシャをジャケットに使ってるGYPSYも思わず買った。きれいなジャケットだと中身は別にしてジャケ買いするとか。

・TRAVELIN' BAND
今日の最後は村田和人さん。達郎さんがプロデュースした1983年のアルバム『ひとかけらの夏』に入ってる「TRAVELIN' BAND」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年07月03日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」(予定)
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1549

2022年06月19日 | Sunday Song Book

2022年06月19日プレイリスト「ニューアルバム『SOFTLY』特集 PART 2」
1. SHINING FROM THE INSIDE / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
2. LEHUA, MY LOVE / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
3. OPPRESSION BLUES (弾圧のブルース) / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
4. コンポジション / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
5. YOU / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
6. ANGEL OF THE LIGHT / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
7. 光と君へのレクイエム / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
8. REBORN / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているそうだ。ライヴがはじまるときに取材をやりながら番組の収録をしている(梅雨入り前の収録と推察される)。

・ニューアルバム『SOFTLY』特集 PART 2
番組ではいつも発売日前にニュー・アルバムの紹介をしている。今週は「ニューアルバム『SOFTLY』特集 PART 2」。先週は前半7曲、今週は後半8曲。全15曲収録。

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
ニュー・アルバム『SOFTLY』が6月22日、今週水曜日に発売。11年ぶりのオリジナル・アルバムで通算14枚目のオリジナル・アルバム。初回盤のCDは二枚組、通常盤のCD、アナログ・レコード(15曲入りなので二枚組)、カセットテープという4形態で発売する。初回盤のみボーナス・ディスクが付いていて、2021年12月3日にTOKYO FMホールで行われた番組1500回記念のアコースティック・ライヴの音源を7曲収録。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。先週、6月18日(金)は広島県の福山、今週はアルバム発売日前の21日(火)に岡山県の倉敷市民会館、25日(土)に愛媛の県民文化会館。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・SHINING FROM THE INSIDE
8曲目は「SHINING FROM THE INSIDE」。前半は割とアップテンポが続いて、ほとんどバラードがないけれど、後半は割とバラードが多めになってくる。偶然でそうなっただけで、別に意図したものではないそうだ。後半は割とメロウでソフトリー。2021年にTBCのCMのために書き下ろしたアカペラで、英語の詞。アラン・オデイが亡くなって以来、英語詞の歌はしばらく作ってなかった。nana hatoriという若い女性のシンガー・ソングライターの作詞。アメリカ生まれでアメリカでの生活が長く英語が堪能なのでお願いしたという。ここでアルバムは折り返し。

・LEHUA, MY LOVE
折り返しの後の9曲目は2019年にJALのハワイ・キャンペーンのために書き下ろした「LEHUA, MY LOVE」。ハワイ島には「オ匕ア・レフア」という伝説がある。ハワイの火の女神がオヒアという若者に惚れて求愛するが、オヒアにはレフアという恋人がいて求愛に応じなかった。火の女神が怒ってオヒアを木にしてしまう。恋人のレフアは悲しんで泣き暮らし、その姿を見て火の女神が反省して、二人がずっと一緒にいられるようにレフアをオヒアの木に咲く花にしてあげた。オ匕ア・レフアの木には真っ赤な花が咲く。そのことを題材にして書いた曲だが、内容はそれとは関係なく、純粋なレフアへのラヴ・ソングだとか。作品的にはいわゆるフィリー・サウンドのような感じ。でもアーバンじゃなくてネイティヴなハワイ向きにして作ったそうだ。

・OPPRESSION BLUES (弾圧のブルース)
次の曲はこの間、YouTubeで発信していて、番組でも何回かオンエアした「OPPRESSION BLUES (弾圧のブルース)」。今はウクライナの紛争に呼応して語られるが、曲を書いたのは昨年だという。直接の動機はアフガンにおけるタリヴァンの女性に教育はいらないという、そういうようなものとか、IS(Islamic State)[イスラム国]が少女を連れ去る問題とか、あとはミャンマーの問題とか、香港の問題とか、一連のそうした報道がニュースで伝えられる度に「いつまで続くのかな」とやるせない感じになり、それで書いた曲。あまり声高に物事を言うよりも、少し静かな、抑制したトーンの方が伝わるものがあるんじゃないかと思ったそうだ。この曲も上原裕さんが参加している。「人力飛行機」のあがりがすごく気に入ったので、「もう一曲頼む」と改めて依頼し、後日にレコーディングしたとか。
「ユカリに頼むんでしたらこんな曲がいいんじゃないかと、ビル・ウィザース、そういう感じを目指しましたけれど。それに合う詞を考えましたら、そういうことをふと思いまして、OPPRESSION BLUESというタイトルで曲を書きました。音楽家は音楽で表現するというような考えで、ずっと40数年やってきましたので、それのまぁ今回も反映であります。で、スモール・コンボでありまして、この曲に関しては自分で全部ギターを弾いております。リード・ギターも自分でやっております、恥ずかしながら」と達郎さん。
曲をかけ終えて。「OPPRESSION BLUES」はリリック・ビデオというかたちでYouTubeでも発信している。今後も各国語でアップしていく予定。
この曲と「人力飛行機」に関してはクリック、リズム数を入れずに4人の自由なビート感で演奏して、昔の感じがよく出ている。上原裕さんのドラムのところからクリックを検出して、後からパーカッションを入れたそうだ。それでも全く揺れがない素晴らしいプレイ。

・コンポジション
2013年のシングルのカップリングで、NHKのドラマ『第二楽章』の主題歌として書いた「コンポジション」。途中にチャイコフスキーのヴァイオリンのコンチェルトのフレーズが出てくる。本当はフル・オーケストラでやったら、もっとすごくいいと思ったが、残念ながらキー設定が違う。こういう情緒は生楽器では出なく、マシーンでなければこの情緒は出ないという。

・ライヴ会場限定の特典の直筆のサイン色紙
6月21日(火)の倉敷市民会館、25日(土)の愛媛県県民文化会館の会場で、ニュー・アルバム『SOFTLY』を予約、もしくは購入すれば、ライヴ会場限定の特典の直筆のサイン色紙をその場でもれなくもらえる。チケットがなくても予約、購入は可能とのこと。詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・YOU
12曲目は「YOU」。ネットサーフィンして見つけたポエム、「あなたの瞳 あなたの耳 あなたの鼻 あなたの...」と続いて、最後に「YOU」で閉める詩だった。そういう言葉を羅列していく歌詞を、昔から作ってみたいなと思って、「RECIPE」のシングルでアイテムを並べたが、それをもっと極端なかたちでやってみようという意図で作ったそうだ。昔の有名なミュージカル『ヘアー』の「I Got Life」という曲が正にそういう曲だったが、レナード・バーンスタインがその曲に対してあまりいいことを言ってない。「素材さえあれば小学生にもできる」ということをレナード・バンスタインが発言していたことに、ちょっと違和感があって、じゃあ、そういう曲を書いてみようかと思って8ビートで作った。
曲をかけ終えて。
最近のトラックはフェイドアウトがほとんどなくなってしまったが、フェイドアウトじゃなきゃ出せない情緒がある。「OPPRESSION BLUES」もそう。フェイドアウトに未だにこだわると達郎さん。新曲だったけれど、朝日生命の「あんしん介護」のCMが決まって、昨日6月18日からオンエアがはじまっている。「新曲でもなんでもタイアップ付ける! これもまたレコード会社と事務所がいろいろと画策しているところであります。えぇ」と達郎さん。

・ANGEL OF THE LIGHT
2008年にシングル「ずっと一緒さ」のカップリングで出した「ANGEL OF THE LIGHT」。ミックスが気に入らなくて前作のアルバム『RAY OF HOPE』でボツった。これを最近のデジタル環境でやり直したら、すごく気に入ったので無理矢理入れたとか。アラン・オデイに作詞してもらった最後の作品。アラン・オデイの遺作で、哲学的な難しい歌詞で歌うのがとても大変だったそうだ。

・光と君へのレクイエム
2013年のシングルで映画『陽だまりの彼女』の主題歌「光と君へのレクイエム」。原作の越谷オサムさんの『陽だまりの彼女』はビーチボーイズの『Pet Sounds』、とりわけ「Wouldn't It Be Nice」が重要な役割を果たしていて、「Wouldn't It Be Nice」を歌詞の中に入れられないかという要望だった。「Wouldn't It Be Nice」だから、ちょっとサーフィン・ホットロッド風に仕立ててみようかと思って作った曲だという。

・アルバム・カバー
アルバムのジャケットを描いたのはヤマザキマリさん。もともとヤマザキさんはイタリアのフィレンツェの美術学校で15世紀のルネサンス期の肖像画の技法を7年間勉強されたという人。達郎さんは若い頃から自分の肖像画を誰かに描いてほしいという淡い願望があり、古い付き合いのヤマザキさんにお願いしたとか。画家として20年ぶりに油絵を描いたという。肖像画は写真から起こして、最終的な仕上がりのディテールが冷たかったため、達郎さんは二時間ほどモデルになったという。近いうちに実物の肖像画を展示する機会があるそうだ。

アルバムという形式がいつまで続くのかという疑問があって、あとこれから何枚アルバムが作れるのかという前に、アルバムというものがなくなるんじゃないかという感じがしているそうだ。曲目解説についてはコンサート・パンフレットに詳しく説明しているので、是非それを見てほしいとのこと。ヤマザキマリさんとの対談でジャケットのことも語っている。コンサートに来られなくてもパンフレットは購入できる。

・REBORN
いちばん最後に入ってる曲は「REBORN」。アルバムを作るときからこの曲を最後の曲にすると決めていたという。年相応に人間の死生観というようなものが「うたのきしゃ」とかにも出ている。そういう意味では山下達郎の年相応の作品になった。2017年の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の主題歌。リミックスでさらに奥行きが増した。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年06月26日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」(予定)
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1548

2022年06月12日 | Sunday Song Book

2022年06月12日プレイリスト「ニューアルバム『SOFTLY』特集 PART 1」
1. フェニックス / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
2. LOVE'S ON FIRE / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
3. ミライのテーマ / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
4. RECIPE / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
5. CHEER UP! THE SUMMER / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
6. 人力飛行機 / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
7. うたのきしゃ / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
8. パレード (ACOUSTIC LIVE) / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム 初回盤ボーナス・ディスク
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■内容の一部を抜粋
・近況
今日は6月12日。あと十日でニュー・アルバム『SOFTLY』が発売になる。通算14枚目のオリジナル・アルバムで、『RAY OF HOPE』以来11年ぶり。昨日、6月11日から全国ツアー「PERFORMANCE 2022」がJ:COMホール八王子(八王子市民会館)からスタート。ここのところ放送取材と雑誌取材、それにリハーサルが重なり、今日の放送もちょっと前倒しで収録しているそうだ。なので昨日、うまくいってるはず。今週は17日(金)の広島ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ。「ようやくツアーがはじまりました。3年ぶり。頑張ってやってみたいと思います。お待ち申し上げております」と達郎さん。

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月11日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・ニューアルバム『SOFTLY』特集 PART 1
今週はニュー・アルバム『SOFTLY』の特集。今日は前半部分。来週19日に後半部分。今回は御多分に洩れず初回盤ボーナス・ディスクが付いてるので、時間があれば紹介するつもりとのこと。いつものように新譜紹介「ニューアルバム『SOFTLY』特集 PART 1」。

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
ニュー・アルバム『SOFTLY』は6月22日に発売。11年ぶりのオリジナル・アルバムで通算14枚目のオリジナル・アルバム。初回盤のCDは二枚組、通常盤のCD、アナログ・レコード(15曲入りなので二枚組)、カセットテープという4形態で発売する。初回盤のみボーナス・ディスクが付いていて、2021年12月3日にTOKYO FMホールで行われた番組1500回記念のアコースティック・ライヴの音源を7曲収録。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・フェニックス
2021年にNHKのSDGsのキャンペーンのために曲を書いてくれというオファーがあり、2003年にNHKの環境番組のために主題歌を書いており、それと内容が全く同じなので、じゃあその曲を使ってくれないかと打診。2003年の曲なので、ちょっと音が古いので、いっそのことアカペラにしようということにして、アカペラに仕立てることにした。でも曲が長いので、アカペラでフル・ヴァージョンはキツいので、スッキリと60秒にまとめることにした。この曲をアルバムに入れるか入れないか、アルバムのどこに入れるのかにすごく迷って、結局、すったもんだした挙句頭に持ってきた。「フェニックス」2021年ヴァージョン。アカペラ。

・LOVE'S ON FIRE
ニュー・アルバム『SOFTLY』のリード曲「 LOVE'S ON FIRE」。アルバムの2曲目。いろいろな時代でいろいろなスタイルの音楽が語られる。でも音楽的に仔細に分析すると要素という意味ではそんなに変わらない。R&Bとかダンス・ミュージックという意味では70年代のディスコからはじまって、いわゆる踊らせる要素としては、そんなに変化がなく、それをアレンジとか楽器法で変わり、アナログからデジタルになったり、ドラムからマシーンになったり、あとはサンプリングになったり、そういうもので編曲とか楽器法でテイストが変わるんだけれど、作り方はそんなに変わらない。そういう編曲的なファクターに昔から興味があって、どっちかというとシンガー・ソングライターというよりは作家的な願望が強いので、最近のグローバル・トップ40とか聴いてると、ある種の傾向が見られる。そういうものの仲間に入れてという感じで作ってみた。昔からの作風とうまくコンバインして、舐めるようにくっけてみた。そういうようなトライの一曲。「LOVE'S ON FIRE」。
曲をかけ終えて。
割と今の時代の空気感という感じでアレンジを考えたので、古くからのリスナーからは「こういう新しいことをやらないでほしい」というお便りも来るそうだ。昔からそういうようなことを言われたが、ボブ・ディランの映画『NO DIRECTION HOME』を観ても、何十年も経つとあまり効果がない。ましては達郎さんはもう古希まえなので、何を言われてもびくともしないという。「好きなことやらしてもらいます。すいません。悪しからず(笑)」と達郎さん。

・ミライのテーマ
3曲めは「ミライのテーマ」。2018年の細田守監督の『未来のミライ』のオープニング・テーマ。細田監督の作品は自分の生活を反映したものが多く、『未来のミライ』は子どもが生まれて子育ての奮戦から発想されたもの。この曲も新しい命が生まれるという感慨を父親の側から観察した歌を作ろうとしたという。
曲をかけ終えて。
今回は既発のシングル曲をミックスし直し、生楽器と歌は全部オリジナルで、シンセサイザーとかデジタル楽器に関しては、同じ音だけど全部録音し直して、2022年の今のオーディオはデジタルが発展しているので、11年分(正確にいうと12,3年)の音を全部揃えなければならないので、聴感はほとんど変わらないのだけれどオーディオ的に揃えることでやっている。「ミライのテーマ」はこういうミックスの感じでやると、ちょっとシュガーベイブぽくなる感じ。新しい命を見つめる歌で、山下達郎版「こんにちは赤ちゃん」。

・RECIPE
最新シングルで2019年の「RECIPE」。木村拓哉さん主演のドラマ『グランメゾン東京』の主題歌。フレンチの食材とか調理法、素材がずらっと並んで仕立てたラヴ・ソング。ちょっと捻ったシングル。
曲をかけ終えて。
曲を書いたときに木村拓哉さんが「全部で何種目ありますよね?」と言ったのをよく覚えてると達郎さん。

・ライヴ会場限定の特典の直筆のサイン色紙
ツアー前半の4会場、6月11日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)、17日(金)の広島ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ、21日(火)の倉敷市民会館、25日(土)の愛媛県県民文化会館の会場で、ニュー・アルバム『SOFTLY』を予約、もしくは購入すれば、ライヴ会場限定の特典の直筆のサイン色紙をその場でもれなくもらえる。チケットがなくても予約、購入は可能とのこと。詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

「ワーナーの戦略です、はい」と達郎さん。

・CHEER UP! THE SUMMER
5曲めは2016年のフジテレビのドラマ『営業部長 吉良奈津子』(主演は松嶋菜々子さん)の主題歌「CHEER UP! THE SUMMER」。松嶋菜々子さんのデビュー作のNHK朝ドラ『ひまわり』は現在再放送中。主題歌は「ドリーミング・ガール」。「CHEER UP! THE SUMMER」はミックスをし直してリフレッシュしたら、なんとなくシュガーベイブ的な感じが出てきたそうだ。「おじさんになってもまだまだ夏は終わらないという、そういうおじさんの応援歌であります」と達郎さん。
曲をかけ終えて。
2曲めから5曲めのでイケイケな感じで、アルバム・タイトルのSOFTLYとは裏腹な感じ。

・人力飛行機
ちょっとだけ落ち着いてるのが6曲め。純粋新曲の「人力飛行機」。この曲で一緒にレコーディングした、シュガーベイブのメンバーだったドラムの上原裕さんは、80年代終わりから90年代にかけて音楽足洗ってた時代がある。90年代に復帰して、復帰第一作で頼んだのが1998年のアルバム『COZY』に入ってる「ドーナツ・ソング」。それから25年ぶりに一緒にやることになった。ドラムが上原裕さんで、ベースが伊藤広規さん、キーボードが難波弘之さん、それに達郎さん、後から佐橋くんがスライド・ギター。ベースが伊藤広規さんだけれど、アルバム『GO AHEAD!』の頃のマターに戻って、まるで『GO AHEAD!』の頃の音になっている。「人力飛行機」というタイトルは一種のメタファー、暗喩で、自分の若い頃の記憶を辿って、まだ何もはじまってないときに、何になりたいとか、どういうことしたいとか、漠然とした夢があって、今はなかなかデジタル化、AI化、エレクトロニクス至上主義、そういうようなものでなかなか難しい時代になり、そうした時代にアナログ回帰というようなスピリットで、どうやって生きていこうかという、一種の若者応援歌。自分の若かった頃の記憶を呼び戻して作った一曲。
曲をかけ終えて。
若い頃は夢を持つということは重要だけれど、「夢は必ず叶う」という歌はたくさんあっても、でも実は夢というのは叶わないことの方が多い。夢を叶える努力は必要だけれど、夢が叶わなかったときにどうするかという教育が日本の場合ない。そこで挫折したときにどうやってメンテナンスするか、そういうようなことが立ち遅れてる気がする。これから先の若い人たちのために、そういうようなことを大人は考えなきゃいけないんじゃないかな、と取材ではずいぶん話した。それの結果、夢を持つことにシニカルになる発想も出てくるが、ある程度の獲得目標とか、いい意味での上昇志向は若い人は特に必要なんで、そういうところのバランスが歪かなと考えつつ作った曲でもある。

・うたのきしゃ
「うたのきしゃ」は2018年の細田守監督の『未来のミライ』のエンディング・テーマとして作った。ちっちゃな男の子がいろいろと思い悩むのを、大人がよしよしとするような歌。チャック・ブラウンに代表されるゴー・ゴー・ビートというワシントンD.C.のビート。ちっちゃな子が好きな汽車をテーマにしている。

1曲めの「フェニックス」を除いて今週の前半部分の曲は全部60代の作品。「しみじみとしちゃった、今」と達郎さん。

・パレード (ACOUSTIC LIVE)
初回盤のみボーナス・ディスクが付いていて、2021年12月3日にTOKYO FMホールで行われた番組1500回記念のアコースティック・ライヴの音源を7曲収録。1974年、21歳に書いた「パレード」。あれから48年も経ってしまったと達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年06月19日は、「ニューアルバム『SOFTLY』特集 PART 2」
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Sunday Song Book #1547

2022年06月05日 | Sunday Song Book

2022年06月05日プレイリスト「リクエスト+棚からひとつかみ」
1. LOVE'S ON FIRE / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
2. OPEN THE DOOR TO YOUR HEART / DARRELL BANKS '66
3. IT'S ALL OVER NOW / THE VALENTINOS '64
4. ALWAYS IN THE RAIN / DION "YO' FRANKIE" '89
5. POW / LARRY GRAHAM & GRAHAM CENTRAL STATION "MY RADIO SURE SOUNDS GOOD TO ME" '78
6. WHAT SHE WANTS / MICHAEL MARTIN MURPHY '84
7. REASON TO BELIEVE / TIM HARDIN "TIM HARDIN 1" '66
8. SOME GUYS HAVE ALL THE LUCK / THE PERSUADERS '73
9. WINDY LADY (LIVE) / 山下達郎 "16/04/09 沖縄市民会館"
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■内容の一部を抜粋
・近況
今週の土曜日、6月11日から3年ぶりの全国ツアー「PERFORMANCE 2022」がスタートする。今週はいよいよゲネプロと言われる通しリハをやって本番に突入する。番組は変わらず続くのだが、ツアーのスケジュールによっては地方のFM局のスタジオで収録することになりそうとのこと。今週はそんなわけで番組は前倒しで収録しているそうだ。

・リクエスト+棚からひとつかみ
先週に引き続いて「リクエスト特集」。少しだけ「棚つか」をまぶして。

・LOVE'S ON FIRE
6月22日発売の11年ぶりのオリジナル・アルバム『SOFTLY』の2曲目。アルバムのリード曲で「LOVE'S ON FIRE」。

・OPEN THE DOOR TO YOUR HEART
「レコード棚を見ておりましたら、急にダレル・バンクスが今日は聴きたい気分」と達郎さん。ダレル・バンクスは60年代の中期から活躍していたが、70年に警官に射殺され32歳で急逝した。1966年のデビュー・ヒットで全米R&Bチャート2位のヒット・ソング「OPEN THE DOOR TO YOUR HEART」。ゴスペル出身で、ちょっとメロウな感じの声がたまらないそうだ。

・IT'S ALL OVER NOW
リクエストが増えて、番組の時間内でオンエアできない曲がストックで残っているとか。それを「棚つか」でオンエアしていて、この曲もそんな一曲。ザ・ヴァレンティノスはボビー・ウーマックが率いるグループ。1964年の94位「IT'S ALL OVER NOW」は、のちにローリング・ストーンズがカヴァーして有名になった。

・ALWAYS IN THE RAIN
リクエストは達郎さんのニュー・アルバムが11年ぶりと聞いて思い出した曲とのこと。1989年にディオンが11年ぶりに出したアルバム『YO' FRANKIE』から「ALWAYS IN THE RAIN」。

・スマホ
リスナーから「達郎さんはスマホの置き忘れとかお有りでしょうか?」という質問。
しょっちゅうなのだとか。物を整理してちゃんと片付けようとするとダメで、どこに行ったかわからなくなるそうだ。

次のリクエストはハガキをどこかに片付けてしまって、リクエストではなく「棚つか」としてオンエア。ラリー・グラハムが達郎さんを呼んでる(笑)。

・POW
ラリー・グラハム&グラハム・セントラル・ステーション1978年のアルバム『MY RADIO SURE SOUNDS GOOD TO ME』、邦題は「いかしたファンキー・ラジオ」の一曲目「POW」。いかにもラリー・グラハムらしい一曲。

・WHAT SHE WANTS
マイケル・マーティン・マーフィーはカントリー系の才能に溢れた人。素晴らしい曲がたくさんある。1984年のシングルでカントリー・チャートではベスト10に入ってる「WHAT SHE WANTS」。

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
いよいよ6月22日にニュー・アルバム『SOFTLY』が発売。来週6月12日と再来週19日の二週間使ってニュー・アルバム『SOFTLY』を特集。

11年ぶりのオリジナル・アルバムで通算14枚目のオリジナル・アルバム。応募抽選特典は8月22日に札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡で開催される「プレミアム・アコースティック・ライヴ映像」特別上映会。映画館で2021年12月3日にTOKYO FMホールで行われた番組1500回記念のアコースティック・ライヴを上映する。その上映会に抽選で2000名を招待する企画。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

今回のニュー・アルバム『SOFTLY』はツアーがはじまってから発売するという42年ぶりの変則的なスケジュール。それを鑑みてツアー前半の4会場、6月11日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)、17日(金)の広島ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ、21日(火)の倉敷市民会館、25日(土)の愛媛県県民文化会館の会場で、ニュー・アルバム『SOFTLY』を予約、もしくは購入すれば、ライヴ会場限定の特典の直筆のサイン色紙をその場でもれなくもらえる。チケットがなくても予約、購入は可能とのこと。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月11日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・ツアー・グッズ
いつもは数量限定で販売していたご当地のアルミプレートは、今回、コロナ・ウイルスの感染対策のため、購入時の混雑を避けて、アルミプレート一点に関しては通販のみで販売。他のグッズは会場と通販で販売し、通販購入者には特典を用意しているとのこと。グッズは6月9日に山下達郎オフィシャル・サイトにて発表。
https://www.tatsuro.co.jp

・ツアー中の枕
岩手県気仙沼市のリスナーから「ツアー中は達郎さんは枕が変わっても大丈夫なんでしょうか?」という質問。
「枕は持って歩いてます。ご安心ください」と達郎さん。

・REASON TO BELIEVE
カーベンターズの「REASON TO BELIEVE」のオリジナルにリクエスト。「REASON TO BELIEVE」のオリジナルはティム・ハーディン。ティム・ハーディンの1966年のファースト・アルバム『TIM HARDIN 1』に収録されている。

・SOME GUYS HAVE ALL THE LUCK
札幌市の超常連のリスナーから「パースエイジョンズで一曲お願いします」というリクエスト。達郎さんはパースエイジョンズをパースエイダーズと間違えたという。スタジオに来て気がついたそうだ。ちょうど3ヶ月前にかけられなくてストックで持っていたので、今日はパースエイダーズの1973年の全米ソウル・チャート7位の「SOME GUYS HAVE ALL THE LUCK」。フィラデルフィアのシグマ・サウンドの録音。ロッド・スチュワートのカヴァーがある。

・WINDY LADY (LIVE)
新宿区のリスナーからのリクエスト。2016年4月9日に沖縄市民会館で行われたライヴから「WINDY LADY」。いつものようにP.A.OUT。P.A.はライヴでスピーカーから出てくる音。あれはオペレーターがコンソールでバランスを取って出しているが、スピーカーに送るときの信号を横からいただいて、それをデータにしたやつをリマスターしているのがP.A.OUT。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年06月12日は、「ニューアルバム『SOFTLY』特集 PART 1」
http://www.tatsuro.co.jp
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