研究指定校発表会

私が評議員を務めている学校が研究指定校になっていて、３年間の成果発表会が開かれ、来賓として招いて頂いたので参加した

この様な会は初めてである


これは、新しい教育の取り組みについて実践する前に、学校を指定して事前に取り組ませ、その結果どのようになったかを他の先生方に観てもらって参考にして頂くと言った仕組みのものである

子供達にとっては実験的ではあるが、悪い方向へ行かない様に注意しているので心配は無い

難しいのは転任がある学校の中で、沢山いる先生方の意思と取り組みを統一させながらその都度手法を考えながら取り組まねばならないので大変である

教育長の挨拶にもあったが、目的に囚われすぎないで子供達の様子を観て欲しい、そして目的とする姿と真逆の姿を予想して観る事で、今回の意義がハッキリとしてくるというポイントは勉強になった


計画をして目標に向かって進んでる時にそれまで成果を論ずる場合、比較するものが無いと実感しにくい

そんな時、全く正反対の場合を想定してみると見え難いものでも見えてくるという発想は持っていなかった

教育長は高校時代の同級生であるが流石であると感心させられた


余談だが、教育長と教育委員、評議員の私ともう一人、そしてこの学校の校長は全て同じ高校の同級生である

同じ会場に立場の違う同級生が５名も揃うことは大変珍しいと思う


我々は授業の参観だけさせて頂いてお暇したが、こういった取り組みは全て子供達の為に行われている事を親さん達にも知ってもらいたいと感じた