閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

個の意見

2017-08-18 07:43:45 | 閃き
最近、気になってきているのは個の意見についてである

多様化する生活様式において、皆が一応に同じで暮らしているわけではないので、それぞれに置かれた状況や立場が違ってきているのは今に始まったことではない

民主主義の多数決の論理の対局には少数意見を尊重するということも忘れてはならない重要な点である

これらの事を含んで考えれば、多様化する状況下で増えてきている少数意見についても耳を傾けなければならないという観点である

この事自体には異論は感じていないが、余りにもそれらの意見が強すぎて本来守らねばならない様な大切な事も歪んでしまいそうな気配があると言うことである


例えばモンスターペアレンツと呼ばれる考え方の異なった教育方針や理論をもった方がいるが、頭からは全否定する訳にはゆかない

しかし、本来日本という国において大切に守ってきた道徳という観念や、多くの親たちが望んでいる事にも理解を忘れてはならない

人間の関係性を一切断ち切って生活する事などは不可能であり、そういった意味では何処かで他人と折り合いを付けながら暮らしているのに、ある部分だけは折り合いが出来ないと言い張るのもおかしな論理である


新設する幼稚園が騒音になるとか、盆踊りの音楽が騒音だとか、色々な意見はあるけれどもそれに忖度しすぎてはいないだろうか

少数意見は無視してはいけないけれども、必ず従わなくてはならない事では無い

盆踊りが騒音であると感じても、地域の皆が楽しみにしている行事を妨害する権利は無い筈である

実際に住民には知らされていないが、こういった変な状況が生まれている事こそ正さなければならないと思う


そこに移り住む権利を有しているのは平等であるが、地域が大切にしてきたものに従う気持ちがなければ軋轢が生じる

誰しも平穏に楽しく暮らしたいと望んでいる

個の意見に振り回され過ぎてはいないだろうか
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