閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

退院

2019-01-08 06:41:00 | 閃き
昨日の検査結果を見て主治医から退院の許可が降りた

入院してから11日目で退院できるとは思ってもみなかったので嬉しい限りである


この入院期間は本当に一瞬の事のようで、毎日のブログや日記が無ければ正しく夢だった感じがする

世俗から隔離された世界で冷たく美味しくない病院食を三度三度キッチリ摂って、夜は9時に消灯するという日常と全く異なった生活に身を投じた

我が身の弱った身体にとって正常に戻す、又は、これ以上に悪化しない処置を受け、身体を休め、時には腹筋やストレッチ、階段の登り降りをして身体を休めほぐし、鍛えてきた

毎日継続してきたセルフマッサージによって、首や肩は驚くほど柔らかくなり、蓄積した疲れの深さに自ら驚いた

今回の経験から身体にとって大切なのは集中的なケアなのだと実感した

欧米人が長期のバカンスでノンビリ過ごすのも、ホスピスでケアするのも目新しい事ではないが、その目的が理解できた気がする


若い内は時間がもったいないと動き回り精神的なリフレッシュで良かったが、歳を重ねると肉体的なリフレッシュも重要になってくるのだということを身に染みて理解した

しかし、現実には長期の休暇や世俗を離れた環境へ身を置くこと自体が難しい

従って、少しでも割り切ってそんな環境に近付ける努力が必要だと言うことだ

そう聞けば真に贅沢で、金持ちの戯言に聞こえるかもしれないが、我々庶民でも、それに準ずるように工夫することは出来ると思う

友人夫婦が車で寝泊まりしながら旅行している事も、これに近いのかもしれない

退院したとしても不安が残るので、今週一杯は休みをもらってゆっくり社会復帰しようと考えている
コメント
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