【 Photo by Kenji Oouchi 】
月と金星が
見つめあっていた
いつか
すべてを
忘れるのなら
この感触を
味わったって
いいでしょ
いつか
逢えなく
なるのなら
逢ってる間じゅう
触ってて
いいでしょ
夜空の
果てまで
行きたいな
あなたが
行かせてくれる場所へ
行きたいな
金星は
移ろう時を
見ていた
月は
自分の尖った指に
触れそうな
瞳を見つめていた
誰かの声が聞こえた
木枯らしだったかもしれないけれど
それはそれで良かった
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