空が
ずっと音をおとすから
歩道橋のおどり場は
メロディを奏でながらゆれている
鳥がないて
メロディにタッチをつけ
ふるえて色めいた波紋は
誰かに気づかれる前にきえていく
いつもとちがうから
もう少し 今日でいたい
まだ雨はふりつづけている
夏はまだ予感だけだ
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空が
ずっと音をおとすから
歩道橋のおどり場は
メロディを奏でながらゆれている
鳥がないて
メロディにタッチをつけ
ふるえて色めいた波紋は
誰かに気づかれる前にきえていく
いつもとちがうから
もう少し 今日でいたい
まだ雨はふりつづけている
夏はまだ予感だけだ
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空をみていた
ひとりの自分がいた
美しいと寂しいとが
並ぶソファで
苦めの珈琲をのんだら
むかし夢中だった物語をおもいだした
いつも窓から雲をみてる男の子の話
まだ自由の意味をしらなかったころ
窓からみる雲は自由だった
そして今でも
あの日の窓とこの窓はつながっている
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魔法の時間
この空の下では
だれもが迷子になりかける
カラスの声も
哀愁のトーンだ
私は どこに いますか
人生 愛 孤独
口にしてはいけなかった言葉で
空が濃くなっていく
マジックタイムは
乗り換えのあき時間みたいに
空を見上げさせる
みんな一人
ひとりだけの一人
やっぱり空はおおきい
息をとめる
息をすう
泣いている
笑っている
終わることをくり返し
始まることをくり返していくなかで
空は世界をひきうけていく
初夏のような日暮れどき
風 雲 光
変化する自分の一部
悲しみ 喜び 涙
とびかうたくさんの色
空を通過して
きえていくものたちの
アイ ラブ ユーが聞こえる
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はっぱ?
いいえ、ひとりです
さみしくありません
すてきな孤独です
ずっと空のちかくにいましたし
きぶんは自由に空を舞ってます
さよなら私たち
旅って
撮った写真をながめることじゃなく
目の前の雲をおいかけること
こんにちは、そして、ありがとう。
そんな自分を愛することです
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