津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■お安く読む・中公新書「武士と世間」

2014-02-09 08:03:00 | 書籍・読書
武士と世間 なぜ死に急ぐのか 中公新書 1703
               
           中央公論新社

 

誰かに貸したのかもしれない。どれだけ探しても本棚に見当たらない。ならばと注文をした。
細川家家臣・加賀山主馬は転び切支丹として知られるが、その父・源左衛門政房を著者・山本博文氏は「加賀山主馬の父源左衛門は、摂津高槻城主・高山右近の三男で・・・・・」と書いておられる。これを再度確認したいと思ってのことである。

主馬の娘が寺尾家に嫁ぎ嫡子・寺尾九郎右衛門を為した。九郎右衛門はのちに「如庵」と号している。
実は、右近の二男(三男?)が、大友義統をたよって豊後に入っている。子孫は昭和の始め大分市長などを勤められた。
右近のお墓なども存在しているが、代々医業を生業として「恕庵」と称したという。

織田有楽が建てた国宝に成っている御茶室「如庵」は、有楽齋のクリスチャンネームともいわれる「ジョアン」から名付けられたといわれるが、高山右近の子孫であるこれらの人達の「じょあん」も、案外意識しての事ではないのかと、ふと思ったことだった。

話は飛び過ぎたが、「加賀山主馬の父源左衛門は、摂津高槻城主・高山右近の三男で・・・・・」を、なんとか出典等を知りたいと願っている。
高山右近に係るサイトを見ても、なぜかこのことに対するコメントがない。

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