津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■リサイクル図書を頂戴する

2017-02-02 21:33:45 | 書籍・読書

 昼前、熊本県立図書館に出かける。まずはくまもと文学・歴史館で今日から開催された企画展「上妻文庫展ー上妻博之が遺したもの」を展観。
植物学者として又膨大な熊本の歴史の書写本を書き残した歴史家としての偉大な功績を実感する。
つづいて図書館でU家の先祖附のコピーをとる。
閲覧室に入ることが出来ないから、来館者がすごく少ない。自転車置き場がガラガラだった。
帰るために玄関の方へ進むと、リサイクル図書が並べてある。無料での持ち帰りOKとあるのでいろいろ眺めたが、どうも私の趣味に合う本がない。
ただ一冊「内村鑑三の生涯 近代日本とキリスト教の光源を見つめて」(小原信著 PHP研究書)を頂戴して帰る。

実は母の義兄(長姉の夫)は無教会派のキリスト教徒である。実弟が内村鑑三に心酔していたと聞く。
私は義伯父の死後そのことを知って大変驚いた。弟の影響を受けての事なのか、よくわからない。
そんなこともあって内村鑑三には少なからず興味がある。熊本ともいろいろな関係もあり、読み始めると非常に面白い。
夕食後すっかり虜になって読んでいるが、リサイクル図書有り難し・・・感謝。 

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1 コメント

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「不敬事件」の息子、帝大教授に (A.AKECHI)
2017-02-03 20:17:39
 内村鑑三とそのような御縁がおありだったとは。

 その本にも出ているかもしれませんが、子息・祐之が東京帝大を卒業して医師になったとき、鑑三は「魂の医師の次に、心の医師が内村家に出るのはいいことだ」と大層喜んだそうです。
 そして、鑑三の母校・札幌農学校が前身の北海道帝大の教授に祐之が迎えられたことも喜ばれました。

 鑑三の帰天の後(なのでその目にすることは叶いませんでしたが)「不敬事件」で因縁の一高と縁の深い東京帝大の教授に祐之が就いたこともきっと大喜びだったに違いありません。
 内村祐之は、東京帝国大学医学部精神病学第4代教授ですが、前任の第3代教授・三宅鑛一は、以前ご紹介いただいたように細川家家臣三宅平太郎家、三宅新十郎家と先祖を同じくしています。
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