津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■図書館行き

2017-06-19 19:56:59 | 徒然

 梅雨入り以来雨が降ったのは二日ばかりだったろうか、明日から雨模様となり一週間ばかり降り続くようだ。
熊本県立図書館は明日は休館日とあって、今日は午後から自転車で出かける。
数家分の「有禄士族基本帳」を取得、一部は高瀬藩(新田藩)のものとあって関係資料を調べる。
高瀬藩は「慶応4年3月4日、肥後新田藩は10代藩主利永を始め、藩をあげて江戸を離れ本藩のある肥後高瀬に下った」ものであり、明治3年9月4日、明治4年の廃藩置県を前にして、高瀬藩は本藩に統合された。資料がいたって少ないが、熊本藩の資料として「高瀬藩士代禄帳」が県政史料として残されている。
ところがこれには人名索引がなく、該当人物を探すのに何とも不便な資料である。先祖附も本藩のようにな微細なものではない。

そのうちにPCを持ち込んで自分で作ろうと思っている。

その他、次の史談会の史料を見つけようと、上妻文庫や雑撰録を数冊拝見、都合50数枚をコピーして終了。
そして本は借りずに帰宅。(購入した本がそのまま床に山を作っているから・・・)

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■物知り殿様

2017-06-19 07:33:16 | 徒然

 八代藩主重賢公は熊本版百科事典「雑事紛冗解」をおつくりになるような方だから、いろいろお物知りである。
「遺秉集」抜き書きから
            御馬の動かさる節御差圖之事
        或時御馬を率て参に其御馬ぎすとも動かさる故力を出し聲をかけ■けとも動かず
        兎角其の内御覧遊され霊感(重賢)公ぬかづきを吹け/\と御意有しかとも知ら
        ざれば手を出
すへきよふなく居たりしかは又鼻の穴を吹け/\と御意有鼻の穴を
        ふきけれは何の事
なく参りけり妙なことを知召るヽ殿様なりと咄ける

もし動かない馬を見つけたら、「鼻の穴」に息を吹きかけて上げましょう。????
          

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