”朝吼夕嘆・晴走雨読”

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「本当に会った話」続報

2005年09月24日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 先にお伝えした標題「美ら島沖縄大使たより」に10件近いコメント頂いたが、沖縄タイムス今朝24日朝刊「大弦小弦」コラムで以下のように紹介された。以下全文ご紹介。

 ~本土からの旅行者が熱烈な沖縄ファンに変わる「謎」が解けた気がした。東京に本社を置く日本アドバンストシステム社長で、「美ら島沖縄大使」でもある重田辰弥さんが、つい最近体験したという話▼知人に頼まれた品を買い求めるべく、平和通りの琉装店を訪ねたときのこと。目当ての品が見つかりクレジットカードを差し出したところ、「扱っていない」と言われ、さあ困った▼出張中は現金を持ち歩かない主義で、仕方なく店を出た。すると、「持って行きなさい。お金は後で送ってくれればいいから」と女性店主が追い掛けてきたから、びっくり▼さらに驚いたのは、次の言葉。「違った色、柄の着物を三枚ほど持って行って見てもらいなさい。気に入ったものを買って、残りは送り返して」。結局、カードで現金を引き出し購入したが、重田さんいわく、「これがイチャリバチョーデーの神髄か」▼今週初め、ダイエー創業者の中内功氏の訃報が伝わった。日本の流通を大きく変革したカリスマの死だ。メーカーに逆らっても安売りを断行する中内流を支えたのは、庶民にとって良いことをして何が悪い、という強い思いだった▼先の女性の対応は、経験に基づく洞察力がベースにあるのだろう。それに計算づくでない発想と途方もないおおらかさが加わる。豊かな生活文化を感じずにはいられない。客の心をつかむという点では、こちらもカリスマだ。(森田美奈子)
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1 コメント

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返信 (山田民子)
2005-09-26 10:53:11
私は生粋の沖縄出身ですが青年期を東京で勤めましたが、

 最近VANヂャケットの石津健介さんがお亡くなり、

お世話になった長男の祥介さんへ23年ぶりに会いに行きました。沖縄から就職した私を都会っ子にしたくないと

純粋さを無くしてほしくないと守って下さったことに感謝

私はその頃、計算づくではない、損得なしの私がいた事を改めて思い出させる出来事でした。沖縄には沖縄で学べない豊かな心があることがこの記事を読んで嬉しく思いました。 人間の美しさと思います。それを感じて下さった重田様に感謝したい気持ちでいっぱいです。

感情的につじつまの合わない乱文を失礼いたしました。

                      ターミー
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