国際交流というのは難しい。
昨今、日本の国際化を目指して、英語教育の充実が謳われて久しいが、数々の改革や提言にもかかわらず、なかなかその成果は上がっているとは言い難い。
その理由について、専門家が様々な角度から、「中高大と10年もやって、なぜ日本人は英語が苦手なのか」について意見を出しておられるが、私からすればなんでも何も、その理由は簡単で、
「日本人には、英語をマスターしなければならない理由がない」
からであるが、なぜかそのことについてあまり言及されることがない。
これをいってしまうと、「英語なんて、いらないじゃん」という、ミもフタもない本質がばれてしまうからであろう。
岸田秀もいってるけど、「日本人は、本当は英語なんてしゃべりたくないのだ」というのは、それを言っちゃあお終いよな本音であるよなあ。
母国語だけで生活も仕事もできて、高等教育まで受けられるというのに、なんでわざわざ外国語習得なんていうムチャクチャに手間と時間と忍耐を要する苦行をせねばならんのか。「外国人に道聞かれたとき困るから」って、そんなもん手を引いて連れて行ってあげなさい。
まあ、インターネットの世界は完全に「英語帝国主義」なんで、これからはそうもいってられないかもしれませんが。
そんな、21世紀の課題でもある、日本人の国際交流だが、私がその難しさを実感したのは、チェコのプラハでのことであった。
チェコの首都プラハは「百塔の都」と呼ばれる、1200年もの歴史を持つ美しい古都である。
プラハ城、カレル橋、ストラホフ修道院などすばらしい歴史的建造物が多数残されており、私も来訪した際にはそれらを心ゆくまで堪能したのかといえば特にそいうわけでもなく、実際のところはもっぱら、プラハのかわいい女の子を鑑賞することの方に熱心であった。
スラブ系のお姉ちゃんは美人が多いのである。
これは、テニスプレーヤーを見ればよくわかるが、本当に美人だらけ。おまけに、スタイルも抜群。
しかも、かもし出す雰囲気が、ちょっとエッチ。もう、いいことずくめ。本当に、美女をながめているだけで、楽しい一日がすごせるのである。
それゆえか、プラハはヨーロッパの中でも、風俗産業が実に充実しているという。
このことは宝島ムックの『中欧世紀末読本』という本でも語られているが、特にドイツでは有名である。
プラハに入る前私はベルリンに滞在していたのだが、その折り映画でも見ようかとドイツ版「ぴあ」のような情報誌を買った。
開いてみると、その号の特集が「プラハの風俗」であった。いやいや、これがコンビニで売ってるエロ雑誌でなくて、『ぴあ』みたいな、ちゃんとした情報誌なんです。
ヨーロッパは、そういったお店や文化に対して寛容な地区も多く、記事を読んでみると、そこにはいわゆる「買春ツアー」の体験記のようなものが多数寄せられていた。
まとめてみれば、「イヤッホウ! プラハの女の子は超かわいいし、サービスは超いいし、もう最高だぜジャーマニー!」ということであった。
私は学生時代ドイツ語とドイツ文学を学んでいたのであるが、その研鑽の日々はこのベルリンの地で、浮かれたオッサンの風俗体験記を読むためであったのかと思うと、なかなか感慨深いものがあった。
話がやや脱線してしまったが、このプラハである男と出会うのであるが、それが私をして国際交流の難しさを教えてくれたのであった。
一体、どんなコミュニケーションが行われたのか。
次回に続きます。
昨今、日本の国際化を目指して、英語教育の充実が謳われて久しいが、数々の改革や提言にもかかわらず、なかなかその成果は上がっているとは言い難い。
その理由について、専門家が様々な角度から、「中高大と10年もやって、なぜ日本人は英語が苦手なのか」について意見を出しておられるが、私からすればなんでも何も、その理由は簡単で、
「日本人には、英語をマスターしなければならない理由がない」
からであるが、なぜかそのことについてあまり言及されることがない。
これをいってしまうと、「英語なんて、いらないじゃん」という、ミもフタもない本質がばれてしまうからであろう。
岸田秀もいってるけど、「日本人は、本当は英語なんてしゃべりたくないのだ」というのは、それを言っちゃあお終いよな本音であるよなあ。
母国語だけで生活も仕事もできて、高等教育まで受けられるというのに、なんでわざわざ外国語習得なんていうムチャクチャに手間と時間と忍耐を要する苦行をせねばならんのか。「外国人に道聞かれたとき困るから」って、そんなもん手を引いて連れて行ってあげなさい。
まあ、インターネットの世界は完全に「英語帝国主義」なんで、これからはそうもいってられないかもしれませんが。
そんな、21世紀の課題でもある、日本人の国際交流だが、私がその難しさを実感したのは、チェコのプラハでのことであった。
チェコの首都プラハは「百塔の都」と呼ばれる、1200年もの歴史を持つ美しい古都である。
プラハ城、カレル橋、ストラホフ修道院などすばらしい歴史的建造物が多数残されており、私も来訪した際にはそれらを心ゆくまで堪能したのかといえば特にそいうわけでもなく、実際のところはもっぱら、プラハのかわいい女の子を鑑賞することの方に熱心であった。
スラブ系のお姉ちゃんは美人が多いのである。
これは、テニスプレーヤーを見ればよくわかるが、本当に美人だらけ。おまけに、スタイルも抜群。
しかも、かもし出す雰囲気が、ちょっとエッチ。もう、いいことずくめ。本当に、美女をながめているだけで、楽しい一日がすごせるのである。
それゆえか、プラハはヨーロッパの中でも、風俗産業が実に充実しているという。
このことは宝島ムックの『中欧世紀末読本』という本でも語られているが、特にドイツでは有名である。
プラハに入る前私はベルリンに滞在していたのだが、その折り映画でも見ようかとドイツ版「ぴあ」のような情報誌を買った。
開いてみると、その号の特集が「プラハの風俗」であった。いやいや、これがコンビニで売ってるエロ雑誌でなくて、『ぴあ』みたいな、ちゃんとした情報誌なんです。
ヨーロッパは、そういったお店や文化に対して寛容な地区も多く、記事を読んでみると、そこにはいわゆる「買春ツアー」の体験記のようなものが多数寄せられていた。
まとめてみれば、「イヤッホウ! プラハの女の子は超かわいいし、サービスは超いいし、もう最高だぜジャーマニー!」ということであった。
私は学生時代ドイツ語とドイツ文学を学んでいたのであるが、その研鑽の日々はこのベルリンの地で、浮かれたオッサンの風俗体験記を読むためであったのかと思うと、なかなか感慨深いものがあった。
話がやや脱線してしまったが、このプラハである男と出会うのであるが、それが私をして国際交流の難しさを教えてくれたのであった。
一体、どんなコミュニケーションが行われたのか。
次回に続きます。