M・ナイト・シャマラン監督、ジェームズ・マカヴォイ主演、『スプリット』、5/13、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年18本目。
シャマラン監督の最新作『スプリット』を観てきました。
一言で言えば、シャマラン監督がシャマランファンに贈るシャマラン映画でした。
だからシャマランファンでないと「?」となるシーンもありました。
そういったシーンも含めて面白かったですけどね。
ツイッターでは「『スプリット』最高!!でもネタバレになるから何も言えない。ただ一つだけ、シャマラン監督の過去作は全部見てから観に行くこと!!」みたいなツイートを見かけましたが、無理言いますよね。
その監督の最新作が公開されるたびに一々過去作をチェック出来る筈ないですから。
なので自分からアドバイスをさせてもらうと、『スプリット』を観てモヤモヤが残った人はシャマラン監督の『アンブレイカブル』を見れば少しはスッキリするんじゃないでしょうか。
それにしてもああいうふうに二つの作品をリンクさせれば熱烈なファンは喜ぶだろうな、とは思いますが、自分はあまり感心しませんでした。
直前の女性二人の会話があまりに不自然だったので…。
リンクさせるにしてももう少しスマートに出来なかったのかな?って思いますね。
女子高生三人を誘拐、監禁したケビンは23の別人格を持つ多重人格者である、別の言い方をすれば解離性同一障害を有するという設定です。
まぁそれはいいんですよ。ケビンの育った環境を考えれば、彼がそういった障害を有したとしても不思議ではないです。
でも、そうはいっても別人格が23も存在するのは多すぎますよね。
映画の中でもそれほど多くの人格が存在するようになった経緯は説明されず、なので「23」という数字にも深い理由はないようでした。
出来たらそこにも何らかの理由付けが欲しかったです。
ケビンの育った環境は過酷ではあっても複雑なものではないので、23もの別人格が存在するようになるとは思えなかったのです。
細かいところを突っ込みましたが、監禁もの、そして多重人格ものとしてのスリラーとしては充分面白かったです。
最後に自分も過去に多重人格もののスリラーを書いているので、よかったらそちらも読んでみてください、と宣伝で締めくくらせてもらいます(こちら)。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
シャマラン監督の最新作『スプリット』を観てきました。
一言で言えば、シャマラン監督がシャマランファンに贈るシャマラン映画でした。
だからシャマランファンでないと「?」となるシーンもありました。
そういったシーンも含めて面白かったですけどね。
ツイッターでは「『スプリット』最高!!でもネタバレになるから何も言えない。ただ一つだけ、シャマラン監督の過去作は全部見てから観に行くこと!!」みたいなツイートを見かけましたが、無理言いますよね。
その監督の最新作が公開されるたびに一々過去作をチェック出来る筈ないですから。
なので自分からアドバイスをさせてもらうと、『スプリット』を観てモヤモヤが残った人はシャマラン監督の『アンブレイカブル』を見れば少しはスッキリするんじゃないでしょうか。
それにしてもああいうふうに二つの作品をリンクさせれば熱烈なファンは喜ぶだろうな、とは思いますが、自分はあまり感心しませんでした。
直前の女性二人の会話があまりに不自然だったので…。
リンクさせるにしてももう少しスマートに出来なかったのかな?って思いますね。
女子高生三人を誘拐、監禁したケビンは23の別人格を持つ多重人格者である、別の言い方をすれば解離性同一障害を有するという設定です。
まぁそれはいいんですよ。ケビンの育った環境を考えれば、彼がそういった障害を有したとしても不思議ではないです。
でも、そうはいっても別人格が23も存在するのは多すぎますよね。
映画の中でもそれほど多くの人格が存在するようになった経緯は説明されず、なので「23」という数字にも深い理由はないようでした。
出来たらそこにも何らかの理由付けが欲しかったです。
ケビンの育った環境は過酷ではあっても複雑なものではないので、23もの別人格が存在するようになるとは思えなかったのです。
細かいところを突っ込みましたが、監禁もの、そして多重人格ものとしてのスリラーとしては充分面白かったです。
最後に自分も過去に多重人格もののスリラーを書いているので、よかったらそちらも読んでみてください、と宣伝で締めくくらせてもらいます(こちら)。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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