マーク・ウォルバーグ主演、ピーター・バーグ監督、『バーニング・オーシャン』、4/20、Tジョイ久留米での試写会にて鑑賞。2017年15本目。
先月の『グレートウォール』に引き続き、二ヶ月連続の試写会当選です。やったね♪
本作は2010年にメキシコ湾で起きた原油流出事故をモチーフとした災害パニック映画です。
いわゆる実話を元にした映画ですね。
この手の映画で気をつけなければならないのは、実話を元にした映画は実話ではないということですね。
基本的に映画には主人公が必要です(群像劇もありますが)。主人公がいないと観客は誰の視点で物語を見ればいいのかわからないからです。
それに対し、実際に起きた出来事に主人公なんていません。たまたまそこに居合わせただけ、なのですから。
本作において主人公に選ばれたのはマーク・ウォルバーグ扮するマイク・ウィリアムズは、家庭では良き父、良き夫であり、職場では優秀なエンジニアで、非常時には機転も効き、勇気もある、およそ欠点のない人物です。
欠点のない人物は理想的ではあるかもしれませんが、魅力的ではありません。
一言で言えばステレオタイプで、薄っぺらく感じられてしまいます。
ステレオタイプに感じられるのは主人公だけでなく、現場の責任者、会社の幹部、皆そうです。
ステレオタイプな人間たちがぶつかり合ってもドラマは生まれません。
本作は、災害パニック映画ではありますが、『タワーリング・インフェルノ』や『ポセイドン・アドベンチャー』のようなドラマ性は希薄です。
こういう言い方をすると語弊があるかもしれませんが、災害事故が起こって、主人公はたまたま生き残っただけ、という感が否めません。
災害事故現場を舞台にした人間ドラマを期待して観に行くと、肩透かしを喰らう可能性は大です。
では本作は観る価値がまったくないかというとそんなことはありません。
本作の見どころは爆発、爆発、また爆発、そして続いて大爆発と、ともかく爆発シーンが凄まじいのです。
これまでどれぐらい爆発シーンのある映画を観てきたか、覚えているわけもありませんが、本作は爆発シーンのある映画No.1といっても過言ではありません。
爆発フリークの方は必見かと思います。
そうでない方はそれなりにってところでしょうか。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
先月の『グレートウォール』に引き続き、二ヶ月連続の試写会当選です。やったね♪
本作は2010年にメキシコ湾で起きた原油流出事故をモチーフとした災害パニック映画です。
いわゆる実話を元にした映画ですね。
この手の映画で気をつけなければならないのは、実話を元にした映画は実話ではないということですね。
基本的に映画には主人公が必要です(群像劇もありますが)。主人公がいないと観客は誰の視点で物語を見ればいいのかわからないからです。
それに対し、実際に起きた出来事に主人公なんていません。たまたまそこに居合わせただけ、なのですから。
本作において主人公に選ばれたのはマーク・ウォルバーグ扮するマイク・ウィリアムズは、家庭では良き父、良き夫であり、職場では優秀なエンジニアで、非常時には機転も効き、勇気もある、およそ欠点のない人物です。
欠点のない人物は理想的ではあるかもしれませんが、魅力的ではありません。
一言で言えばステレオタイプで、薄っぺらく感じられてしまいます。
ステレオタイプに感じられるのは主人公だけでなく、現場の責任者、会社の幹部、皆そうです。
ステレオタイプな人間たちがぶつかり合ってもドラマは生まれません。
本作は、災害パニック映画ではありますが、『タワーリング・インフェルノ』や『ポセイドン・アドベンチャー』のようなドラマ性は希薄です。
こういう言い方をすると語弊があるかもしれませんが、災害事故が起こって、主人公はたまたま生き残っただけ、という感が否めません。
災害事故現場を舞台にした人間ドラマを期待して観に行くと、肩透かしを喰らう可能性は大です。
では本作は観る価値がまったくないかというとそんなことはありません。
本作の見どころは爆発、爆発、また爆発、そして続いて大爆発と、ともかく爆発シーンが凄まじいのです。
これまでどれぐらい爆発シーンのある映画を観てきたか、覚えているわけもありませんが、本作は爆発シーンのある映画No.1といっても過言ではありません。
爆発フリークの方は必見かと思います。
そうでない方はそれなりにってところでしょうか。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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