この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

極々フツーのミステリーとしか思えなかった『ミステリと言う勿れ』。

2022-01-18 23:20:28 | テレビ
 1月スタートのドラマがほぼ出揃った感がありますね。
 皆さんは何を見ていますか?
 自分はが見ているのはNHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』と月9の『ミステリと言う勿れ』です。

 『鎌倉殿の13人』は三谷幸喜の脚本だからとりあえず見ているけど、今のところあんまりハマりそうな予感はしないな。
 これなら週刊少年ジャンプで連載中の『逃げ上手の若君』の方がはるかに面白い、、、まぁテレビドラマと漫画では単純には比べられないんだけれど。
 あと、『鎌倉殿の13人』は長澤まさみのナレーションがすごく聞き取りにくい(自分だけ?)。
 ナレーターとしての実績があるわけでもない彼女を誰が大河ドラマのナレーターに起用したのだろう?
 フツーに役者として出演させればよかったのに、と思うけどな。
 新垣結衣と長澤まさみの共演となればそれだけで話題になるだろうに。

 『ミステリと言う勿れ』はタイトルが「ミステリと言う勿れ」という以上、フツーのミステリーじゃないんだろうな、と思って見たら、極々フツーのミステリーで逆に意表を突かれました。
 このドラマを指して「新感覚ミステリー」と称している人にはどこら辺が「新感覚」なのか、是非ご教授願いたいものです。
 昭和歌謡が一周回って今の若い人たちには新鮮に聞こえるようなものですかね?(違う)
 何だか貶しているようですがそんなことはなく、『ミステリと言う勿れ』、フツーのミステリーとしか思えなかったのは事実ですが、フツーのミステリーとして充分面白かったです。

 それに主人公の整の言葉にも共感できるものがあったしね。 
 真実は一つじゃない、人の数だけあるっていうのはまさにその通りだと思いました。
 対象物は一つなんだけど、見ている角度が違うから、違うものに見えるんだよね。
 例えばある物体を、Aは「丸だった」と言い、Bは「四角だった」と言い、Cは「三角だった」と言った。
 A、B、Cが全員嘘を言っていないというようなことがあり得るのか。
 あり得るんだよね。
 その物体がマイナスドライバーの先っぽを切り落としたような形状をしていたら、見る角度によって丸だったり、四角だったり、三角だったりするから。
 真実ってそういうものだと常々思っていました。

 そうそう、『ミステリと言う勿れ』の「勿れ」の【勿】ですが、どこかで見た漢字だと思ったら、「勿論」の【勿】なのですね。
 だとしたら、「勿論」って本来否定形で使うべき言葉なのでしょうか。
 教えて、日本語に詳しい人!

 それから連続殺人の犯人ですが、自分にはバスの運転手にしか思えなかったなぁ(原作は未読)。
 特に根拠はないけど、一人だけ「はい、私が犯人です」というオーラを身にまとっていたからね。
 自分の推理が(正確には推理と言えるものではなく、ただの想像)が当たるかどうか、来週の月曜日が楽しみです。
コメント (2)
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