『高知龍馬マラソン』～ご報告！

こんにちは。山口です

一昨日の日曜日に走ってきました『高知龍馬マラソン』のご報告です。

前日の２３日（土）に、姫路から約４時間かけて高知入りし、いろんな交通機関を使って観光しました。



↑　高知駅前の三志士像。左から「武市半平太」「坂本龍馬」「中岡慎太郎」の先生方です。

三先生方の説明と「桂浜観光」の様子は長くなるので、また機会があれば「番外編」でお伝えします。



↑　これは前日の『ランナー受付』「はりまや橋」のすぐ近くの高知中央公園にて。

前日夜は高知駅近くのホテルで一泊しました。大浴場があるのですが、みんな筋肉モリモリのランナーばかりでした

いつも旅先では寝られないのですが、やはり１時間おきに目が覚めて眠れない夜を過ごしてしまいました・・・

それでも朝の快晴の中、ランナー集合場所に向かいます。第一回の大会ですが特に混乱もなく進みました。

神戸マラソンの場合、スタート会場近くはランナーしか入れないのですが、高知は一般の人も入ることが出来たようなので、応援の家族などもいてアットホームな雰囲気でした。



↑　開会式 　スタート地点に「ちんちん電車」が入ってきたと思ったら中に高知県知事や谷川真理さんらが乗っており、そこで開会式が始まりました



↑　前の方に少し写っているのがスタートゲート。

午前９時、いよいよスタートです。今回は出だしをキロ６分台のゆっくりペースと決めていましたが、周りのランナーが早くどんどん抜かされていきます

レース後半の限界を超えたあたりならまだしも、まだ元気な状態で皆に抜かれていくのはどうも気に食わなかったのでペースを上げてしまいました

最初の５キロを２８分ちょうどで走り、２分早いペースです。結局２０キロまで５分台/キロで走ってしまい後半に大きくひびくことになってしまいました

だいぶん疲れが出てきたころの２２キロ過ぎ、「浦戸大橋」の高低差40メートルの登りがむちゃくちゃきつくて、かなりふくらはぎに負担があったので少し歩きました



↑　「浦戸大橋」頂上より。奥に太平洋が見えます。

「浦戸大橋」を降りて「桂浜」を過ぎると雄大な「太平洋」沿いを延々と走ります。

景色は素晴らしいのですが、浜からの向かい風が厳しく、ここから１０キロも続く直線が非常に苦痛でした

３０キロ辺りで両足のふくらはぎに「ビクビクッ」っと経験した事がない強烈な痙攣が走り、肉離れを起こしそうな気がしたので慌てて止まってストレッチをしました。

それからは走り始めて痙攣がおきては歩きを繰り返すことになりました。

アップダウンや風が思ったよりきつく、神戸よりもはるかに厳しいコースに感じ、もう体のどこが痛いのかさえ分からないほどあちこちが痛み、いままでで一番きつかったレースでした。

３５キロあたりで、前半のむきになったペースアップの事も考え「マラソンは性格的に向いてないかも・・・」と考えながら走ったりして・・「俺なんでこんな事しとんやろ・・・」と急にすごくネガティブになり、本気でリタイヤしようかな・・・とも思いました

そんな状態なので、25～30キロ間は３５分、30～35キロ間は41分にまで落ち込みました・・・

この区間はマラソンで一番きつく、周りのランナーからも悲壮感しか伝わってこないので余計にこういう気持ちになるんでしょう

しかし３５キロを過ぎ、痙攣が少し落ち着いてきたこともあり、あと７キロだけ！と気持ちを切り替え、目標の４時間半は無理でもなんとか３０分台ではゴールしたい！と思ってペースを上げました

最後の春野陸上競技場までの１キロの登りがまた地獄でしたが、沿道にたくさんの人が応援してくれており、ここを歩くわけにはいかない！と踏ん張りました。

競技場に入り残りのトラック一周がまた地獄の長さでしたが、手もとの時計では３０分台がギリギリだったため必死に走りました

そして私の時計で４時間38分53秒。　公式記録でネットタイム４時間39分25秒でゴール出来ました。



↑　ゴール後すぐにもらえる「完走証」

今回はしっかり調整出来たつもりでしたが、それでも初マラソンからわずか１０分タイムが縮まっただけで、目標の３０分も切れませんでした・・・

楽しかったのは初マラソンの前半の時だけで、タイムを気にしたり、変にむきになって楽しく走れないので本当に性格的にマラソンは向いてないのかな～と思ってしまいます

それでも今回は陸連登録選手を含め、全3,500人のランナー中、「1,619位」。なんとか前半分には入れたのだけは良かったかなと思います。

今回は特に、マラソンって本当に難しいと実感しました。
前日に観光気分で歩きまわり足に疲れが残ったこと、　前半自分を押さえることが出来ずペースを守れなかったこと、　後半は脳の発するネガティブキャンペーンに負けてしまった事・・・

反省点も多いですが、それらを含めて　「たぶん楽しかったんだろう！」と思うことにします。

「高知で42キロを走る」というなかなか経験できないことを経験できたと

次どうするかはゆっくり考えます。

では、仕事がたまっています・・・頑張りましょう　　以上、長々とご報告でした




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