セカイの周縁

世界の中心から遠く離れた縁っこで、細々と生きている―そんな日常の中でアンテナにひっかかったモノゴトを。

不機嫌なジーン 第7話

2005-02-28 22:54:03 | ドラマ
今回、ドラマのタイトルにまつわるエピソードが明かされた。
南原が隠し撮りしていた仁子の写真に、裏書きされていた言葉が
「不機嫌なジーン」。

このドラマのタイトルには、どんな意味が込められてるんだろう?と
これまで自分なりに考えていた。
遺伝子(ジーン)が「結ばれたい」と強く願っている相手と、
なかなかすんなり結ばれなくてジレている―
そんな仁子の、南原の遺伝子の「不機嫌」なのかなぁ?と。

南原にどんなにアプローチされても、
仁子は、かつて浮気されたときの不信感がどうしても拭いきれない。
結局、鵯越大学の任期が切れて、そのままミネソタ大に去っていく南原…
って、次回予告で「え、もう帰ってきた?

神宮寺は毎回カラフルなファッションで目を楽しませてくれるが、
今回は、トレンチコートの肩にかけていたニットのケープが
超カワイかった~
こんなキッチュ(死語?)なファッションが、
かわいく似合ってしまう小林聡美おそるべし
南原も仁子の赤いマフラーがミョーに似合っていたが…。

今回、チョロッとオダジョー登場。
もはや、ドラマの中のゲスト的な扱いだけど
なんだか存在感があるのには笑える。
イイ男オーラ?

Mの悲劇 Chapter7

2005-02-28 00:23:45 | ドラマ
衛への復讐心に燃えていた美沙が、
一転して警察に自首したりなど猛反省の態度を見せ、
今度は逆に衛の方が、自責の念にかられて美沙の周辺をうろつく。

ちょっと二人の態度の変化が極端過ぎてついていけない~と思ってたら、
衛と亘を襲った薮本が仮出所。
そして美沙は偶然、街で彼とすれ違った!
それとわかり、ショックのあまり崩れ落ちそうになる美沙。
これは…こう来たか!また復讐が始まるのかぁ?(何でワクワクしてる自分?)
と思ってたら、美沙はあっさりバスに乗ってどこかへ出かけちゃった~

えっ、復讐はなし? もう衛ちんだけで気が済んだの? そう…

でも、出かけた先、両親と亘が眠る墓地で、
墓石に手を合わせている島谷専務とバッタリ出くわす。
なぜ彼が…!?

衛の周辺の人物たちが、みんなそれぞれに秘密を抱えている様子で、
その思わせぶりな展開に、
「だ~~~っ! 腹の中にしまってあるものを、全部さらけ出してしまおうや~!」と
叫びたくなるほどである。

結局、薮本は誰かに頼まれて衛を襲ったということがわかり、
美沙の方が、衛の人生に巻き込まれてしまったのだな、と思わせる展開に。
次回は、衛と美沙、2人が協力して、事件の謎に挑む!?

なんか話がメンドくさくなってきたけど、展開が気になるから次回もチェック

義経 第八回 「決別」

2005-02-27 23:56:05 | ドラマ
大河ドラマは、他のシーズンごとのドラマと違って、
ストーリー展開がゆっくりなので、
とくにこれといった事件が起きない限りは、
そのままホゥ~と漠然と観ているうちに終わる、という回が多い。

でも今回は、親子の再会と別れのシーンがなかなかよいなぁ~、と思った。

遮那王が母・常盤に、「子どもの頃は、自分は鞍馬寺に捨てられたのだと思っていた」と
当時のつらかった気持ちを率直に語る。
それに対して、つらい思いをさせて悪かったと素直にわびる母。

「でも、成長するに従い、母の生き方が、自分たち子どもの命を守るための
捨て身の生き方であったと思うようになった」という遮那王の言葉で、
今度はこれまでつらい思いをしてきた母の心が救われる。

罪悪感とかそんな余計なものにとらわれず、
自分の感情の本音の部分で話ができる者同士の会話って、
建設的でいいよな~、と観ていて気持ちよかった。

平家の手前もあり、「遮那王を出家させよ」という圧力がかかれば、
鞍馬寺へ使いを出して出家を促していた母であるが、
実はひそかに、遮那王の成人用の衣を縫っていた、なんて、
泣かせる親心ではないか
親子の心の通い合いが、なかなか感動的なシーンだった。

しかし、気がつけばもう8話。
途中、何話か見逃してるけど大河をこれだけ観続けているのは
何年ぶり…いや何十年ぶりのことだろう?
とくに夢中で、ということもなく、ただ、淡々と成り行きを見守っている。
このまま1年持つのだろうか…?

ヒコーキ雲

2005-02-27 15:40:45 | さんぽ
今日はなんだか、
「体内のミネラルバランスがいいんでないかい?」
と、根拠なくそう思ってしまえるほど、体調がいい。
全身に日の光を浴びて「セロトニンも出てるかな?」って感じ。

「なんでこんなに飛んでるの?」ってくらい
ヒコーキ雲がいくつも筋を引いていた。

ごくせん 第七話

2005-02-26 23:05:12 | ドラマ
先回見逃してしまったので久びさな感じ。

自分がごくせんを見てるときの、この感じって何だろ?と考えていて、
「子どもの頃、吉本新喜劇を見て笑ってた感じと似てるな~」って、
ふと気づいた。

今回のストーリーは嫌いじゃなかった。
「あきらめない」って大事なことだから。
すごい難しいんだけど。なんせ現実はカコクだから~

でも今回のクライマックスは、
生徒たちが相手に手を出さずにがんばって耐えたんだから、
最後まで彼らに花持たせてやってもよかったかも。

生徒たちが窮地に陥ったとき、ヤンクミが助けに来てくれる。
これはドラマのカタルシスだけど、
生徒たちが自力で片づけられる問題は自力で片づけさせて、
ヤンクミが来て、ただ一言「よくやった」と声をかけるだけの回が
あってもいいかも、と思う。

ヤンクミの「次の職探し」の問題も、
最後に理事長の「松原様」登場でケリがついたし、めでたしめでたし~

ところで、「ごくせん効果」で今ジャージが人気とか。
ドラマ放映の翌日にはジャージ目当ての客で売り場は賑わい、
ドラマで衣装協力しているメーカーのショップには、
「仲間さんが着ていたのはどれですか」という問い合わせも来るらしい。

確かに、見ててかわいいと思うジャージあるもんな~。
今、ほんと、カラフルなのいっぱいあるし。
いまや馬場先生(東 幹久)のジャージまでチェックしてる。

馬場先生といえば、ヤンクミへのあまりの一途さに、
見ていて胸が打たれる今日この頃

2005-02-26 19:07:16 | よもやま
枝にひっかかったまましぼんでいる風船に
ふと目がとまった夕暮れ。

雑誌に載っていた「生まれた曜日でわかるバイオリズム」を見ていたら、
自分のバイオリズムの波は、ちょうど2月の今の時期、
仕事運も人間関係運も恋愛運も最低、底だった。
それを見て、ちょっと救われる思いがした。

今のこのつらい状態が底で、
これから調子が上向きになっていくと思えば、
まだ耐え忍ぶ甲斐もあるというものだ。

おとといまで仕事がヒマで、
とにかく時間だけはあるという日々が続いていたのに、
部屋の片づけも、確定申告も、
自分のやりたいこともロクにできないまま過ぎてしまった。
精神が不安定だと、せっかくの時間も有効に使えない。

今日も、仕事がなければきっと、一日、
ふとんの中でゴロゴロしていたことだろう。
とにかく、油断すると足元をすくわれる
――何もしたくなくて動かなくなってしまう――今、
生活リズムだけは整えて、最低限、仕事はこなしていかなければ。

息子――優しい時間7

2005-02-24 23:56:57 | ドラマ
前回、あわや勇吉と再会、というところで
拓郎が走り去るシーンがあった。
その撮りの後で、かずなりんはコケたらしい…
雪の上を全力疾走する渾身の演技に拍手~

今回は、北島サブちゃんがお客として「森の時計」に来店。
そのシーンで、店内のレイアウトに改めて感心した。

入口入って右手は、常連さんがたむろするカウンター席。
まっすぐ奥へ行くとテーブル席で、
外の風景を見ながら一人でゆっくりコーヒーが飲める…
やっぱハヤるわ、この店

「あんた、拓のこと、今まで一度でも、ちゃんと見てやった?」

朋子にいわれた言葉がズーンと胸に響く勇吉。
恵との会話でも問いかける。

勇吉「オレはお前のことをちゃんと見てたかね」
恵 「見てたわ…」


このときの恵の微妙な表情が気になるところ。
事故当日、拓郎を問い詰めていたことと、何か関係があるのか…?

新人陶芸家のコンクールに向けて、大みそかの夜も陶芸に打ち込む拓郎。
その姿を外からじっと見つめる勇吉。
息子のことをちゃんと見つめる第一歩を、ようやく踏み出したかな。

夜の闇に浮かび上がる「森の時計」の軒下に垂れ下がったつららが、
ゴージャスなデコレーションのようだった


    


今回、個人的に一番心に響いたのは、
勇吉がかつての会社の同僚を相手に語った、
今自分は「振り返る」という仕事をしているんだ、という言葉。

自分の内面や、これまで見過ごしてきた家族の気持ちを振り返る作業を、
「仕事」と表現するところがいい。

「振り返る」という仕事を、
ちょうど自分もこれからやろうとしていたところなので、
この言葉はとてもタイムリーでうれしかった

弁当の悲劇

2005-02-24 20:13:40 | よもやま
デパ地下で、某料亭の弁当を買った。

店員が、弁当をビニルの手提げ袋に入れて、口を固く結び、
さらに紙袋に入れて客に手渡している。
「そんなに過剰包装しなくても」と思い、私は、
紙袋を断ってビニルの手提げ袋のまま弁当を受け取り、
そのまま提げて歩いていた。

弁当を買うといつも困るのは、
袋の中で水平を保てず、すぐに縦になってしまうことだ。
家に帰って弁当を開けると、中のおかずが片方に寄ってしまっている。
汁も外ににじみ出て、弁当箱がベトつくのもイヤだ。
ビニル袋に入れたまま弁当を水平に保つ方法を、
誰か発明してくれると助かるのだが…。

さて今回は、いつもと様子が違っていた。
ふと気づくと、ビニル袋の中が、なんかゴロゴロしている…?
なんと、弁当のフタが開いて、中のおかずが袋内に転がり出ていた。
弁当箱のフタがセロテープで留められていなかったのである。
フツー…フツー、テープで留めてあるだるぉ?

「…そうならそうと、ひとこと言えやぁ!

しょうがないのでゴロゴロしたまま家に持って帰って、
ビニル袋の中にこぼれたおかずを、
袋を裏返しにしてそのまま弁当箱に戻した。

そして食べ始めたら…なんか、
噛んでも噛んでも噛みきれないものが口の中にある。
そして、苦い。

苦みを味わう食品はいろいろあるが、
本能として備わる味覚の「苦み」は「毒」のサインである…。
念のために口の中に入っている物を出してよく見てみたら…
なんと紫色の輪ゴムだった!
てっきり海藻かなんかか?と思って口に入れたのだ。

「こんな、役に立たない輪ゴム1本で弁当箱にフタしとくんじゃねぇ!

長年生きてきて、輪ゴムをよく噛んで味わったのは初めての体験だった。

パン屋さんで

2005-02-23 13:44:18 | よもやま
スーパーの焼き立てベーカリーに立ち寄ったときの出来事。

店にいた4~5歳くらいの女の子が、
トングに手が届かない様子だったので、
「取りましょうか?」と声をかけて取ってあげたら
「ありがとうございます」とていねいなお礼の言葉が返ってきた。

おっ?と思ってたらその女の子、試食のパンを味見するときも、
店員に「もらってもいいですか?」と尋ねてからパンを手に取った。

その幼さにしてはあまりの礼儀正しさに、
おそらく「お受験」で身につけたものではなかろうかと、
なんとなく、ふと思った。
親が日頃からしつけを大事にしている、というレベル以上の、
訓練されたやりとりだ。

小さい頃から、他人とのやり取りをここまでしつけられている子どもには、
普段まずめったにお目にかかることはない。
それどころか、人の集まるところで、周りの人間にお構いなく暴れまわる、
放し飼い?にされている子どもの姿の方が、いまやスタンダードな感がある。

この女の子ほどていねいじゃなくてもいいから、
他人に何かをしてもらったら「ありがとう」をいう、
などのコミュニケーションの基本とか、
人の集まる場所では走り回らない、などのマナーの基本くらいは
子どもに教えておいた方が、本人も周りの人間も、
みんなが幸せになれるのにな、と思う。

まぁ、そもそも、大人でも基本ができてない奴がいるくらいだから、
それ以前の問題か…

写真は、今日のおやつに選ばれた、まだホカホカのクランベリーパン。

ミニあざみ

2005-02-22 15:49:26 | 
花瓶にいけてあったあざみの、
茎が途中から折れてきたので、
折れた部分で切って、カップにいけた。

これならデスクの正面に飾れるのでうれしい。