セカイの周縁

世界の中心から遠く離れた縁っこで、細々と生きている―そんな日常の中でアンテナにひっかかったモノゴトを。

窪塚クン、映画復帰!

2004-11-29 21:25:20 | よもやま
すっかり熟睡していた昨晩。

一夜明けたら、今度は北海道で地震。
群馬県でまた集団自殺。
刑務所で暮らしたいから人を殺したぁ!?

……滅入ってしまう一連のニュース報道の中、
うれしいニュースが飛び込んできた。

ちょっと前に、TBSの番組で彼の姿を見たときは、
ちょうどリハビリ中で、「(足が)細くなった」という話をしていた。

奇跡的に一命を取りとめたとはいえ、
絶対安静だった時期に筋肉は落ちているし、
体のどこそこにダメージが残っているかもしれないし、
もうスクリーンで彼の姿を見ることはできないのかも……と
寂しく思ったりしていた。

それが、来年公開予定の映画で友情出演することになり、
その出演シーンを撮り終えたとのこと。
主演映画の企画も進行中だとか。

またスクリ-ンで彼の姿を見れるかと思うと、
ホント、うれしい。
やっぱりあの演技力、存在感は彼ならではのものだから。

生死の境をさまようという、
普通の生活の中ではなかなか得がたい体験を
くぐり抜けてきた彼が、
今後どんな生きざまを、どんな演技を見せてくれるのか。

これからも目が離せない窪塚クンなのである。

「新人です」窪塚、笑顔の映画復帰
スポニチアネックス 芸能 2004年11月29日

「エスカレーター歩行禁止」はアリ?

2004-11-28 13:49:55 | よもやま
名古屋市交通局が、全国の地下鉄で初めて、
「エスカレーター歩行禁止」の張り紙を出したらしい。

その張り紙、いつから張られていたのだろうか?
私はふだんあまり地下鉄を利用しないが、
昨日、仕事の打合せに出かけた際に利用したときは、
張り紙には全然気づかず、いつものように、
下りのエスカレーターを歩いて降りた。

走るのはともかく、歩行禁止は、無理だろう……
というのが正直な感想だ。

駅を利用する人には、それぞれにさまざまな事情がある。
刻一刻を争う状況におかれて、目的地へ急ぐ人もいる。
二列の片側をあけておくというのは、
エスカレーターをスムーズに利用できるよう、
長年の間に自然に生み出された知恵なのではないだろうか。

張り紙を出した理由は
「『エスカレーターで歩かれると、後ろから突き飛ばされそうになる』と
障害者や高齢者などから苦情が寄せられたため」とある。
他人に危険を感じさせるような乱暴なふるまいをする輩の
思慮のなさにはウンザリするが、
だからといって「歩行禁止」にすればいいという問題だろうか?

エスカレーター絡みの事故が多いという理由で、
エスカレーター製造業者らにより構成される
日本エレベータ協会としては、市交通局の動きに好意的らしい。

でも、危険だから歩行禁止にするというのなら、
エレベーターを歩くことによってどのような事故が起こり、
どのように危険だから歩行禁止にしたいのか、
そのへんを納得のいくよう利用者に説明してほしい。
十分な説明もなく、ある日突然「禁止です」では、
やり方が一方的で乱暴だ。

「長年の慣習を、たった一枚の張り紙で
変えようというのは無理がある」
と、市議会本会議でも議員から意見が出ているという。
もっともな話だと思う。

エスカレーターPR不足で混乱 名古屋市地下鉄の張り紙
Chunichi Web Press 総合ニュース 社会 2004.11.28

池に映る影

2004-11-22 14:17:44 | さんぽ
今日は、太陽がまぶしい。
あたたかい光のシャワーが気持ちいい。

紅葉でにぎわう今頃も、
過ごしやすい時期だとは思うけど、
ちょうど寒気が入りこんで気温が下がるこの時期が、
私は苦手である。

体と一緒に、心まで冷えてくる。そんな感じ。

いっそ1月の一番寒い頃なんかの方が、まだ元気。
もういい加減、寒さにも慣れたぜ、って感じで。
とはいえ所詮、太平洋岸の冬なんで、
たかだか知れたもんなんでしょうが…。

「東京タワー」予告編

2004-11-19 22:22:01 | よもやま
昨日ワイドショーで、映画完成記者会見を見損ね、
その前晩「Dの嵐」も録画し忘れていたことに気づき、
すっかりショゲていた私。

でも今日映画館で、
思いがけず「東京タワー」の予告編が見れて、
とーーってもうれしかった。
なんか元気もらった!って感じ。

うれしくてうれしくて、
その後「着信アリ2」の予告編が流れたときも、
まだ顔が笑ったまんまだった(コワイよ!)。

予告編見て思ったこと。

「あ、主役はこの二人だったんだ、そういえば。」

私の頭の中は「松潤が出る!」で占められていて、
「松潤と寺島しのぶのシーンが」などで渦巻いてるので…。

予告編には、
主演のお二人(黒木瞳、岡田准一)しか登場しなかったけど、
二人が茶目っ気たっぷりに、
ベッドの中でたわむれるシーンなどを見ていて、
なかなかいー雰囲気じゃん、と思ったのだった。

でもこの映画、見ているときは
気持ちよく酔いしれていられるかもしれないけど、
我に返った途端、ムナシくなるような、ムカつくような。

ヒロインの詩史にはダンナがいて、
自分もセレクト・ショップなどを経営し
「お金には苦労してないの」って感じの優雅さが、
なんかな~、住む世界違い過ぎ、って感じだし。

映画の予告にあった「今の暮らしが気に入ってるの。
幸福かどうかはそんなに問題ではない」というような
彼女のセリフも、見てる時はフーンと思ったけど、
あとからモヤモヤしてきた…。

その言葉に彼女のどんな心理状態が秘められてるか、
などはさておき、単純に
「幸福かどうかはそんなに問題ではない」くらい
「気に入った暮らし」を送ってる人って、どうよ!?

うらやまし過ぎてムカつくわ。

と、モヤッときたりもするんだけど、
来年1月15日、映画公開初日には、
初回目指して映画館にスッ飛んでくんだろうな…。

一番大切な人は誰ですか? 第6話

2004-11-17 23:44:51 | ドラマ
ヤバイじゃん、この元夫婦!

第1話を見逃したこともあり、
2人の離婚のいきさつをイマイチよく把握できてないんだが。

東子の方は、まだ要を愛しているんだね~。
って、要もまだ東子に未練タラタラなの?
じゃあなんで、別れちゃったんだ~???
マズイよ、それは。とくに要ちゃん。
路留(みちる、ってこういう字だったのね…)と再婚する時に、
そういう気持ちはちゃんと整理しとかないと。

どうもこの2人、お互いや自分の本心と
ちゃんと向き合わないで離婚しちゃったんだな。
そりゃ、小南と路留が大迷惑だよ~っ!

とにかく、そうだな。
お互いまだ好き、って気持ちを表現し合えたんだから、
次は、今おかれた状況(要には妻がいて彼女のことも愛してる)に
対応して、自分たちの気持ちにどう折り合いをつけていくかを、
考えていきましょうか、って感じ?

このドラマは、ストーリーそのものよりも、会話がおもしろい。
今回一番印象に残ったのは小南ちゃんのセリフ。

「寂しい人って、こわいよ。」

寂しい人は、寂しさのあまり、身近な人にすがりつこうとする。
そんな厄介さを、もはや中学生にして知っている
彼女の人生に、しみじみ。

今夜の「黒革の手帖」

2004-11-11 23:59:07 | ドラマ
見逃した……

夜の8時過ぎに買物に出て、
帰宅後、友人からの携帯メールに返信し
ふと時計を見たら9時。

その時、私の頭にあったのは
「さ、早く夕ごはん食べよう」
それだけだった。

まさしくその時、ドラマは始まっていたのに……。
リアルタイムに見る気まんまんで、
予約録画もしていない。

ありえない……


気をとり直して、代わりに
昨夜見た「一番大切な人は誰ですか?」の感想を。

不思議なドラマである。
なんでこんなに、しみじみと見れちゃうんだろう?

ストーリー的にも特に、
次回に期待を持たせるような作りではない。

でもなんか、リアリティがある。
登場人物それぞれが、それぞれの生活の空気を持っていて、
背負っている人生のストーリーがある。
やっぱ感情とかが、ていねいに描かれているのがいいいのかな。

宮沢りえもいい。
セリフの言い回しにわざとらしさがなくて、とても自然だ。
資生堂のCMにも出ているが、そこでの彼女も素敵である。

いい風に年をとるのって、女でも男でも難しいことだと思うが、
やっぱ、年をとって新たに魅力を増す人っているんだよなぁ。

素敵に年をとりたくても、生き方の中身が素敵じゃないと叶わない。
だから、難しい。
わが身を振り返り、つくづくそう思う。


今クール、ハマっているドラマは「黒革」とこの「大切」の2本。
かたや、ストーリー展開でグイグイ引っ張っていくドラマ。
かたや、しみじみとした味わいのあるドラマ。
その共通点は、生身の人間がちゃんと描かれているところにある。

フローラルスタッフ??

2004-11-11 18:39:58 | よもやま
さっき母親から
「NHK名古屋放送局で求人募集してるから、
いっぺん問い合わせてみたら」という電話があり、
ごていねいに問い合わせ先の電話番号まで教えてくれた。

テレビを見ている時でも、生活に窮している娘のことが、
つねに頭のかたすみにあるらしい。

「NHKフローラルスタッフ募集」とのことで、
「フローラル? 花の何かの仕事?」
「さあ? 家でできる仕事らしいよ」と
母娘でワケわかんない話をしていてもしょうがないので、
さっそく電話で問い合わせてみることに。

大まかに聞いた話によると、
結局、各家庭を回って衛星放送契約のセールスをしたり、
受信料を集金したりするのが主な業務らしい。

「空き時間が活用できる」という、うたい文句を、
母親が「家でできる仕事らしい」と早とちりしたようで、
一応は本業を持つ娘にはちょうどいい仕事かも、と思い、
電話をかけてきてくれたらしい。

ウチの両親は心配性、というか、不安の強い人たちで、
私がうっかり「今仕事がない」とボヤこうものなら、
私以上に大騒ぎをして、
本人たちが自分で受け止めきれない不安を、私の方にぶつけてくる。

仕事がなくて一番心細いのは私自身なのに、
その上、あれやこれやとウルサイことまで言われた日には、
とんだ二次災害を食らった気分になる。
何があっても、もう親には告げまい、と固く心に誓うこととなる。

でも今回のように、こういう形で気にかけてくれ、
応援してもらえるのは、なんだかありがたいなと思った。
心がほっこり、あったまる感じ。

ま、紹介してもらった仕事に関しては、
今回ご縁がなかったってことで……。

NHKフローラルスタッフお仕事セミナー

空気の通り穴

2004-11-05 13:49:51 | さんぽ
昨日今日と、11月とは思えない陽気。
公園のあちこちの木々も、ささやかに紅葉している。

小さい女の子を遊ばせている母親を見ていて、
世の中には、毎日のくらしに満足して生きてる人って
どれくらいいるんだろう、と、ふと思う。

満足している人や、
あきらめの中に沈んでいる人より、
重たいものを抱えつつも、ちょっとでも楽しみを
見出そうとして生きている人間が、
たぶん、一番多いんじゃないかな、という気がした。


今の自分のように。

文化の日

2004-11-03 17:03:42 | よもやま
その名にふさわしく、美術展や映画を観て一日を過ごせたら、
どんなによかろうかと思いつつ、
今日は家とその周辺でゆっくり過ごすことにした。

ここんとこずっと気になっていたのが、部屋の散らかりよう。
私は「片づけられない女」なのだ。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)ではなさそうだが、
物をすぐに処分する習慣がないのと、
整理・整頓の技術がないのと、
エネルギー不足(とくに最近は仕事で疲労困憊)のため、
部屋は書類等のガレキの山と化し、その上にチリが積もって、
年中クシャミや変な咳をしているというありさま。
劣悪な生活環境の中で生きている。

経済的余裕があれば、迷わず収納カウンセラーに相談して、
適切なアドバイスをお願いしたいところ。
でも、その余裕もない現状では、とにかく、
ちょっとでも片づけてみようかな?という気になったときに、
ちょっとずつ片づけていくしかないのである。

肝心の部屋は、本当に、どこから手をつけていいのか、
途方にくれるありさまなので、
まずは、玄関に散乱している靴を片づけることにした。
雑然としていて出かける度にうっとうしいので、
ここを片づけるだけでも、かなり精神的にスッとするはずだ。

夏のサンダルやら下駄(盆踊りにはいて行ってそのまま…)など
5足を、ぬれた布で拭いて、ベランダで干した。
これで、他の靴は全部靴スタンドにおさまり、
玄関のたたきはスッキリ。
そこまでするつもりはなかったのに、
ついでに、たたきをほうきではいて、スッキリ。
そこまでするつもりはなかったのに、
明日仕事にはいていく靴を、クリームをつけて磨く。
ん~、満足。

とりあえず手をつけられてよかった。
何とかしたいと思ってることを、
何も変えられないままでいるのはツラい。
ちょっとは変えることができて、よかった。
なにげに、気分よく過ごせた、文化の日。
(文化的なことは何もしなかったが。)


    

ちなみに、今日11月3日は嵐デビュー5周年の日でもある。
4年前に、なんかジャニーズからお子さま達が(ゴメン!)
鳴り物入りでデビューしたなぁ…と思っていたら、
まさかその2年後、松潤にノックアウトされようとは…。
人生、何が起こるかわからない!?
これからも彼らの活躍を楽しんで見守っていきたいと思う。