セカイの周縁

世界の中心から遠く離れた縁っこで、細々と生きている―そんな日常の中でアンテナにひっかかったモノゴトを。

生命力

2005-03-30 16:51:57 | 
公園の池に落ちて、
ずいぶん経つモクレンの枝。

花が咲いているのにビックリ!



ひとり勝ち

2005-03-29 13:24:44 | 
早咲きの 桜満開 ひとり勝ち

小学生の女の子たちが通りがかって
A「あ、桜だ~」
私「早咲きの桜だね」
B「梅じゃないの?」
私「ううん、梅じゃないと思うよ」
と、つかのまのおしゃべり。

不機嫌なジーン 最終話

2005-03-28 22:52:17 | ドラマ
家庭を持つ、という場合、一番よくあるパターンとしては、
女性が人生の一時期、子どもを生み育てることだけに専念する。
そのことにより成り立っている家庭がほとんどだろう。

でも、家族というのは結局、出会った男女が、
それぞれの仕事観・家庭観をぶつけ合い、折り合いながら、
それぞれの家族の形を築いていくしかないんだろうなぁと思う。

だから仁子と南原のように、愛し合いならがも、
「自分のそばにいてあたたかい家庭を作ってほしい」南原と、
「どうしても研究を続けたい」仁子、
双方の折り合いがつかなくて、家族になれない場合もあるわけで。

そう考えると結婚て、キセキみたいなもんだなぁ。
そもそも、一緒に暮らしたいと思える相手との出会いが
そうはないことに加え、さらにそれぞれが持つ条件を
すり合わせていかなければならないとは、途方もないわ…

いろんな男性との出会いあり、
でも最後には南原とハッピーエンドなんだろうなぁ…と思わせておいて、
誰ともハッピーエンドにならなかった、という顛末かぁ。

そして、ラストで、第一話のシーンに戻ってくるわけね。
タクシーのカーラジオから流れる、南原との思い出の曲
「これは味なことを…」と思わせてくれるラストシーンだった。

恵みの雨

2005-03-28 17:57:38 | 
モクレンの蕾が開きかかっていて、
雨降る薄暗い風景の中、
そこだけほの明るい。

左下の枝にはヒヨドリ。

さきがけ

2005-03-26 13:50:50 | 
昨夕、公園の遊歩道の裏道で、
早咲きの桜が咲いているのを発見。

今日は陽の下で(曇ってるけど)カメラにおさめた。

毎年、ソメイヨシノに先駆けて、
一本だけポツンと、
ひそやかに、華やかに咲いている桜。

昨日今日と、花粉飛散数が少ない、絶好のお出かけ日和だ。

でも、仕事仕事…

雪解け――優しい時間 最終話

2005-03-25 01:29:31 | ドラマ
窯で焼かれた茶碗は、1200度まで上がるんだねぇ。
ヒョエ~~~ッ! そして、そんな高温で火傷したら、
筋肉も神経も血管もやられてしまうんだ…

左腕の刺青に茶碗を押しつけて焼いてしまった拓郎は、六介に語る。
「これで、昔が一つ清算できました。」

拓ちゃん的には、ある種スッキリしたみたいで。
よかったね…とはいい難いが

傷の痛みに絶えかねて、ベッドの上でうめく拓郎。
外の雪もブリザードみたいですごかった…。

普通、熱い物が体に触れたら、反射的によけるよね。
それを、皮膚が焼き焦げるまで当てているんだから、
心の中に渦巻く業のようなものが、
どれほど凄まじかったかは想像に難くない。

人が一人亡くなっている過去を清算しようとしたら、
こういう過激な手段に走らざるをえないっていうのは
あるかもしれない…。

火傷が痛む左腕を酷使しながら、茶碗づくりに没頭する拓郎。
とうとう満足のいく茶碗が完成し、
彼はそれを持って森の時計を訪ねる。
待ちに待った親子の再会
拓ちゃんの何ともいえないまなざしに泣けた~
二人の目の表情が多くを物語っていたね。

拓郎が、左腕の火傷を勇吉に見せ、
「僕がやったことを許してください」と謝る。
「謝らなければならないのは俺の方だ」と勇吉も謝り、
二人の間に残っていた根雪はこうしてとけていったのだった…。

「ここにひとりでいると寂しくないですか?」と尋ねる拓郎に、
最初は年中、負け犬のような気持ちがしたが、
店でお客さんの話を聞いたりしているうちに、
ひどく優しい気持ちになれた、ただ純粋に生きていられるんだ、
と語る勇吉。

ただ純粋に生きていられる…それはとても、素晴らしい生き方だ。
勝ち負けにこだわらない生き方ができる人間こそ、
まさに人生の勝者なのでは。

和解した二人の前に、梓が現れる。
手にとって、拓郎の茶碗を見つめる梓。
このとき「割っちゃダメだよ」とヒヤヒヤしながら見ていたのは
私だけだろうか…?

拓郎が梓を送っていく、森の時計の外のシーン、
雪がとってもロマンチックに降っていた。

息子に、一緒にワインを飲もうという父。オッサレ~
親子は、ワインを傾けながら、どんな話をしたのだろうか…。

勇吉一人が残された森の時計に、
どこからともなく、めぐみの歌声が響き渡り、そして消えていく…
なんかすごい、印象的なラストシーンだった。

そして、人生は続いていくんだな…。

ゆっくり時を刻みながら。


          


ブラボォ~
感動と癒しの時間をありがとう


でも、終わって寂しい…。
自分だけ、取り残されてしまった感じ。
ドラマとはいえ、この仮想現実の世界を、
11話の間、ともに生きてたもんな~

雪解けかぁ…
私の心の中にも、「雪解け」を待っている課題が、
いっぱいあるような気がする。
解かしていきたいよ、少しずつ。
拓ちゃんみたいに、過激なことはできないけどね…。

ワタシ的には、今シーズンベスト1のドラマだった。

落花

2005-03-24 11:36:03 | 
本日の花粉状況は、夜中からもうかなり飛んでて、
6時の時点で1時間平均花粉数は1立方メートルあたり377個。
ヒェ~ッ!

でも7時では168個にまで落ちて、
9時の風速予報も速度が4m/s以下に下がっていたので、
8~9時台に散歩に出てみた。

本日とうとうマスクデビュー!
花粉が少なくて症状は出なかった。

木の下にポタポタと、紅椿。

雨行性

2005-03-23 23:54:22 | よもやま
前日は仕事で徹夜明け。
今日は昼まで寝ていた。

雨が降っていた。
小降りの雨。素敵だ
ブランチを取りに久々にカフェに出かけ、
そのあと散歩と買い物をして帰ってきた。

「3・19花粉ショック」以降、
生活パターンが「花粉」に左右されてしまっている。

これまでの花粉飛散量の時間的推移のデータからみると、
晴れの日は、朝10時以降夕方6時までは、
極力外出を避けた方がいいようだ。

だから、今日みたいに遅く起きた日は、
晴天ならもう散歩に出られない。
仕事が忙しくて「時間の方が惜しいから外で食事!」という気分でも、
家でごはんを炊いて何か簡単な物を作る。
花粉が大量に飛ぶ時間は、窓もしっかり閉めて家にこもる、
といった状態だ。

生活の「足」が自転車 というせいもあり、
これまでは、雨が降るとあまり外に出かけなかった。
でも、スギ花粉が飛びまくっている間は、それが逆転しそうだ。

夜行性ならぬ「雨行性」。
雨の日と曇りの日は、活動が高まる私である。

公園では、モクレンの蕾が大きくふくらんでいた。