医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

あなたの病気が治る本当の確率. 誤解と批判を恐れない斜め後ろから見た医療情報

日本のメラトニン受容体作動薬とアメリカのメラトニンの価格差

2013年03月13日 | 生活習慣病
学会のためにアメリカに来ています。

体内に元々ある物質でメラトニンという物質は睡眠を促します。そこで、このメラトニンが働く部位に作用してメラトニンと同じ効果で睡眠を促す薬剤ロゼレムが武田薬品から売られています。現在1錠82円です。

しかし、アメリカではメラトニンと同じ効果の物質ではなく、メラトニンそのものがコンビニなどで売られていて誰でも簡単に手に入れられます(写真左)。私も10年以上前から愛用していて、日本では発売されていないのでアメリカを訪れた時に買っておいて、眠れない時に使用しています。私はこれを使用するととてもよく眠れて、次の朝は快適に覚醒できます。副作用については個人責任ですが、こんな記載がネットにありましたので、ご紹介します。あくまでも自己責任です。

(以下、引用)
「メラトニンは、アメリカでは医薬品扱いではなく、栄養補助食品として扱われており、規制なく誰でも自由に購入できます。確かに今までの研究結果により発表されているこの物質は、とてもすぐれた効能がありますが確証はありません。長年の厳重なモニター研究で現在のところ危険性はなく注意を促す副作用もないとされていますが、いまだラットを使っての実験研究は続いていますので、その効能のあとにくるものは研究途中だということを頭において、その上であくまでも自己責任のもとご使用を判断されることをおすすめします。日本では、医薬品扱いですので、製造、販売、個人輸入はできませんが、個人の利用目的であれば個人輸入できるようです。ネット通販では、代行輸入の会社もあります。アメリカに旅行に行った際にサプリメントで売っていますので、買ってきて試してみることもできるでしょう。どちらにせよ、購入時は必ず原料の確認をしましょう。メラトニンは、植物や動物のもあり、原料が天然性、動物性、または牛もありますが、これらの原料のメラトニンはウイルスや抗体反応を起すタンパク質を含む恐れがありますので、避けるほうがよいでしょう。人体で分泌する分子構造と同じ人工性、薬剤性メラトニンが原料の場合は安全です。メラトニンサプリは、錠剤の数に違いがあり、1錠に何mg入っているかで服用の仕方が異なります。メラトニン1mgが90錠に入っている場合は、少し睡眠をヘルプしてもらう程度に思っている人にいいでしょう。初めて試してみる場合は、少量タイプから始める方がいいですね。服用は寝る30分ほど前に済ませましょう。吸収性高く効果が出ます。不眠に悩んでいる方は標準タイプともいえる1錠に3mgメラトニンが含まれ60錠入りです。即効性があります。現在では副作用がないといわれているメラトニンですが、確証はありません。薬よりもさらに副作用が考えにくい天然素材のメラトニン・サプリメントからなら、気軽にはじめる事ができますね」
(以上、引用)

今回もアメリカで購入したのでブログで紹介するために写真を撮りました。税関などで、個人が使用する範囲内と認められれば持ち帰りは認められます。有効期限を考慮すると個人使用なのですから10瓶も持っていたら、引っかかるでしょう。私は2瓶買いました。アメリカで買わなくてもネットで検索すれば日本でいくらでも手に入れられます。さて、1錠1mgが1瓶180錠入りで値段はアメリカでどれぐらいだと思いますか?日本でロゼレムが1錠82円なのだから14000円ぐらい?いえいえ、違います、1瓶8ドル99セント、日本円で1錠約7円です!日本のロゼレム錠はアメリカのコンビニで買えるメラトニン錠の10倍以上の値段に設定されているのです。

さて、私が本日「メラトニン」をアメリカのウォルグリーンというコンビニ兼薬局で買おうとしたら、偶然隣に、「Fish Oil」なるものがありました。それが写真の右です(こんなの必要ないので、写真を撮ったら捨ててしまいました)。この錠剤には、以前お伝えしたイコサペント酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)が入っています。両者の割合は不明ですが、1錠に1.2g入っていて1日に3錠内服すると書いてあります。そういえば、武田薬品から発売されているロトリガには1日分4g入っていて508円でした。

ちなみに、写真のごとく、ボトルにはMay Reduce Risk of Coronary Heart Diseaseと書かれています。動脈硬化性の心臓病のリスクを減らす「かもしれない」という意味で、「減らす」とは書かれていないです。一種の「お守り」みたいなものです。さすが、アメリカは訴訟の国ですから正直に書いています。

→ロトリガを内服しても心筋梗塞、脳梗塞、死亡を減らすことはできない

この「Fish Oil」、120錠(40日分)入りで値段はどれぐらいだと思いますか?日本でロトリガが1日508円なのだから1瓶20000円ぐらい?いえいえ、違います、1瓶14ドル99セント、日本円で1日分約38円です!日本のロトリガはアメリカのコンビニで買う13倍以上の値段に設定されているのです。

その後の記事にもジャンプしてみてください。

コメントに対する私の反論

↓なるほど~と思われた方、こちらもぽちっと、応援よろしくお願いいたします!
今は何位かな?「ブログランキング」
ジャンル:
速報
コメント (14)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 子どもの甲状腺「福島、他県と同... | トップ | 放射線と発がんに関しての国連の... »
最近の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アレグラ (メイ)
2013-03-14 23:52:27
アメリカならともかくドラッグストアで薬価以下で売ってるアレグラの方がひどい話じゃないでしょうか。
わからない (わからない)
2013-03-16 07:27:57
ウイルスかふくんだタンパク質がまじってるから、天然製のものをやめて、人工のものがといいながら、
結論で人工で作られたうは実験中だから、天然のものからはじめたほうが、いいって。
なんだかよくわからない。
Unknown (てーぴーぴー)
2013-03-16 13:16:25
TPPに参加すると、どうなるのでしょうか? 自己責任の、薬のまがいものを自由に国内で安価に販売し、薬と同様に扱うよう国が認めた高価な食品を、高値で自由に海外へ売る(たぶん売れないでしょうが)。 たいへん混乱した事態が起こりそうでね。
Unknown (花見)
2013-03-24 18:03:57
ダメリカがやらせているんじゃないの?
正義の味方じゃなくて、自国企業の権益のために頑張る国だもの。
Unknown (医薬品卸より)
2013-04-06 10:33:14
EPAは水銀が微量に残っている可能性があるのがサプリ
その辺も厳格にチェックしているのが医薬品 と一応差はあるみたい
で、ロゼレムの方に関してですが、メラトニンが効かないとされている要因は「代謝されてしまい脳に届かないから」なので武田は代謝されずに脳に届く物質を医薬品として出しているんです。
だからメラトニン飲むのとロゼレム飲むのでは全く違います
薬価が高いのには同意です
Unknown (secondopinion)
2013-04-07 14:02:11
論旨がずれています。
(1) 水銀が入っていようとなかろうと、JAMA 2012;308:1024に「EPA+DHA製剤を内服しても、全ての原因による死亡、心臓病による死亡、突然死、心筋梗塞、脳卒中の発症は減少しない。我々の結果はEPA+DHA製剤の内服を正当化することはできない」と記載されている。
(2) アメリカのコンビニで売られているメラトニンを内服すればわかるが、脳に届こうが届くまいが、アメリカのコンビニで売られているメラトニンは効果がある。
Unknown (Unknown)
2013-04-29 20:15:48
ロトリガはだめでしょうね~。
なんか認知症への効果をしゃべってましたが、エビデンス何もないし嘘くさい笑

イベント抑制ならエパデールがあるし、ロトリガの必要性がわかりませんね。
Unknown (患者)
2013-05-10 21:54:19
DHAが認知症に良いといわれました。本当に効くのでしょうか。
Unknown (薬剤師)
2013-05-14 17:52:24
薬の事を全くわかってらっしゃらないのでしょう。武田の担当者に相手にされない医者のヒガミでしょうね。
Unknown (真実を追究する覇者)
2013-10-27 17:21:53
メラトニンは血液脳関門を容易に通過し服用30分後には効果が現れます。国民を平気で騙す製薬会社や関係者に騙されないようにしてください。全く酷いものですよ。
Unknown (通りすがり)
2014-02-07 07:49:55
少し調べれば分かることすらかいてない。無責任
あんまりだ (kkjk)
2015-09-12 22:28:59
厚生労働省の天下り官僚 ひどすぎる。
Unknown (通りすがりの名無し)
2015-12-02 21:06:54
国って、非加熱血液製剤とかは、危険性分かってるのに企業利益優先丸出しで知らん顔しておいて、こういうのは得意顔で市民利益無視で規制するんだよね。
ほんと、クソだわ。
Unknown (-)
2016-03-24 14:40:25
つい最近ガンで身内を失いました。
日本では「未認可」の薬が多く、治療に制限がつきまとい
非常に残念な結果になりました。

同時期に開発されてアメリカでは使われ続けている薬が
日本では「お役人の認可が出ない」との事で使えないのです。

製薬会社や医療業界に行政が深く食い込んでいることも
よく分かりました。
天下り様や高級官僚様に「見返り」がないと
どんな良い薬も認可されず、
逆に血液製剤などに代表される「問題ある薬」は「なぜか」素通しになる。
そんなように思います。
命は救えず、この先も同じ状況は続く、
「認可」を巡る役人の特権階級意識は本当に日本の「癌」だと思います。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。