追憶の彼方。

思いつくまま、思い出すままに、日々是好日。

安倍友学園問題で明らかになった国政の問題点…ⅰ

2017年07月09日 | 政治・経済
森友学園・加計学園問題は安倍夫婦の私的な関係から生じた問題であるが国政の歪み等色々な問題を浮かび上がらせた。

森友学園は教育勅語や軍歌を教え中韓両国を敵視する言葉を幼児に暗唱させ、国家主義の洗脳教育を行う様な学校である。
教育勅語は小学校1年生の時、今でも諳んじられる程、毎日唱和させられたものだが、これこそ国家権力が国民を戦場に駆り立てる為、国民をだまし洗脳する為の便利な道具であった。
安倍首相は森友学園・理事長について「妻から先生の教育に対する熱意は素晴らしいと聞いている」と述べているが、運動会の宣誓で「安倍首相ガンバレ」「安保法制国会通過良かったです」「中国・韓国が歴史で嘘を教えないようにお願いします」と子供の口から言わせる教育の何処が素晴らしいのか。土地問題が国会で追及され始めた途端、掌を反す如く突き放してしまったが、一時は「瑞穂の国記念小学院」の名誉校長を引き受け、「内閣総理大臣夫人」の肩書で学校のホームページに掲載された事実は消えない。「安倍晋三記念小学校」の命名に付いても夫人は首相在任中はまずいので終わった後にしてほしいという首相の言葉を森友学園側に伝えている。
安倍晋三は瑞穂の国が好きらしく文庫本「新しい国へ」(2013年1月)でもそれに触れたくだりがあるが,瑞穂の国らしい資本主義という様な幼稚・意味不明の論を展開しており、馬鹿馬鹿しくて読むのを止めた。
安倍夫人本人の言葉を借りると、「本は読まない、頭で考えるのは苦手、心で感じるタイプ」であるとの事、メールやツイッターの発信内容からも幼稚・軽薄・単純でその知能レベルが推し量れる。
この様な人物が官僚を秘書代わりに使って総理婦人の肩書であちこちで講演会等社会活動を行っているのは極めて危険な事ではないだろうか。森友問題も理事長をその気にさせてしまったのも安倍夫人の軽挙による処が大きい。公人以上に多くの秘書を引き連れトラブルを撒き散らされては迷惑この上ないし、税金の無駄遣いも甚だしい。




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