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お酒とお菓子の合戦? 記憶にあるが、証拠がない、ので、書いてみた。太平喜餅酒多多買。

2017-03-16 12:12:12 | 附属酒類経済研究所
                           
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記憶にはありませんが、証拠があるならそう推測されます。


酔った上での悪事の証拠写真を突き付けられたオヤジではありません、どこぞの国の防衛大臣です。


ただ、似て非なるコトも起こっていて、記憶にあるのですが、証拠がないんです。


月曜にも書いたのですが、以前、お酒とお菓子の合戦の様子を描いた錦絵をご紹介した覚えがあるのに、記事を遡っていっても、検索しても、見つかりません。


なので、(自分的には再度)ご紹介。



(あ、「味の素食の文化センター」さんのHPから拝借いたしました)


ぐちゃぐちゃして良く見えませんが、まずは中央のタイトルを見てみましょう。


こちら


太平喜餅酒多多買(たいへいきもちさけたたかい)

歌川広重の錦絵で、刊行年は天保14-弘化3年(1843~1846)ということですから、ウチが揚場河岸に移転したころでしょうか。

要は、餅(≒お菓子)とお酒を擬人化して戦いに見立てたものです。

それぞれのお酒やお菓子には名前がついていて、中央のお酒軍の2人は

「花山ちどりの助口元」「せうぶ酒長四郎」のようです。


で、酒軍の本陣を見てみましょう。



旗印もそうですが、でんと構えている大将は「初尾神酒守剱菱」剣菱です。

その隣には、「伊丹之助諸白」が控えていますので、伊丹が中心の陣なのでしょう。

頭が盃になっていたり、鎧兜も酒瓶や樽、着物も枡やぐい飲みがあしらわれているなど、細かく書きこまれていますね。


お酒と餅というコメの二大加工品の合戦とは、さすがコメの国。


この錦絵には他にも色々な小ネタが隠されているのですが、今回は記憶を事実にしたということで満足して、その他はまた今度。



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