19歳の夏と２９歳の夏を３９歳に振り返り５０歳で思い出に浸る

ブログを初めて１３年目になる、今日投稿する記事は１１年前の記事。３９歳のワタシが１９歳と２９歳の夏の思い出を書いた記事です。　これが４９歳の時にまた書けば良かったんだけど、５０歳になってしまいました。　

最近知り合った方は知らないと思うので、私の昔話をぞうぞ。　仕事ばかりの男じゃないんですよ。


１９歳の夏、１０代最後の夏休み、私は自転車で上高地へ行った。
当時自転車で各地を走り回るのが好きだった。　
この時は、白骨温泉と、乗鞍岳山頂も走るコースだった。




写真は、大正池で撮影。両サイドの二人は、自転車で上高地に来る小僧が珍しかったのでしょう、暫らく付いて周った。いちょう昔の写真ですが、本人の了承を得てないので顔隠しました。
この時、乗鞍岳の走行中力尽きてリタイアしてしまった。
寒さと疲労で断念。その時の悔しさが１０年後・・・・　



２９歳の夏、記憶の中では薄れていたけど、確かに悔しい思いは消えていなかった。私は再び自転車を出し、上高地へ向かった。自転車は昔のランドナーからＭＴＢに変わった。折角ならと１０年前と同じルートを走る事にした。




そして同じところで写真を撮る事に・・・気が付きました？　着ているものも同じなんですよ。
昔の写真を持って行き、ほぼ同じところで撮りました。今回は一人ぼっちだけど。。　大正池にて。　


１９歳の夏、上高地で自転車でいける所はココまでだった。そこからは、徒歩のみ。登山客がキャンプをしていた（よくＴＶで山開きの時見ます）自転車だと揺れるし踏み外したら落ちそうなので、、でも走って渡った。





２９歳の夏、この時も同じように自転車で走れる所まで行った。　でもこの時言われた、上高地内では、『自転車でも押して歩くように』と。
１０年前に比べて、橋はとてもガンジョウになっていた。そしてボクはナンジャクになってしまった。




１９歳の夏、上高地から乗鞍岳へ向かう途中、白骨温泉がある。ここは無料の露天風呂だった、何もないただの湯船しかなかった、脱衣所も無く私は自転車を近くまで持っていきそこで脱いだ。写真はセルフタイマーで撮った。　想像してごらん？その光景を。構図を決めカメラをセット、タイマーは１０秒間、三脚なんか無いから適当な石ころを重ねてカメラを安定させた。その間当然ハダカのままフル○ンでの作業。セルフタイマーＯＮ、急いで湯に入りポーズを決める。　カシャ！　結構気に入っている写真が出来た。　






２９歳の夏、白骨温泉は、着色問題で話題になりましたが、この時から薄くなったようです、濁っていると思ったら、薄くてチョット写ってしまったので、墨でボカしました。
昔は無料でしたが、この時は２５０円箱に入れるシステムで管理は無人でした。脱衣所もありましたが、私は記念に自転車を近くまで持って行き、同じように写真を撮りました。この時は、小型の三脚を持っていったので、作業はスムースに出来ました。隣にいた人は笑ってましたけどね。




１９歳の夏に出来なかった事を、２９歳の夏に達成した。乗鞍岳山頂までのヒルクライム。この時も途中挫折しそうになった。漕いでも漕いでも坂道は続いた。標高３０００Ｍ空気は薄くなり呼吸が苦しくなった。おまけに寒い。何回か休憩をとったが、途端に体が冷えてきた。４時間くらい掛かっただろうか、ようやく頂上にたどり着いた。途中抜いていった車やバイクの人が激励してくれた。　実は下りも大変なんです。漕がないから寒さがモロに凍みてくる。ゴミ箱をあさり、新聞紙をＴシャツの下に詰め込み即席の防寒具を作りダウンヒルに備えた。下りはあっけなく２０分。麓の温泉で身体を温めた。



上高地と乗鞍岳ヒルクライムの思い出。　

そして、私は３９歳の夏を過ごしている、今日もハシゴの上で。

おわり。　　

・・・・と以上が２００６年に３９歳のワタシが回想して書いた記事を今回リライトしました。

５０歳の私が焼酎片手にパソコンに向かって。　２０１７年　２月


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