今日は朝から東京某町で社会人マンドリンクラブの合奏練習があった。
今日の合奏指導でとくに印象に残った言葉、「ただ漫然と譜面どおりに弾くのではなく、音に気持ちを乗せることを意識すること」。
単純なようだが、これを合奏で実現することは意外に難しいことではないかと思う。
この点に関しては合奏より独奏の方が意識しやすいと思う。
でも今日はこのことを潜在的に受け止めていたのか、練習最後の曲はかなり腹の底からエネルギーが湧き出ているように感じた。
このエネルギーを出せないと、とても観客の気持ちを動かすことは出来ないと思う。
考えてみると、音楽は作った人の感情が根源としてあるわけだから、いかにその思いを聴き手の深いところまで到達できるかが、演奏の最大のポイントであり、難しいところでもあると思う。しかも芸術としての高みにまで持っていけるかどうかも重要だ。
今自分に演奏を振り返ってみると、まだ楽譜どおりに弾くだけで精一杯の曲もある。あと１か月に迫ったがこれからが追い込みだ。５５周年のときのように猛練習すれば多分大丈夫だ。
今日は睡眠不足ということもあり、練習後の反省会には出るつもりはなかったのであるが、意思が弱いのか晩御飯がてらついついついて行ってしまった。
でも今日は少人数だったこともありとても楽しかった。
久しぶりに終始大笑いの連続という、自分にとっては珍しい飲み会だった。
家に帰ってから、ギタパートの大先輩と以前からやろうと言っていて諸事情で出来なかったテデスコの「プラテーロと私」の練習を始めることにした。
まだ話はしていないのだけど、曲を「メラコリア」から「子守歌（La Arrulladora）」に変更させてもらおうと思っている。
こちらの方も猛練習だな。あまり時間はない。
冒頭のさわりの部分を弾いてみた。
オリジナルのベルベン社版は６弦をDに下げる指定であるが、この調弦だと左の押さえがかなり難しくなる。
セゴビアは５弦をＧ、６弦をＤに下げる調弦を採用している。
手持ちのリコルディ社版のギター独奏選集の楽譜も５弦をＧ、６弦をＤに下げる調弦の指定であるが、随所でオリジナルの譜面と異なる部分がある。
どのような経緯でこの独奏版選集が出版されたか分からないが、オリジナルのベルベン社の了解は得ているようだ。（しかし現在絶版）
この楽譜の冒頭に次のようなコメントが記載されていた。
PLATERO Y YO es una coleccion de veintioocho piezas para narrador y guitarra,sobre textoa literarios del libro homonimo de juan Ramon jimenez,seleccionados y ordenados en cuatro volumenes por Mario Castelnuovo-Tedesco.Es asi como fueron publicadas originalmente por Edizioni Musicali Berben en su coleccion de musiva para guitarra dirigia por Angelo Gilardino.
El presente trabajo,basado en la mencionada edicion,selecciona a su vez varios numeros de esta obra que pueden ser interpretados sin la participacion del narrador por ser el texto musical completo y autosuficiente.
No es necesario observar estrivtamente el ordenamiento de los cinco numeros aqui presentados, y tambien es posible ejecutar las distintas piezas aisladamente.
PLATERO Y YO は朗読とギターのための 28 曲の組曲で、フアン・ラモン・ヒメネスの同名書籍からの文学テキストに基づいており、マリオ・カステルヌオーヴォ＝テデスコが選んで 4 巻に編曲したものです。ムジカリ・ベルベンから最初に出版されたのはアンジェロ・ジラルディーノ編集によるものです。
本作品は、前述の版に基づいて、完全かつ独立した音楽テキストであるため、朗読者の参加なしで演奏できるいくつかの曲を順番に選択しています。
ここで示した 5曲の順序を厳密に守る必要はなく、個別に実行することも可能です。
始めたばかりなので、たどたどしいが冒頭の部分を録音して寝ることにした。
テデスコ作曲「プラテーロと私」より「子守歌（La Arrulladora）」練習開始音源 ビールが飲み足りなく、家に帰ってからビールをまた飲んだ。２０２３年８月６日夜
今日の合奏指導でとくに印象に残った言葉、「ただ漫然と譜面どおりに弾くのではなく、音に気持ちを乗せることを意識すること」。
単純なようだが、これを合奏で実現することは意外に難しいことではないかと思う。
この点に関しては合奏より独奏の方が意識しやすいと思う。
でも今日はこのことを潜在的に受け止めていたのか、練習最後の曲はかなり腹の底からエネルギーが湧き出ているように感じた。
このエネルギーを出せないと、とても観客の気持ちを動かすことは出来ないと思う。
考えてみると、音楽は作った人の感情が根源としてあるわけだから、いかにその思いを聴き手の深いところまで到達できるかが、演奏の最大のポイントであり、難しいところでもあると思う。しかも芸術としての高みにまで持っていけるかどうかも重要だ。
今自分に演奏を振り返ってみると、まだ楽譜どおりに弾くだけで精一杯の曲もある。あと１か月に迫ったがこれからが追い込みだ。５５周年のときのように猛練習すれば多分大丈夫だ。
今日は睡眠不足ということもあり、練習後の反省会には出るつもりはなかったのであるが、意思が弱いのか晩御飯がてらついついついて行ってしまった。
でも今日は少人数だったこともありとても楽しかった。
久しぶりに終始大笑いの連続という、自分にとっては珍しい飲み会だった。
家に帰ってから、ギタパートの大先輩と以前からやろうと言っていて諸事情で出来なかったテデスコの「プラテーロと私」の練習を始めることにした。
まだ話はしていないのだけど、曲を「メラコリア」から「子守歌（La Arrulladora）」に変更させてもらおうと思っている。
こちらの方も猛練習だな。あまり時間はない。
冒頭のさわりの部分を弾いてみた。
オリジナルのベルベン社版は６弦をDに下げる指定であるが、この調弦だと左の押さえがかなり難しくなる。
セゴビアは５弦をＧ、６弦をＤに下げる調弦を採用している。
手持ちのリコルディ社版のギター独奏選集の楽譜も５弦をＧ、６弦をＤに下げる調弦の指定であるが、随所でオリジナルの譜面と異なる部分がある。
どのような経緯でこの独奏版選集が出版されたか分からないが、オリジナルのベルベン社の了解は得ているようだ。（しかし現在絶版）
この楽譜の冒頭に次のようなコメントが記載されていた。
PLATERO Y YO es una coleccion de veintioocho piezas para narrador y guitarra,sobre textoa literarios del libro homonimo de juan Ramon jimenez,seleccionados y ordenados en cuatro volumenes por Mario Castelnuovo-Tedesco.Es asi como fueron publicadas originalmente por Edizioni Musicali Berben en su coleccion de musiva para guitarra dirigia por Angelo Gilardino.
El presente trabajo,basado en la mencionada edicion,selecciona a su vez varios numeros de esta obra que pueden ser interpretados sin la participacion del narrador por ser el texto musical completo y autosuficiente.
No es necesario observar estrivtamente el ordenamiento de los cinco numeros aqui presentados, y tambien es posible ejecutar las distintas piezas aisladamente.
PLATERO Y YO は朗読とギターのための 28 曲の組曲で、フアン・ラモン・ヒメネスの同名書籍からの文学テキストに基づいており、マリオ・カステルヌオーヴォ＝テデスコが選んで 4 巻に編曲したものです。ムジカリ・ベルベンから最初に出版されたのはアンジェロ・ジラルディーノ編集によるものです。
本作品は、前述の版に基づいて、完全かつ独立した音楽テキストであるため、朗読者の参加なしで演奏できるいくつかの曲を順番に選択しています。
ここで示した 5曲の順序を厳密に守る必要はなく、個別に実行することも可能です。
始めたばかりなので、たどたどしいが冒頭の部分を録音して寝ることにした。
テデスコ作曲「プラテーロと私」より「子守歌（La Arrulladora）」練習開始音源 ビールが飲み足りなく、家に帰ってからビールをまた飲んだ。２０２３年８月６日夜
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