なんだか最近、殺人事件が後を絶たないので…
産経新聞で取り上げられていた本を読んでみました。
東京オリンピックの5年後、1967年におこった
高校生が同級生の首を切って殺したという事件のノンフィクション本です。
内容は、いろいろ・・・ですが、私の気になった一文 被害者の妹さんの言葉です。
「わたしは今、精神病院で働いています。なぜだかわかりますか?
兄をあんな目に合わせたAのことをもっと知りたかったからなの。
私の働いている病院の患者さんを診ていると、ものの考え方が、
自己中心的で、自分は常に正しく、自分以外はすべて間違っていると
信じている患者さんが多い。その認識が破綻すると、キレるんだけど、
そのキレ方が異常なの。」(Aは、今、弁護士をしているそうです)